タイトル:本格学園アクション第6弾! 期待の新星大連載デスゥ〜!!
ファイル:放課後実装倶楽部6.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:979 レス数:0
初投稿日時:2007/06/17-00:25:14修正日時:2007/06/17-00:25:14
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放課後実装倶楽部6

登場人物デスゥ♪

●双葉としあき:
 放課後実装倶楽部、略して「放実」の部長。財閥の御曹司にて中国拳法の使い手。
 左手に謎の紋章を有する実装術の有段者。

●篠原巴:
 「放実」の副部長。愁眉端麗な女子高生。

●エメラルド:
 巴のペットの実蒼石。としあきの命を淡々と狙っている。

●フマキラー:
 「放実」の部員。毒手の使い手。本名:中本浩二。
 代々朝廷に仕える調合師の末裔。女扱いされると切れる。

●サファイア:
 「放実」の部員。実装いざなぎ流の正当後継者。本名:赤間良子。

●モンキー:
 「放実」の部員。蛆マニア。本名:天王寺良太。

●龍騎士:
 双葉高等学校へ向かう謎の美少年。

●カセン、ケン、コウ:
 龍騎士を追う実装石。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

散々な「入荷」の結果だった。
欲を出したばかりに、俺達は身の危険に晒される事になった。

仔実装さん。
云わずと知れた実装さんの仔実装である。
その仔実装さんを入荷すべく立ち向かったフマキラーは戦闘不能。
かく言う俺も、召還した実装シリーズを守るために、完全に沈黙してしまっている。

 テェェェェーーン!! テェェェェーーン!!
 テチュゥ? テチュゥ!? テチュゥゥゥゥ!!
 ルトォォォーン!! ルトォォォーン!!

俺の身を案じてか、必死に俺の体を揺する。
寄せやい。俺はおまえ達のために身を張ったわけじゃない。

「放課後実装倶楽部 部訓」

第14項 目的もなく猥らに実装の命を絶つべからず。放実部員たる者、
    身の危険に及んだ実装あらば身を呈してこれを救うべし。

そうだ。俺はおまえたちのために身を呈したわけではない。
俺は部長だからだ。「放実」の部長であるから身を呈したわけだ。

 テププ? テププププッ!!

投糞が俺に命中して溜飲を下げたのか。
優越感は痛みを消し去り、未だ動けぬ俺の姿を見て、仔実装さんはテプププと笑う。

 テェ!? テチュゥゥゥゥッ!!!

片輪の仔実装が、ない手を使って両手を一杯に広げて、倒れた俺の前に立ちはだかる。

 テチャァァァァッ!! シャァァァァァァッッ!!

震える体で歯を剥き出しにして、仔実装さんに向けて、力一杯威嚇する。

 テェ!? テチュゥゥゥゥ!! テチュゥゥゥゥ!!

その片輪の姿に触発されたのか、ピンクの仔実装もそれに倣う。

 ルトォォォォォッ!! ルトォォォォォォォッ!!

実装燈も負けじと威嚇を繰り返す。

馬鹿。逃げろ。
おまえ達が俺達ですら適わなかった仔実装さんに適うと思っているのか。

「…………………」

フマキラーは相変わらず沈黙している。
俺もいくら力を入れようが体が言うことを聞いてくれない。

 テチュゥ〜? テプッ! テプププーー!!

仔実装が首を傾げて、威嚇を続ける3匹に対して侮蔑の笑みを浮かべている。

 ドスン… ドスン…

ヤクイ!こいつらの威嚇が逆に呼び水になったか。

 シャァァァァァァッッ!!

四つん這いで威嚇をするピンクの仔実装。

 ルトォォォ〜〜!! ルットォォォォ〜〜!!

バサバサと宙をいたずらにぐるぐると飛び回る実装燈。

 …………テ

片輪の仔実装は、ゆっくりと近づく仔実装さんを見上げて既に涙目だった。

畜生。動け!動け!俺の体よ!
俺は眉間に力を入れる。仕方が無い。邪気眼の力を借りるはめになるとは!
俺は死んだ妹の真美の顔を浮かべながら、すまない…と心で呟き、封を破ろうとする。
その時だった。

 アクトオン…

別のところから実装陣の詠唱が聞こえた。

 テェ? テェェェェ?

見れば、仔実装さんの周囲に実装陣が浮かび上がっている。
実装陣から天に向かい伸びる光の粒に、仔実装さんは戸惑いながらテェェ…と呟いている。

帰還術。実装書では「ニフラムの光」と呼ばれているそれだ。
これはA級の実装術者でない限り、扱えない種の陣のはずだ。

 テェ! テェェェェェェッ!!

仔実装さんが光りに包まれる。
この先に待つのは、無限に広がる光の世界。
ユークリッド空間以外の平面宇宙。金平糖もパンコンもない、ただ光だけの世界。
そこに帰還された仔実装さんに待つのは、すなわち「死」だ。

その時、一陣の影が走った。
その影は、仔実装さんが立つ実装陣に疾ったかと思うと、体を極限にまでひねったバネを使い、
何と仔実装さんを実装陣から蹴り出したのだ。

 テェ!? テェェェェェーーン!!

危うく消失を逃れた仔実装さんだったが何が何だかわからず、ただ蹴られた顔の痛みに号泣し、
天に向かって泣いている。

「………たく。放実の部員は、律儀な奴が多いぜ…」

その影の正体は、欅の木に凭れながら、肩で息を繰り返すフマキラーだった。
「放実 部訓 第14項」を厳守した男が、青白い顔で肩で息を繰り返していた。

「おやおや… 折角の実装陣を台無しにしてくれましたね」

澄んだ女のような声が、林の向こう側から聞こえてくる。
そうだ。先ほど実装陣を実装したのが誰か。その疑問が沸々と湧いて来る。

しかし、考えるまでもなかった。
こんな山奥に現れる部外者以外、誰がこんな芸当が出来る物か。

俺は動かぬ体を無理やり起こし、その声の主を顔を顰めて睨みつけた。

後の実装将「龍騎士」との最初の邂逅であった。

続く。

【あとがき】
龍★騎士デスゥ!
面白くなってきたデスゥ〜♪ 次回は龍騎士の真の実力がわかるデスゥ。
龍騎士の目的は何か?それは彼の発言の中に出てくる「社長」という人物が握っているデスゥ。
放実の部員たちが、どのように対抗するか。そして、この場にいない巴は一体?
もう続きを考えると、龍★騎士パンコンしちゃいそうデスゥ〜♪


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