まずは緑の子の方を見てみる事にした。 一番数が少ないとはいえ、ほかの滑り台やジャングルジムと違って 上るものじゃない為馬鹿にされているっぽい。俺なら溜まらないな・・・ 「デスデスデスゥゥゥ!!(他の方がよかったデスけどこっちに来てやったんデスからさっさと寄越しやがれデスゥ!!」 「デッスデス!!(まったくクズでノロマなクソガキデスッ!!」 ・・・やっぱりなぁ。 緑の子は飴を食べるのを止め、ブランコを漕ぎ始めた。 キーコ、キーコ 「デスデスッ!(はやくしやがれデス!」 キーーコ、キーーコ 「デスデスデッ!デスッ!(いつまでそうしてるつもりデスッ!このクソガキ!!」 キーーーコ、キーーーコ 「デスデスデスゥッ!!!(さっきから何をしてやがるデスか!!!」 俺は少女が何をしたいのか分かった。 ブランコで加速をつけて糞虫を蹴り上げるのだ。 用意が整ったのか、緑の子はフッと笑った。そして・・・ ドゴオォッッッッッ!!! 「「「「デズアァァッッッ!!!」」」」 蹴り上げた。 その時の糞虫どもの表情といったら、最高だった。 しかし、どう殺すのか先が見えてしまうのが少々残念だな・・・ そう思っていた時、一つ気がついた。 蹴り上げられた糞虫は何処に行った? 子供でも人間の力は実装石と比べるとかなり有る。ブランコで加速もついたし。 しかし落ちても気付かなさそうなのは数十メートル先にある木々の間だけ。それに落ちたなら少しでも音が聞こえるのでは? その時、地面に血が降ってきた。恐らく蹴られた実装石の物だ。しかし体本体は落ちてこない 一体どうやったんだ?しかし俺は直に理解する事ができた。少女の肩には口に少々血が付いている実装石が乗っていたのだ。 緑「やっぱり希咲ちゃんが躾けた実装石はすごいな・・・命令もちゃんと聞くし強いし!」 あとの二人のどちらかから借りた実装かな? それにしてもすごい事だな・・・糞虫を蹴り上げてから、実装に糞虫を食わせたんだ。 かなりタイミングが重視されるだろうな 「「「「デジャァァァァァァッッ!!!???」」」」 リンガルでも翻訳不明の言葉を吐きながら逃げていく糞虫ども。しかしいくら進もうとしても前に進まない。 「デッズウゥゥゥ!!!??(どうして進まないデズゥ!?」 「テチャアアァァァ!!!(おかしいデス!!!」 「デププ♪・・・デズァーー!!??(お前達はブスだからデスゥ!美しく高貴なワタシはこのように進むデ・・・進まないデスゥーーー!!!」 俺はその光景を見て思わず笑った。 糞虫は気付いていないのだ、足に苺轍が絡まっている事に! 緑「これだけ時間が経っても気付かないなんて、本当に低脳だな・・・いや、脳が入ってないのか・・・」 その通り。そう言う緑の子の足元には実装雛が居た。 「ナノ!」 緑「ありがとうねラズベリー。ブランコの周りに苺轍の種撒いておいて良かった♪」 さっきの借り実装石と違い、実装雛は緑の子の飼い実装のようだ。 その場の空気はのほほんとしている。 しかしその微笑ましい光景に、クズ共のキンキン声が割り込んできた。 「デッスデジャァァァ!!(このクソガキ!一体この高貴なワタシに何をしやがったデスゥ!!」 緑「足見れば。」 「デスァァァァ!?(な・・・なんデスゥこの蔦は!!??」 緑「苺轍。」 「デシャァァァァ!!(早くコレを解きやがれデスゥ!!!そしたら許してやらん事もないデスゥ!!」 緑「よくそんな状況で言えるね。それはこっちの台詞だよ。」 「デスデスデッスァァァ!!??(お前このワタシに許してもらわずこの世界で生きていけると思っているデスゥ!?」 緑「糞虫の世界なんか知るかよ。テメェみたいなクズと一緒にすんじゃねぇ。こっちは人間様なんだよ!!!」 少女は苺轍に捉まっている糞虫の内の3匹にハンマーを振り下ろした。 「「「デジャッ!!!」」」 「「「「「デッスウウゥゥゥ!!!???」」」」」 なんと素早い振り下ろしだろうか!もちろん実装は破・裂☆ お、ようやく周りの糞虫共も力差がわかったようだな 「「「「「テ・・・テッチュゥ〜〜ン♪」」」」」 出た。十八番のキモイ媚。これで実装石を嫌う奴も居るってのに、自分は可愛いとか思ってるんだよな・・・ あいつなんか特にキモ・・・<<ドゴオォォッッ!!>> 俺が特にキモイと思った糞虫は、瞬時に岩で殴られ潰し殺された。 緑「あんたにはハンマーを使うのも勿体無いわ。」 確かにね・・・あまり痛みを感じずに逝ったのがちょっと不満だけど消えてくれてよかったよかったー。 それから緑の子は少々飽きてきたのか、実装雛に苺轍で首を絞めるように命令した。 やはり、苦しみながら死んでいくのを見るのは良いね!うんうん。 そのうち5分の4程度は窒息死したり、偽石が割れたりして死んだが、5分の1はまだ生きている。しぶとい奴らだ、本当。 緑「はぁ、もうヤダ、飽きた・・・・・・」 その時糞虫達の表情が少し明るくなった。飽きたから放してもらえると思っているのだろう。 そしてようやくしゃべった。 「デ・・・デズゥ(な、なら早く放すデズゥ・・・」 「デスデズァ・・・(そうすれば可愛い我が子とワタシを飼わせてやってもいいデズ・・・」 こいつらにはやはり知識がないのか。こんな時によくそんな事が言えるな、本当もう呆れるしかない。 緑「じゃあ放してあげるよ」 「デスァ!(と・・・当然デス!」 そう言いつつも笑い合っている糞虫共。そのせいで気付いてはいなかった 後ろでマッチを擦っている少女を。 緑「マッチ擦るの苦手なんだよね〜・・・まぁライターとかもできないんだけど」 と言いながら確実に火が付いた事を確認すると喜んでいた実装の一匹の頭に擦り付けた。 「デ?・・・デジャアアァァァッッッ!!!!」 暴れだすが、もちろん苺轍に絡まれているので動く事はできない 「デププ♪」 その光景を見て笑う奴がいる。せいぜい自分は可愛いから大丈夫とかふざけた事言ってんだろ 本当今まで自分が受けてきた仕打ちを覚えていないんだなこいつら。 「デシャアアァァァァ・・・」 そのうち実装は黒い塊に変わり崩れた。 そして緑の子は新しくマッチに火を点け、さっき笑っていたやつの口の中に突っ込んだ 「デス?デ、デジャデズァ!!!」 口からマッチを出そうとするが、突然口に物を入れられたせいで飲み込んでしまったらしい そして腹の部分が焼けてキレーに穴が空いた。しかしそこで火は消えてしまった。 「デズァァァァ!!(何とかするデスニンゲン!」 呼び方がクソガキになっていない所を見ると、少しは格上げされているのか? 緑「おーけー」<<グシャ>> 緑の子は実装を踏み潰して【殺す】と言う事で救ってあげたのだ。何て良い子!! 残りの糞虫達は怯えている。そこで少女は完全に飽きたらしく、実装雛に頭まで完全に苺轍で固定させた。 そしてそれぞれの頭の上にマッチを立てた(無理矢理刺した 緑「ま、しばらくの間は大丈夫だから残りの余生を楽しみな!それじゃー」 「デスウウゥゥッッッ!!!??」 緑の子は実装雛と借り実装を連れてその場を去った。 残った糞虫達は暴れようとしたり泣き叫ぶ。そしてようやく俺に気がついたようだ 「デスッデスデスゥ!!(お願いデスゥ!助けてデスゥ!!!」 「デスデッ!!(なんでもするデス!!」 「デスーデズデズッ!!(どうかお願いしますデズー!!」 今回の件で完全に人間は自分より上だと悟ったらしい。でもここで助けるわけにはいかない。 人の虐待には手を出さない、それが俺のポリシーなのさ! 「俺がお前らを助ける理由がない」 「「「デデッ!!!???」」」 助けてもらえないのだと悟るとまた泣き喚く。うるさい。目障りだ 「さっさと燃えろ」 俺はそう捨て台詞を残し少女の後を追いかけた。 〜〜〜〜〜〜〜〜 「ちょっと君ー!」 「あ、さっき見てた人」 やはりバレていた。 「はは、見つかってたか」 「そりゃ勿論・・・楽しんで頂けました?」 「なかなかのモノだったよ。あ、あの糞虫達が助けてとか五月蝿かったけど無視しといたから。」 「そうですか・・・あの糞虫共が・・・」 あきらかに怖い発言をしているが、近くで見ると可愛い顔立ちをしている。 ローゼンキャラだと雛苺似かな?少々子供っぽい顔だ 言っておくが、俺は決してロリコンではない。決して。 「私は瑞華って言います。この地域の公園の色んなところで今みたいにやってますから、気が向いた時来てください」 「あ、俺は敏明。じゃあまたいつか会えることを楽しみにしてるよ。」 「はい。それでは」 瑞華ちゃんは今度こそ去っていった。 本当に、またいつか会える時が楽しみだよ。 さて、あとの二人はどうかな?一番優しそうな瑞華ちゃんであれだからこちらも楽しめそうだ・・・
