夜闇と風を切って、公園を駆けてて行くの誰? それは、蛆実装を連れた親実装であった 親実装は蛆実装を腕にしっかりと抱きよせていた 温もりをわけあって "蛆ちゃん、何が怖くて顔を埋めるんデス?" "お母さん、実蒼石がいるレフよ。帽子と鋏をつけた恐ろしい実蒼石がいるレフよ" "蛆ちゃん、大丈夫デス。あれは夜に揺れる夜霧の影デス" "かわいい蛆実装。ボクの所へおいで、一緒に遊ぼうよ。楽しいよ!岸にはお花がたくさん咲いているんだ。ボクのご主人様に言って素敵な金平糖もいっぱいあげるよ" "お母さん、お母さん! 実蒼石が蛆ちゃんに恐ろしい約束を囁きかけてくるレフ。お母さんは聞こえないレフ?" "怖がるなデス。大丈夫デス。あれは木枯らしが風に鳴っているんデス" "美しいな蛆実装よ。さあ一緒に行こうよ。ボクの姉妹がきっと君をもてなすことだろう。ボクの妹が紅茶を振舞って、一緒に踊ったり、君のお腹をプニプニしたり、歌を歌ったりしてくれるよ" "お母さん、お母さん!あれが見えないレフ?実装紅が、あの暗い闇に現れたレフ!" "蛆ちゃんよ。ワタシの蛆ちゃんよ。わからないのデス?あれは年老いた柳の木じゃないデスか" "君を愛しているんだ。蛆実装は美しくて魅力的だ。そしてね。嫌だというのなら無理にでも連れて行くぞ!" "お母さん、お母さん!魔王に連れて行かれるレフよ!魔王が蛆ちゃんをひっぱっていくレピャー!!" 親実装は震えて公園を駆け抜けた 喘ぐ蛆実装を腕にしっかりと抱きかかえて ようやくダンボール小屋にたどりついたが その腕のなか、蛆実装はすでに息絶えていた
