タイトル:いかれ女の実装石2
ファイル:いかれ女の実装石2.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2415 レス数:0
初投稿日時:2007/06/21-19:24:32修正日時:2007/06/21-19:24:32
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                           「いかれ女の実装石2」



今日はご主人様のカレシと言う人が家にやってくる。
カレシって意味は分からないけど、ミミは少しゆううつ。
ミミよりずーっと大切な人だ、ご主人様は昨日から落ち着かない。
ご主人様が仕事に出る時教えてくれた、最後に『分かってるわね』って、ミミの胸ぐらを掴んで凄く怖い顔で・・

ご主人様のカレシはカズヒロさんって名前。
カズヒロさんはご主人様にとても優しい・・ミミにも優しくしてくれる。
ミミの頭を撫でてミミとお話ししてくれる。

その後ミミはご主人様にお仕置きされた、実装石の癖にって・・意味は分からなかった。
ミミはどうすれば良いのか分からない、隠れていてもこの部屋じゃすぐに分かる。
カズヒロさんの事ミミは好き・・・でも嫌い、いっそ来なければ良いのにと思う・・・そうだ!!

わざと嫌われれば良いんだ、そうすればカズヒロさんはミミを相手にしなくなる。
嫌がる事をして話もしないんだ、嫌われるのは嫌だけどご主人様にお仕置きされるよりまし。


安心するとお腹が減った、今日はご飯があるのかな。
ワタシは餌箱へ走って行く、確認すると実装フードが餌箱の半分位まで入っていた。

「良かったデス・・・今日はひもじくないデス」
餌箱にフードが入っているかどうかは、朝起きたご主人様のご機嫌しだいだから。

フードを前に思った今日は機嫌が悪かったのになぜ?・・これはミミに対する警告?・・・
前もフードを前にお預けして言われた『分かってるんでしょうね、あの人の前じゃ粗相は何一つ許さない』って。

ワタシは怖くなってダンボールへ走ると、人形のミーを抱いてまた戻った。

「一緒にゴハンするデス」ミーに話しかけるとミーとフードを齧った。
ご飯は全然足りなかったけど一息ついた、ワタシはダンボールのベッドへ行ってミーと一緒に寝転んだ。
ダンボールのベッドは狭くて足を伸ばせない、体をくの字に曲げミーを抱えてお話をする。

「ダンボールがミミのお部屋デス、ここ以外はご主人様がいないと出ちゃ駄目デス」
「ミーも同じデス・・・見つかると酷い目に合うデス」
ミーに聞いてみたけど返事はなかった、だってミーは人形だから。

ご主人様はミミが勝手に外に出る事を許してくれない。
ダンボールから出るのも、ご主人様がいる時でないと駄目って言う。
本当はご主人様のいない時に、ご主人様のベッドでこっそり寝たい・・・・前に一回だけベッドの上に行った。

布団に潜りご主人様の匂いを沢山吸った、でもドキドキしてすぐ怖くなってダンボールに逃げ帰った。
その日ご主人様が帰って来てもずっとドキドキは消えない、ミミはちらちらベッドを見てしまう。
ミミの顔を見て感の良いご主人様はすぐに分かってしまった、ベッドがおかしい事を。
あんなのもう二度とゴメン、ベッドには近づかない、あの時は殺されると思った。

「グウで思いっきり殴られたデス」殴られた頬をさすったら、まだ痛みを覚えてる。

殴られて動けないミミに、布団のシーツを外してご主人様が言った。
『臭いし汚いし、もうこのシーツは捨てるしかないわね』
『実装石って、ばい菌の固まりね・・本当、糞蟲だわ!』って。

スカートをたくし上げて匂いを嗅いでみた、毎日お風呂に入ってるし臭くは無いと思う。
ミミは糞蟲?
悲しいけどミミは実装石だしそうなんだと思う・・・・






                   △



もうすぐご主人様の帰って来る時間、ミミは玄関で正座をして待っている。
辺りは真っ暗で静かで何か不気味・・・時計の音だけチッチッチッと聞こえる。

ガチャ、カチャカチャ、ガチャリ


『カズヒロはちょっと外で待っててね、少し片付けるから』

ご主人様の声だ、パチリと明かりが付いた。
ワタシは頭を床に擦り付けると、決められた言葉を言った。

「ご主人様お疲れ様デス、ミミは良い仔にしてたデス」
「ウンチもちゃんとはみ出さずにって、デギャ!!」

いきなりご主人様はミミの後ろ頭を踏みつけた。
ミミは両手をバタバタさせてもがいたけど、そのまま力を入れてくる。

『オイ・・何やってんだ・・テメー』

毎日やれってご主人様に言われた、やったのになんで?

「デッ・・デデッ、な、何って言われた通り・・デデデッ・・痛いデス!痛いデス!」

ご主人様は更にぐりぐりと足に力を入れて踏み付けて来た。

『馬鹿かオメー!カズヒロの前でそんな所見せんじゃねーよ、
 私がおかしい女に見られるでしょ・・・・この糞蟲っ!』

言い終わるとやっと乗せた足を外してくれた、見上げるとご主人様が怖い顔で睨みつけている。

「で、でも・・どうすれば良いデス、ミミは実装石だから分からないデス」

ご主人様は顎に手をあてて少し考えると言った『うーん・・とりあえずダンボールから出るな』って。
ワタシは慌ててダンボールまで走っていくと、ミーを抱えて丸くなった。
・・・・目立たない様に、みつからない様に・・・心の中でつぶやいた。




ご主人様の笑い声が聞こえる、いつもと違う声だ・・・ミミには関係ない。
でも・・・楽しそう・・少し位なら覗いても・・
ダメダメ、ばれたらご主人様のお仕置きが・・・でもぉ。

ミミは顔を少しだけ出して覗いた・・・だって気になるから。
あっカズヒロさんと目が合った。

『そんなところに隠れてたのか、久しぶりだなぁミミ!』

すぐに隠れたけどカズヒロさんはミミの所へやって来た。

「あ、あっち行けデス、しっしっデス」
後ろを向いてうずくまると手を振って嫌がった、でもカズヒロさんには全然伝わらない。

『あははは、じゃれて可愛いな、さぁこっちへ来いよ』

ミミを持ち上げるとニッコリ笑った。

「デギィ!デギー!触るなデス!離せデス!」

『おいおい、嬉しいからって暴れるなよ』

駄目だ話が通じない、離して離して!ご主人様が怒り出す。
ワタシは精一杯の威嚇声を上げた。

「ジャァァ!!デジャァァァ!!」

このニンゲン返って喜んでる・・・仕方ない最後の手段。

ペシ!・・・

ペシッ!ペシッ!ペシッ!

ワタシは掴んでいる手を力一杯叩いた・・・いい加減離せ!離せ!

『なんだぁミミ遊んで欲しいのか、よしよし♪』

「こ、このニンゲンなんか変デス・・・」

カズヒロさんはミミを膝の上に乗せると、抱いて頭を撫でて来た。
ふと見るとカズヒロさんの背中越しにご主人様の姿が見える。

見てる、見てる、見てる・・・ご主人様がこっちを恐ろしい目で睨みつけている。
何か変なオーラも出てる、ミミのお仕置きは決まった。

『あははは・・・ほらほらどうだぁ、面白いだろう』

ますます調子に乗るカズヒロさんは、ミミを抱えてグルグル回り始めた。

「ニンゲーン!!いい加減にするデス!オマエ頭おかしいデス!」

『ぐるぐるぐるぐる、あははは、あーははははは・・・』

「デギャァァァ!!おかしいデス!絶対コイツおかしいデスゥゥゥ!!」


『ハーハハハ、ハーハハハ』

「デギャギャギャァァァァ」

『・・・・・・』

「・・・・・・」


『・・・・』

「・・・・」


『・・』

「・・」




                   △






「ハァハァ・・ハァハァ・・やっと終わったデス」

やっとダンボールに戻してくれた。
あのニンゲンは1時間以上ご主人様を無視してミミで遊んだ・・
楽しくない・・・ただ疲れるだけ・・・ご主人様もずっと睨みつけていたし。
なんだかミミは疲れたので眠ってしまう。




『・・・アッ・・・』




「・・・なんデス?」

ご主人様の声?

ご主人様のベッドが揺れてる・・・それに何か声が聞こえる。

『アンッ・・アッ・・アァァ』

やっぱりご主人様の声だ・・・なんだかとても苦しそう・・

「アーン・・駄目ぇ!・・アッ」
   

苛められてる?!もしかしてご主人様が苛められてるぅ!!

「ご・・ご主人様の一大事デス!!」

ワタシはダンボールを飛び出した。
ご主人様のベッドを見上げて、ミミは目を疑った。

あのカズヒロってニンゲンがご主人様に馬乗りに・・・
ご主人様ミミと一緒だ、お仕置きされてるんだ・・・カズヒロはとんでもない悪人なんだ・・
騙された・・優しいと思ってたのに・・あのニンゲンはご主人様に痛い事してるんだ。

助けなきゃ!ミミがご主人様助けなきゃ!!


「ニンゲーン!!ご主人様から離れろデス!!」
「この!!この!!この!!」

ベッドに這い上がると、人形のミ−で後ろから叩いた。

「ハダカ・・ハダカデス!!コイツ」
「アッご主人様まで服を剥がされてるデス!!」

きっとコイツご主人様を禿裸にするつもりだ!!


「オマエなんか嫌いデス!!ミミの家から出て行けデス!!」
「コイツめ!!コイツめデス!!」

カズヒロはやっとミミに気付いて振り返った。

『なんだぁ!・・チェッ・・ミミかよ〜・・良い所だったのに全く』

『どうしたのぉ・・カズヒロ、まだいってないでしょ?』

『いや・・それがさ・・ほら』

ご主人様がミミを見た、ミミ守ってあげる、ご主人様!ミミ助けに来たから。

「もう大丈夫デス、ミミがコイツやっつけてやるデス!!」

ワタシはご主人様に胸を張った、助けたのはミミだって。

『ミミィィィィ!!!』

えっ・・ご主人様ミミを怒ってる?
なんで?どうして?ミミご主人様を助けに来たのに。

『この!!死ねぇぇぇぇ!!』

ご主人様はベッドから飛び出すと、ミミを思い切り蹴飛ばした。
ミミの顔は蹴られてへしゃげるとミミは壁に顔から突っ込んだ、そのまま鼻血を擦り付けながら落ちた。


「クハァァァァ!・・い・・痛いデ・ス・・は・鼻がぁぁ・・」

『壁まで汚い血で汚しやがって・・・許さない・・絶対に!!』

ご・・ご主人様が来る・・逃げなきゃ・・逃げなきゃ殺される・・

ワタシは這いつくばった姿勢で、壁伝いに逃げたけどすぐに追いつかれた。

「ヤメテェェェ!!ご主人様ァァァ!!」

『ミミィィ・・今日はお仕置きフルコースだからね!!』

ミミをひっくり返すと片腕で押さえつけた。
見上げると右腕を高く上げてグーにしてる。

「ダメェェ!!ダメデス!!グーはヤメテデズゥゥ!!」

『ウルセー!人の恋路をぉぉ!・・おらぁ!!』

グシャリ!

ご主人様のグーがミミの頬にめり込んだ。
ツーンと何かが頭に来て、すぐに口から血が出てきた。

「ゲボッ!!デボ!デボ!ゴポポ!」

歯が折れて口の中でカチャカチャ聞こえる、殴られた痛みはミミのつま先まで響いた。

「ゴベェ・・勘弁じでェェ・・もうしませんデスゥゥ!!」

『駄目よ!ミミには今までで一番痛い思いをして貰うからね』

ご主人様は振り上げたグーで太鼓を叩く様に、ミミの顔を何度も叩いた。

「ゲフゥ!オグゥ!ゲボァァァ!!」

痛みと恐怖で吐き気がミミを襲うと、ミミはゲロと一緒にウンチも盛大に漏らした。

ブビビビ!ブリブリブリ!!

「死んじゃう!!ミミ死んじゃうデズゥゥ!!」
「言う事何でも聞くデス!殴っちゃイヤデス!殴っちゃイヤデス!!」
「お願いデス!お願いデズゥ・・・デジャァ!」

ご主人様はニヤリと笑うと、ニチャリとミミの顔から血の糸を垂らし更に高くグーを上げた。
ミミはもうだめ・・本当に死ぬかもしれない・・・

『おい!』

歯を食いしばっていると、痛いのが来ない・・・???
見るとカズヒロがご主人様の手を掴んでいた。

『ミカ・・お前おかしいんじゃないのか?』
『良くここまで残酷なことが出来るな!信じられないよ』

ご主人様の顔が真っ赤になって行く、カズヒロの方を睨んだ。

『な・何よ!カズヒロは私より実装石の方が大事だって言うの!』

カズヒロはご主人様を見ていない。

『そういう問題じゃ無い!大体ミカの姿を鏡で見てみろ』
『裸で血とゲロと糞まみれ・・・返り血がまるで大量殺人犯だ』

ご主人様は立ち上がるとカズヒロを罵った。

『出て行けぇぇ!!アンタみたいなフニャチンなんかもういらない!!』

『フ・・フニャチンだとぉ・・お前狂ってるぞ、反省も無いのかよ!』

ご主人様は手当たり次第に床に置いてある物を、カズヒロに投げつけた。
カズヒロは『あーアホらし』って玄関まで逃げていく。

最後に『ミカ!いかれてるよお前』って言うと部屋を出て行った。





カズヒロがいなくなると部屋は静かになった、ご主人様も座り込み全然動かない。
お仕置きはもう終わりなのかな・・・ミミはご主人様に近づいた。
まだフラフラしてる・・ウンチが臭いし頭も痛い・・

いきなりご主人様は泣き出した。

『ウワァァァン!!ウワァァァン!』

両手を顔に当てて大声で泣いてる、こんなご主人様はじめて・・
ご主人様が悲しいのはカズヒロにお仕置きされたから?それともミミがバカだから?
でも・・カズヒロはミミを助けてくれた・・なにが悪いのかミミは分からない・・

ご主人様が泣いてるんだし、とにかく慰めてあげよう。

「ご・・ご主人様・・なんで泣いてるデス」
「ミミがなんでも聞いてあげるデス」

『ミミィィ・・』

ご主人様がミミを抱いた、そしてまた泣き始めた。
ミミもなんだか悲しくなってきた・・

「泣いちゃ駄目デス、ご主人様が泣いたらミミまで悲しいデス」
「デスゥゥン、デスゥゥン」

『ミミィィ・・』


「デズゥゥ」


『・・・』


「・・」








                 △





次の日からご主人様はなぜかミミに優しくなった。
ご飯も毎日くれるし、お仕置きも無くなった。

ミミは毎日が楽しくなって、とても嬉しい。
優しいご主人様はミミ大好き。


ご主人様が台所で料理をしてる。
今なら甘えてもご主人様は怒らないかも・・・
でも怒られたらどうしようか、うーんとにかく近づいてお話をしてみよう。

「ご主人様ぁ・・ミミデスよ・・」

『なーに♪』

ご主人様の機嫌は良いみたい・・

「ご主人様、大好きデス」

ミミはご主人様の足にしがみ付いてみた・・・怒らない。
きっとご主人様は昔みたいに優しいご主人様に戻ったんだ。

「嬉しいデス、ミミは耐えてきて良かったデス」
「天国デス、極楽デス、ここは楽園デス」

ご主人様が包丁の刃を見ながら何かを呟いている、小さくてミミには聞こえない。
きっとミミの為に美味しい料理を考えているんだ。


『まったく・・男を連れ込んだ時はミミをどうにかしないと駄目ね』
『そうだ♪手足を切り落とせば良いのよ、芋虫にしちゃえばミミも動けないわね♪』
『ウフフフ・・・クククク・・・ヒヒヒヒ♪』


「ご主人様ぁ、早くご飯デス、ご飯デス♪」








続く






































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