タイトル:【虐】 実装のいる風景1 春の思い出
ファイル:実装のいる風景1 春の思い出.txt
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初投稿日時:2007/05/15-21:46:56修正日時:2007/05/15-21:46:56
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実装のいる風景1 春の思い出

 GWに帰省してきた妹の一家がくだらんモノを残していった。 
 実装石の親子である。
 去年の秋祭りに帰省してきた時に姪っ子が縁日の屋台でカラー仔実装を買ってきた。この実装は
これより大きくならない特別な実装なんだよ、なんてわけがなく、もちろん大きくなってだんだん
ふてぶてしくなってくる。さらに春先の杉花粉で仔まで産んだのだ。
 躾もできていない成体一匹でも持て余していたのに仔まで加わってはもう我慢できない。それでも
可愛くなくなったから生き物を処分したでは世間体も悪いし子供の教育上もよくない。だから兄さん
なんとかして、と頼まれる。
 昔自分が子供の頃、叔母一家が縁日のカラーヒヨコで同じようなことをしていったことを思い出す。
 叔母一家が家に帰った後、あのニワトリはその日の晩飯になったんだよな。あの時はお前も手伝った
だろうに。お互い年をくった妹と思い出話に花を咲かせる。
 まあ街に住んでるとこういうものか。わかった、なんとかしてやるよと答えた。

 車のトランクに積んできた実装石親子のダンボール箱を残して妹一家は戻っていった。
 車を見送った後、物置の軒下に置き去りにされた実装石親子を見に行く。
 親実装が空っぽのピンク色のポシェットを見せてデスデス言っている。そのポシェットには姪が
最後にコンペイトウをパンパンに詰めてやっていたはずだ。ずっと貪っていたようで妹夫婦が車に
荷物とお土産を詰め込んで去っていったことにも気づいていない。
 ブリブリ糞をパンツに垂れながら青筋を立てて手足を振り回している。リンガルを使うまでもない、
どうせもっとよこせだろう。3匹いる仔実装も同じように泣いたり媚びたり怒ったり手足をバタバタ
と小うるさい。

 「デス デデーースゥ デッスデスデス!デスウウウゥ!!」
 (オイ奴隷、早くコンペイトウを入れてくるデス。さっさとするデス!使えない奴隷デス!!)

 「テチュテチュゥ テエエェェーーン テエエェェーーン」
 (ママ ママ コンペイトウもっと欲しいテチ甘いのもっと分けテチーーー )

 「テッチ〜ンテッチ〜ン テッチュゥ〜〜〜ゥン 」
 (カワイイアタチをだっこさせてやるテチ コンペイトウもらってやるから早くよこすテチ)

 「テチュー! テッチュゥア! チュゥチュァァーーー!」
 (ニンゲン! 高貴なワタチがおなかを空かせているテチ! ステーキと寿司を持ってくるテチ!)

 食用実装に使う糞抜きドドンパならあるが、ペット用実装フードとスナック菓子で育った不味い
実装石に無駄遣いする気はない。デスデス騒ぐ実装親子をダンボール箱ごと一輪車に載せる。その
上に開けかけの石灰の肥料袋をのせて黙らせる。

 「デデエェェ!? デェ… デェェ……!デギュョオゥエ〜〜〜」
 (重いデスゥ!? ど、どけるデスゥ〜!息ができないデスゥ〜)

 「テギャッ!テチャーーッ! ティエエエーーーーン」
 (痛いテチュ! オテテがつぶれちゃったテチューーッ!)
 
 「テェェ・・テチャァ テッ?テヒ…? ケポポクペックペッ テッテッテ 」
 (白い粉が降って来たテチ コンペイトウじゃないテチ? ケホケホするテチ オメメも痛いテチ)
 
 「チプププ テプップ チペペペ チーチッチッチ」
 (ペチャンコテチ無様テチ ブサイクにはお似合いテチ ケチンボなママには天罰テチ )


 一輪車を押し近所の家に行く。家に近づくとこの家で飼っている3匹の猟犬たちが騒ぎ出す。盛大
な犬の吼え声に田植えの準備をしているこの家の爺さんが気づいて挨拶してくれる。
 人当たりのいい温厚な爺さんだが、戦時中は南太平洋のジャングルで戦い、沈む輸送船からサメを
振り切って生還した猛者だ。今も元気で冬場には山々を駆け回って狩りを楽しんでいる。毎年イノシシ
やシカの肉、それに山実装のおすそ分けをいただくことが多い。
 猟期を過ぎたのでパートナーの猟犬が犬舎で元気と暇を持て余している。2日に一度の食事時には
3匹のお祭り騒ぎが家まで聞こえてくる。大喰らいの大型犬なので養鶏場や養石場の廃物をもらって
足しにしていても結構食費がかかるらしい。
 爺さんに家の事情を話すと喜んで了承してくれた。実装石親子を詰めたダンボール箱から肥料袋を
どかすと潰れかけていた親実装が息も絶え絶えに顔を出す。

 「デェーデェー…… デ? デデデェェェーーッス?!」
 (ゼーーッゼイッ… 何するデス? ギャーーーッ?!)

 爺さんが親実装を抱えてポイッっと犬舎に放り込む。
 ベチャッと犬舎の床に落ちた親実装は3匹の猟犬に噛み付かれ、緑と赤の体液を撒き散らしながら
あっという間に引き裂かれてゆく。最初に喉を食い破られ悲鳴をあげる声もなく解体されていく親実装。
 甘やかされたペットと違い、たまにしかエサを貰えぬ餓えた猟犬達は実装の糞臭も気にせず内臓まで
ペロリと食べ尽くす。狼の親戚の牙の前に服の切れ端とピンク色のポシェットを残して実装石だった
ものはなくなった。

 親の惨劇に声も出ない仔実装達。パンコンした糞がダンボール箱にただ垂れてゆく。
 親実装を喰らい尽くし、次を期待した目でこちらを見つめる猟犬たちに絶叫をあげる。

 「「「テッ??? テッ… テッ! テチャアアアーーーァッ!!!」」」
 (((ウソ……? マ… ママッ! キャァアアアーーーァッ!!!)))

 腰を抜かして動けない仔実装達を爺さんがひっつかみ犬3匹にちょうど仔実装一匹ずつ放り投げる。
 素早い猟犬達は仔実装を空中でキャッチし、服ごとハグハグとほとんど丸呑みにしていく。
 牙の間から泣き喚きながら猟犬の鼻面をポフポフ叩く仔実装達。
 だがそんな努力に意味があるはずもなく仔実装達も親のいる胃袋の中にみるみる消えていった。

 「ティェェェェン!  ティェェェェェェーーーン! テッチャャーーーァァァァァ……」
 (いたいテチいたいテチ! ママッ!タスケテチィッ!  ママァーーーッ!タスケテチーーーーッ……)

 「テヂュデヂィィィィィーーーッ!テヂャデヂィィーーッ! テッチッィィィィィィィィィィィィィィーーッ!」
 (ヤダヤダ アタチを食べないでェェェェッ! 助けテチ!許しテチィ! ヒィィィィィーーーッ!) 

 「テチッチィーッチチーーッ! テェーデデデデヂャギュャァァァーーーッ!」
 (高貴なワタチが死ぬわけないテチー! やめるテチひれ伏すテチ離すテチィッ!ギャーーーッ!)

 お茶でもどうかと餌のお礼をいう爺さんに、今年も冬になったら楽しみにしてますよと言って退散
する。この時期はどの家も畑仕事で忙しい。オレも帰省していた妹達の歓迎で滞っていた分を片付け
なければならない。
 一輪車を押して犬舎の前を通ると、来るときは警戒しながらガルルルと吼えていた声が、帰りには
ワオォン キュオワンと尻尾を振りながら見送ってくれた。


 家に戻って実装臭いダンボール箱をゴミ焼き場にほうり捨てた時、昔同じようにニワトリ臭いダン
ボール箱をここに捨てて焼いたことを思い出す。
 五月の風はあの日と同じようにさわやかだ。



 その日の夜遅く、家に無事戻った妹から電話がかかった。
 渋滞でヘトヘトだとひとしきり愚痴ったあと、姪が電話に出てきた。
 気まずそうに姪は預けていった実装石のことを尋ねてきた。
 あの子達は近所の家の子達にもらわれていった。もらった子はみんな大喜びしていたと伝えておいた。
 嘘は言っていない、たぶん。



−− 終わり −−

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