タイトル:【虐殺・IFの世界・無常】 糞蟲にはやはり絶滅の選択しかないのかなと
ファイル:犬。.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:3727 レス数:0
初投稿日時:2007/01/08-01:26:31修正日時:2007/01/08-01:26:31
←戻る↓レスへ飛ぶ

友人のつてで飼う事になったジャーマンシェパードのリン(♀)を連れて散歩に行く。
最近仕事が忙しく真昼に散歩をさせてあげることができなかったのでリンは大はしゃぎしている。

先日降った雪は跡形もなく消え冬のわりにポカポカ陽気で風も心地よい。
公園にはいると普段はデスデスやかましいあの緑のいまいましいアレの姿もいない。
先日降った雪でほとんど全滅したようだ。

リンと一緒にディスクを投げたり走り回り疲れたのでベンチに腰掛け一休み。
まだまだ元気いっぱいのリンは遊んで遊んでとせがむのでリードを解いてあげて
遠くへいくなよーと言いつけて自販機で買った缶コーヒーをあおりひと息いれる。


「デッシャァァアアアァァッ!!!」


公園にアレの生き残りをリンが見つけたらしい。
生後二ヶ月とはいえ狩猟犬の血が獲物を見つけ出したのだろう。

母実装が背後に子供を庇っているようだ。
必死な形相でリンに威嚇している。

リンは黒曜石の色の瞳を好奇心まんまんで輝かせ母実装の足元を前足で払い転ばせる。

「デズゥ〜〜〜〜!!」

「「「チュアッ!! チュワァァアッ!! テチャァァアアァアッ!!!」」」

母実装の背後に三匹の仔実装がいた。
皆、なみだ目になり一匹は無様にもパンツから糞をもらしてへたり込んでいる。

リンに追い掛け回される仔実装ども。
三匹とも身体中はボロボロになりほうほうの体でリンから逃れようとしている。

デジャァアァァァッ!!! デズアァッ!!!

そしてリンの後ろ足にしがみつき必死に我が子を逃がそうとする母実装。
リンの瞳が細くなる。
狩りの練習の邪魔をした母実装に対し殺意を覚えたらしい。

ヒュンッ!

リンの前足がはらわれる。

デヒッ!!

喉元から血を噴出しジタバタもがく母実装。


テェェエエェエ・・・
チュワッ!!チュワァァァッ!!
テェェエーーーン!!


三匹の仔実装が母実装に取りすがり泣きじゃくる。
そんな三匹の仔実装をリンはゴムボールでじゃれるように前足で転がす。


チュボッ!!


三匹のうち一匹の頭が胴体と泣き別れになりピクピク痙攣する。

「「テ、テッチャァァァァァァァァア!!!

恐怖でおののき抱き合い泣き喚く二匹の仔実装。

リンは前足で各々の仔実装の腹を押さえつけ
片一方の仔実装の服をもう片方の前足で器用に剥ぎ取る。


テ!? テジュァァジガガガガガガッ!!

服を剥ぎ取る際に今までにない悲鳴を上げる仔実装。
リンもその反応が面白かったようで、もう片方の服を剥ぎ取りにかかる。

先に服を剥ぎ取られた仔実装はたどたどしい足取りで母実装の元に歩み寄る。

デヒューデヒュ〜・・・

実装石特有の再生能力か母実装は息を吹き返しつつあるようで裸にされた我が仔に
手を差し伸べる。

テェエェェェ・・・

力なく泣き母親の元に歩み寄る仔実装に影がよぎる。

グシャ。

リンが飛び掛り足で仔実装を踏み潰したのだ。

デ、デズゥゥ〜〜〜〜!!!!

血涙を流し地面を叩き悔しがる母実装の鼻先にリンが咥えていた最後の生き残りの裸仔実装が
放り投げられる。

再生が一段楽したのかよろよろと立ち上がりせめてお前だけでもワタシが守るデスゥと
言っているんだろうなという様子で我が子に向かう母実装石。

デ、デスズゥゥゥゥゥゥ!!!
テ、テェエエェエェェェェェーーーーン!!!

そんな感じで最後の子供と感動の抱擁をする親子。

ザシュ。

ゴト。

親実装のアタマが地面に落ちる。

テェ?

母実装の首の付け根から血が噴出し仔実装の身体を染める。

テ、テ、テ、テ、テチャァァア!? テチテチテチテテテテテテェ!!??

突然のことに混乱する仔実装に影がかかる。
仔実装が背中を振り返るとリンがじーっと仔実装を見つめていた。

テジャァァアァァァッ!!!

ペタンと尻餅をつき後ずさり手をブンブン振りイヤイヤのポーズをとる仔実装。

リンはつまらなさそうに前足で仔実装をつぶした。

やれやれ終わったか。
俺は実装石だったものをトングでつまみ公園の野良実装石専用生ごみ入れに放り込む。

リンの全身を見ると黒のワンピースは実装石の体液で汚れ前足も後ろ足も汚いので
公園の水場でとりあえず前足だけでもすすがせてやる。

「リン、実装石とじゃれるのはいいが帰ったらすぐにお風呂な」

「えーっ、お風呂イヤだぁ」

ペシとアタマをはたく。

「こんなドロドロだと部屋に上がれないだろ?」

「ますたーおしごとであんまりあそんでくれないし・・・」

「まぁなんだあまり構ってやれないからはしゃぎすぎたってことか。
家に着いたら速攻でお風呂。そのあとお前の好きなおやつペレットあげるから」

おやつの言葉に耳をピクンッと立て瞳をかがやかせるあたり仔犬とうか・・

「はーい」

俺はリンの首輪にリードを通し手をつなぎ家路に向かう。



有史以来、ヒトと共存するためなのか犬、猫、鳥などの一部の種目がヒトガタとなり
ヒトとともに歴史を刻んできた。

人語を解し高度なコミュニケーションも可能かつヒトに対し友好的な亜人種たちがペットとして
ヒトとごくごく普通の関係を持っているこの世界において実装石の様なデスデステチテチやかましく
糞害、生ごみをあさる行為など衛生的な問題を起こし更に研究が進むにつれ実装石とは自分が一番で
ヒトや周りの存在は自分を引き立てる奴隷・下僕と思い込んでいるというような浅ましい精神構造を
持っていることが明らかになりペットとして実装石がヒトとかかわりを持つ隙間などあるはずもなかった。
害虫・害獣とみなされ過酷な駆除またはしぶとさから動物実験のマルタとしての価値しか見出されていなかった。

実装石自身の進化がなければ絶滅するのはもう半世紀もかからないだろう。



あとがき

ノベルゲーム「わんととくらそう」というヒトガタの犬や猫がごくごく当たり前にペットとして
すごしているという一見(というかシナリオ全般とおして)ほのぼのしたゲームがあるのですが
そんな世界に実装石が存在したらどうかなと思いスクを書いてみましたがやっぱ糞蟲な精神性を
進化させないと根絶させられるなぁと結論に(笑)

このゲームって悪が悪として認識されない世界、悪が悪ではない世界ってのが
凄くほのぼのと描かれてるある意味ハヤワカSFみたいな世界観でそういうのが好きなヒトにはオススメします。

公式:http://www.ivory.co.jp/product/game/wanko/wanko.html

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため2704を入力してください
戻る