タイトル:【虐】 役者魂
ファイル:役者魂.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:158 レス数:2
初投稿日時:2026/06/18-01:45:45修正日時:2026/06/18-01:45:45
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夕暮れの公園の片隅で不気味なハゲハダカの実装石がうずくまっていた
3日前に酔った人間のいたずらで自慢の髪と衣服をすべて失った母親実装石である
不様な姿が見つからないように隠れていたがダンボールハウスの備蓄は限界を迎えた
飢えた3匹の仔供たちのために意を決して公園の広場へと姿を現す
「ハゲハダカのクソムシが来たデス!汚らわしいからドレイがこっちを見るなデス!」
「衣服も髪もない奴はドレイデス!あんなのと関わったら不運になるデス!」
幸いにも腕っぷしだけは強かったため暴力に晒されはしないが周囲の目は冷酷だ
通りすがる他の野良たちから次々と激しい罵詈雑言を浴びせかけられる
ハゲハダカの実装石はコミュニティの最底辺ドレイとして扱われるのが常識
餌場などでは完全に爪はじきにされまともな残飯すら拾わせてもらえない
母親はただただ耐えながら地面に落ちたわずかな雑草と虫の死骸を拾い集めた
仔供たちの為に罵倒の嵐の中で涙を流しながらも必死に這いつくばって手を動かす

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この母親実装石と3匹の仔供たちは本来とても家族愛が深い幸せな群れだった
しかしハゲハダカの姿のままでは仔供たちまで周囲に奴隷の仔と蔑まれてしまう
母親は愛する仔供たちのプライドを守るためにある悲壮な決断を下した
「いい仔たちよく聞くデス……お外ではママはあなたたちのドレイの振りをするデス
 お前たちもお外ではママをドレイとして扱うように演技をするのデス」
すべては愛する我が仔たちが他の野良から見下されないための涙ぐましい防策だった
ハウスの中では今まで通り愛し合う家族だが一歩外へ出れば主従関係を演じる
最初は仔供たちも大好きな母親を罵ることに激しい苦痛を感じていた
「ママをドレイなんて呼びたくないテチ……胸が痛いテチ……」
「ワタシたちのためにママが傷つくのは嫌テチ……」
しかし母親は優しく微笑みこれはただの役作りのゲームなのだと言い聞かせた
仔供たちも大好きな母親を守るためその提案を涙ながらに受け入れるしかなかった

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翌日から公園のゴミ捨て場で奇妙な光景が見られるようになった
「おいドレイ!早くあそこの腐ったミカンを拾ってくるテチ!」
「ぐずぐずするなテチ!ワタシたちのために働くのがドレイの役目テチ!」
髪をなびかせた仔供たちがハゲハダカの母親を大声で怒鳴りつけている
母親はわざと卑屈な態度を取りながら泥にまみれて食べ物を集めた
「はいデス……ご主人様たちの仰せのままにデス……」
周囲の野良たちはその光景を見て合点がいったようにニヤニヤと笑う
「なるほど……あのハゲハダカはあの仔たちのドレイというわけデス」
「それなら納得デス!ドレイらしくしっかり働くデス!」
仔供たちは周囲の蔑みの視線が母親1人に集中するのを見てひとまず安堵した
だがこの歪な役割演技が彼女たちの精神を蝕む劇薬であった
周囲を欺き通すために声のトーンは日に日に鋭くなっていく

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毎日毎日お外で大好きな母親を『クソムシ』『ドレイ』と呼び続ける日々が続いた
仔供たちはただの役として心を押し殺し必死に冷酷な主人を演じ続けた
しかしこの演技の副作用がじわじわと彼女たちの幼い脳を破壊していった
「お外ではママはドレイ……でもお家では優しいママ……」
「ドレイ……ママ……ママ……ドレイ……」
家族愛と奴隷認識の間の激しい矛盾に長期間晒され仔の脳の処理がバグり始める
ハウスの中に戻っても仔供たちの瞳から生気が消え奇妙な虚脱感が支配し始めた
母親は仔供たちを抱きしめて『よく頑張ったデス』と労うがその感触すら不快に歪む
仔供たちの脳内では母親をいたぶる快感と罪悪感が異常な形で混ざり合う
愛しているはずの存在を貶め続けるストレスは確実に精神の均衡を崩していた
偽りの仮面がいつしか肉体の一部のように魂へとへばり付いていく
現実と虚構の境界線が完全に融解しその悍ましさをむき出しにする

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ある日の夜に恐ろしい家庭崩壊の引き金が静かに引かれた
ハウスの中で母親が食事を分け与えようとした瞬間長女の目が怪しくギラリと光った
「おいドレイ……何をゴハンを対等に渡そうとしているテチ?」
「……デ?」
母親は耳を疑ったが長女の表情は演技のそれではなく完全に本物の蔑視だった
次女と三女もまた冷酷な目でハゲハダカの母親を睨みつけている
「ドレイの分際でワタシたちと同じ空間にいるだけで不愉快テチ」
「さっさと床に落ちたクズを拾って食べるテチ!このクソムシ!」
仔供たちの精神は完全に崩壊し母親を本当の奴隷としか認識できなくなっていた
あまりの過酷な演技の連続に脳が壊れ記憶の優先順位が逆転したのだ
どれだけ母親が涙を流して抱きしめようとしても仔供たちは激しく拒絶し蹴り飛ばす
愛の巣だったダンボールハウスの中は一瞬にして地獄の奴隷部屋へと変貌を遂げた

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「お前たちはワタシの可愛い仔……演技はもう終わりデス……」
母親が泣きながら訴えても仔供たちの冷たい罵声と暴力は止まらない
「うるさいドレイテチ!反抗するならお前を処分して新しいドレイを雇うテチ!」
その瞬間母親の中でパチンと何かが弾け飛んだ
我が仔を守るためにすべてを犠牲にして耐えてきた日々の意味が完全に消滅した
目の前にいるのは自分を愛してくれた仔供たちではなくただの生意気なクソムシだ
「……ワタシの仔はもうどこにもいないのデス……」
母親の凄まじい怒りと絶望がハゲハダカの肉体を包み込む
腕っぷしの強い母親の怪力が容赦なく3匹の仔供たちへと振り下ろされた
「テチャアア!?何するテチ!?」
悲鳴を上げる仔供たちの首を容赦なく掴み次々と床へ叩きつけて間引きを始めた
重すぎる愛が反転し憎しみに変わり狭いハウスの中に吹き荒れる

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静まり返ったダンボールハウスに肉を咀嚼する音だけが不気味に響いていた
母親の精神は完全に狂い果てていた
足元に転がるかつて愛した仔供たちの残骸を虚ろな目で見つめている
「美味しいデス……ワタシの可愛い仔たち……ずっと一緒デス……」
美しい髪を持っていた我が仔らの肉を涙を流しながら貪り食う
そのあまりの絶望のストレスに耐えられるほどこのハゲハダカの精神は強くなかった
胸の奥からパキンと冷たいガラスが割れるような乾いた音が響いた
体内にある命の源である『偽石』が過度なショックによって完全に粉々に割れる
母親は最後の肉を口に含んだままその場にバタリと倒れ伏した
愛ゆえに始めた嘘の芝居が狂気を生みすべてを破滅に導いた哀れな結末
静かになったハウスの中ではハゲハダカの死体と仔供たちだった肉片だけ転がっている
哀れな役者たちは誰にも看取られること無く生涯を閉じた

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1 Re: Name:匿名石 2026/06/18-07:43:22 No:00009985[申告]
これは悲劇…仔であり実装石である故に演技のストレスに耐えられなかった仔を責めることはできない
そんな仔を「間引き」して偽石が割れた親のことも…
カテゴリは【哀】でも良さそう
2 Re: Name:匿名石 2026/06/20-01:53:07 No:00009987[申告]
親がハゲハダカになった時点で詰みなんだよ
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