今、私は事務室にいる。 そして、私の前には、店員石が5匹全員そろっていた。 レジの方はバイトの店員(*1)が担当しているので、なんの問題もない。 「さて、今日みんなにそろってもらったのは、他でもない。 ホットフーズコーナーの新メニューの試食をしてもらうためだ。」 「「デデデ!!」」 店員石達から、驚きの声が上がる。 「店長さん、今度は、今度こそは大丈夫デス?」 「どういう意味だ、セブ?」 「この前の試食の時、店長さんは仔実装の姿焼き(*2)を出してきたデス。 私達は、実装石のお肉は食べたくないデス。」 「「そうデス、そうデス!」」 他の店員石からブーイングめいた声があがる。 「ああ、この前はすまなかったな。 実際、あの商品は見てくれがそのままだったせいで、かなり不評だったからな。 だが、安心しろ。 今回の商品は、きっとみんな気に入るし、売れること間違いなしだ。」 「今度はどういう食べ物デス?」 「ふふふ、今度の商品は・・・」 少し、間を開け、商品を取り出す。 「なんと、実装フランクフルトでーす!」 「「・・・」」 「?」 店員石の反応が悪いので、様子を見てみると、明らかに疑いのまなざしをこちらに向けていた。 「その形、どう見てもマラ実装のマラにしか、見えないです。 また、私達にそんなものを食べさせるデス。」 「なるほどな。 だが、残念ながらこれは、マラ肉ではないよ。 だから、安心して食べていいよ。」 その話を聞き、安心した店員石達は、早速実装フランクフルトを食べ始めた。 「デス〜、柔らかくて、おいしいデス〜。」 「とっても、やみつきになる味デス〜。」 「これなら、即商品化しても、問題ないデス〜。」 「デス、もう食べ終わったデス。」 どうやら、店員石達は大満足のようだ。 「これなら、すぐに販売してもよさそうだな。」 「はい、大丈夫デス。」 「問題無しデス。」 「あ、あの店長さん。」 「ん、どうした。ロー?」 「これって、牛肉デス? とっても柔らかかったから、きっと高いお肉で金額面で心配デス。」 「あー、なんだ。そんなことか。 心配いらんよ。」 「「?」」 店員石が全員疑問に思っているようだ。 「実は、これ蛆実装の成形肉なんだ。」 「それなら、大丈夫デ・・・」 「「デ、デッギャーーーー!!!」」 店員石達は少し間を開け、そんな大声を発し、全員そのまま気絶した。 おわり *1:当然、人間である。 *2:食用仔実装を醤油漬けにして、焼いた物。 一部の飼い実装からは、好評だった。
