タイトル:【哀?】 愛は盲目〜良い日旅立ち2〜
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作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:3335 レス数:0
初投稿日時:2007/05/03-15:42:13修正日時:2007/05/03-15:42:13
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「ご主人様、大好きデス〜」

 この飼い実装は大変、飼い主に懐いていた。犬より安く、犬より賢いペット。
そんな触れ込みで売られていた実装石は、仔の頃に買われてこの家に来た。

 当初、実装石と共に購入した飼育手引きを見て、態度の増長を心配したのだが・・・・・・こ
の仔は大変礼儀正しく、言う事を聞き、我侭は・・・・・・言うには言うが、嫌な顔をすると
あわてて願いを取り下げるなど、手間もかからずとても良い仔だった。

「ご、ご主人様? じ、実はお願いがあるデス・・・・・・」

 リョクと名づけた実装石は、その日 珍しくオネダリを始めた。
飼い主は、いったい何かと首をかしげた。こんなにソワソワして落ち着きが無いリョクを
見るのは初めてだったからだ。

「なんだ? 話は聞いてやるが、叶えられるか俺は保障しないぞ?」

 いつもと同じ台詞をリョクに投げかけた。いつもなら、「デ〜」と鳴いて諦めるのだが
この日は違った。

「ご、ご主人様。子供が欲しいデス。可愛い可愛い子供が欲しいデス・・・・・・」

 ははぁ、なるほど。ここ最近、熱心にNHKの育児系や幼児向け番組を見ていたからな。
それに、リョクは成体として十分すぎる体格。仔を欲しがっても、おかしくは無い。
そう思い至った、飼い主は「そうだな、花は薔薇が良いんじゃないか?」と言ったのだが、
リョクは首を振って、拒否をした。

「ち、違うデス! そうじゃないデス、そうじゃないんデス!!」
「ん? どうしたんだ・・・・・・落ち着けよ」
「ご、ご、ご、ご、ご、ご主人様の! 仔が欲しいんデス!!!」
「はぁ!?」


 なんだと? 何と言ったこの実装石は?仔が欲しい。
それは、分った。生物が子を残すのは宿命だ。そこは、理解した。
だが、その子種は俺から欲しい? そういったのか!?

 コレは、リョクはペットだぞ? 何で突然こんな・・・・・・突然? 突然か?
飼い主は、気がついた。この実装石の行動。賢いから、聞きわけが良かったのか?
優秀だから、完璧な生活態度だったのか?

 リョクの行動は、全てご主人様に嫌われたくない為の行動だったとしたら?
大好きの意味が、ライクではなくラブだったとしたら?

「・・・・・・まさか、そんな」

 想像して下さい。ペットが・・・・・・ペットとして接してきた実装石が、突然
「愛しています。あなたの子を孕ませてください」と言ったとしましょう。
貴方どうします?

 愛護派でも無い限り・・・・・・断固、拒否するでしょ?

 この飼い主も、ごくごく普通の人。愛護派でも、虐待派でもない。
だから、当然「ま、まて。それはダメだ」と言った。

「ど、どうしてデス? ご主人様も、ワタシを愛してくれているはずデス!」

 飼い主の名誉のために書いておくが、そんな事は断じて無い。飼い主として
当然の世話をしただけで、過剰サービスは何一つしていない。無論肉体関係だって無い。
実装石に搭載された、幸せ回路が生み出した一種の思い込みである。

「・・・・・・」
「ご、ご主人様! ご主人様!」

 飼い主は、リョクに背を向けると上着を着て外へ出て行った。
気が動転している。取り合えず、1人になりたかった。考えをまとめたかったのだ。
近所のファミレスに入り、1人だとウエイトレスに告げた。案内された席にすわり、
タバコを取り出し火をつけた。

 一服して落ち着くと、リンガルを付けっぱなしなのを思い出した。
補聴器のように、耳に常時さして使う形の音声変換リンガル。
はずして、コトリとテーブルに置いた。それを見つめながら、考える。

 なんだ?なんなのだ、この状態は。人生で初めて受けた愛の告白が、実装石からだと?
有り得ない。可愛いとは思ったが、それこそペットとしてだ。恋愛対象?論外だ。

「・・・・・・まいったなぁ」

 気持ちが悪い。引いた。ドン引きだ。彼は、身震いした。
最近、あいつの俺を見る目が異常だった。その原因が、これか。

「・・・・・・フゥ〜」

 とりあえず、アレをこれ以上家に置けない。なんだか・・・・・・怖いのだ。
仕方が無い、捨てるか。遠い場所へ・・・・・・・隣の市の公園ぐらいで良いだろう。
あんなでも、2年共にいたのだ。保健所で始末は・・・・・・・まぁなんだ、忍びない。

「ズズズ・・・・・・」

注文したホットコーヒーを飲み終えるまでに、彼の決意は固まった。



■愛は盲目〜良い日旅立ち2〜■



「ご主人様、お帰りなさいデス・・・・・・あの、ごめんなさいデス」
「・・・・・・ああ。」

 30分後。飼い主を泣きながら待っていたリョクは、帰ってきた飼い主にまず謝った。
そっけない返事を返し、餌入れに実装フードを入れた後、彼はリョクを一度も見ずに
自室に入っていってしまった。

「デ、デェ・・・・・・」

 リョクは後悔した。仔を欲した事を。彼に愛を告白した事を。異種族間の叶わぬ愛。
悲劇のヒロイン気取りで、テレビで見た物語・・・・・・貴族と、メイドの身分違いの叶わぬ
恋の物語、それと同じように行動をしていた。

 拒否されるなんて、考えもしていなかった。テレビの物語はハッピーエンド。
人間の生活をなげうって、自分と愛の逃避行に出てくれると信じて疑わなかった。
まぁ現実は、そううまい話ではないのだ・・・・・・。

●

「リョク、起きろ。リョク?」
「・・・・・・デェ? ご主人様?」

 翌日、飼い主は優しくリョクを起こした。・・・・・・リョクは、てっきり嫌われたと
思っていたので酷く驚いた。そうか、あれは夢だったのか?ワタシはご主人様に、
愛の告白なんかしていなかったのか?

「お、おはようございますデス」
「ああ、おはよう。早速で悪いんだが出かけるから準備しろ」
「・・・・・・デ? こんな朝早くどこへ行くデス?」
「ああ、公園へな。弁当持って、遊びに行こう」

 嬉しかった。やはりあれは、夢だったのだ。リョクは、胸を撫で下ろし
用意された、朝食を空腹の胃袋へ詰め込んだ。

「デ? コレは?」
「ああ、悪いな。今日はその服を着て行ってくれ」

 渡された物は、実装石が標準装備しているあの緑色の実装服。今、着せられている
ピンク色の可愛いワンピースと比べると、大変みすぼらしい服である。
 いつもの、お出かけ用の黄色いフリフリの服が良かったが、我侭はいけない。
愛しい人に、迷惑をかけてはいけないのだ。

「はいデス」

 疑問に思ってもいけない。愛する人を疑っては、その愛すら否定する事になる。
故に、リョクはただひたすらに飼い主の言うとおりに準備を完了した。

●

「ン・・・デ・・・ン・・・デ・・・」
「眠いなら寝ろ」


 犬や猫用のキャリーバッグに実装石のリョクを詰め、飼い主は電車に乗って目的地を
目指していた。揺れるのが気持ち良いのか、リョクはウトウトとしている。
4度ほど、言っただろうか? その都度、リョクは驚いて「デデェ!だ、大丈夫デス!」
と言うのだ。

 1時間ほどして、隣の市に有るワリと大きな自然公園へやって来た。
申し訳ない程度の遊具や、整備された池。ハイキングとサイクリングコースを備え、
外れには森と言っても差し支えないほどの、雑木林が広がっていた。

 さて、最後の楽しい時間だ。遠慮なく楽しんでくれ。そして、早くいなくなってくれ。
心でそう思いながら、表面上は笑顔を絶やさない。疑われては、せっかくの段取りが
台無しだからな。

「・・・・・・幸せデス〜」
「そうか、ほら。こぼしてるぞ、汚くしていると嫌いになるぞ?」
「デェ! ごめんなさいデス!」

 秋とはいえ、非常に暖かく良い天気だ。メシもウマい。こいつと一緒じゃなければ、
もっと最高なのに。幸せそうなリョクとは対照的に、飼い主の心は疎ましいこの実装石か
離れたくて非常に憂鬱だった。

●

 リョクには楽しく飼い主には辛い昼食の後。
突然、飼い主が「・・・・・・あ、しまった!」といって立ち上がった。

「デェ〜?どうしたデスか?」
「携帯が、無いんだ。電車に落としたかもしれない!」
「そ、それはご主人様の大切な物だったデス!た、大変デス!!!」
「リョク、悪いけどココで待っててくれ! すぐに迎えに来る!」
「デェ!? 嫌デス、ワタシも連れて行って欲しいデス!!!」

 ッチ。飼い主は、心で舌打ちをした。

「リョク、悪いが一刻を争う。お前を入れたバスケットを持ったままは、走れない」
「・・・・・・デェ・・・・・・デェ・・・・・・」
「すぐ戻る、俺を信じろ。お前と交わした約束、俺が一度でも破った事があるか?」

 リョクは、思い出す。ご主人様は、約束をかならず守ってくれた。できない約束は、
嘘をつかず、ちゃんとできないと言ってくれた。信じよう。
ここでグズッては、ご主人様の大事な物が無くなる。ご主人様の迷惑になる。
ご主人様が悲しくなると、ワタシも悲しい。

「・・・・・・デ。待ってるデス。ここで、良い子にして待ってるデス!」
「・・・・・・良い子だ。じゃ、行くぞ」
「早く、早く戻ってきてデス〜」

 飼い主は、リョクを入れてきたキャリーバックも持たずに、全力で公園の出口を目指し
走り去った。リョクには見えなかったが、満面の笑みを浮かべながら。

●

「デェ〜」

 暗くなり、明るくなった。一日が経ったのだ。
キャリーバックから顔だけを出し、大好きなご主人様が帰ってくるのを待った。

「遅いデス〜」

 リョクは、嫌な言葉を必死で頭に浮かばないようにしていた。
違う、ご主人様はすぐに帰ってくるデス。だから、このキャリーバックの入り口を開けて
おいてくれたのだ。寂しがらないように、お気に入りの人形もこの中に入れてあったのだ?

「お腹が減ったデス・・・・・・」

 リョクはその場で3日頑張ったが、等々空腹に耐えかね自分の糞を食べた。
キャリーバックから少し離れた場所に、落ちていた石を使って浅い穴を掘り、
その中へ排泄していた。

 こんもり山のようになっていた緑色の糞山が、今や綺麗な穴に戻っていた。
舌で舐めとったので、砂利で切ったりしたのだが、一晩寝れば痛みも引いた。

「デェ・・・・・・」

 このままでは、ご主人様が帰ってくるまでに、死んでしまう。それはできない。
ワタシは生きていなくてはならない。ご主人様に悲しい思いをさせてはならないのだから。

「そういえばデス・・・・・・」

 あそこに見える林の中には、食べ物があるかもしれない。テレビで、森は自然の恵みが
溢れていると何かの番組で見た記憶がある。

「行ってすぐ戻れば、大丈夫デス」

 以外にも、木の実はすぐに見つかった。幸いここは人工林で、リスなどの小動物が
住み着くように様々な木の実が取れるよう、植林されていたのだ。

 だが、そんな幸運も長続きはしなかった。冬の訪れである。

●

「さ、寒いデス」

 ご主人様と遊んだ広場は、一面真っ白になっていた。雪が降り積もっているのだ。
季節は真冬の2月になっていた。あの日から4ヶ月経過した。

 偶然 仲良くなった、元飼いだという野良実装石に助けてもらった。
幸い、リョクの服は元の緑の実装服。この林で生活している他の野良も、彼女を新入り
扱いはしたが、虐待や捕獲して奴隷とされる危険を回避できた。

数週間、元飼い実装のグループで生活をしたお蔭で、リョクは野良として一人前に
成長していた。

 1人で生活できるようになると、広場と林の往復を止め、リョクは世話になった
元飼い達と別れ自分の巣を作った。
巣には、キャリーバッグを使いたかったが、アレを動かせばご主人様が目印を失う。
だから林の中から、その場所を確認できる場所を選んで巣を作った。
 それは汚くボロボロで、ゴミと間違えられたが捨てられる事は無かった。
誰も触りたがらない、と言った方がこの場合は正解だろう


「まだデス?」

 木のウロを私用して作った巣。その中に蓄えた食糧。入り口を塞ぐ為の、複数の木の枝。
今年はどうやらハズレ年らしく、雪が豪快に降った。気温も平年を下回り大変寒い。
予想したより食料の減りも早い。

「寒いデス・・・・・・」

●

 2月下旬。とうとう、備蓄した食糧が無くなった。リョクは空腹に1週間 苛まれていた。
このままでは、死んでしまう。そうなったら、もうご主人様に逢えない・・・・・・。
ダメだ!ダメだ、ダメだダメだ!!

「そ、そうデス。あの家族に、何か分けてもらうデス・・・・・・」

 以前、世話になった元飼いにお願いして、恵んでもらおう。あそこに仔が生まれた時、
お祝いへ行って以来、今日まで疎遠になっている。プライドも恥も何もかも捨てて、
土下座してでも何かもらおう。そう決意して、雪の降る中へ巣から飛び出した。

「あ、ああ・・・・・・コレはいったい何事デス!?」
「・・・・・・ああ、お前デスか。久しぶりデスね」

 そこは、赤かった。そして、所々に緑の斑点がこの空間を異様な物にしていた。
ダンボールハウスの、床に。壁に、天井に。赤という赤、緑と言う緑。
家の中央には、このダンボールハウスの家主が座っていた。

 良く見れば、咀嚼しているようだ。何か食べているのだろう。雪でふさがれた窓。
中は暗く、仔細が分らないがコレならば頼みやすい。

 リョクは、正座し「申し訳ないデスけど、食べ物を少し分けて欲しいデス」と言いながら
頭を深々と下げた。だが、返ってきた返事に絶望した。

「残念ながら、もうここには食料が無いデス。でも、新しいのが・・・・・・デププッ」
「な、何を言ってるデス? 新しいの・・・・・・? デギャ!?」
「新しい、お肉デス!」

 突然、体当たりを食らってもんどりうつリョク。
そして覆いかぶさるように迫り来る何か。リョクが当てにした元飼い実装だと気がついた。

「どうしたデス!? 何があっデェデェッ! とにかく退くデス!!」

 うまく元飼いを交わし、リョクは体制を整える。そして、信じられない言葉を聴いた。

「デッデッデッデ。大人しくするデス。大人しくお前も、喰われろデス!」
「デヒ!? 何を言ってるデス! ・・・・・・デ? お前も??」

 そういえば、元飼いの仔達はどこだ? あいつは狂った。それならば、早く仔を助けなけ
れば、危険だ。

「デッヒャァ〜。お前は、ワタシの仔より大きいからぁ、たぁぁくさん喰えるデスゥ」
「デェェェェ!? 仔を喰っちゃったデスかぁ!なんて事するデスゥ!!!」
「うまかぁったデス〜。ワタシの仔にも、食べさせてあげたかったデスゥ〜」

 フラフラ揺れながら、まるで幽鬼のように迫り来る元飼い実装。ここにいては危険!
早く逃げなければ、私が喰われる!?
体が傷つく事も厭わず、体当たりを行う元飼い実装を巧みに避けるリョク。この時点で、
リョクは相手より体力で勝っていたのだ。そして、ようやくここで敵と認識した!

「・・・・・・許して、許して欲しいデス!」

 リョクは、振り上げた拳を敵の顔面に叩き込んだ。ドタッと音をたてて、
仰向けに倒れこんだ。敵に馬乗りになり叩き続ける、ここで動けなくしておいて、一気に
外へ逃げる。そう考えた。

「デェ・・・・・・デェ・・・・・・・」

 残り少ない体力を使って、リョクは襲い来る敵を撃退する事に成功した。
しかし、もう動けない。こんな所で・・・・・・。リョクは転がるように倒れこんだ。
逢いたい。死ねない。逢いたい。死ねない。逢いたい。死ねない。逢いたい。死ねない。
食べる物が欲しい、死なないように体力を回復したい。意識が朦朧としてきた。
もうダメだ・・・・・・。意識が途切れた。

●

「・・・・・・あ、あぁ。ワタシはなんて事を」

 リョクは生きていた。そして、手に付いた赤い血を見て嘆いていた。
傍らには、同族の物と思われる骨が落ちている。なんて事だ、同じじゃないかワタシも。
無意識に生を望み。同族を、喰らった。

「・・・・・・でも」

 オイシカッタデス。木の実や、キノコとは違った美味しさ。昔、食べた実装フード以上の
衝撃だった。そう、だ。生きる為に、仕方が無かったのだ。

・・・・・・でも、美味しかった。

 もっと食べれば、元気になれる? ならば死の恐怖は無くなるのではないか?
生きる為に仕方がない?ワタシがご主人様に逢えれば、それが正しいデス。

・・・・・・でも、美味しかった。

は、春まで、あと少しだけ待てば、きっとご主人様が来てくれるのだから、他のやつらは
ワタシに喰われて当然デス。むしろ進んで喰われるべきなのデス?
そうデス、世界はワタシに喰えと言ってるんデス!!!!


 それから、リョクは同族を食った。

「待つデス! あ、あ、あ、もったいない、糞をもらすなデス!」
「テェチャァ!痛いデス、オバサンやめるデス!」

 弱った同族を喰った。寝ている所を密かに忍び寄り襲って喰った。

「ほら、もうお前の足は無いデス、喰ったら無くなったデスよ?」
「テギャァァァァァ!」
「デ、漏らしたデス!? 良いデス!このまま口で吸い取ってやるデス、ウンチうまぁ〜」


喰った。喰った。喰った。仔も親も、大きくても小さくても、喰った。
顔見知りでも、以前 恩があった者すら喰った。喰って喰って生き延びた。

 そして4月。春が来たが、まだ、ご主人様はこない。
来ないのだから、同族を喰うわなくてはいけない。誰も自分には勝てない様で、数匹
取り巻きとやらができた。こいつらも、弱ったら喰ってやる。喰わないと、
ご主人様に逢えないからだ。

ああ、ご主人様。喰います。だから迎えに来てください。

 今日も、夕食を探しに出て留守の実装宅を襲う。襲って喰う。
そうして、獲物を物色していると木々の間をすり抜けてウマそうな匂いがしてきた。
もう慣れた、血の匂いだ。鼻をくんくんさせて、周囲を探る。

「デェ?」

 木のウロから、何か鳴き声がする。
中を窺うと・・・・・・大きさからおそらく中実装?が、泣き喚いている。
その奥で、成体が小競り合いをしている。ニンマリと笑うと、リョクはしばらく
待つ事にした。頃合に中に入れば、簡単にお肉が手に入ることだろう。


 そして・・・・・・。

「デププププッ、ウマそうなヤツラデス」
「デェェェンデェ・・・・・デデェ? だ、誰デス!」



−続−



良い日旅立ちに、感想ありがとうございます。
この話、急に数話続きモノにしようと思ったんで、喰われる所をばっさり削ってます。
ウンコかぁ、そういえば書いてないっすネェ
最後の話では、気をつけて書きますか・・・・・・。


初スク ある市の復興記
2作目  二度と行きたくない
3作目  もう一度、行きたい
4作目  走るワタシ
5作目  逢魔時
6作目  良い日旅立ち
7作目  愛は盲目〜良い日旅立ち2〜

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