性悪実翠石の妃翠ちゃん ⑥ お花 ----------------------------------------------------------------------- 日本各地で桜が花開き始めた今日この頃。 主人が実翠石の妃翠を伴って、庭の花木を愛でるついでに、庭飼いしている実装石のミドリに餌を与えていた時の事だった。 『ご主人サマ、こっち見テチ!お花、お花あげるテチ!』 ミドリの仔が庭のどこかで摘んで来たらしい一輪の花を掲げて、テチテチと鳴いていた。 妃翠への対抗心から、何とかして主人の気を引こうとしているようだ。 主人は何とはなしに腰をかがめて花を受け取ろうと手を伸ばすが、 妃翠はその手をきゅっと掴み、自身の股間へとそっといざなう。 「ね、ご主人さま。わたしの“お花”も、たくさん可愛がって、愛してほしい、です♥」 そう耳元で囁き、頬にキスをする妃翠を、主人は横抱きにし て家へと踵を返す。 「あんっ♥ご主人さまぁ♥」 これからの行為に期待の声を上げつつも、妃翠はミドリ親仔を煽るのを忘れなかった。 主人の首筋に抱きつきつつ、ミドリ親仔に向かって舌を出す。 『デギギィィィッッ・・・!!』 鎖に繋がれたミドリは歯噛みして悔しがる。 主人の前でもあるため、糞を投げたり大声で叫んだりはしない。 そんな真似をすれば主人から厳しい躾を受ける上に、餌抜きにされかねないからだ。 だが、特に拘束されていないミドリの仔は違った。 『待っテチ!ご主人サマ、待っテチ!』 小さい手足を精一杯動かし、ミドリの仔は主人の背を一生懸命に追う。 もっと構って欲しい。もっと可愛がって欲しい。 ママとワタチをお家の中で飼って欲しい、その一心で。 無論身長10センチ程度の仔実装が成人男性に追い付けるはずもない。 主人は掃き出し窓を通り、家の中へと消えていった。 『開けテチ!開けテチ!ご主人サマ、ワタチタチも入れテチ!』 ようやく掃き出し窓にまで辿り着いたミドリの仔は、ペシペシと窓を叩いて涙ながらに懇願する。 そんなデキソコナイじゃなくて、ワタチタチを可愛がって欲しい。 そんなオナホ人形じゃなくて、ワタチタチを愛して欲しい。 せめてワタチタチともっとお話して、やさしい言葉を返して欲しい。 そう主人に伝えたかった。 返ってきたのは、微かに聞こえる、悦びに満ちた妃翠の嬌声だけだったけれど。 ※スレで貼られた仔実装の絵から着想をいただきました。 ありがとうございました。
