県民の声: 2006-11-01 受付番号:198374 広聴形態:知事への手紙 提案区分:提言・要望 ■害獣駆除について 今朝のテレビのニュース番組でやっていましたが、何故、檻につかまっている実装ちゃん。 檻のなかで暴れているからと何故射殺したのですか? 檻の中に入れられるとどんなにおとなしい猫でも暴れます! 猟銃会の人たちが今、全国で猟銃を、撃ちまくっています。いくら田舎町とはいえ、麻酔銃をつかえませんか? 無知で野蛮な人ばかりが住んでいるように感じます。 担当部局:農林水産部 県からの回答: 2006-11-02 処理区分:実施中 本県では、毎年、実装石による人身被害や農林業被害が発生しており、 最近10年間の人身被害は累計で重軽傷70人、死亡者2人となっています。 毎年7人程度の方々が被害に遭遇していますが、 今年は既に9人の人身被害が発生し、例年を上回る状況となっています。 また、農林業被害額は、累計で約4億1千万円にのぼり、 毎年1千万円から2千万円の被害が発生しています。 このように実装石は、高度な知能を持った貴重な野生生物である反面、 地域住民にとっては脅威でもあり、県としては、人身及び農林業の被害を未然に防止するため、 住民に対して注意を促すとともに人身被害のおそれのある場合は、やむを得ず駆除を行っています。 ご提言にある、捕獲した実装石を麻酔銃で一時的に眠らせて、奥山等に放獣することについては、 再び出没する可能性が高く、実装石が出没した地域に住む者にとっては生命・財産に大きな脅威が残ること、 放獣する地域の理解が得られにくいことなどの理由から実現が難しい状況となっています。 こうした情況の中で、本県においては、実装石を忌避するだけでなく、貴重な野生生物と位置づけ、 人間との共生を図るため、「A県実装石保護管理計画」を平成14年3月に策定し、 実装石の個体数を安定的に維持しながら、人身被害や農林業被害を最小限に抑えるための取り組みを行っています。 この中で、実装石をはじめとする野生生物の繁殖や移動経路等の場として、 国有林と民有林が連携して連続した森林を確保する、いわゆる「ミドリの回廊」をO山脈において設定し、 野生生物の生活圏を確保する取り組みも行っています。 こうした取り組みにより、今後とも実装石の適正な保護管理に努め、 県民生活や農林水産業への被害防止に努めるとともに、実装石との共生を図っていきたいと考えています。
