タイトル:【虐】 冴えない3匹の競いかた
ファイル:冴えない3匹の競いかた.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:196 レス数:2
初投稿日時:2026/06/23-23:16:13修正日時:2026/06/23-23:16:13
←戻る↓レスへ飛ぶ

1/15

不思議とどこの実装石にも絶対のルールとして本能に刻まれている事
それは頭部の髪の毛と生まれ持った衣服を失ってはならないという本能
これらを失うことは彼女たちの世界において社会的な死を意味し
全てを失った個体はハゲハダカと呼ばれ最底辺の奴隷として徹底的に見下される
ある晴れた日に公園に1人の人間が退屈しのぎにやってきた
足元には彼によって理不尽に衣服や髪を『中途半端』に毟り取られた3匹の野良実装石がいた
人間はある興味の為だけに彼女たちの財産と誇りを引き裂いたのだ
「お前たちに一つ面白いチャンスをやる」
人間は双方向型音声リンガル使い地面に転がる哀れな3匹を見下ろしながら言い放った
「ハゲハダカは奴隷だがお前たちはまだ中途半端に髪や服が残っているな?
 全部ではなく一部を無くした時はどの状態が一番奴隷に近いんだ?
 お前たちで話し合ってどれが一番奴隷に近いのか結論を出して俺に教えてくれ」


2/15

人間はさらに甘い言葉を付け加えて3匹の醜い欲望を刺激するのも忘れない
「一番奴隷から遠い奴は俺が家に連れて帰り飼ってやらんでもない
 ただし結論が出なければお前ら纏めてここで叩き潰すからな」
その言葉を聞いた瞬間3匹の恐怖に染まっていた眼がギラリと欲望に輝いた
過酷な野良生活から抜け出し憧れの飼い実装になれるチャンスが降って湧いてきたのだ
3匹は即座に生き残りをかけた激しい討論……という名の罵り合いを開始した
1匹目は額の髪の毛のみを喪失し後頭部のツインテールと服は健在な『前ハゲ』
2匹目は後頭部のツインテールのみを喪失し額の毛と服は健在な『後ろハゲ』
3匹目は髪の毛は全て健在だが服を全て引き裂かれて全裸の『全裸』
「絶対にワタシが一番高貴デス!飼い実装にふさわしいのはワタシデス!」
前ハゲが汚い声を張り上げて口火を切り互いの欠陥を突く泥仕合が始まった
低レベルのボキャブラリーで3匹は必死に自己弁護を試みる


3/15

「前ハゲ!お前はマヌケな顔をしてるデス!おでこが光っててお化けみたいデス!」
後ろハゲが前ハゲを指さしてゲラゲラと下品に笑う
「うるさいデス!後ろハゲこそ後ろ頭が寂しくておばさんみたいデス!」
前ハゲも負けじと顔を真っ赤にして言い返し周囲に糞の臭いが漂い始める
「2匹とも見苦しいデス!ワタシの美しい髪を見るデス!」
全裸が自慢気に髪を揺らしながら2匹をまとめて見下すように言い放った
「全裸のくせに偉そうにするなデス!お前が一番ハレンチで汚いデス!」
前ハゲと後ろハゲの視線が同時に全裸へと注がれ敵意が膨れ上がる
「服がないなんてただの動く肉デス!」「恥ずかしくないのデスゥ?」
衣服を奪われた羞恥心と飼い実装への執着が3匹の知性をさらに低下させていく
「ワタシの服は破られただけでワタシの美しさは消えてないデス!!」
全裸は必死に胸を隠しながらも自慢の髪の毛を2匹に見せつけるように振った


4/15

激しい言い争いは一向に収まる気配を見せず互いの罵倒はエスカレートしていく
人間は腕を組み微動だにせずその醜い争いをただ眺めていた
「そろそろ意見を纏めろ……どれが一番奴隷に近いんだ?」
人間の静かな催促に3匹はびくりと身体を震わせ焦りながら自分が思う一番を指名する
まずは前ハゲが全裸を短い手で力強く指さして叫んだ
「一番ドレイに近いのはこの全裸デス!理由は一番肌を晒してるからデス!
 何も着て無い全裸で平気な顔をしてるなんてヘンタイ好きものデス!
 服を着てない露出狂はニンゲンの前に出る資格すらないただのドレイデス!」
前ハゲの主張は衣服の重要性を説くものであり全裸の存在を全否定した
全裸は悔しさに顔を歪ませながらもすぐに次の標的を見定めて言い返す
「何を言ってるデスこのハゲー!!ハゲの方がよっぽど重罪だとなぜわからんデス!!」
それぞれの言い分はどこまでも平行線をたどり互いの欠点を罵り合いは続く


5/15

次に後ろハゲが前ハゲを忌々しそうに睨みつけながら指さした
「一番ドレイに近いのは前ハゲデス……理由は一番目に付くおでこの髪が無いからデス
 最初に目につく顔のおでこがハゲてるなんてあり得ないデス
 そんなマヌケな姿は挨拶も満足にできないクズのドレイと同じデス」
後ろハゲの言葉に前ハゲは額を押さえて悔し涙をにじませる
「ワタシのおでこはハゲてないデス!ちょっと……ちょっと広くなっただけデス!!」
前ハゲの必死の言い訳に後ろハゲの下品な笑い声が重なる
「デププ!誰が見ても立派なハゲデス!ドレイ確定デスー!」
後ろハゲは勝利を確信したように胸を張り自らの正当性を人間にアピールした
しかし残る1匹である全裸もまた自らの生存をかけて反論の声を上げる
「後ろハゲの言うことなんてデタラメデス!本当のドレイは後ろハゲデス!」
全裸が言葉を張り上げると全員の視線が後ろハゲの後頭部へ集中する


6/15

全裸はさらに後ろハゲを憎しみを込めて指さして追撃の口撃
「一番ドレイに近いのは後ろハゲデス!理由は美しいツインテールが無いからデス!
 ワタシたちの最も美しい後の毛が無いなんて信じられないデス!
 後ろ髪が無いのは自分でブサイクなドレイだと宣言してるようなものデス!」
全裸の主張に後ろハゲは自らの後頭部を触りながら絶望に糞を漏らす
「ワタシのツインテールは世界一美しかったデスゥ!ハゲ言うなデスゥ!」
後ろハゲは全裸に向かって威嚇の声を上げるが全裸は余裕の態度で鼻で笑う
「無いものは無いデスお前はただの後ろハゲのドレイデス」
こうして『前ハゲが全裸』を『全裸が後ろハゲ』を『後ろハゲが前ハゲ』を選ぶ形となり
全く決着がつく気配を見せない
「「「ワタシが一番マシなのに認めないドレイが悪いデス!!」」」
3匹の醜い言葉が重なりついに知性の欠片もない結末へと向かい始める


7/15

「もう言葉なんていらないデス!!」
前ハゲが突然なけなしの理性を失ったような絶叫を張り上げて後ろハゲに殴りかかった
「痛いデス!不意打ちとか流石ドレイらしい性根デス!!」
後ろハゲも激昂し前ハゲの顔面に短い手を何度も叩きつけた
デチッバチッと粘土を叩くような音が公園の片隅に響き渡る
「ワタシが一番強いデッス!一番強い奴が一番ドレイから遠いに決まってるデッス!」
全裸もその乱闘に狂ったように参戦し3匹の命懸けの戦いが始まった
戦いは泥臭い殴り合いとしがみつきと噛みつきの醜い応酬
「死ねデスー!ドレイは大人しくワタシに飼い実装の座を譲るのデッス!」
「お前が死ねデス!ワタシがニンゲンに奉仕されるデスァー!!」
知性もルールも吹き飛んだ戦場でお互いの肉体を破壊し合う
赤と緑の体液が地面を汚し彼女たちの拙い罵詈雑言が響き渡る


8/15

「デアァァァ!ワタシの顔を殴るなデス!」
前ハゲが叫びながら後ろハゲの眼を狙って短い手を押し込む
ブチャという嫌な音とともに後ろハゲの片眼が潰れ緑色の涙が溢れ出す
「ギャアアア痛いデス!?眼が見えないデス!?」
後ろハゲが悲鳴を上げてのたうち回る隙を突いて全裸が後ろハゲの首を絞めにかかる
「ブサイクな後ろハゲはさっさと消えるデーーース!!」
全裸は短い手で必死に力を籠め後ろハゲが窒息し顔がドス黒く変色していく
声も出せずイゴイゴ暴れていた後ろハゲの身体から完全に力が抜けピクリとも動かなくなった
「やっと1匹片付けたデス!」
全裸が歓喜の声を上げた瞬間その後ろから前ハゲが強烈な体当たりを喰らわせた
「デププ油断したデス!全裸次はお前の番デスァ!!」
前ハゲは全裸を地面に押し倒しうつ伏せになったその上に馬乗りになって何度も何度も手を振り下ろす


9/15

「デブッ!痛いデス!ワタシは美しデボゲェ!!」
全裸の言葉は最後まで続かず前ハゲの執拗な打撃によって後頭部が完全に陥没した
ベチャベチャと不快な音を立てて全裸の動きが止まり周囲は赤と緑の血と糞の海と化す
「ハァハァ……ワタシが勝ったデス!!ワタシが一番強いデス!!」
生き残った1匹である前ハゲは息を荒くしながら勝利の余韻に浸っていた
しかし彼女は激しい闘いの最中に自らがどうなったのか全く気が付いていない
乱闘中に互いの毟り合いによって彼女の残されていたツインテールは全て引き抜かれ
身に纏っていた緑色の服もズタズタに引き裂かれて四散していたのだ
つまり生き残った彼女は今や完璧な髪も服もないハゲハダカの姿になっていた
夢中で自分の勝利を確信していた『元前ハゲ』はその事実を認識していない
「ニンゲン!ワタシが勝ったデス!早く家に連れて行くデス!」
ハゲハダカになった生き残りの元前ハゲは醜い笑みを浮かべ人間に向かって両手を広げた


10/15

そのあまりにも滑稽な姿を見た人間は堪えきれず爆笑し始めた
「ブハハハハハ!おい見ろよ自分のその姿!」
実装石の底なしの愚かさを徹底的に嘲笑うような大爆笑だった
「デェ……何のことデス?」
元前ハゲは首を傾げ自らの身体を恐る恐る見下ろした
そこには自慢の髪の毛は一本もなく衣服も完全に消失したドレイのハゲハダカが存在していた
「デ……デェェェェ!?ワタシの髪がワタシのお洋服がどこにいったデス!?」
ようやく自分の現状を理解し驚愕のあまり眼球を大きく見開いて絶叫する元前ハゲ
自ら進んで最底辺の奴隷であるハゲハダカに落ちぶれたのだ
「偉そうに他人のことを奴隷呼ばわりしておいて……自分が一番の奴隷になってるじゃないか」
人間の容赦のない嘲笑が公園の静寂を切り裂きハゲハダカの心をズタズタに引き裂いていく
「嫌デス!嘘デス!ワタシは高貴な飼い実装になるはずデース!オロロ~ン!」


11/15

人間の爆笑を聞きつけた公園の他の野良たちが遠くの草むらから様子をうかがい始めた
たくさんの赤と緑の眼球がハゲハダカの哀れな姿をじっと見つめている
元前ハゲはその視線に気づき激しい恐怖と羞恥心で身体を小さく震わせ糞を漏らす
「ニンゲンお願いデス!助けてデス!ワタシをここから連れ出してデス~~~!!」
涙と鼻水で顔をグシャグシャにしながら人間の靴にしがみつこうとうする元前ハゲ
しかし人間には彼女を救う気など微塵も存在しない
「汚い手で触るなよ……俺は一番奴隷から遠い奴と言ったな?」
人間はその言葉にうなずいたハゲハダカの顔面を容赦なく蹴り飛ばした
「デブッ!」
地面を転がり悶絶している元前ハゲに向かって人間はさらに宣告を突きつける
「だが今のお前は誰がどう見ても一番奴隷に近いハゲハダカだろうが」
その言葉は生き残りの元前ハゲにとって死刑宣告であった


12/15

「そんなのあんまりデスゥ~!!ワタシは頑張って戦って勝ったデスゥ~!!」
元前ハゲは地面に伏して号泣しながら理不尽な現実を呪った
「俺は一番奴隷に近いのはどれか?という結論を出せと言ったんだが?
 一番強い奴はだれか決めろなんて一言も言ってないんだが?」
人間は転がるハゲハダカの元前ハゲを見下ろしながら満足そうに顎を撫でた
「まぁでもお前たちが繰り広げたアホな余興を見せてもらったしな……
 そのご褒美としてお前の命だけは見逃してあげるよ感謝しろよ?」
命を救われたところで髪も服もないハゲハダカに未来など当然残されていない
「お前には髪も服もない姿の方がいっそすがすがしくてお似合いだな」
人間は最後にそう吐き捨てると背を向けてその場から立ち去っていった
「待ってデス~!置いていかないでデス~!」
元前ハゲの消え入るような懇願の声は人間に届くことはない


13/15

人間が完全に公園から立ち去りその姿が見えなくなった
公園の片隅には静寂が戻ったがそれは元前ハゲにとって本当の地獄の始まりだ
ガサガサと周囲の草むらが大きく揺れ動き不気味な足音が近づいてくる
様子をうかがっていた公園の野良実装石たちが一斉に姿を現す
彼女たちの眼は飢えと愉悦にギラギラと輝いていた
「デププハゲハダカがいるデス」「服も髪もないドレイデス」「生意気にニンゲンに媚びてたデス」
野良たちは元前ハゲを完全に取り囲み逃げ道を完全に塞いだ
「近寄るなデスー!ワタシは飼い実装なんデスー!!」
元前ハゲは必死に威嚇の声を上げるが奴隷の言葉に誰も耳を貸すはずもなく
「ドレイのくせに生意気デス!みんなでイタイイイタイしてさしあげるデス!」
1匹の野良が元前ハゲの顔面を容赦なく殴りつけそれが集団リンチが始まりの合図
「デギャアアアアアアァァァァァァ!!!」


14/15

元前ハゲの柔らかい肌に野良たちの容赦のない打撃が突き刺さる
「ワタシの食べ物を奪った罰デス」「ニンゲンのおもちゃのくせに偉そうだったデス」
関係ない日頃の恨みやストレスをぶつけるように野良たちは元前ハゲを徹底的に痛めつけた
「お腹空いたデス!このドレイ肉は柔らかくて美味しそうデス!」
1匹の野良が元前ハゲの腕をブチブチと音を立てて噛みちぎり垂れた体液が地面を染めていく
「嫌デス!?ワタシは飼い実装になるのデスゥゥゥ!」
元前ハゲの絶叫は野良たちの下品な笑い声と肉を噛み千切る音と咀嚼音にかき消されていった
生きたまま身体をバラバラに解体され内臓を貪られる元前ハゲ
彼女が夢見た幸福な飼い実装の未来は脆くも崩れ去り野良たちのお肉に成り果てた
公園の片隅には食い千切られた肉片と貪り食う野良たちの汚い声だけが残された
理不尽な戦いの勝者に用意されていたのもまた理不尽な結末
奴隷から食材へとさらに落ちぶれた哀れな末路であった


15/15

そして先ほどとは別の少し離れた場所にある緑豊かな公園では
人間は何もなかったかのように平然とした顔でベンチに座っていた
その冷酷な視線の先には仲良く身を寄せ合って歌を歌う3匹の野良実装石の姿
リンガルの音声が彼女たちは貧しいながらも優しく支え合う実の姉妹実装石だと知らせてくれた
人間は立ち上がり音もなく近づくと姉妹を同時に捕らえ
恐怖に叫ぶ彼女たちの髪と衣服を先ほどと全く同じように容赦なく毟り取っていく
「お前たちに一つ面白いチャンスをやる」
人間は地面に転がる新しい『前ハゲ』と『後ろハゲ』と『全裸』の姉妹を見下ろして微笑んだ
「どれが一番奴隷に近いか話し合って一番奴隷から遠い奴は飼ってやらんでもない」
全く同じ甘い罠と残酷な問いが仲の良かった姉妹へ無慈悲に投げかけられた
飼い実装という幻影に目を眩ませた姉妹が愛を捨てて醜い罵り合いを始めようとしていた
絆すら一瞬で崩壊させる問の答えはまだ出ない

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため9651を入力してください
1 Re: Name:匿名石 2026/06/25-13:39:32 No:00009991[申告]
観察寄りの虐待いいよね… 一粒で二度美味しい
面白いスクでした
2 Re: Name:匿名石 2026/06/25-14:51:59 No:00009992[申告]
いいね!話し合って決めろって言ってんのに罵り合いから取っ組み合いになって一番強い奴が飼ってもらえると勝手に決めてんの笑う
まあ…喪われた髪は(普通のやり方じゃ)もう手に入らないけど服はまだ他の実装から奪うって方法もあるし
「裸」が一番ドレイから遠いかもしれないんじゃないかなあとは個人の意見です
戻る