題「飴。」 今年は例年に比べ暖冬でまとまった雪も降る事はなかったが 松の内が過ぎたあたりで気温が氷点下に一気に下がり大雪となった。 長期の出張で九州から北国のこの街にやってきたが思った以上の寒さにげんなりする。 公園の実装石もこの大雪で壊滅状態だそうで虐待派の俺としては 大自然の虐待GJ!と思いつつもちと寂しい今日この頃。 今日の午後、晴れたおかげで雪は結構解けたが路面はアイスバーン状なので 足元が滑らないようにおっかなびっくり家路に向かう。 スーツの上にダウンジャケットを羽織っているもののこの冷え込みはヤバイ。 途中にあったコンビニに立ち寄りおでんを買い求めて歩きながら大根と厚揚げ コンニャクをほおばる。 空の容器を袋に入れてアパートに向かう。 ザッ、ザクッ、ザッ… アイスバーンと化した歩道をのんびり歩く男の背後に緑の影がひとつ。 ここ数日の寒気で壊滅した野良実装石の生き残りの一匹であった。 彼女は仔実装を三匹抱きかかえておりこのままでは寒さと飢えで 確実に一家全滅は確定と判断し普段なら糞蟲が行う託児行為をしようと コンビニから出た男の後をついて様子を伺っていたのだ。 「う〜っ寒ィ」 コンビニからアパートまで普段は歩いて10分も掛からない。 が、歩道が凍っているために注意して歩かないと転倒する恐れがあるので このペースだともう少し掛かりそうだ。 男は自販機の前で止まりコンビニ袋を地面に下ろし缶コーヒーを買う。 タバコに火をつけ缶コーヒーを飲み暖まる。 寒空を見上げながら一服する男の隙に母実装は 三匹の仔実装をコンビに袋に入れようと忍び寄る。 袋に仔を入れる際に袋の中のモノを勝手に食べたり 触ったりしちゃダメデスよと注意を念押しする。 皆、賢い仔達なので言うことは聞くだろうが このニンゲンさんがいいヒトでありますようにと祈るように母実装は そっと自販機の陰に隠れ男の様子を伺う。 缶コーヒーで暖を取った男が袋を持ち上げ家路に再度向かう。 ガチャ。 タイマーでエアコンを動かしていたので部屋の中は暖かくなっていた。 男は台所の床にコンビニ袋を置きヤカンで湯を沸かしコンビニで買った カップスープを飲もうと袋の口を開く。 「ちっ」 袋の中を見て舌打ちをする。 コンビニ袋にはおでんの空容器にタバコふた箱とカップスープの箱が入っていたが それ+三匹の仔実装が互いに抱き合いガチガチ震えて固まっていた。 幸い袋の中身に手を出されていなかったが仕事で疲れて外の寒さで うんざりしていた男を更にうんざりさせるには十分の理由だった。 「自販機のときだなこりゃぁ」 男はタバコとカップスープに汚れや糞がついていないことに安堵する。 案外賢い仔実装かもしれんが単に寒くて何も出来なかったのかと思った。 袋の中に仔実装を入れたまま流しの蛇口に袋をぶら下げる。 ヤカンの湯が沸いたのでカップスープを入れて一息入れ、台所の蛇口をひねる。 勢いよくでた水はぶら下げたコンビニ袋に注がれあっという間に袋の中は水で満たされる。 チュボボボボボ・・・・!!! チャワァァァァッ!! チュアップチュワップ!!! 袋の口から緑色の汚水がどんどん出てきたので台所洗剤を袋に注ぎあわ立たせる。 袋からあふれる汚水が綺麗になったところで、たらいに袋の中身をぶちまける。 「「「テエェェェェエェェ・・・ ガタガタガタガタ・・・」」」 水の冷たさに死んだかと思ったが案外しぶとい。 たらいの中の仔実装に今度は給湯器から熱湯を注ぐ。 最初はぬるま湯だったので暖かさにテチューンなど能天気に鳴く仔実装たちだったが 次第に熱湯になりあまりの熱さに真っ赤になりもがき苦しみだす。 湯を止め再び水を注ぐ。 ぬるめになったところで三匹の服を剥ぎ取り身体を台所洗剤で念入りに洗う。 たらいの湯を捨て改めてたらいの中の三匹を眺める。 冷水と熱湯の責めで最初はおびえて三匹だったが男が自分たちを 綺麗にしてくれていることを理解するとテチューンテチテチテッチューン♪などと鳴き声をあげ始めた。 そしてアタマに湯気を立ち上げ何か怒っている。 どれリンガルをかざしてみるか。 「いきなりナニするテチかバカニンゲン!!」 「チヌかとおもったテチ! このツミはオモいテチッ!!!」 「さっさとおべべをカエしておわびにごチソーをケンジョーするテチィ!!」 ・・・リンガルで漢字変換されないくらいのバカ丸出しの糞蟲かよ。 フッ…。 男の口の端がゆがむ。 パキッ 「テチャァァァァアァァァァァッ!!!」 男の指にしがみついていた一匹の両足を引っ張り股関節を砕いたのだ。 そしてそのままたらいの中に落とすと仔実装の両足は砕けてたらいの中でもがく。 「「テェェェェエエエェェッ!!!」」 姉妹への突然の仕打ちに驚き愕然とする残りの二匹。 「ピゲェウッ!?」 ピーピー一番泣き喚いているほうのほっぺを親指と人差し指でつまみ そのままつぶす。 「テ!? チャジャジャァァァッ!!!」 尻餅をつき糞をもらしイヤイヤと手をふりガタガタ振るえている三匹目の 両手を砕く。 たらいに水を仔実装の腰の高さ程度に水を満たしておく。 そして服も綺麗に洗ったところでふきん掛けで干しておく。 さて。 こいつらをどうしてくれようかな。 塩漬け仔実装の在庫もお気に入りのヤツ一匹だし新たに塩漬け仔実装を作ろうか? それともなにか別の方法で俺に託児された不運を多い知らせてらるべきか… そう考えているとドアがコンコンとノックされたことに気がついた。 男がドアを開けると三匹の母親らしい成体実装石が一匹立っていた。 「デスデスデスゥ〜 デスンデスン」 定番の流れに あ”〜〜〜っと、こめかみを押さえるそして、 「デスデスうるせぇぞ糞蟲がぁっ!」 ザスッ 脳天を傘で突きそのまま持ち上げユニットバスに叩き込む。 ザー シャワーで熱湯を浴びせる。 「寒かったからなぁ 感謝しろよ♪」 「デギャァァァアァァァァア!!!」 湯を出したままリンガルをとりに行く。 いい感じに茹で上がった母実装から服を剥ぎ取り尋問を開始する。 「この仔実装どもを託児したのはオマエだな?」 たらいの中身を見せ問いただす。 「「「テェェェェェ…」」」 力なく鳴き声をあげる三匹をみて顔を青ざめる母実装。 「そ、そうデス。ワタシがニンゲンさんに託児しました」 「この寒さでは子供たちが死んでしまいますデスゥ・・・ この子達は賢くていい子達です。ニンゲンさんにせめて暖かくなる春まで オウチにおいて欲しいんデスゥ」 「ほぉ? どいつもこいつもマヌケ面してたがなぁ」 母実装は浴槽で土下座をしてデスデス侘びを入れる。 「そんなに俺のところにおいて欲しいのか? 言っておくが俺は虐待派だ。我が子が死んだほうがマシという目に あうかもしれないんだぞ?」 「ど、どうかワガママは言いませんっ!大切にしてあげてくださいデスゥ」 ドキャ 「デェボアッ!!」 母実装の頬を殴り浴槽の内壁に叩きつける。 「十分ワガママだってんだよ! あっ。うーむ。ふむ。」 俺はふっとネタが思いついたので母実装に提案をしてみることにした。 「まぁそうだな。俺が出すテストに耐え合格出来たらオマエの子供は俺が大切に預かろう。 怪我もしているから明日怪我が治ったところでテストをしよう」 【テスト】【合格】【大切】という、はてなキーワードに 母実装の瞳に生気が溢れ返ってきた。 「わ、わかりましたデスゥ!! ぜひともよろしくお願いしますデスゥ!」 俺は三匹の仔実装に栄養ドリンクを鼻をつまんで強引に飲ませてやる。 「明日には怪我も治っているだろう。テストでは死ぬことになるかもしれないから 一緒に最後の夜になるかもしれないひと時をすごすと良いだろう。」 俺は浴槽に仔実装と母実装を閉じ込め酒をかっくらい眠った。 翌朝。 栄養剤のおかげですっかり全快して朝っぱらからテチテチやかましい。 ガンッ! 俺は浴槽を蹴り静かにさせる。 「約束どおりお前たち三匹にテストを与える。 うまくいけば俺が大切に預かってやるがうまくいかないと死ぬからそのつもりで」 「テチー! ふざけるなテチィ!!」 「さっさとおべべをかえすテチ!」 「クソニンゲン!!さっさとキレイなおべべとゴチソーをだせテチィ!!」 ドゴンッ! 「静かにしろ。本当に死にたければ騒いでも良いぞ。 お母さん。お宅のお嬢さん方は皆良い仔ですねぇ?」 と嫌味たっぷりに言ってやると母実装は顔を青ざめ必死に子供たちに 俺の言うことを聞くように説得する。 とりあえず静かになったのでテストを始めるか。 俺はカッターナイフを母実装に手渡す。 「まずコイツでオマエのガキどもの命の石を抜き出せ。」 「デッ!! あ、あの石はワタシたちにとって命そのものデスゥ・・・」 「そうか嫌か。嫌ならそのまま裸のまま外に追い出してもいいんだぞ。」 「わ、わかりましたデスゥ・・・・」 母実装はカッターナイフを手に取り傍にいた一匹を押さえつける。 「痛いデスガがまんするデス。テストに合格すれば飼い実装になれるデス・・・」 「イヤァッママッ! や、やめテチー!!」 仔実装の胸に刃をいれ偽石を取り出す。 俺は用意していたフィルムケースに受取った偽石を入れAとマジックで書く。 そして偽石を抜かれた仔実装の額にもおなじくAと書く。 「さぁ次ぎ行け次。」 「デスゥゥゥゥ・・・・」 涙を流しながら二匹目三匹目の仔実装の偽石を抜く。 俺は三匹に再度栄養剤を与えて傷がふさがるのを待つ。 傷がふさがったところで母実装に雑巾を渡して子供たちと自分の身体を拭くように命じた。 身体が吹き終わったところで台所につれて行く。 流し台に親子を置きテストの説明を始める。 今からこのケースに入れた子供たちの命の石に、ある液体を注ぎ込む。 その際に死ぬほどの苦しみを感じるだろうがそれに耐えることが出来た 子供は約束どおり大切に預かってやる。 「た、耐えれなかったときにはどうなるのデスカ?」 「なぁにそのときはあまりの苦しみに死ぬだけだ。」 俺はニヤリと笑う 「「「テェエエエエエエエエェェェェッ!!!」」」 全身を真っ青にして恐怖におびえる仔実装ども。 「いまからその準備をするから、そこでくつろいでおけ。」 さて今回用意しますのは・・・・ ・ミルクパン ・砂糖90g ・水こさじ三杯 ・ブランデーこさじ1杯 1.まずミルクパンに砂糖と水それにブランデーを入れます。 2.火は中火にして箸(ワリバシが良いでしょう)でゆっくりかき混ぜます。 3.薄黄色になってくるまでかき混ぜます。 4.そして薄黄色になったところでフイルムケースにゆっくりと 飴状に溶けた砂糖水を注ぎます。 砂糖のこげた甘い香りにデスゥーやらテチュ〜ンなどのんきに鳴く糞蟲ども。 「ではテストを始める。」 まずはAと書かれたフイルムケースにゆっくりと溶けた砂糖を注ぎ込む。 一気に注がないのはじわじわと偽石に熱で溶けた飴の感触を堪能してもらうためだ。 「テヒッ!! テカカカカガガガガガテジャッテジャッ!!!」 おおぅ飴状に溶けた砂糖が偽石表面を熱して苦しいだろうて(笑) 顔を真っ赤にして苦しみもだえる仔実装A。 「チュボッバッ!!!」 口から体液を吐き出しひっくり返る仔実装A。 ピクリとも動かないところを見ると熱に耐えられなかったか。 「・・・とまぁこの熱さに耐えられなかったらこうなるわけだ。OK?」 「デ、デ、デ、ひ、ヒドイデスッ!!」 ふんっ! 母実装の脳天にチョップをかます。 「デヒッ!」 「テストを辞退するというのならそのままお帰り願うけどいいのか?」 「わ、わかりましたデスゥ・・・」 「ワ、ワタチはかわいいからだいじょうぶテチィ♪」 「おねえちゃんはバカだからチんだんテチ! ママまかせるテチ!」 お〜お。今の惨状を見てもこう能天気とは天晴れ! 「大した自信だなぁ じゃぁはじめるぞ」 ゆっくりと実にゆっくりと時間を掛けてBとCのケースに飴を注ぎ込む。 「テ、エェェエェェ・・・・」 「チュッポ!チュッポ!チュポポウポプウポポ・・・・」 ほう! 熱さに耐えてがんばっているなぁしかし・・・ パキッ! 何かが割れるような音が台所に小さくこだまする。 Cのケース内の偽石にひびが入った模様。 仔実装Cは股間から血液を流しだし口元には血液交じりの泡をブクブクと カニの様に吹きはじめだした。 「デェェエエエッ!! ガ、ガンバルデスぅ〜〜〜〜〜!!」 母実装の声援を受けた仔実装Cが母実装の方を向き右手を上げて 何かをアピールしようとしている。 「ワ、ワタチはぁだ、だいじょうぶテ・・ 」 パキンッ!! あ、また乾いた音がひとつ。 「チュボガッ!!」 仰向けにひっくり返る仔実装C 瞳からは生の光は消え口、鼻、耳、総排泄口から糞やら体液を噴出している。 「残念。残るは一匹か♪」 「テ、テ、テ、テ・・・・ テヒッテヒッ・・・・」 ほぉ仔実装Bは耐え切ったようだ。 フイルムケースを冷水で冷やしケースの底を軽く叩くと型抜きされた飴が出てきた。 偽石は飴の中でしっかりと形を保っていた。 一般に偽石を割れないために保管する際にはレジンなどの樹脂で コーティングをするものだがこの方法だと偽石は余程のことがない限り 割れることはないが偽石に全く栄養が行き渡らないために偽石の主がストレス死や 衰弱をしてしまうことがままある。 (珪素質の偽石がどうやって有機質の栄養剤からエネルギーを摂取するか謎であるが) この飴でコーティングする方法ならば偽石にも栄養が行き渡る上に少量のブランデーが 偽石の主のストレスを和らげる効果があるようで飴の目減り具合から実装石の状態も ある程度測りやすいので目の届かないところに閉じ込めておく虐待などでは実装石の 体調の管理がしやすいのだ。 「テェェェェ ワ、ワタチがんばったテチ・・・」 「おめでとう。約束どおり俺はオマエを大切に「保管」するよ。」 俺は戸棚から小さめの壺を取り出すと仔実装Bをその中に入れる。 そして仔実装の周囲に塩を敷き詰めてゆく。 「テ!? ニンゲンッ!! ナニやっているテチィ!? ワタチをかわいがるのではないテチか? さっさとおべべをかえすテチッ! ゴチソーをケンジョーするテチィ!!」 ペチッ! 「ヂッ!!」 俺は仔実装Bの鼻先にデコピンをかます。 「はぁ? 俺は「保管」するといっていただろ? オマエはコレから塩漬けにされて身体の水分と汚れを抜いたところで オマエの手足をもいで俺の酒のツマミにするんだよ。 何勝手に飼い実装になれるなんて勘違いしているんだ?」 「テチャァァアアァァァ!! ママッ!タ、たすけてテチィィッ!!!」 「ニンゲンさんあまりにもひどいデスゥゥゥッ!!!」 仔実装Bを首まで塩漬けにしたところで母実装を流し台から玄関に叩きつける。 「俺は「預かる」と約束しただろう? 嘘はついていないぞ。 オマエの子供は殺しはしない。その代わり俺に預けられて死んだほうがマシな目には あってもらうがな。」 「デェェエエエエエエエッ!!!」 「じゃぁお母さんにはお帰り願おう。お嬢さんは大切に保管するからな」 「あ、あんまりデス!! ヒドイデスゥ!! 死んだ仔の責任とれデスゥ!!」 「子供なんぞポンポン生みなおせばいいだろがー!!」 俺は戸棚からペンを取り出し母実装の両目を真っ赤に塗りたくる。 そして玄関から蹴りだし母実装の服をせめての情けというわけで投げつけ返す。 「デ、デ、デ、う、生まれるデスゥ!!」 テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? テッテレー!! テチャッ!? どんどん母実装の装排泄口から生まれてくる仔実装だが 外は雪が降り積もっているためにあまりの寒さに雪に埋もれた瞬間に絶命する。 次第に生まれてくるのは仔実装より更にチリィ親指や蛆に変わってきたが マジックを落とさない限り強制出産は止まらない。 「おい。両目のマジックを落とさないと死ぬまでガキを生み続けるぞ。」 親切に助言を与えたが母実装には伝わったのか伝わらなかったのか・・・ 「と、止まらないデスゥ た、たすけ・・・・」 あっという間にミイラのように干からびて周囲にガキを撒き散らし死んだ。 「糞蟲の末路とはいえ哀れだな。てゆーかオマエ生みすぎ。」 俺はしーらねっと清掃局のおじさんに心の中で平謝りしつつ部屋に戻る。 「テェェェェェェ・・・・」 塩漬けが効き始めたのか全身の水分を抜かれだし小さく鳴き声をあげる仔実装B 俺は戸棚の戸を開け仔実装Bの壺を収める前に大先輩に声を掛ける。 「おい。一人ぼっちのオマエに新しいお友達の紹介だ。」 「テェェェエェェ・・・・」 ゴトッ。 「じゃぁ二匹仲良くしろよな」 戸棚を閉じ俺は朝のコーヒーを入れて休日を部屋でのんびり過ごすことにした。 あとがき 出張先でべっこう飴細工にハマってます。 べっこー飴おもれー 偽石に関する設定など一部独自の解釈をしてますがその辺は見逃してくれると助かります。
