ジャリッ…シャッ! ジャリッ…シュッ! …ふぅ、こんなもんでいいか。後は乾くのを待つだけ、と。 俺はこの炎天下の中、高さ1m、直径2mほどの円筒をコンクリブロックを積み上げて作り、 その内側が滑らかになるようにコンクリを塗っていたところだ。 「さぁて、これだけ暑い思いをして作ったんだ、良い声で鳴いてくれよな…」 数時間後、この天候も手伝って思いの外コンクリが早く乾いたのを見計らって、俺は水槽の中で 威嚇の怒声を上げている実装石を円筒の中に運び込む。 この糞蟲は昨日俺の部屋の窓を割って侵入し、冷蔵庫の中身を悉く処女食いしやがった大馬鹿者だ。 職業柄、このような資材の調達はお手の物なので、このような処刑台を作るのを思い立ったのだ。 俺は水槽から実装石を取り出すと、片手で実装石の頭と足が地面と水平になるよう円筒内の側面に 実装石の腹を押し付けるとさらに威嚇の声を上げ続けるが、空いたほうの手でポケットを探り、 コンペイトウのようなものを取り出して見せると、手をバタバタさせてそれを奪い取ろうとする。 「食いたいか?そらよっ!」 ゴギャッ! いくらコンペイトウのようなものでも、僅かにでも甘味を感じさせるのは癪なので、口の中に 拳を捻じ込むようにして無理矢理飲み込ませる。 実装石は再度威嚇を開始するが、俺はそれを無視して抑えているほうの手に感じる腹部の顫動を 感じ取ろうと神経を集中する。 やがて実装石が苦しそうに呻き声を上げ始め、「デギャァ」と悲鳴を上げた瞬間に手を離すと 総排泄孔から大量の糞がパンツを押し破って噴出する。 「ロケット級」と称される超高圧タイプを食わされた実装石は、重力を無視するかのような勢いで 円筒の内側を腹を擦りつけるようにグルグルと回っている様は、さながらジェットコースターの ループを無限に回ってるような状態だ。 しかも滑らかに整えたとは言え、ものすごい勢いでコンクリの壁に擦り付けられ続けるうちに服は おろか腹部の皮膚が破れ、実装石はものすごい悲鳴を上げながら、円筒の側面を体液と肉と糞で赤緑に 染め上げられていく。 やがて燃料が切れて地面にうつ伏せに転げ落ちたのを見て、俺はつま先で実装石をひっくり返すと、 腹部はおろか顔も頭の天辺辺りまでコンクリとの摩擦で削げ落ちていた。 ここまでなっていたら偽石が頭にあろうと腹部にあろうと、コンクリで摩り下ろされているだろう。 それ以降、俺の部屋に侵入しようとしたやつ、公園で汚らしい媚びをしてきたやつはここで 摩り下ろし実装にしてやることにしている。
