ガチャッ ドアを開ける音が聞こえたデス、きっとアイツが帰ってきたデス 「ただいま母さん。」「おかえり、としあき。夕飯もうちょっと時間かかるから。」「うん、わかった。」 ワタシには挨拶しないなんてナメた真似しやがるデス ほら、TVなんか見てないで跪いてワタシに挨拶しろデス! ぽすっ「なんだよ、蹴るなよ。お前の相手なんかしたくないだよ。」 ベシッ「デッ!?」 こいつ下っ端のクセにワタシを叩くとは…、思い知れデスッ!! ガリッ「ッ痛!?この糞蟲っ!!」 バシッ!「デピヤッ!?」 痛い!!こんガキ、本気で叩きやがったデス!! 「デエェェエエン!デスデスゥ〜ン。」 ママ!ママ!あいつがワタシを虐めるデスゥ!アイツを叱って欲しいデスッ!! 「あらあら、お兄ちゃんに怒られたの?としあき、叩くことないじゃないの。」 「そいつが先に俺のこと叩くからだろ。」 「なによそれくらい。テチコの力なんて知れたもんじゃない。」 「そうやって甘やかすから、飼い主に悪さするような糞蟲になるんだよ!」 「糞って…。こんなにカワイイのにねぇ。こわいねー。」 「デスゥ〜ン♪」「ほら、いいコよ?」 「そんなんだから弟だって——!。もういい…、部屋にいるから夕飯できたら呼んで。」 「ほら、こわいお兄ちゃんはもう行っちゃったわよ。ゴハンもうちょっとだから、あっちで待ってなさいね。」 「デスデスー。」 デププざまあみろデス、バカニンゲンめ 毎日同じようなことをしてやってるのに、まだこの家での力関係 ママ>パパ>ワタシ>バカ兄>バカ弟(一人暮らし)を理解できないなんて まぁ、その方がワタシの計画も上手く運ぶってモンデス デプ、デププププ… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「としあきー。御飯出来たわよー。」「…あ〜い。」 美味しそうな匂いデスゥン♪ワタシもそれがイイデスゥ〜 「あっ、こらダメダメ。テチコちゃんはこっち。」 ザラザラザラ…「デエェェェ…。」 またこのクソマッズイのを喰わなきゃいけないデス?マズイ上に同じ味ばっかりでいい加減飽き飽きデスゥ… …まあ、あのバカニンゲンをこの家から追い出すまでの我慢デス 前に、もう一人いたバカニンゲンを追い出せば、いなくなった分をワタシが食べれると思ってたデスが 他のニンゲン達で余った分を分けて食べてやがるみたいデス だからきっと今居るバカニンゲンも追い出せば、ママもパパも食べ切れなくてワタシが美味しい食事にありつけるデス まったく全員に同じ食事を出せないとは、とんだ貧乏一家デスゥデプププゥ… さて、しょうがないから今日のところはこれを喰って満足してやるとするデス ボリッボリッ「ングングッ、デプァーッ。」ボロボロ「デフン、デフプフッン。」 「うるさいなぁ…。それにこぼすなよ。」「デエ?」 このバカ、何かワタシに文句を言ってるデス? 立場を弁えないとあとで後悔する破目になるデスゥ 「デプ、デプププ…。」「なんだよ?気持ち悪いヤツだな…。」 さて、お腹も一杯になったし、明日に備えてもう寝るとするデス 「あら?もうケイジに入るの?」 「グエェッップフゥ…。デスス〜。」 明日は最後の嫌がらせ作戦デス バカニンゲン、この家に居られるのも今日が最後デスゥ デプ…デプププ……、デ…プ… デグォ〜…デグォ〜… 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「んじゃ、行ってくる。」「今日仕事休みでしょ?」 「遊びに行く約束してるって昨日言ったじゃん。」「そうだっけ?じゃ、いってらっしゃい。」 バカニンゲン出掛けるデス? デププ!これで終わりデスゥ!びっくらこいた上に追い出されるがいいデスゥッ!! 「なっ!!!!????」 かかったデス!! ドタドタドタドタ 「どうしたの?変な声上げて。」 さあ来いデス!またワタシを叩いてママと喧嘩するデス!!大喧嘩して家を出て行くデス!! この日にために、オマエごときに毎日ワタシ自ら嫌がらせをs ガッッッ!! 「デヴォッッッ!!!???」「きゃあっ!?」 ブリリッ な…?コイツ今蹴っ ゴスッッ 「ブプァッッ!!?」「ちょっとちょっと!なに!?やめなさい!!」「この糞蟲っっ!!!」 ガッッガッッドスッ 「デッ!?デヒィッ!ビペッッ!?」 イタ!イタイッ!!コイツを早く止めてデス、ママッ!! 「やめなさいって!テチコ血が出てる!何がどうしたのよ!!」 「どうもこうもあるかよ!!玄関行って俺の靴見て来いよ!!!」 「何なのよ、もう…。」 ママ!どこ行くんデス!?はやk ドカッッ 「デヴィッ!」 「…靴が何?……!!」 「こいつがやったんだよ!ふざけやがって!!」 「テチコ?これお前がやったの?」 ドスッ 「ヴゲェッ!」 喋ってる場合じゃないデス!早くワタシを助けろって言ってるデス! 「ほんのイタズラじゃないの。靴ぐらい…。」 「あれはダチが金出し合って、誕生日にくれたモンなんだよ!!イタズラだろうが許せるか!!」 バキッッ 「デピッっ!!」 何で止めないんデス!?ママが一番偉いんじゃなかったデス!?ほんとはコイツの方が偉いデス!? 「はぁっ…はぁっ…はっ…。」「ほら、もう離しなさいよ。ね。」「わかったよ…。」 デヒィッデヒッデヒィッ…、痛いデスゥ、血がこんなに出てるデスゥ 歯も折れてるデス…、パンツの中ウンチでいっぱいデスゥ… 「あーあーもう。こんなに怪我して…。」 「デ?…デェェデジャアァァァアアアアアアアアッッッッ!!!」「えっ?なに?なに怒ってるの!?もう怖くないわよ!?」 何ですぐに止めないデス!おかげで美しいワタシがこんなに殴られたデスッ! このクソアマッ!ワタシを騙してたデス!?ほんとは下っ端はオマエだったデスッ!! 「…おい糞蟲。この靴、どうしてくれるんだ…?」 「デェ…?デデ、デ、…デッスゥ〜〜〜ン♪」」 なんてこったいデス… ほんとはこっちのニンゲンの方が偉かったデス なんとかご機嫌を取って、靴をウンチ塗れにしたことを許してもらうデスゥ〜ン 「媚びてなんとかなると思ってんのか…。」 「ほらテチコ。まずは謝んなさい。ね?」 このクソアマ!オマエは黙ってろデスッ!! 「デズァッ!デジャァッッ!」「なんで?なんで私に怒ってんのよ?」 「母さん…、ほら見なよコレ。落ち込ませたくなかったから今まで見せなかったけど…。」 「何これ…?」 〈オマエ ウルサイデス ダマレデス〉 「リンガル。コイツの喋ってる事、コレでわかるから。話しかけてみて。」 何持ってるデス?見た事無いヤツデス 「テチコ、あの靴に悪さしたの」「デギャァァッ!!」 〈ダマレデス ワカラナイデス? オマエ バカデス〉 「…!!」 「だから言ったろ?甘やかすなって…。」 「デススゥ〜ン♪デス、デスデスー。…デデ?」 一番偉いニンゲンサン、今までごめんなさいデスゥ〜ン♪ 靴の事は謝るから許してくださいデスゥ〜 …あれ?ニンゲンサンの持ってるのからワタシと同じ声が聞こえるデス? 「これはな、人間と実装石が話をするための機械だ。」 「デエッ?デスデデスゥ。」 すごいデス、さすが偉い人は良いもの持ってるデス それに比べてそっちのバカニンゲンは、泣きべそかいて恥ずかしいヤツデスゥ ゴスッ 「デェッ!?」 「…で、この靴どうしてくれるんだ?え?」 そ、それは…、そうデス!そこの下っ端のクソアマがワタシの代わりに洗うデス! ワタシを騙してた罰デス!それで万事解決デスゥ!! あれ?なんでそんな怖い顔してるデス? ワ、ワタシは謝ってるデス!これからアナタの言う事はなんでも聞くデス!だから許して欲しいデス! 「何でも聞くんだな?じゃあ、ちょっと一緒に来てもらおうか。」 「…グス…。」 「まだ泣いてんの?」 「だってあの子に悪い事しちゃったから…。」 「弟には俺から言っておくから…。あんまり落ち込まないでよ。」 「うん…。テチコはどこに連れて行ったの?」 「駆除業者のトコ。」 「殺したの?」 「しょうがないよ、ああなったからには。これ以上飼ってても不幸になるだけだよ、皆。」 「…そっか。…そうかもね…。」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 何するデス!ここはどこデス!?ご主人様はどこデス!! ワタシは飼い実装デスッ!こんな汚いヤツラと一緒にするなデス! 狭いデス!臭いデス!オマエラこんなことして、ワタシのご主人様が ギイイイィィ 聞いてんのかデス!なんで閉めるデス!ちょっと待てデス!待って待っ ガコン ================================== え〜、ちょっと面白いかと思って台詞と音だけで書いてみました はい読み辛いだけですね こんなものに時間かけてりゃ世話無いですね、ええ…orz 描人
