タイトル:【虐】 実装バンバン
ファイル:実装バンバン.txt
作者:ミドリムシ 総投稿数:10 総ダウンロード数:220 レス数:3
初投稿日時:2026/01/27-19:19:48修正日時:2026/01/27-19:29:52
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猫バンバンをご存知だろうか?
寒い時期に猫が寒さをしのぐため自動車のエンジンルームやタイヤの隙間に入り込んでしまう事がある
その猫を追い出すためにボンネットをバンバンと叩いて逃がす動作である
そんな猫の様子を真似て実装石が自動車の中へ入り込む例が少なくない
「さささ寒いテチ」
「次女チャしっかりするテチ ママが迎えに来るまでの辛抱テチ」
ある仔実装の姉妹が身を寄せ合ってエンジンルームで震えていた
何かの事情で住処を失った親仔が彷徨い、寒さに限界を感じてある自動車の中へ仔を退避させ親は生存のための橋頭堡を築くため一人探索へ出かけた
成体の体格では車内に潜り込むのは無理だった
「必ず戻るデス イイコにして待っているデスよ」
その言葉を信じて姉妹は寂しさをこらえ母を見送った
それから丸一日程経ったろうか

ザクッ ザクッ
雪を踏みしめ歩くニンゲンの足音が聞こえる
姉妹は息を殺してより身を潜めた
「か~っ寒い~!さて車のキーは…っと、その前に一応やっておかないとな。はぁ~ダリィ」
バン!バン!
突然耳をつんざく轟音と軽い震え
「テチャア!」
反射的に妹が叫びの声を上げる
「ああ?何だよ糞蟲が潜り込んでんのか?うわ最悪…中でクソしてねーだろうな?」
バン!バン!バンバンバン!!
招かれざる客を追い出すためより一層強く、多くボンネットを叩く
「テチャ!テッチャアアア!」
恐慌を起こした妹につられて姉までもが混乱を起こす
そしてあろうことか外へ逃げ出すどころか更に中へ中へ深く入り込んでいった

「だあークソ!なかなか出てきやしねえ!こっちは忙しいってのによ!仕方ねえ、アレをやるか」
人間は車内に入りエンジンをかけた
「ここまで逃げ込めばきっと大丈…テヂャア!ブボボアバッッ」
姉妹は駆動部に巻き込まれバラバラになった
車内に立ち込める異臭
人間は舌打ちをしながらある備え付けのシステムを起動させた
ジャーー… ブシュウゥゥゥ…
これは大分産の水をシャワーのように駆動部に吹きかけて浄化するシステムだ
仮に水が凍結していてもエンジンの熱で溶けるように設計されている

姉妹のバラバラ死体は跡形もなく消滅し異臭もどこかへ去っていった
雪国では何十年も前から車内に入り込む実装石が問題視されていた
糞や死骸が内部の奥深くに残ると最悪である
そこで開発されたのが実装バンバンシステムだ
冬のドライバーにとって心強い味方である
ちなみにママは数メートル離れた場所で行倒れ雪に埋もれたまま事切れていた

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1 Re: Name:匿名石 2026/01/27-19:39:39 No:00009875[申告]
実装バンバン…?本当に「バンバン」なのかい?
でも面白いねこれ
2 Re: Name:匿名石 2026/01/27-23:41:23 No:00009876[申告]
実装を綺麗サッパリこの世からバンバン消滅
3 Re: Name:匿名石 2026/01/28-22:54:06 No:00009877[申告]
バンバン関係なさすぎて声出して笑ってしまった。
大分シャワー。
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