タイトル:【虐】 暗い空間
ファイル:暗い空間.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:12794 レス数:0
初投稿日時:2007/02/23-00:51:07修正日時:2007/02/23-00:51:07
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季節は春になったが未だ薄寒く、上着の離せない季節の事です。

会社でのストレスで悩んでいた私は、休みの日気晴らしに川原へ散歩に出た時の出来事を話します。

私が入社した時先輩だった彼女は私に優しく、先輩と言うより姉の様な存在だった。
ある日彼女に彼が出来ると私達は次第に疎遠になり、何となく話も出来なくなっていた。

そんな事もあり少し淋しさを憶え、憂鬱な気持ちが私を包んでいた時期の事でした。

大きな川の下流になっているこの場所は、川の流れを見ているだけで心が落ち着きます。
流れも緩やかになっていて、浮かんでいるゴミもやはりゆっくりと流れていきます。

川の淵に立つと、そこは入り組んだ小さな湾の様になっていて、色んなゴミが沢山そこで溜まっています。
誰かが捨てた空き缶やペットボトル、子供のおもちゃや発砲スチロールが砕けた切れ端。
色んなゴミの中でガムテープでグルグルに縛られた、小さな紙の箱がありました。
その紙箱は靴の空き箱でしょうか、厚手の紙で出来ていて大きさは真四角の救急箱より少し小さめでした。
ただガムテープで全体を目張りをしている為に水の浸食を防ぎ、外からは中の様子を窺い知る事が出来ません。

普通ならこんな紙箱に私は見向きもしないでしょう、その時の鬱な気分がそうしたのか・・・・
いえ、多分違います、紙箱から何かを私は感じ取ったのだと思います。

淵に跪き手を伸ばすとその紙箱を掴み上げました、重さは意外とありその感触に私は嫌な感じを受けました。
紙箱から溢れ出る嫌な雰囲気に私は少し躊躇しましたが、何かに導かれる様にガムテープを剥がし始めた。




                



               「暗い空間」      

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ある日の実装石専門のペットショップで、その仔実装は生まれた。
出産専用の実装石によって生まれた仔実装達は、血統書を貰うとそのショップで売りに出される。
やがて新しい飼い主の下で幸か不幸か分からないが、新しい生活が始まる。

出産専用に掛け合わされ改造された実装石は、普通の実装石より一度に沢山の仔実装を産み落とす。
今日生まれて来る仔実装も、そんな仔実装の一匹になる筈だった。

「デス〜ン・・デヒッ」


『よーし偉いぞ、その調子でドンドン生んで俺を儲けさせてくれよな』

『しかし店長、今日の数は特に多いですね』

『うーん、いつもなら10匹程度なんだが、もう14匹目だ』

『あっこいつ!また産み落とそうとしてますよ』


「デ、デ、デ、デフ〜ン」


最後に産み落とされた仔実装を見て、店長と店員は顔を見合わせた。

『店長、こいつは駄目じゃないですかね』

『あぁこいつは幾らなんでも小さいな』

『おい「」君、悪いがいつもの箱を持ってきてくれ』

店員は駆け出すとショップの倉庫から、靴の空き箱を持ってくる。
その箱に生まれてまだ目も見えない仔実装を、物を扱う様に乱雑に放り込んだ。


『全く・・こんな出来損ないは、売りに出す訳には行かんしな』
『お前も仔実装を生むしか脳が無いんだから、考えて産めよ』

『でも店長、今回14匹はまともな個体なんで、こいつを責めるのは可哀相ですよ』

『おぉそうだな、よしよしお前達はあの出来損ないと違って、とても可愛いぞ』

粘膜を舐め取られ元気な仔実装達の事を、店長は目を細めて喜んだ。
仔実装達も口々に、箱に捨てられた妹である仔実装の悪口を言っている。

『お前達は血統書って言ってな、とても特別な物を持ってるんだ』
『そこらの実装石とは違うんだから、誇りに思うんだぞ』

「特別テチ、特別テチ」
「当たり前テチ、ワタシ達は高貴な存在なのは当然テチ」
「本当テチお姉ちゃん、あのバカ妹とは出来が違うんテチ」
「テチチチチ♪」
「テチャチャチャチャ♪」

仔実装達に母実装が抱きつくと、優しくこれからの事を話し始めた。

「ワタシがママデス、それからあれがニンゲンさん」
「お前達はこれから優しいニンゲンさんに買われて行くデス」
「いいデス?血統書に恥じない良い仔になって、ニンゲンさんに愛されるデス」
「あの出来損ないと一緒の道を歩んじゃ駄目デス」
「お前達には素晴らしい未来が約束されてるデス」

母実装の言葉に仔実装達は当然だと言う顔で頷く、その内の長女である仔実装が母実装に質問をした。
この仔実装は姉妹の中でも特に賢く優しい個体だった。

「箱に入れられた一番下の妹は、どうなっちゃうテチィ?」
「なんでみんなと一緒にいないテチ、何だか可哀相テチ」


仔実装の質問に母実装は目を細めて喜ぶと、優しい顔になり答えた。

「オマエは本当に優しい仔デス、ママはとても鼻が高いデス」
「でも同情は禁物デス、あの仔は生まれながらにヘマをやらかしたデス」

仔実装は首をかしげると、不思議そうな顔をした。

「ヘマ・・テチィ?」

「そうデス、あの仔はみんなよりも随分小さかったデス」

「小さい位ならワタシが守ってあげるテチ」
「ワタシはお姉ちゃんテチ、妹を守るのは当然テチ」
「ママァ、小さい妹を戻す様にニンゲンさんに言ってテチ」

仔実装の答えに母実装は困った顔をしたが、すぐに気持ちを切り替えると仔実装を叱った。

「ニンゲンさんに命令をするなんて、とんでも無い事デス!」
「オマエもあの出来損ないと一緒デス?ママはとっても悲しいデスゥ」
「アイツがいるとオマエ達全員が不幸になるデス!それ位は長女のオマエが分からないでどうするデス!」
「いいデスゥ!二度とあの出来損ないの事は口にしちゃ駄目デス!」
「今度言ったらオマエも捨ててやるデス、分かったら返事しろデス!」

いきなりの剣幕に、長女や他の姉妹達もはしゃぐのを辞めて青くなった。
周りの姉妹達も口々に長女の悪口を言い罵倒を始めると、とうとう長女は泣き出してしまった。

「テチィィィごめんテチィ」
「ママのいう事聞くテチ、もう妹の話しないテチ」
「捨てちゃいやテチ、捨てちゃいやテチ」
「テェェェェン」「ティェェェェェン」


母実装は泣きじゃくる長女を抱き寄せると、元の優しい顔に戻り頭を撫でて長女を慰めた。

「分かればいいデス、オマエは優しすぎるから心配デス」
「オマエは何も悪くは無いデス、悪いのはみんなあの出来損ないデス」

長女は母実装に抱きつくと、力一杯母実装を抱きしめた。

「ママ、ママッ!もっとギュッしてテチ」

「困った仔デスゥ、この仔は長女の癖に甘えん坊デスゥ」








『なんか色々やってるみたいですね、店長』

『あぁ初期教育だろ、明日からは俺たちでこいつらを躾けなければ行けない』
『今日ぐらいは甘えさせてやっても良いだろう』

『所で店長、こいつですが・・・』



店員の目線の先には箱に放り込まれた仔実装が、自分の体に付いた粘膜とまだ格闘していた。
本来なら母実装が舐め取る粘膜も、生まれてすぐに箱に入れられた為にまだ取れていなかった。

普通の仔実装より小さな体をブルブルと震わせて、四つん這いになり母実装を捜す仔実装。、
当の母実装は既にこの仔実装を諦め忘れようとしている。

「ママ、ママ、どこテチ、早く粘膜を舐めてテチ」
「どこテチ、目が良く見えないテチ」
「早くギュゥしてテチ」

明かり程度は見える仔実装の目は、膜に覆われまだ薄っすらとしか見えない。


『それじゃな、恨むんなら未熟児で生まれた自分を恨んでくれよ』

そう言うと店員は空き箱の蓋をかぶせ、回りをガムテープでグルグル巻きにした。

いきなり全てが暗くなり箱の中の仔実装は驚く。
真っ暗な中で誰かが箱をごそごそと動かし、その度に仔実装は不安にかられる。

「真っ暗テチ、何も分からないテチ」
「ママどこテチ・・・・」
「怖いテチ、怖いテチ・・」

ガムテープでガッチリ補強すると、店員は満足そうな顔をした。

『うん、これで絶対逃げられないぞ』
『それじゃ店長、早速こいつを捨てに行ってきます』

『こっそりと見つからない様にやって来いよ』

『分かってますって、何回目だと思ってるんですか』


仔実装の入った箱を乱雑に車の助手席に投げると、車は投棄場所である小さな川にやってきた。
車で揺られている間も仔実装は、あちこち体を箱にぶつけママを求めてなき続けていた。

車で金網越しになっている場所につけると、助手席の窓を開けそこから箱を投げ入れた。
川といっても農業用水に使っている様な人工的な小さな川の事、低い金網越しに簡単に投げ入れる事が出来る。


ボチャンと水しぶきを上げ、流されて行く箱を店員は車越しに眺めると、
すぐに車を走らせ元来た道を戻っていった。



人工的に作られたとは言えこの川の流れはとても速く、箱の中の仔実装は何事が起きたのか分からずにいた。
川に流され箱は何度もひっくり返る、仔実装はその度に車の揺れよりも激しく体をぶつけ続ける。

「テァァァ!どうなってるテチッ」
「ギャッ・・痛いテチ、ゲフンッゲボァ!」

「ママァ!ママァァァァァ!!」
「助けてェエ!!助けてテチィィィィイイ!!」

何度も体をぶつける内に体を擦り、自然に仔実装の膜が剥がれて行く。

一時間以上はたったろうか、急に箱の揺れが緩やかになった。


「テェ・・?静かになったテチ」

箱は用水路を抜け小さな川に入って来た、幾分流れは緩やかで箱がひっくり返る事は無かった。
暫くは落ち着いた時間が出来ると、仔実装は箱の中をうろうろと動き始めた。
仔実装の頭が当たり背を伸ばす事は出来ない、何度も転んでは箱の壁を確かめた。
立つ事が難しいと分かると仔実装は這いつくばり、壁を何度も回り続けやがてこの真っ暗な空間の広さを知る。

「寝るしか無いテチ、立つと頭をぶつけちゃうテチ」
「凄く狭いテチ、それに何で一人でここにいるんテチ」
「分からない事だらけテチ・・・大体ママはどうしたテチ」
「娘がこんなに寂しくしてるのに信じられんテチ」

落ち着くと仔実装は自分の境遇に対し、母実装が何もしない事に不満を漏らし始める。
なぜ自分はこんな暗い所で淋しく一人でいるのか、痛い思いをしても誰も助けてくれない。
母親を見た事も無い仔実装は、母実装がどんな姿かすら想像できなかった。
それどころか自分はどんな姿なのかも分からない、自分の手がどうなってるのかも分からずにいた。

キッチリ巻かれたガムテープは一切の光りを箱の中に通さず、暗闇を手探りで這いずり回るしかなかった。

ゴツンッ

箱が川淵の石に引っ掛かり止まった、仔実装は母実装が助けに来たのかと思い四つん這いになる。

「ママ!ママテチ!きっとママがワタシを助けに来たテチ」

箱をペシペシと懸命に叩くが何の反応も無い。
壁を叩いているうちに仔実装は、引っ掛かった石をバチンと一回紙越しに叩いてしまった。

「テッチャァァァァァァアーー!!」
「こいつママじゃないテチィ!」
「ママがこんな痛いわけ無いテチィィィ!!」

仔実装はそのままうずくまると、なんだか惨めになり泣き始めた。

「テェェェェン・・おかしいテチィ」
「おかしいテチ、おかしいテチ」
「こんな酷い目に会ってるのに、なんで誰も助けてくれないんテチ」

仔実装は箱の中で寝転がると、手足をジタバタさせて力の限り泣いた。
暫く泣いていたが泣き疲れると、いつの間にか仔実装は寝てしまっていた。


外から声が聞こえる、仔実装は目を擦り起き上がった。
目を開けた所で回りは真っ暗な事には変わりなかったが、その分耳の方が研ぎ澄まされていた。

「なんテチィ?音が聞こえるテチ」

近づいて来たのは近所の子供が二人だった。
二人は毎日この川原で遊ぶのが日課になっており、偶然その場所に紙箱は引っ掛かっていた。

『ちょっと見て、何か箱が浮いてるよ』

『本当だ、ガムテープでぐるぐる巻きで何だか厳重だな』

『良い物かも知れないな、拾おうよ』


子供達は目を輝かせ箱を拾い上げると、しげしげと箱を見つめた。

持ち上げられている箱の中の仔実装は、いきなりの浮遊感と聞いた事の無い声に恐怖の声を上げた。

「なんか浮いてるテチィ?・・・変な声も聞こえるテチ」

『なにが入ってるのかな』

『意外と重いぞこれ』

少年の一人は箱を揺すって中身を確かめた。
揺すられて中の仔実装も、右へ左に体をぶつける。

「ティィッ、テチャッ、テチッ」

箱の中から声が聞こえる、少年達は耳を箱に押し付けて聞き入った。

『何だかさぁテチテチ言ってないか』

『うん、この中身って実装石の子供だね』

『チェッ・・がっかりだな』

『実装石なんかいーらない』

少年は仔実装の入った箱を地面に投げつけると、助走を付けて思い切り川に向かって蹴飛ばした。

ボグゥ!と音がして箱がへしゃげると、箱は空高く上がり一度川淵の石に当たり川に落ちていった。

「チェァァァ!テグゥ!ギャッ」


箱は凹んだがガムテープで巻かれている為に丈夫で、破れるような事は無かった。
蹴飛ばされたショックで仔実装は気を失うと、箱はまた川を下り始める。

チャプチャプと水の音で仔実装は目を覚ます、相変わらず目の前は暗闇が全てを覆っている。
仔実装は体を動かすと異変を感じた、左腕が変な方向に曲がっている事が痛みで分かる。
右手で左手を触ろうとすると、左の脇腹から激痛が走る。
どうやら仔実装は左手を骨折して、ついでに肋骨を何本か折っていた。

「ケハァ・・ハァハァ???痛いテチ」
「なんでこんなに痛いテチ?お腹が痛いし手も動かせないテチ」

「ケホンッ、ケホォ」

身をよじると痛みで咳が出る、その口から何かぬるついた液体が手に付く。
真っ暗なので仔実装はそれが血だと分からずにいた。

お尻の辺りもぬるぬるしている、蹴り飛ばされお腹を強打した時に糞を大量に漏らしていた。
手にとって臭いを嗅いでみるととても臭い、仔実装はこの物体が糞だと初めて知った。

臭いは箱の中を充満していたが、仔実装はそれ所では無かった。
体を動かす度に走る激痛も、暗闇の中では原因を知る事すらかなわない。
ただじっと痛みが少なくなる姿勢で、耐えるしか手は無かった。



「お腹が減ったテチィ・・ケホッ」
「でも・・食べるものなんてここには無いテチ」
「痛いテチ・・惨めテチ・・哀しいテチ・・ひもじいテチ・・淋しいテチ・・うう・・うっうっうっ」

色んな思いが小さな仔実装に、恐怖となって押しかかってくる。
しかし暗闇が全てを呑み込むと、ただ真っ暗な中で自分の存在すら無い様な気がした。

仔実装の幸せ回路は、見た事の無い母の姿を想像で思い描いていく。
だが仔実装にとって母所か、生まれてから見た物は淡い光りでしかなかった。
その淡い光りはとても暖かく感じ、曖昧な存在の光り自体を母だと思うしかなかった。

「きっとママはワタシの事を嫌いなんテチ」
「ワタシはこんなに酷い目に会ってるのにテチ?」

「助けて欲しいテチ・・助けてテチ、助けてテチ、助けてテチ、助けてテチ、助けてテチ」
「何も見えないテチ・・・怖いテチ、怖いテチ、怖いテチ、怖いテチ、怖いテチ」


仔実装の精神は既に限界に近づいていた、肉体的な痛みよりも孤独な自分が惨めで仕方が無かった。
どこにも行けず、何も見えない、頼る者もいない、ただただ暗闇だけしかない。

やがて仔実装の入った箱は支流だった川から、本流となる大きな川に入って行く。
そこで何日も何日もただ揺られていくだけだ、仔実装は殆ど動かず体力の温存を図る。
仔実装にとって唯一の見た淡い光りだけが、全ての希望だった。

やがて川の窪みに入り込むと、その場所を延々とぐるぐる回り続けた。
仔実装にとって何日も何日も、永遠と思える様な日々をそのまま過ごした。




ザバッ!

誰かが仔実装の入った箱を拾い上げた、きっとママだ仔実装はドキドキしながら蓋が開くのを待った。
ママに会ったら良い仔にしているんだ、嫌われたりしない様にしなければ。
最初にどんな言葉をかけようか、それとも抱きついて甘えようか。


ビリビリとガムテープが破られていく音がする、仔実装は永遠とも思えた淋しさから開放されると思うと、
自然と涙で顔がぐしゃぐしゃになって行く、音がやんだ・・今自分の孤独は終わる。



パカリ



蓋が開くと強烈な光りの向こうで、優しそうな誰かが自分を見ている。
それは生まれた時に見た淡い光りに似て、とても暖かく自分を見つめている。


「ママテチ・・会いたかったテチィ・・」


仔実装は光りの向こうのママに飛び込んでいった。






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私は封印されたガムテープを剥がすと、箱の蓋に手を掛けた。
その時何か奇妙なそれでいて暖かな空気が、箱の回りを覆っている様な気がしました。

箱を開けるとそこには、実装石の子供がドロドロに溶けて入っていました。
腐って白く濁った目は私を見ている、鮮烈に私の目にその姿が焼きついた。

仔実装はうつ伏せだろうか、既に白骨化も一部始まり死体独特の臭いに私は、吐き気をもよおします。
すぐに蓋を閉めると、この仔実装について考えた。
不思議な事にこの仔実装がどうしてこうなったのか、私には分かってしまった。
そして私は思う、この仔実装がただ憐れで憐れでならない。

母の温もり所か何も知らずにただ死んで行った、存在を疎まれ嫌われただの一度も抱いて貰う事も無く。
仔実装はずっとここで母を待っていたのだろう、そう思うとやりきれない気持ちで一杯になった。

私がこの箱を拾ったのは偶然では無いと確信すると、手を合わせ箱をまた川に流した。
私には分かる、この仔実装の魂は、蓋を開けた時に既にここから離れた事が。


『淋しかったんだね・・もう大丈夫・・天国は淋しくないよ』




次第に遠ざかって行く箱を見つめながら、私は自分の悩みがいかにちっぽけな物かが分かった。
明日先輩に会ったら笑って挨拶が出来る様にしなくちゃ。

そして私はとても短い命を生きた仔実装に感謝をしました。











終わり



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今回はショートでちと真面目に書きました。





見張り作者





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