タイトル:【虐/紅愛】 なんか中途半端
ファイル:実装紅の恋.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:4375 レス数:0
初投稿日時:2007/03/06-19:42:29修正日時:2007/03/06-19:42:29
←戻る↓レスへ飛ぶ

私は実装紅。
かつてはペットショップで売られていたのだけど結局売れないまま成長したため捨てられてしまった。
捨てられたのはショックだけどいつまでも落ち込んでいるわけにもいかない。
これからは自分の力だけで生きていかなければならないのだから。



あれから1ヶ月ほど経ち私も野良生活に慣れてきた。
私が住んでいる公園にはもちろんあの緑のナマモノが住んでいる。

「デスデスデスーーー!!」
「デッスーーーーン♪」
「テチュー!テッチューーーー♪」
「テチャーーー!テチテチテチーーーー!!」

全く五月蝿くて臭い奴等ね。
何故同じ実装なのにあれほど薄汚いの?実装の恥さらしなのダワ。
さらにはこの私に対し罵声を浴びせてくる、全く身の程知らずなのダワ!

シュン!!

「デ?デッギャアアアアアアアアア!!」
「テチィィィィィィィィ!!」
「チュアアアアアアアアアアアア!!」

愚か者を自慢のツインテールで切り刻み解体してようやく周りの愚か者どもも大人しくなった。
ふう、ゆっくりお茶する時間も無いの?

あ!紅茶が切れているのダワ!
この前愛護派のニンゲンがくれた紅茶が底をついてしまった。
仕方ないのダワ、食料の調達に行かなければ。

「デッギャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

私が腰を上げたところで緑のゴミの絶叫が上がった。

「ヒャッハーーーーーーーーーーー!撃滅!」
「ジュボーーーーーーーーーー!」
「デギーーーーーーーーー!」
「テヂューーーーーーーーーーー!」
「レッビィイィィィィィィィ!」

虐待派がまた来たらしい。
まああのゴミが減るのは私としても大歓迎なのだけど。
私を虐待しない限りは存分にやってくれて構わないのダワ。
でも実装石以外を虐待してるニンゲンって見ないのダワ。
あの糞蟲を嫌悪してるニンゲンは多いみたいだし糞蟲専門が大半なのは当たり前ね。

「そりゃあああああああああああ!滅殺!!」
「デッボオオオオオオオオオオオオオオオオ!」
「デギュッボオオオオオオオオオオオオオオ!」
「デズゴオオオオオオオオオオオオオオ!」
「チュベエエエエエエエエエエエエエエエエ!」
「テヂュウウウウウウウウウウウウウウウ!」

…

「はーっはっはっはっ!!!」

何か色々ぶっ飛んでるのダワ…
大丈夫かしら?

「テチャアアーーーー!!」

あら、親を問答無用で殺された仔実装がこちらに逃げてくるのダワ。
目障りなのでバラバラにしようかしら。

「テチ!?テッチィィィ!?」
「逃がすと思うか?一匹たりとも逃さんぞーーー!」

ブチイイ!!

「テェ!?テッチャーーーーーーー!」

私が手を下す前にニンゲンによって禿裸にされてしまった仔実装、哀れなのダワ。

「やっぱ糞蟲は禿裸が一番!さあ!お次は待ちに待った死への旅行だよーー!!」
「テチーー!テッチャアアアアアア!」

ニンゲンは仔実装の総排泄口に爆竹を突っ込み点火した。

「テヂュボォ!」

哀れ仔実装は木っ端微塵に砕け散ってしまった。

「ん?実装紅じゃないか、気づかなかったぜ」

ニンゲンが私に気づいた。
大丈夫だとは思うけど一応警戒しておこう。

「へぇ、意外と可愛いじゃないか」

え?ま…まあ可愛いのは当然なのダワ。

「そういや実装紅って紅茶が大好物だったな」

ニンゲンは近くの自販機で紅茶を買うとそれを私に差し出してくる。

「ほれ、これでも飲みな、俺は実装石以外には優しいんだ」

な…中々見所のあるニンゲンね。
褒めてあげてもいいわ。

「んじゃ俺、もう行くわ」

ニンゲンは最後に私の頭を撫でてから去っていった。
…ちょっと気持ちよかったのダワ。
それに貰った紅茶もいつもより美味しかった気がする。







数日後…

「よお、また会ったな」
「ダワ」

ここ数日、あのニンゲンとよく会うようになった。
ニンゲンは色々な事を話してくれてとても楽しかった。
もちろん実装石の虐待も含まれている。
けどニンゲンはリンガルを持っていないようで私の言葉を理解出来ないみたい。
私もお話したいのダワ…

「そんじゃ俺、糞蟲の虐待してくるわ、またな」
「ダワ!?」

そんな!もっとお話聞きたいのに!
もっとあなたと一緒に居たいのに!
…え?一緒に居たい?
何を言っているの?私は…
あ…そうか…やっと分かったのダワ…
ここ数日の胸のモヤモヤの理由が…
私はこのニンゲンが好きになったのね…

「おらおら!死ねよぉぉぉぉぉ!」
「デッギャアアアアアア!」

ニンゲンは向こうで実装石と戯れている。
そんな生ゴミなんか放っておいて私と遊んで欲しいのダワ。
でも彼は虐待派、実装石を虐待してなんぼ。
どうすれば?どうすれば彼は私と一緒に居てくれるの?
飼って欲しいとお願いしようかしら?
でも彼はリンガルを持っていない。
それに飼ってくれるとは限らないし…
せめて公園に居る間だけでも一緒に居たいのダワ…
どうすれば…どうすれば…

「デッスーーー!!」

そんな時、彼から逃れてきた実装石が私に助けを求めてきた。

「おい!赤いの!美しいワタシを助けるデス!そうすれば奴隷にしてやらんでもないデス!」

相変わらず不愉快な奴ね。

「あなたの何処が美しいの?」
「全てデッスーーー!そんな事も分からないデスか!」

実装石は「特に髪と服が最高デスン♪」と決めポーズを取った。
気色悪いポーズするのはやめるのダワ!

シュバァ!!

「デ!?」

私はツインテールでこいつが最高と言っている髪と服を切り刻んだ。

「みすぼらしい姿ね、それでも美しいと言えるの?」
「デッギャアアアア!お前は何て事をするんデッスーーー!!」

禿裸が私に突進してくる。
すると…

ザクゥ!!!

「デギョ!?」

禿裸は後頭部にバールが突き刺さりピクピク痙攣するだけになった。

「俺から逃げられると思うのか?」
「デ…?」

禿裸が目を向けるとそこには彼が居た。

「死ね」

グシャ!ザシュ!ブシャ!

何度もバールで叩き潰され、禿裸は千切れ飛んでいく自分の体を見つめながら絶命した。

「さて…」

彼が私を見つめる。
先ほど私とお話していた時と違い怖い顔をしていた。
これが虐待派の顔なのね。

「さっきの技は凄いな、一瞬で糞蟲を禿裸にしちまうとは…」

そういうと優しい顔に戻った。

「そんじゃ俺また虐待してくるんで」

そういい残して再び公園の真ん中で実装石相手に戯れ始めた。
そんな光景をしばらく呆然と見ていて閃いた。
…そうダワ!
彼と一緒に居るには私も虐待派になればいいのダワ!
今まではあんな汚らわしい生物に関わらなかったけど彼と一緒に居るにはそれしか無い!
よし、そうと決まれば早速…ってあれ!?
彼が居ないのダワ!?何処!?
今気付いたけどもう夕方になってた。
…帰ってしまったのね。
はぁ…仕方ないのダワ。
また今度にしましょう…






翌日

「デッギャアアアアア!」
「テヂュビャアアアアアアア!」

私は実装石を虐待していた。
虐待と言っても彼がしている所を見ていただけで私自身は素人。
だからこうして練習している。
それにしても死なないように手加減するの難しいわね。

「おい!赤いの!何でいきなりこんなことするデス!?」
「今までワタシ達を無視していたお前がどうして突然!?」
「彼と一緒に居るため」
「デ?」
「彼って誰デス?」
「あなたたちが知る必要は無い!」

ツインテールでデギャデギャ五月蝿い奴の喉を切り裂き声を出なくする。
それじゃ始めるのダワ。

ガン!!!

「!?」

いきなり後頭部に強い衝撃を受け倒れる私。
何が起きたの…?

「デププ」

背後に石を持った実装石が居た。

「ニンゲンならまだしもお前如きでワタシ達全員を相手に出来る訳が無いデッス」

油断したのダワ…脳震盪で上手く動けない…

「デププ」
「それじゃたっぷり可愛がってやるデス」
「可愛がると言っても頭を撫でたりたかいたかいをする訳じゃないデスよ?痛めつけるという事デス!」
「説明せんでもいいデス!」

くぅ…ここまでなの?

「デギャボォ!!!」
「デ?デッギャアアアアアアアアアア!!」
「デゲボーーーーー!!」

私が覚悟を決めた瞬間、周りの実装石が肉片と化した。
何が起きたの!?

「よお、また会ったな」

目の前にはなんと彼が居た!
信じられないのダワ!
こんなことって…!

「怪我は平気か?どれどれ…」

彼は私を優しく抱き上げ体を調べている。
は…恥ずかしいのダワ…

「後頭部に打撃痕があるが大した事ないみたいだな、少し経てば治るだろ」

彼は私をベンチに横に寝かせ実装石を睨みつける。

「糞蟲が…生意気なんだよ!」

彼は私の仇とばかりに実装石に襲い掛かった。

「デギャアアアアアアアアアア!!」
「結局ワタシ達はこうなる運命デスかーーー!!」
「未来を創るのは運命じゃないデスーーー!!」

訳の分からない事を叫んでる実装石。
彼はそんな実装石を笑いながら解体していった…







数時間後

「おまたせ」
「ダワ」

やっと気が治まったのか虐待を終わらせ私の横に座る彼。
お礼がまだだったのでお辞儀した。

「さっきの礼か?気にするな」

そう言って頭を撫でられた。
気持ちいいのダワ…

「ナノダワ、ダワダワ」
「すまん、リンガル無いから何言ってるか分からんのだ」

そうだったのダワ…
せっかく「あなたが好き」と言ったのに…
どうすればこの気持ちを伝えられるの?
すると彼は思いついたように言った。

「今度リンガル持って来るからお前の話も聞かせてくれよ、いいだろ?」
「ダワ!ダワ!」

私は喜んで頷いた。
やった!これでようやく彼にこの胸の想いを伝えられる!

「あ、もうこんな時間だ、もう帰らないとな」

そう…残念だけど仕方ないわね…

「そんな顔すんなよ、また来るからさ」

最後に私の頭を撫でてから彼は去っていき、私は彼の後姿をいつまでも見送った。

…早く会いに来てね。


■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため8908を入力してください
戻る