タイトル:【虐】 生食
ファイル:生食.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:8119 レス数:0
初投稿日時:2007/03/03-01:04:17修正日時:2007/03/03-01:04:17
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          生食

「デッデロゲ〜」
水槽の中で一匹の実装石が愛しく大きくなった腹を撫でている。
「はやく生まれてくるデス〜♪こっちは楽しいことが一杯デス〜♪」
俗に胎教の歌といわれる人間には耳障りな声を続ける。
「こっちはコンペイトウ食べ放題デス〜♪ニゲンのドレイも居るデス〜♪」
唄を歌いながら小皿に入ったコンペイトウを頬張る。
「〜デッス〜ン♪甘いデス〜♪」
ここは本当に快適だ。
コンペイトウが切れることなく補充され、人間が毎日掃除をし清潔。
服も真新しいものが毎日交換され、
暖かいお湯のお風呂まで用意されている。
仔が産まれ唯一の欠点である退屈さえ紛れれば天国といっても言いすぎではない。
「デッデロゲ〜♪早く一緒に遊ぶデス〜♪」
慈しむように何度も繰り返しお腹を撫でる。

ガチャ

白衣のマスクをした男が水槽を開け空になったコンペイトを補充する。
「遅いデスクソニンゲン!空になる前に持ってこいといつも言ってるデス!」
男は無言で一瞥し水槽の掃除を始める。
「まったく使えないドレイデス!」
実装石は返事が無い男にブチブチと文句を垂れる。
掃除が終わると実装石の下着を脱がせにかかる。
「デッス〜ン♪」
こらから起こることに期待を込めてか気色の悪い声を上げる。
先端が細くなったチューブを総排泄肛に突き刺し、手元のスイッチを入れる。

ズギュウウウウウウゥ!!

機械が動作し実装石の腹にある糞を吸い上げる。
「デェ〜ッ!デェェェッ♪」
吸い上げた途端に絶頂に達し奇声を張り上げる。
ほどなくしてかなりの量の糞を吸い上げ、機械の駆動音が止む。
男は実装石の排泄肛を綺麗にふき取り、また無言で水槽の蓋を閉める。
「まったく、あのニンゲンもスキモノデス〜」
快感の余韻に浸りながら実装石は再び腹を撫で始めた。


数週間が経ちいよいよ出産の日を迎える。
「〜ゥゥゥウ〜生まれるデス〜」
男が用意した水を張った皿の上で実装石は踏ん張っている。
「〜ゥウウウ〜出るデス!生まれるデス!」
水槽の向こう側では白衣の男達がじっとその様子を見つめている。
「デデエエェス!」
一際大きな声で鳴くと水皿にボチャリボチャリと仔を生み落とす。
「ハァハァ・・・生まれたデス?」
荒い息を吐きながら水皿に目を向けると5匹の仔実装が
粘膜につつまれ浮かんでいる。
「(・・・なんかヘンデス?)」
生まれる際に仔実装が発する「テレッテ〜」という産声がない。
実装石は違和感を覚えつつ仔実装を包んだ粘膜を舐め取る。
このままでは粘膜が固まり蛆状態になってしまうからだ。
「私の仔デス〜♪私がママデス〜♪」
仔の顔に付いている粘膜を丁寧に舐め取る。
「私に似て美しい髪デス〜。キレイキレイにするデス〜」
髪についた粘膜も舐め取ろうとしたとき、異変は起こった。
「デェゲェッ!」
仔の前髪が綺麗に抜け落ちた。
「な、なんでデス!?」
焦って抜け落ちた前髪をなんとか元に戻そうとする。
一瞬着いたように思えたが、すぐに剥がれ落ちてしまう。
「なんで!?なんでデス!?」
実装石の一生を左右する大切な髪が、生まれてすぐ抜けてしまった。
大切な財産である髪がこうも簡単に抜け落ちるなんて。
実装石は混乱の中、なんとか本能で身体に残った粘膜を舐め取り始める。
「デゲェェェ!!!」
今度は髪に続いて服までもがボロボロと剥がれ始める。
なんとか元に戻そうとするが触れば触るほど服は原型を失っていく。
「なんでデス!?一体何が起こったんデス!?」
残りの仔も同様に粘膜を舐め取ったが一様に同じ状況。
水槽の中には呆然とする親実装と、5匹の禿げ裸の仔実装が生まれた。
「デェェェ〜ン!デェ〜ェン!」
何故こんなことになってしまったのか、まるで理解不能な状況に
大声を上げて泣き始めるが、さきほどからピクリともしない我が仔が気になる。
「ママデス〜なんで動かないデス〜?」
抱きしめて揺すったり、軽く叩いたりしても反応がまるで無い。
不安がこみ上げ死んでいないか確認する。
目は虚空を見つめるように見開き、
口はだらしなく半開きになってはいる。
だが辛うじて息はしているようだ。
「ママデス!起きるデス!甘いコンペイトウがあるデス!」
寝ているだけだとの希望に縋り大声を張り上げ、
何とか反応が返ってくることを願う。

どのくらいそうしていただろうか。
親実装は周りに禿げ裸の仔を抱き寄せブツブツと何事が呟く。
「どうして起きないデス・・・?声を、聞かせて欲しいデス・・・」
仔達を祈るように優しく、優しく撫でなる。
「お願いデス・・・お願いデス・・・」

ガチャ


突然水槽の蓋が開き、白衣の男が仔実装に手を伸ばす。
親実装は仔を守るように必死で威嚇を繰り返す。
「デギャアアア!何するデス、バカニンゲン!」
周りの仔達を必死で抱きしめ取られまいと男の手を払いのける。
「デギャァァァ!」
それでも人間の力に敵うはずもなく残らず仔を奪い取られる。
「返すデス!私の仔デス!返せバカニンゲン!」
騒がしい親実装に蓋をするかのように水槽を閉じる。
男は奪い取った仔実装に、糞を吸い取る例のチューブを差込み、
スイッチを全開にする。
ジュルルルルという不快な音と共に、糞を抜き出す。
仔実装はその間まったくの無反応。
男の手の中でぐったりと身体を横たえている。
男はあらかた糞を吸い取ったことを確認すると、
チューブを抜き取り先端を鋭利なものに変える。
再び排泄肛に差し込むと、今度は強引により深くねじ込む。
ブチッという何かが切れる音と共に半開きの口から血が噴出す。

バンバン!

親実装は目を見開きなんとか仔を奪え返そうとする。
手から血がにじみ出ているのも構わず、必死に水槽の壁を叩き続け叫ぶ。
「・・・ッ!・・・ッ!」
男は必死の形相の親実装に構うことなく、再びチューブのスイッチを入れる。

ギュルルルル

明らかに糞ではない何かを強引に吸い込んでいる。
透明なチューブの中が実装石の血に染まり始める。
内臓を吸い込んでいるのだ。
男は処置が終わるとチューブを抜き取り、濡らした布で丁寧に拭いていく。
全身をくまなくふき取ると別の男の前に仔実装を差し出す。
差し出された男は少し顔をしかめ嫌々ながら受取る。
そして暫し何かをためらった後、思い切った行動に出た。

「デギャァァァ!何するデス!」

親実装が水槽の中で絶叫する。
男が勢いよく仔実装の腹に齧り付いたのだった。
男は真剣な表情でクチャクチャと2、3回咀嚼すると
足元にあった青いバケツに口の中のモノを吐き出した。
男は口元を拭うと静かに首を振った。
男達は何かを確認すると一様に首を振り残った仔実装を乱暴にバケツの中に放り込んだ。
そして一人が水槽を開け、親実装を引き摺り出す。

「デギャアアア!デギャアアア!」

もはや半狂乱になって抵抗する親実装を外に出すと、
勢いをつけて仔実装の入ったバケツに叩き入れる。

「デガァッ!」

親実装は全身を強打して自分が生んだ仔実装の上に蹲る。
痛みで声が出ない。全身がバラバラになったようだ。
それでも仔達と一緒になれたことに少しの安堵を覚える。
バケツが持ち上げられどこかへと移動している。

「お、お前達・・・マ、ママデス・・・」
「ママが・・・あのバカニンゲンから守ってやるデス・・・」
「これからは、ずっと一緒デス・・・」
「一緒に、美味しい、コンペイトウを・・・食べるデス・・・」

辛うじて動く口で身体の下の子実装達に話かける。
仔達は何の反応も返すことはない。

移動が止まる。
大型の機械で騒々しい部屋の中。
バケツが左右に揺れ、一瞬の浮遊感の後バケツの中身が投げ出される。

「デァアアアアアアアーーーーー」

親実装が最後に見たモノは
悲鳴を上げることなく巨大な機械に粉砕される我が仔の姿だった。



実装肉が市場に出回り始めてはや数年。
生産コストの安さから大量に業者が参入してきた。
市場は飽和状態になり、通常の実装肉では利益が出なくなっていた。
そこで考え出されたのが生でも食べられる「刺身仔実装」である。
生まれたての仔実装を、ブロイラーではなく出来る限り自然な形で提供する。

ただ仔実装はただでさえ死に易く、幼いゆえの好奇心であちこちに動きまわる。
真空パックにする手もあるが、加工費が高く付いてしまう。
出来る限り人的なコストを掛けずに安定した品質を提供する。
そうした課題に、業者は品種改良で対応を模索していた。

この刺身仔実装は受精させる花の花粉を改良しており、
生まれてくる仔は、目が見えず、耳も聞こえず、動くこともでき無い。
それにより不慮の事故に会う確立も減る。
そして喋ることもできないので親実装による
糞蟲の間引きという事態も避けられる。

また、髪や服が粘膜の除去とともに極めて簡易に破棄できるようになっている。
生まれたままの仔実装をブロイラーではなく安価に手軽にそのままの鮮度で、
しかも生食で美味しく頂けるとなれば必ずや新たな市場の開拓に繋がる。

ここはそんな夢に向かって取り組む実装殖産センターの研究室である。

END

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