放課後実装倶楽部3 登場人物デスゥ♪ ●双葉としあき: 放課後実装倶楽部、略して「放実」の部長。財閥の御曹司にて中国拳法の使い手。 ●篠原巴: 「放実」の副部長。愁眉端麗な女子高生。としあきにラブ?きゃ☆ ●エメラルド: 巴のペットの実蒼石。としあきの命を淡々と狙っている。 ●フマキラー: 「放実」の部員。毒手の使い手。本名:中本浩二。 ●サファイア: 「放実」の部員。実装いざなぎ流の正当後継者。本名:赤間良子。 ●モンキー: 「放実」の部員。蛆マニア。本名:天王寺良太。 ●謎の少年: 双葉高等学校へ向かう謎の美少年。 ●カセン、ケン、コウ: 謎の美少年を追う実装石。 龍★騎士デスゥ♪ 皆さんの書く小説は全部面白いデスゥ。 龍★騎士も負けずに書き続けるデスゥ! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 俺の描いた実装陣は、第3種高等契約の部類だ。 C級実装レベルの実装さんレベルでは、俺達の気配は感じられないはずである。 俺たちは、この危機を難なく乗り越えられるはずだったのだが、それを妨げたのは 他ならぬ我らが副部長、巴君の携帯電話だった。 プルルルルルルッ!! プルルルルルルッ!! 「わっ!部長。はやく出てくださいよ」 「んなこと言ってる暇はないぞ。来るぞ!」 「ええ?」 テチュゥゥゥゥゥゥーー♪ 仔実装さんにしては、興味のある音がする方向に体を進めただけだろう。 しかし仔実装さんとはいえ対象は5m近くもある巨体が俺達に向かって猛進して来るのだ。 ぶぉんと言う爆風と共に俺達がいた空間が消失した。 そう表現するに相応しい程の質量が、俺達が居た空間を凪いだのだ。 俺とフマキラーは、何とか実装陣から間一髪逃れ、その猛攻を避けることができた。 テェ!? テェェェェッ!! テェェェェエーンッ!!! なんだ?仔実装さんが右手を押さえながら大声で泣き始めた。 見れば仔実装さんの右手が紫色に腫上っている。 「フマキラー。やったのか」 「へへへ。毒手を打ち込んでやりましたよ」 フマキラーはの不気味な色の左手を見せて得意げに笑った。 プルルルルルルッ!! プルルルルルルッ!! おっと。巴君からの電話だったな。 俺は懐から携帯電話を取り出し耳元に当てる。 「部長。どうしたんですか?そろそろみんな引き上げますよ」 「やぁ。巴君。電話でもキュートな声だね」 「(ガチャ)ツー… ツー… ツー…」 「……………………」 テェェェェーーン!! テェェェェーーン!! テチュゥゥゥゥーー!! 仔実装さんは毒の痛みに耐えかねてか、闇雲に木々を倒し、岩を蹴り飛ばし、土を巻き上げ暴れ始める。 「部長。やばいっすよ。早く巴さんに応援を依頼してくださいよ!」 フマキラーが倒れる木々から身をかわしながら叫ぶ。 「あーー! 畜生! 巴ちゃん、冗談が通じないんだからーー!」 俺は着信履歴から巴君を選び電話をかける。 「(この電話は着信拒否をされています。お手数ですが…)」 「っておい!」 テチュゥゥゥーー!! テチュゥゥゥゥーー!!(ブリッ! ブリリリリッ!) 仔実装さんが痛みのためにパンコンを始める。 ただの実装石がパンコンするだけなら、不快な匂いを漂わせる程度だ。 しかし相手は体長5mの仔実装さん。コンモリさせる糞量の実装石の比ではない。 「ぐはぁ!」 俺は吐血する。 この糞量が漂わす悪臭いや激臭は既にバイオハザードに近い。 周囲の草木も枯れ始め、木々に止まっていた虫たちも腹を見せて地面に落ちていく。 フマキラーだけが、鼻の穴を一杯にして、その芳香を楽しんでいた。 この場は毒の耐性のあるフマキラーだけが頼りである。 「フマキラー! 巴君の応援は頼めそうにもない。ここは悪いがおまえが切り抜けてくれ」 「ええ!そんな部長。俺には無理っすよ」 テェェェーーンッ! テェェェーーンッ! 仔実装さんはパンコンの上に座り、痛い右手をぶるんぶるん振りながら、手足を出鱈目に振り続ける。 「おまえが巻いた種だろ!」 「部長が「入荷」するって言ったんでしょ!」 「俺は毒で吐血してるんだ! お前しか頼りに出来ないんだよ!」 「そんな! 部長の実装術で何とかしてくださいよ!」 「無理な事言うな!まったく男と女の混ざったような奴め!」 俺は間髪入れず叩き込めて言った。 「お前みたいな奴は女だ! 男女のフマ子!」 (ぴく… ぴくぴくっ!) フマキラーの体が消えた。 正確にはしゃがんだままの体制から、わずかな足の筋力を使い跳躍したのだ。 (ざざっ……) 月明かりで何とか見て取れる欅の木の枝に影が動く。フマキラーだ。 「まったく… 手間かけさせやがって」 俺はフマキラーが何とか時間を稼ぐ事を期待しながら、人差し指で地面に実装陣を描く。 「頼むぞ… フマキラー」 後ろでは月夜に映る黒い影が仔実装さんの周囲を飛んでは消えていた。 同時刻、双葉高等学校、校門———— もう日が落ちた学園は、部活動から帰路につく生徒たちを校門から吐き出しいる。 その生徒たちに逆流して、その校門の中へ入る少年が居た。 「ここですか… 社長さんに依頼を受けた時は、どんな所だと思いましたが…」 帰路につく生徒たちは、制服の違うこの少年を訝しくも思うが、余り気にせず銘々帰路について行く。 「あっちですか……」 少年は迷いもせず裏山の双葉山に続くグランドに向けて歩みを進める。 そのグランドを歩く姿を校舎の中から見つめる者が居た。 「どうしたボクゥ? 帰らないボクゥ、巴」 「…………………」 エメラルドの問い掛けに何も答えず、巴は冷静に暗いグランドを廊下から見つめていた。 続く。 【あとがき】 龍★騎士デスゥ。 皆さんの応援のおかげで、第3話をお届けするデスゥ。 最近、みなさんの小説が面白くて刺激になるデスゥ。負けずに龍★騎士も書き上げます! さてさて物語は、まだまだ序盤ですが、色々な伏線を張って行きます。 この謎の美少年が、物語のキーになるか、それは次回を読んでのお楽しみデスゥ。 あとこの少年の名前を募集するデスゥ! これと思うのがあれば、掲示板に感想と一緒に投稿してくれると嬉しいデスゥ! あと挿絵も遠慮せずに描いてください。よろしくデスゥ! 龍★騎士(リュウ★ナイト)
