これは現実なのか それともただの幻か まるで地滑りに遭ったようだ 現実から逃れることはできない 目を開いて 空を仰ぎ見るがいい 私は哀れな仔実装 だが 同情はいらない いつまでも気ままにさすらって来たから いいこともあれば 悪いこともある どっちにしたって 風は吹くのさ 仔実装にはたいしたことじゃない −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ママ・・・ やっちゃったテチィ・・・」 まだ作られて間もないこのダンボールハウスの中で仔実装はそうつぶやいた。 その足元には一匹の蛆実装の死体が転がっている。 頭には爪楊枝が突き刺さり、目は見開き、口からは血ヘドをはいていた。 「そ、そんんなつもりは無かったテチィィ・・ただ蛆チャンと遊んでいただけテチィ・・・」 仔思いの親実装は今日も仔供達のために朝早くから食べ物を探しに行っている、姿は見えない。 「まだ産まれたばかりだったのにもう殺してしまったテチィ・・・ ママに知られるときっと悲しむテチィ・・大泣きするテチィ・・・・・きったないテチィ・・・」 仔実装は糞蟲であった。 「見つかったら大変テチ!もうここには居られないテチ!、とっととズラかるテチ! 大体ママはいっつも蛆チャンばっかりかわいがって気に入らなかったテチィィ!」 仔実装はお気に入りのママ手作りカバンにありったけの食料を詰め込んだ。 たくあん、味の残ったガム、少し苦い木の実、すべて親実装が集めてきたものだ。 「ここに隠してあるのも知ってるテチ、アイツひとりで夜中にこっそり食べるつもりだったテチ! 本当に意地汚い糞蟲テチィ」 仔実装は床に敷いてある新聞紙をめくりあげた。 そこには金平糖が一粒、小さな穴に隠されていた。 「あったテチィ、おいしそうテチィィィ!」 仔実装はたまらずポイッと口に放り込んだ。 「おいしいテチィ、甘いテチィ、ほっぺが落ちそうテチィ!」 自分の誕生日プレゼントになるはずだったその金平糖を仔実装はむさぼり喰った。 親実装がどれほどそれを手に入れるために苦労したかも知らずに。 「ゲフゥ〜」とげっぷをしながら、パンパンになったカバンを引きずるように仔実装は旅立つのであった。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「ウゥ・・・イタイテチィ・・・お腹イタイテチィ・・・・ あのアマはかりやがったテチィ・・・・」 仔実装のパンツは激しく膨れ上がり酷い悪臭を放っていた。 体中に震えが走り、苦痛に責めたてられる。 親実装が体と引き換えに手に入れた金平糖も実は糞抜き用ドドンパ(じっくり永く効くタイプ)であった。 仔実装は激しい激痛に悶え、糞まみれになりながら転がり回る。 「もう駄目テチィ・・・ママァ・・・ママァ・・・死にたくないテチィ・・・早く助けに来るテチィ・・・ こんな事ならあのアマから生まれてこない方が良かったテチィ・・・」 止め処なく垂れ流される糞の中で仔実装は意識を失った。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 一人の男のシルエットが小さく映る スカラムーシュ 虐待の男よ ファンダンゴを踊っておくれと、男は言った 雷鳴と稲妻−−−−−とても恐ろしい! ガリレオ ガリレオ ガリレオ ガリレオ ガリレオ フィガロ−−−−−素晴らしい人よ お前は貧しい生まれの野良実装 この怪奇な運命から命を救ってやろう 気ままな人生を送ってきたんだ −−−−−ワタチを逃がすテチ 「神に誓って 逃がしはしない」 −−−−−ワタチは見逃してやるテチ 「神に誓って 見逃がしはしない」 −−−−−ワタチを逃がしてやれテチィ! 「神に誓って 逃がすわけにはいかない」 −−−−−ワタチを逃がすテチィ!このクソニンゲン! 「いや逃がさない」−−−−−ワタチを助けて! 「いや絶対にだめだ」−−−−−助けて! ノー ノー ノー ノー ノー ノー ママ ママ 愛するママ ワタチを助けて! 虐待の王ビールズバブよ 男から悪魔を取り除いてくれ 仔実装のために 仔実装のために 仔実装のために −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 仔実装は冷たい床の上で目を覚ました、とても冷たい。 まだ少し痺れが残る体をゆっくり起こし、辺りを見回す。 何も無い。薄暗い室内に嫌な不安感がよぎり、ふいに駆け出した。 その瞬間、顔面に衝撃が走る、何かにぶつかったようだ。 仔実装はもんどりうち、泣き叫んだ。 「テェェェェェーーーーン!テェェェェェーーーーン!!!」 激しい痛みをこらえながら今度は慎重に辺りを探ってみる。 どうやら見えない壁で囲われているようだ、壁をつたい一周してみるがかなり狭い。 その時、見えない壁の向こうから物音が聞こえた。 ニンゲンである、うわさに聞いたニンゲンである。 いつもママから聞かされていた、この世でもっとも恐ろしく下劣な生き物であると。 見るのは初めてだ、とてもデカい。 その威圧感におののきながらも 「なっ、なんの用テチ、このクソニンゲン!あっち行くテチィ!」 精一杯強がって見たがニンゲンはまったく動じる事も無くニヤッとほくそえんだ。 男は粋のいい糞蟲が手に入った悦びを噛み締めつつ水槽の上から手を伸ばし仔実装の服をつかんだ。 「何するテチィィィ!そっ、その薄汚い手を離すテチィーーー!」 儚い抵抗も空しくあっさり裸にされてしまう。 「ムキーーー!何するテチ!服を返すテチーーー!」 お決まりの反応に男は失笑しつつ仔実装に唾を吐きかけた。 「ムキーーー!ムキキーーー!くっさいテチ!侮辱テチ!屈辱テチ!ワタチに対する挑戦テチ!」 仔実装は顔を真っ赤に紅潮させ、ピョンピョン飛び跳ねながら男に向かって唾を吐き返す。 自分の唾で顔をビショビショにし糞を漏らしていることにも気付かない程憤慨しながら男に威嚇を続ける仔実装。 男は立場の違いを知らしめるため、いつものように虐待を始めた。 親実装からの愛情を目一杯を受けながら育った子実装にとっては想像を絶するものであり、その絶対的な力の差に仔実装は初めて絶望した。 一通りの虐待を楽しみ、そろそろ飽きてきた男はいつもの締めを行う準備をした。 水槽の上から一枚の板を乗せさらにその上に重石を乗せる。 とっさに板を支える仔実装。 「テッ、テェェェ・・・・!」 全身の力を振り絞りそれを支える、目から涙、口からは血の混ざった泡を吹き出し、尻からは大量の糞尿を噴出す。 「な、何でこんな事するテチィ・・こんな可愛いワタチに・・・」 男は少しづつ重石を足していく。 手足の骨がきしむ、限界は近いようだ。 そこへ男は仔実装の前に金平糖をチラつかせた。 反射的に仔実装は前へ踏み出そうとし、自分の糞で足を滑らせる。 次の瞬間、両足の骨がパキッと軽い音と共に砕け散った。 「テェェェェェーーーーーーーーン!!!」 烈しい痛みに意識が遠のき一気に崩れ落ちる。 「テチャァアァァーー!こ・こんなの間違いテチ・・・早く夢から・覚めるテチィ・・・ここから逃げ出すテ・・テチ・・・・・ マ・・ママァァァ〜・・・う・・蛆チャァァァン・・・・・・・」 男はとうとう我慢出来ず、板に全体重をかけた。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 何もたいしたことない 誰もが知ってることさ たいしたことじゃない 本当に僕にはたいしたことじゃないのさ どっちみち糞蟲は沸くのさ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 初スクです。 タイトルでわかるかもしれませんが某名曲の詩からそのままパクりました。 ファンの方で気分を害したらすみません。 実装暦も浅いので設定などおかしいかもしれませんがあしからず。
