タイトル:【虐】 実際遭うとキツイじゃすまない
ファイル:空き巣実装.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:7019 レス数:0
初投稿日時:2006/07/02-02:01:39修正日時:2006/07/02-02:01:39
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今日は久しぶりに定時で仕事を終えることができた。

鼻歌交じりに気分良くアパートに帰ると、部屋の中に違和感が。

…まさか。

電気をつけるとそこらじゅうに撒き散らされた緑色の染みが目に入った。

生き物の糞だ。


「な…んで…」


どこから入られたのか見ると窓が割られてガラスが飛び散っている。

そこから侵入されたらしい。

だが、肝心の侵入者の姿が見えない。

家中を探してもどこにも居なかった。

もう逃げてしまっているのだろう。

すぐさま、他に被害が無いかどうか調べる。

冷蔵庫の中は酷い事になっていた。

今日の夕飯にと思いとっておいたおかずがごっそりと無くなっていて、かわりにグチャグチャになった調味料のビンが中身をぶちまけながら転がっていただけだった。


「折角の定時上がりだというのに、何でこんな目に遭うんだよ…」


窓にダンボールを張って塞いだ後、何もやる気が起きず夕食も食べずにそのまま眠ってしまった。





次の日、事情を説明して会社を休み、友人を呼んで手伝ってもらいながら家の片付けに取り掛かった。

友人曰く、これは空き巣ではなく「実装石」という生き物の手口らしい。

窓ガラスを石で叩き割って侵入し、冷蔵庫の中身を漁って帰っていくらしい。

そのまま家に居座り、飼って貰おうとする固体も存在するそうだ。


「まあ、そんな奴は叩き殺されるのがオチだけどな」


友人はそう言って笑ったが、実際被害にあっている自分には笑えない話だった。

実装石についてまったく知らない私に、友人は他にも色々とレクチャーしてくれた。

食われてしまった食料を買い込み、割られた窓ガラスを交換して、糞塗れの家を掃除する。

正直最後ら辺は泣きそうだった。

結果見た目は綺麗になったが、糞の匂いだけはどうしてもとれなかった

手伝ってくれた友人に、持っていたビール券をお礼代わりに渡して解散した辺りで疲れがドッと押し寄せてきた。

明日は会社に行かなければならない。

早めに寝て、明日は今日の分を取り戻す勢いでがんばろう。





休んだ日の分の仕事を3日かけて取り返し、明日から普通の業務に戻れると思った矢先の事だった。

いつも通り帰宅するとまた部屋の中が荒らされていた。

窓ガラスは割られ、以前ほどではないが部屋は泥で汚され、冷蔵庫の中身は食い荒らされていた。

ここ3日間の疲れと精神的なショックからしばらく冷蔵庫の前で立ち尽くし、そのまま冷蔵庫に寄りかかって眠ってしまった。





そう連続して休む訳にも行かず、次の日無理して会社に行った俺はそれは酷い有様だったらしい。

傍から見ても憔悴しきっていて、昼を過ぎる頃には上司から「今日はもう帰って休め」と言われてしまった。

家の片付けもあるのでそのまま帰らせてもらい、1時頃に家につくと中から何かの気配が。

もしやと思い、音を立てずに中に入り冷蔵庫の前まで言ってみると、そこには子連れの実装石が冷蔵庫の中の残りを荒らしていた。

…ああ、そういえば割られた窓ガラスをそのままにしていたな。


「おい、糞虫」


携帯のリンガル機能をONにして声をかける。

親実装はビクリと震え、こちらに振り向いた。


「デギャッ!」


振り向いた瞬間、親実装の顔に蹴りが入り、壁まで吹っ飛んで気絶した。

周りにいた子実装は何が起こっているのかわからないようで、しばらくしてからテチテチとうるさく騒ぎ出す。

リンガルには


「ニンゲンテチ!これで私も飼い実装テチ!」

「食い物がもう無いテチ!もっと私の所に持って来いテチ!」


と表示されていた。

人の家に勝手に侵入して、冷蔵庫の中の物を勝手に漁る様な糞虫が、何故飼い実装になれるなどと思えるのか。

早くこんなゴミをどっかにやってしまいたい。

そう思い、そこらに転がる残飯ごと子実装を半透明のゴミ袋の中に押し込み口を縛って閉じる。


「ニンゲン!ここから出して、早く食い物を運んでくるテチ!」

「テェェェ!ママァ!ママはどこテチ!助けて!ママァ!」


子実装が袋の中で叫び始める。

うるさくて敵わないので、袋ごと振り回して床に数十回叩き付けると静かになった。

口を解いて中を確認すると、残飯と子実装だったものの破片が混じってなんだか判らなくなってしまっていた。


「デェ…」


親実装が気が付いたようだ。

ちょうどいい、コイツには聞きたい事があったのを思い出した。


「おい糞虫」

「デェ!」


親実装が身構える。


「5日前と昨日、この家に入って冷蔵庫を荒らしたのはお前か」

「はぁ?何をいってるんデス?私は今日始めてここに来たんデス」


リンガルに表示された、尊大な態度を見て蹴りが出そうになるのを抑える。

また気絶されては面倒だ。

そう思い近くにあった折り畳み傘で手加減しながら頭をブン殴る。


「デギャ!」

「口の利き方に気をつけろよ、糞虫。

なら何故今日この家に入ったのかを言ってみろ」


親実装は凹んだ頭を押さえ、オドオドと怯えながら口を開いた。


「く、糞の匂いデス」

「匂い?」


俺の態度が変わったのを見て、ここぞとばかりに話し始める親実装。


「この糞の匂いは、この家のニンゲンはいいカモだという意味デス♪

ここに住んでるニンゲンは馬鹿だから簡単に食べ物にありつけるんデス♪

さあ、早く私を床に降ろして私と子供たちの分の金平糖とステーキを持ってくるデス!」


携帯を持つ手が震えているのが自分でも判る。

空き巣のよくやる手口だ。

玄関や表札に印をつけて『この家はダメ、この家はカモ』と同業者にメッセージを出すらしい。

最初の時、部屋中に撒き散らされた糞にはこんな意味があったのか!

今にも絞め殺したい衝動に駆られるのを抑えて、親実装を床に叩きつけるように降ろす。


「デェッ!痛いデス!もっとやさしく降ろしやがれこのバカニンゲン!

…デェ?私の子供達はどこに行ったデス?」


黙ったまま、さっきのゴミ袋を指差す。

親実装は袋まで近寄り中を覗く。


「デッスゥゥン♪美味そうなご飯デス♪」


子供の事を忘れ一心不乱に袋の中身を食い尽くそうとする親実装。


「頬っぺたが落ちそうデス♪

おいニンゲン、これだけのものを作れるならオマエを私の下僕にしてやっても良いデス。

感謝して私の糞を舐めろデス♪」


糞を漏らしながら自分の子供を貪り食う文字通りの糞虫を無視して、俺はフライパンを火にかけ、冷凍庫の中からドライアイスを取り出した。

親実装の髪の毛を掴み、口の中にドライアイスを詰め込んでいく。


「デギャ!デギャ!冷たいデス!熱いデス!」


叫ぶ親実装を無視して今度は総排泄孔に熱したフライパンを押し当てて溶着する。


「デギャァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」


涙を流しながらのたうちまわる親実装に無理矢理お湯を飲ませ、口をガムテープで塞ぎ、ゴミ袋の中に放り込む。

安全の為、袋を3重にして口を縛る。

30秒ほど立ったあたりで爆発音が袋の中から響いてきた。

口を解いて中を覗くとそこには腹が裂け、下半身が吹き飛んだ親実装が蚊のような声で鳴いていた。


「なんだ、まだ生きてたのか」

「…死にたくないデスゥ…バカニンゲン…早く私を助けるデス…」


俺は迷わず袋の上から親実装の頭を踏み抜いた。





その後、ゴミ袋を生ゴミに出してから引越しの準備を始めた。

親実装が言っていた事が本気ならもうこの部屋には住んでいられない。

次の日、俺はアパートを後にした。




































初スクです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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