タイトル:虐待分少な目で、観察っぽいです
ファイル:煉獄の楽園   (4).txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:4085 レス数:0
初投稿日時:2007/02/20-01:43:21修正日時:2007/02/20-01:43:21
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煉獄の楽園3で、実装フードする為に脱がした実装服に触れていない事に気が付き、急遽書き足した4です








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             煉獄の楽園   (4)








             楽園へ導く者





 この日、ブリーダーは自分の会社(実装石訓練所)の事務室にいた、
簡素な事務机に無造作に積まれた書類の山、
壁際の書棚には数多くのトロフィーや上方には賞状が飾られ、
ブリーダーの能力の高さを物語って居た、
しかしそれらには埃が積もり、名声などに興味が無い事が伺える、
従業員数は二十数名居り、中規模程度ながらそこそこの業績を上げていた。

 数々の賞を取って居るだけあり調教依頼の電話に事務員は忙殺されている、
ブリーダーは机の上にある、小さな写真立てをくわえタバコのままぼんやり眺めている、
少し色褪せた写真には今より、もっと若いブリーダーと4匹の成体実装石が写って居た、
嬉しそうな笑顔のブリーダーと実装石、
実装石がこんな自然で優しげな笑顔を見せる事が出来るものかと驚きを感じる位に、
その実装石の笑顔は魅力的だった、色褪せた写真でもその栗色の髪は毛艶の良さが判る、
実装服には皺一つ無く、襟元の白い前掛けは染み一つ無かった。

 机の上の電話が鳴った、飼育場からの内線が入っていた、
気だるそうに受話器を取ると、弟子からの連絡だった。

「社長、服の処理に入りたいんですけど良いッスか?」

ブリーダーは 今行く とだけ答え、飼育場に向かう。

 飼育場では若い弟子達が、個人から預かった実装石やペットショップ等から
依頼を受けた実装石の調教が行われていた、弟子達は小粒の金平糖と実装叩きを持ち、
文字通りの(飴と鞭)を上手に使い分けている、弟子達は実装石以上に真剣だった。

 経営者としてのブリーダーは完全実力主義を貫いている、
弟子達は躾けた実装石の卒業数で給与計算されていた、当然実力の無い弟子は会社を去る、
躾けのコツや用量を掴んだ弟子は、当然の様に頑張った分の報酬が与えられた、
弟子達は自然と躾けにも熱が入った、ブリーダーはその間を通り抜け、
棟続きの奥の建物へと進んで行く、成体実装では開けられない重いスチールドアを開け中に入って行く、
実装石の逃亡を防ぐ為建物の扉は二重の重いスチールドアで、窓は床から一メートル半の所に作られていた。

 更にもう一枚のドアを開け中に入ると、両側の壁際や中央部に上下4段になっている棚のようなものに、
多数の成体実装石から親指実装迄が整然と並んで立って居た。
 
 入ってまず違和感を感じる、違和感は実装石の声がまったくしない事だとすぐに気付く、
弟子達が中央にあるステンレス製の作業台に大量の実装服を積み上げていた、
公園で実装フードになっていった実装石達の服だった、簡単な水洗いを済ませ、
弟子達は成体から中実装サイズ、子実装サイズ、親指サイズに大きく3サイズに仕分けしている。

 ブリーダーが端から実装石を調べて行く、正確には着ている実装服を調べていた、
実装石は立って居るわけではなかった、4段の棚には下から自転車のサドルの様な物が生えており、
中央部からは長さ30cm程度の塩ビパイプが飛び出ている、
そこに総排泄口を挿して座った状態で直立の姿勢を保っていた、鼻の穴にはシリコン製のカテーテルが入れられ、
どの実装石も安らかな寝顔を見せている、実装服は不自然な程、綻びも無く綺麗な状態だった、
ブリーダーは綺麗なほぼ新品に近い状態の実装服を選び出し、弟子に指示していく、
弟子は指示された服を丁寧に脱がしていく、頭巾を取るとその下にはパンツが被せられていた、
裸になった実装石に別の弟子が、公園で回収した実装服を着せていく、
野良実装の物であるその服は所々に穴や綻び、染み等も有りみすぼらしい服だった、
ブリーダーの指示によって弟子達は次々と服を着せ替えていく。

 ふとブリーダーは一匹の成体実装の前で足を止めた、肌に張りは無く高齢と感じられる、
足元の札には日付が記入されていた、ブリーダーは日付を確認する。

「三年か・・・本体も交換しておけ」

 ブリーダーは一人呟いた後、弟子に指示を出した、服を脱がされた後その実装石は降ろされ、
移動用ケージに入れられた、別の弟子は薬品棚から麻酔注射の準備をすると、少し離れた別棟へ向かって行った、
近づくにつれ実装石の声が聞こえて来る、扉を開けると一気に声が大きくなった、

「バカニンゲン早くここから出すテチ!」

「まったく愚図な人間デス!早くステーキを持って来るデスッ!」

「蛆ちゃん美味しいテチ」

 ここには糞虫と呼ばれる個体がサイズ別に隔離されていた、当然裸だった、
弟子は仔実装の檻に入り一番元気の良さそうな仔を物色し一気に麻酔を打つ、
20秒程で意識が朦朧としている仔実装を連れ飼育棟へ戻る、
飼育棟に着いた頃には仔の意識は無かった、鼻からカテーテルを挿入していく、
塩ビパイプを仔実装サイズに差し替え、仔実装の総排泄口を塩ビパイプに挿して座らせていく、
札に今日の日付を記入し、公園で回収した服を着せる、今日は8体の本体交換があった。

 実装服にはある程度の自己修復能力がある事は、実装石学会でも報告され証明されていた、
この場合実装石が天然実装服を身につけ、ストレス無く十分な栄養を与えられた時のみ、
実装服が自己修復能力を発動させる事も明らかになっていた、
この現象は野良実装が愛護派に拾われ、飼われて居る内に実装服の穴や綻びが、
いつの間にか無くなり、綺麗な実装服になる事として専門誌(実と装)等にも、
多数投稿されていた、正確なメカニズムはまだ解明されて居なかったが、
実装石の代謝物(汗や垢等)に、触媒として自己修復を促す成分がある事だけは解明されていた。

「天然実装服の修理は出来ない物か?」
 
 ブリーダーはこう考え最初の実験が始まる、破れた所を縫い合わせてみたが、
糸の方が強すぎて縫い合わせた所から又裂けて行った、何度か繰り返すうちに、

「実装服の修理にはやはり実装石が最適」

という結論がすぐに出た。

 実際に服を失う飼い実装も少なく無かった、
散歩に出かけた飼い実装が虐待派や野良実装の襲撃(この場合多数がその場で絶命する)に遭い、
運良く大怪我と禿裸で済み、飼い主宅に逃げ帰って来る事も多々あった、
この場合の多くの飼い主は既成品の実装服を購入し着せるが、成長に合わせて買い替えが必要になる、
シルク製の実装服が一番天然実装服に近かったが高価な商品となり、一部の高額所得者しか買わなかった。

 安価で大量生産の出来る化学繊維系の実装服が大量に出回るが、成長に合わせての買い替え数を減らす為、
当然人間の子供の様に、「少し大きくても我慢しなさい、すぐちょうど良くなるから」的な
発想の飼い主も出てきた、これは実装石にとって致命的なミスだった、
本来実装服は着丈も袖丈も少し小さい位のサイズがちょうど良く、天然実装服もそのサイズで大きくなっていった、
軽くて丈夫だが、薄くコシの無い生地で作られた大きい実装服を与えられた仔実装は、
自分で実装服の裾を踏みつけ、体のバランスが悪い(頭に重心がある)為、
転んで顔面から着地し、大怪我を負うケースが多発した、
仔実装は顔面を強打し、眼球が潰れ顎を砕き、痛みや食事の取れない顎の為の空腹感、
それに暗闇の恐怖を暫くの間味わう事になる、最悪そのまま偽石を割り死に至る事もあった。

 木綿製などの天然素材系でも事故は起きた、天然実装服はデニム生地位の厚みがあり、
弱々しい位柔らか(実際生地として弱かった)だった、同じ厚みを木綿で出すには重量が増えた、
ゴワゴワして動きずらいこの服は実装石から不評だった、
Tシャツ並みの薄い実装服も販売されたが、服としては機能(体温調節等)せず、
身に纏う布程度でしかなくこれも不評だった、木綿で出来た実装服は、
重さと生地の固さを除けば天然実装服に近い出来だった、重いこの服を着せられた仔実装は、
余計にバランスが悪くなる、餌皿と同じ様に水を皿に入れてある飼い主の家では、
水飲み皿での溺死が多発した。

 この事故は頭巾にも当然重さが在る為、水を飲もうとした仔実装が、
バランスを崩し誤まって水皿に頭から落ちる事から始まる、飼い主が側に居るときや、
多頭飼いをしているならば周りが助けてくれるが、単体で落ちる事は死を意味した、
生地が水を吸い、ただでさえ重い生地が余計に重くなる、もがく程生地全体に水が吸収され、
更に重量が増加する、デニム等は水を吸うと固くなる性質が在る為、動きも制限されていく、
僅か数センチの水深で派手にパンコンさせながら意識は肉体を離れていった、
もし助かったとしても、この手の事故は飼い主と関係に溝が出来る事が多かった。

「実装服だけを綺麗に出来ないか?」

 ブリーダーはそう考えた、同サイズの成体実装3グループに、
同じ様な痛み具合の実装服を着せ、三種類の飼育法を試した所、性格は問題だったが、
良く食べ、良く眠り一番健康的な生活を送った実装石が服の修復率が一番だった、
そして眠りに秘密が在るという事が判った、寝ている時に代謝が活発になるようだった。

 ブリーダーは今まで、只間引いて処理するだけの糞虫の有効利用も考えていた、
糞虫でも寝て居ればおとなしい、寝たまま何かに利用できないかと日頃から考えていた、
そこに実装服の修理を思いついた、健康であれば糞虫であろうと寝かせたままで良い、
寝ていれば糞虫も賢い実装石も同じなのだから、
何度かの試行錯誤を繰り返し、今の立たせたまま眠らせる形が出来上がった。
 
「被服工場」 弟子(社員)達はこの場所をそう呼んでいた、
鼻から通されたカテーテルには一日の必要カロリーを少量で補える様、
高蛋白の栄養剤と実装眠りが少量ずつ断続的に与えられていた、
総排泄口に刺さったパイプは糞尿を処理する為の装置だった、
少量の食事の為糞尿は驚く程少ない、肌に触れて居る部分の修復が一番早いので、
弟子達は実装服の痛み具合などを見て、眠ったままの実装石の位置をずらしていく、
実装石人形が棚に陳列されている様に思える、パイプが総排泄口に刺さっている為、
下着は穿かせられないが、頭に下着を被せてから頭巾を被せる事で対処した、
実装服全体の半分になると自己修復されない事も判ってきた、装服全体の4分の3が残っていれば、
大穴が無い限り3〜4週間程で古着程度に修復された、二ヶ月程度あれば新品同様まで修復される、
棚から下ろされた実装達は何着の服を修理したのだろうか?、

 完全修復された天然実装服は水洗いの後、脱臭されてサイズごとに一枚ずつパックされ箱に詰められていく、
頭巾や下着なども一枚ずつ丁寧にパックされていた、ダンボールに詰められ奥の倉庫に運ばれていく、
奥の倉庫にはダンボールが積まれていた、

「ずきん M」

「下着 S」

「くつ L」

「服 M」

ダンボールにはマジックでこう書かれていた。

 事故で服を無くした実装石の為に、公園などの野良実装などを狩り服を奪う飼い主も居たが、
綺麗な天然実装服が適価で安定供給されると、飼い主はこれを買い求めた。

 服を倉庫に運び入れ当直以外の終業時間になった、弟子達は順次帰宅していく、
当直は棚から下ろされた実装石を糞虫隔離棟へ運ぶ、空の檻に8匹の眠ったままの成体実装を入れ扉を閉めた。

 深夜になり隔離棟でも眠りの時間になった、一匹の成体実装が目を覚ました、
ぼんやりとした意識と視界が序徐に鮮明になっていく、はっきりと周りの景色が目に入ってきた、

「ここはどこデチ?」

「デチッ!? 体が動かないデチッ!」

「・・・・・・そうデチッ! バカニンゲンに針を刺されたんデチッ!」

「それから眠くなって・・・・」

「今ならステーキで許すデチッ!」

「その前に可愛いワタチにコンペイトウ持ってくるデチッ!」

 明らかに話し方がおかしい、声質は成体実装だが、話し方は仔実装の話し方だった、
そのうち他の交換された実装石も目を覚まし始める、全ての実装石が成体の声質で仔実装の喋り方をしていた、
代謝は寝ている間も休み無く行われる、それは身体の成長を意味した、だがこの実装石達の精神の時計は、
麻酔を打たれた三年前で止まっており、肉体的にのみ三年分の成長をしていた。

「ママはどこデチ?」

「おなか空いたデチ・・・」

 起き上がろうとするが体に力が入らない、首だけはやっとの思いで横に向ける事が出来た、
そこには同じように仰向けで寝転がってる実装が目に入ったとたんに、お互いがお互いを思いつく限りの罵倒をし始めた、
元から糞虫だったようだ、当直の弟子が見回りに訪れた、実装石は目覚めて初めて会う人間に、
一気に無数の要求を叫び始める、当直の弟子は持ち歩いて居るバインダーに、実装石の様子を記入しそのまま去って行く、
実装石はその背中に罵詈雑言を浴びせていた。

 翌朝、弟子達が出社してくる、この日の朝、隙間から差し込んだ朝日を三年ぶりに浴びた二匹がショック死した、
残りも強烈な目の痛みを訴えて居たが、聞く人間は側に居なかった。

 飼育場などの清掃からこの会社の一日は始まる、壁際に棚状に作られたケージで寝起きする実装石は、
自分の体のサイズに合わせた箒でケージ内の清掃をしている、
掃除が終わると奥に作りつけてあるトイレで用を済ませ、手を洗い自分用の餌皿と飲料水の入れ物を、
ケージ入り口に置き、きちんとすわり餌を待っていた、弟子達は自分の担当している実装石の様子を確認しながら、
実装フードを皿に入れていく、用意が出来て居ない実装石は容赦無く餌を抜かれる為、
サボる実装石は居なかった、食事が終わると挨拶や一般教養などの躾けの時間になり、毎日同じ事を繰り返し、
徹底的に身体に覚え込ませる、その後に交代で洗濯と入浴を済ませ昼食になる。

 昼食時、実装石は担当している弟子の前にきちんと並び、
一個で一食分になる大きめの実装フードと小さな飲料水の入ったコップを渡される、
全員に行き渡るまで待ってから、全員で食事を始める、もちろん監視役の弟子も居る為、
フライングをした実装石は、その場で餌を取り上げケージに戻され一日餌を抜かれる事になった。

 昼食が終わると暫くの間自由時間になった、この間は外(飼育場の中庭)に出たり昼寝も許されていた、
担当する弟子に遊びをせがむ実装や、ケージに戻り昼寝をする者、各自自由に時間を過ごして居た。

 一ヶ月の訓練期間が終わり、社長の面接を通った仔実装だけが、高級実装としてショップ等に卸される、
当然弟子の評価も出荷分だけ上がった、面接に落ちた仔実装は量販店等で、
一般の躾け済み仔実装として売られる事になる、その他一部は繁殖用として残される仔実装も居た、

 この日の夕方、3年の眠りから覚めた実装石は、なんとか這って移動出来る様になる、
それでも10センチ進むのに全体力を使っていた、入り口に置かれた餌皿には実装フードと飲み水が用意されている、
餌皿に向けて必死に移動していた二匹は、本来生命維持に使うべき体力を移動に使い、
あと数センチの所で絶命していた、残りも呼吸をするだけで体力を消耗させていた。

 夕方、隔離棟の施錠に来た弟子は残っていた実装石達の口に、一つまみの実装フードと水を与えた、
弟子にしてみれば只の気まぐれだったこの行為に、
実装達は生まれて初めて使うであろう感謝の言葉を唱えた。

 実装石の平均寿命は約3年程度である、この肉体年齢3歳の実装達に、
時間はあとどの位残されているのだろうか?。





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ちょっと外伝っぽくなりましたが、
5でまた公園に戻ります。


 今回は子供の頃うちの親に言われた、

「少し大きくても我慢しなさい、すぐちょうど良くなるから」

この言葉をなぜか思い出し、ネタとして使ってみました。

 確か小学四年生の頃だったと思います、
当時はまだトランクスが普及し始めで、ブリーフか猿股が主流でした。

 小学四年生で猿股を穿いていました、裾は膝位までまであります、
同級生は全員ブリーフ派でした、腰のあたりに妙な膨らみが出来ます、
身体検査以来あだ名はデカパンになりました。

 母親を恨みました、ですが在る事件がきっかけで猿股がクラスではやり出しました、
「カッポ〜ン」です、地方によっては「スッポン」とか「カポ〜ン」だったようですが、
只のズボン下げです、後ろから忍び寄り一気にズボンを下げ降ろすだけです、
主に女子の前に立ってる男子が標的にされました、
当然私の番もありましたが、猿股を愛用していた為100パーセントの防御を誇りました、
母親に感謝しました、ウエストの部分を紐を締めて縛る為、
何度やられてもジャージのズボンだけしか下げられませんでした、

 それ以来小学校卒業迄、なぜかあだ名が「親方」になりました、
由来は今も謎のままです。







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