タイトル:本格学園アクション第8弾! 有名になって来て嬉しいデッス〜ン♪
ファイル:放課後実装倶楽部8.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:1048 レス数:0
初投稿日時:2007/06/18-00:33:20修正日時:2007/06/18-00:33:20
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放課後実装倶楽部8

登場人物デスゥ♪

●双葉としあき:
 放課後実装倶楽部、略して「放実」の部長。財閥の御曹司にて中国拳法の使い手。
 左手に謎の紋章を有する実装術の有段者。

●篠原巴:
 「放実」の副部長。愁眉端麗な女子高生。

●エメラルド:
 巴のペットの実蒼石。としあきの命を淡々と狙っている。

●フマキラー:
 「放実」の部員。毒手の使い手。本名:中本浩二。
 代々朝廷に仕える調合師の末裔。女扱いされると切れる。

●サファイア:
 「放実」の部員。実装いざなぎ流の正当後継者。本名:赤間良子。

●モンキー:
 「放実」の部員。蛆マニア。本名:天王寺良太。

●龍騎士:
 社長の命を受ける謎の使者。後の実装王。

●カセン、ケン、コウ:
 ご主人様を探すため龍騎士の後を追う実装石。

●社長:
 龍騎士に命を授けた謎の人物。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「社長の命令です。無理にでもついて来て貰いますよ」

奴は言った。何の事を言っている。7人目の騎士?馬鹿げてる。ライトノベルの読み過ぎだ。
俺は混乱する頭を総動員しながらも、ここから逃れる術を探す。
何か、そう。何かきっとあるはずだ。

 ルトォォォォォッ!! ルトォォォォォォッ!!

その時、実装燈が俺の前に立ちはだかり、奴に向かって威嚇を始めた。

 テェッ!! テェッ!!
 テチュゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!

残り2匹もそうだ。動けぬ俺の代わりに威嚇を始める。
あの時、仔実装さんから身を呈した守った一事のみで、この実装たちは俺を主人と認めたのだ。

「寄せ! おまえ達は逃げろ!」

「ふん。五月蝿い仔蟲どもですね… 潰しちゃうゾ♪」

奴が軽く手を払っただけで、実装燈は眼を回し欅の幹にぶつかり落ちる。
蹴り上げたその奴の足の先には、放物線を描いた二匹の仔実装の地面に落ちる音。

(ドクンッ)

その一瞬の出来事で、不覚にも俺は切れてしまっていた。

「貴様ァァァァァァッッッ!!」

「ほう。何かする気ですか?」

奴が逆に伏せっている俺の胸倉を掴み、俺の顔を睨みつける。

「実装ッ!! 描写ッ!!」

俺は胸倉を掴まれた姿勢のまま、咄嗟に左手で地面の上に実装陣を描く。

「小賢しい! アクトオン!!」

無詠唱実装陣による近距離実装。
奴の実装陣が怪しく伏せる俺の周囲に金色に輝いたかと思うと、俺の体は地面が萌える
無数の雛苺の蔦に絡め取られ手足の自由を奪われてしまった。

 バキッ!! ボキッ!!

蔦が締まる度に体中の骨や関節が折れる音が聞こえる。
俺は苦痛を飲み込み、地面の描き掛けの実装陣に向けて、残りの詠唱を続けた。

「具現ッ!! アクトォ!!」

「無駄です。どんな実装陣を描こうが、私に通用するはずが…」

「オンッ!!!」

俺が叫ぶと同時に地面の実装陣が輝き始める。
何が具現化されるか、召還されるか、奴は少し身構えるがそれは徒労に終わった。

 キィィィィィィィィィィィィンッ!!

具現化される代わりに周囲に鳴り響いた物。
それは甲高い金属質な音色であった。

 テチィィィィィィィィィッッッ!!

倒れていたはずの仔実装さんが、その音色に導かれるように起き上がり、跳ねるような
野生の跳躍力を見せたかと思うと、一気に奴の距離をつめ、必殺の一撃を奴に見舞った。

「ち… 音叉ですか」

仔実装さんの攻撃を軽くかわしながら奴が言う。

俺の実装した実装陣から鳴り響く音。
それは、実装シリーズを操ることのできる実装音叉の音であった。

 テヂヂィーッ!! デチュアアアアッッ!!

仔実装さんは音叉の導くまま、奴に向かって必殺の攻撃を繰り返す。
その隙に俺は、手足に力を込め、脱出を試みる。
が、奴の出した雛苺の蔦は思いのほか強度があり、俺の力では脱出はままならない。

仔実装さんに眼をやる。
奴の実装陣の攻撃を受けながらも、必死に泣きながら実装音叉の命に従っている。

「仕方が無い… あれを… 使うか」

俺は眼をゆっくりと閉じ、額に気を集中させた。

数分。いや数秒の沈黙だったかもしれない。
俺の額に、うっすらと瞼のような物が出現した。邪気眼だ。

(我を呼ぶのか… としあき…)

俺は口吻の裏を歯で噛み切り、その痛みで邪気言の魅惑の声に耐える。
口から血が滴り落ちながらも、その魅惑の力を使い、数m先に落ちてる名刀小鉄に眼をやる。

(あれが欲しいのか… としあき)

(………嗚呼、欲しい)

俺が心の中でそう呟くと、小鉄が宙を舞い、くるくると蔦で自由の利かない俺の手の中に納まった。

(としあき… 次の所望は何だ? この国の王か)

俺は眉間に皺を寄せながら、手の中の小鉄を使い、蔦を切り落とそうとする。

(ははぁ… としあき。おまえの所望はあの女か?)

蔦を切る。右手が自由になる。小鉄を右手に持ち替え、残りの蔦を切る。

(あの女はいい女だからなぁ… よかろう、としあき。我が力を以って…)

「煩せぇえええ!!!」

俺が残りの蔦を切り体を脱出させると同時に、俺は腹の底から叫んでいた。
叫びきった後、肩で息をする俺の額には、怪しい第3の眼は消えていた。

「はぁ… はぁ… すまないな。巴君」

何故か俺は巴君に心で詫びながら、倒れながらも小鉄を持ち替え、仔実装さんの後を追った。

続く。

【あとがき】
龍★騎士デスゥ!!
最近、梅雨で雨ばかりで大変デスゥ。皆も体調を崩さずに頑張るデスゥ♪
龍★騎士は、この梅雨に備えて、新しいレインコートを新調したデスゥ♪
お気に入りの色のレインコートで、この梅雨も少しは気が晴れるデスゥ♪
みんなも、新しい梅雨グッズを買うと、少しは新しい自分が発見できるかもしれないデスゥ♪

さて、次回の放課後実装倶楽部は、龍騎士ととしあきの全面対決デスゥ。
謎の実力を隠し持つ龍騎士と、叩き上げの現場派としあきの戦いデスゥ。
果たして、どちらに軍配が上がるか、楽しみに待ってるデスゥ!

                         龍★騎士(リュウ★ナイト)

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