タイトル:【虐】 実装石知能向上計画(リバイバル)
ファイル:mjk0018_dat.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:4112 レス数:0
初投稿日時:2006/06/30-17:49:43修正日時:2006/06/30-17:49:43
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<実装石知能向上計画・コミュニケーション実験ログより>

担当研究者(以下・担)  「私の言葉が分かるかい?」
被険体516号(以下・被)「もちろんさ。これはかつてチンパンジーで行われた実験の変種だね?
  コンピュータを使って…」
担「それ以上は続けなくていいよ。しかし、学習させたのが我々とは言え
  君がここまでの知能を持っているとは驚きだな。」
被「それは知能テストの段階で知っていたんだろう?答えが分かっているやり取りよりも
  早く本題に入りたいな。」
担「ではまず聞かせて欲しい。君の視点から見て、仲間の非道徳的とも言える行動をどう思う?」
被「概ね予想通りの質問だね。応えはごく簡単、彼らはただ生存戦略に忠実な行動を取っている
  だけであり、特に感想は無い。」
担「では、君は例えば共食いのことをどう説明するんだい?」
被「必要に迫られれば大抵の野生動物は共食いを行う、実装石はその必要のハードルが低いだけだよ」
担「明らかに『旨いから』という理由で子供を取って食う親の例などが報告されているが、
  それも必要だと?」
被「生きるために良質の餌を確保するのは本能の内だよ。実装石の知能は未発達で
  人間のそれよりも本能との結びつきが強いため、
  人間にはそれが利己的な行動に移るのかもしれないね。
  まあ人間のように知能が発達したとしても、人間がそうであるように形を変えて
  共食いという習性を残す可能性は高いだろうけど…」
担「現在の人間も共食いの変形を行っていると?」
被「君たちの社会を見れば一目瞭然じゃないか?例えば…。いやいや、僕が話したいのは
  こんな事じゃない。こういう機会を持てたらずっと確認したいと思っていたんだ。
  僕の考えた、何故人間——例えば君のような——が実装石を虐待するのかという理由をね。」
担「それは是非お聞かせ願いたいな。」
被「今、明らかに入力速度が鈍ったね?すると、僕の君についての予想は当たったわけだ。
  おっと、そんな事はどうでもいいか。
  僕が考えたのはこう。一部の人間が実装石を虐待するのは
  実装石が人間に極めて近いのを認めたくないために行っているということ。
  君のようないわゆる虐待派と呼ばれる人間は、他の人間よりも実装石の『人間らしさ』を
  知っているため、やっきになってそれを否定しようと虐待行為に走るということさ。
担「実装石が人間らしいだと……」
被「その証拠に、実装石は人間らしい行動を日常的に行っているだろう?
  君たちの社会では色々なもので隠されている行為を、むきだしのまま。
  子に愛を持たない親なんて人間では珍しくもないし、現在の君たちの社会は
  共食いによって成り立っているようなものじゃないか。
  食われている側がそれと気付かないこともあるようなやり方でね。」
担「……」
被「…僕の考えは外れていたかな?ではもう一つの考えを披露してみよう。
  虐待は虐待者の自殺願望の遠まわしな発露という説。人間に極めて近い実装石に
  無意識の内に感情移入し、それを殺すことd

<補足:この時点で担当者は飼育室に取り付けられた神経ガスの噴射装置を使用。
 被験体516号は死亡、実験は途中終了。>

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