『虐殺』 今日もこうして飲めるのもニンゲンさんのおかげデス〜♪今日もこうして食えるのもニンゲンさんのおかげデス〜♪ 繁華街の路地裏で楽しそうに飲み食い歌い踊る実装石達、ざっと見渡して百匹ほどだろうか。 野良実装は居酒屋などの客の残り物を貰ってきたり、コンビニなどで賞味期限切れの廃棄物を貰ってくる。 酒はビンに残ったものや飲み残しを集めたものがほとんどだが、ちゃんと店で購入した物もあるようだ。 購入資金はというと収入のあるネクタイを締めた実装石や飲んだくれの実装紅が負担している。 「ニンゲンさん万歳〜美味しいお酒ありがとうデス〜 ウィ〜 ヒック」 街で生きる実装石は人間社会への依存度が高いので毎日感謝しながら生きている。 「俺様の名を言ってみろ!!!」 突如現れた鬼畜あきはカッターの刃をペロペロと舐めながら叫んだ。 「ニンゲンさんの名は白豚テチィ〜」「いやいや芋助じゃないか?デス」「厨太郎でいいデッス〜ン」 酔っている実装石達は思い思いに適当に鬼畜あきの名前を答えていく。 「この糞蟲共が黙って聞いてりゃ調子に乗りやがってえぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!」 1匹の実装石の首を刎ねて頭を蹴り飛ばし、赤緑の溢れる体液をテチテチ煩い仔実装に無理矢理飲ませた。 この出来事で酔いが醒めたのか一瞬で場が凍りつき静まりかえる中、鬼畜あきはビール瓶を叩き割ると実装石達にこう命じた。 「ようし糞蟲共はこの破片を持って2匹1組となって殺しあえ!!!生き残ったほうは見逃してやる!!!」 実装石達は誰一人動かない、いや動けない。仲間同士で殺しあうなんて恐ろしいこと考えるだけでも怖くて動けないのだ。 「おぃどうした早くしないと全員皆殺しにするぜぇぇぇぇぇぇ!!!!」 そういうと近くにいた実装石を縦にスッパリ切り裂いた。 「デチャァァァァァァァァァァ〜」 禿裸の小汚い実装石が前に進み出ると鬼畜あきに進言した。 「どうか会社勤めなどの働いている実装石などは見逃してやってくださいデス。これからもニンゲンさんの役に立つデス。」 鬼畜あきは欠伸をしたあとに軽く耳をほじって退屈そうに聞き流すと、 進言した禿裸の実装石の目玉を刳り貫いて口の中に放り込みクチャクチャと噛んで吐き捨てた。 「半分は助かるんだから早くやれよぉぉぉ!!!でないと全滅だぜw」 実装石達は涙を流しながらビール瓶の破片を震える手で握った。 20匹程がまとまって鬼畜あきに襲い掛かったのだが返り討ちにあってミンチにされてしまった。 やがて実装石同士の殺し合いが始まった、斬って斬られて飛び散った血と恐怖で漏らした糞の入り混じった生き地獄。 その様子を酒の肴に実装石の買ってきた酒を飲む鬼畜あき。 そうこうするうちに30匹ほどがボロボロになりながら勝ち残ったようだ。 パチパチパチと拍手して健闘を称えるが鬼畜あきのシナリオには最初から生きて帰すことなどは無かったと思われる。 「俺様正義だからやっぱり悪は許しちゃおけないなぁ〜」 そういうとカッターの刃を新しいのに付け替えて生き残った実装石達を斬殺していく、とってもイキイキと嬉しそうだ。 「仲間を殺してまで自分が助かろうなんてとんだ糞蟲だな!!!!!生かしておいたら世の中の為にならねぇぜ!!!」 絶望的な表情の実装石達は最期の抵抗を試みるものの百戦錬磨の鬼畜あきには敵わなかった。 「おいおい正義の味方気取りかなんか知らないが汚したら奇麗に片付けていってくれよな!」 居酒屋の店員が鬼畜あきに声をかけた。実装石は生ゴミを減らすのに役立っていたし、毎回飲んで騒いだ後も清掃して 解散していたので近所の評判は良かったのだ。それにひきかえ実装石を虐待する人間のマナーは酷いものが多かった。 「あ!?人類の共通の敵である糞蟲を積極的に処分してやっている俺様に意見するなんて百万年早いんだよぉぉぉ!!!」 鬼畜あきは殺したら殺しっぱなしで血や糞まみれの実装石の死体を放置したまま行政や近隣住人に掃除させている。 「てめぇは愛護派か糞店員!本来なら土下座して感謝しながら金一封を進呈すんのが常識だろうがぁぁぁ!!!!!!!」 鬼畜あきはイライラしながら実装石の死体を蹴散らしている。 「てめぇも切り刻まれたくなかったらのこのこ出てくるんじゃねぇよぉぉぉ!!!!」 そこにいきなり銃声がこだました。 「ショット!ショットショット〜! 」 小さな太った一瞬実装石かと思うような男の2人組みがショットガンを手に現れた。 「てめぇらいきなり撃つんじゃねぇよ!俺様に当たって死んだらどうすんだよぉぉぉぉぉ!!!!!!」 鬼畜あきは鳩が豆鉄砲を食らったような顔でビビりながら怒っている、確かにいきなり発砲は無茶である。 「えぇ〜ぃ静まれ静まれ〜ここにおわすお方をどなたと心得る!頭が高いひかえおろ〜 では閣下どうぞ。」 カッカッカッカッと高笑いとともに恰幅のいい男が登場した、坊主頭に口髭の小太りでカーキ色の軍服のような制服姿。 「いゃ〜虐待って本当にいいものですね。カナチョ〜」 妙にホモ臭い笑顔でにっこりと流し目をしてくる閣下は表向きは「カナリア超特救」シリーズの映画監督で有名で、 裏では実装石愛護団体(本質的にはマラ実装石専門愛好家の武闘派ゲリラ団体)の大物だ。 「鬼畜あき君がネットでばら撒いた画像に写っているマラ実装について質問したいだけですよぉカナチョ〜。」 「本当にマラ実装の神聖なマラを汚らわしい雌の股に挿入させたなんて酷い虐待カナチョ、マラ実装のマラは 立派な日本男児だけの為にあるものだということを理解していないみたいカナチョ〜」 政府の実装石情報機関が動き始めたとの報告を受けて、さっそく閣下の団体も行動を起こしたようだ。 「では教育しないといけないので一緒に来て貰いましょうかカナチョ〜」 ショットガンを突きつけられて深緑の装甲車に拉致されてしまった鬼畜あき。 _______ リビング _______ うじょたんは成長が早いようだ、いつのまにかまだ尻尾はついたままだが短い手足で二足歩行になっている。 「わぁ〜たっちしたね〜、あんよも上手だね〜」 少女も両親も嬉しそうで一時期あった家族間の険悪な雰囲気は消えている、赤ちゃんは本当に幸せを運んでくる。 「大きいパパさん、大きいママさん、小さいママさん、お願いがあります。」 うじょたんは今夜から決して夜には部屋を覗かないでほしいという話を皆に頼んだのだった。 つづく予定
