<虐待派、国民全体の1%> 皆、やっと時代が俺達に追いついた! 糞蟲共が社会にとって害悪であり、存在するべきではない生き物である事が理解された。 前世紀は富裕層愛護派達やプロ市民共の暴挙により、我々普通の人々が実装石の下であるかのように扱われていた! 税金によって整備された公園は奪われ、国民の日常生活にも負担となっている。 そして現在に至っては半月に一回のペースで人命に関わる事件が起きている始末だ。 しかし、それにより政府はついに一般人の声を無視できなくなり本腰を入れ始めた。 実装石を動物愛護法から排し、実装石の飼育に登録と有事の賠償義務を義務付けた。 これまで高額商品として扱われていた実装石も価値の無いものとして扱われるようになった! 我々が常から主張してきた事が法的に認められたのだ! これからも我等“虐待派ネットワーク”の皆で力を合わせて、“人権”を守り通そうではないか! <愛護派、全体の0.1%未満> 皆、時代が迷走している! 昨今の世界情勢から多くの人々が実装石に対して偏見を持っている。 昔はよかった、実装石達を受け入れる寛容さがあった。 今世紀は昨今の経済情勢、虐待派の異常者共の社会進出により、実装石が同じ生き物ではないかのような雰囲気が蔓延している。 そもそも虐待派共の社会進出の背景には“実装石排除の経済効果”が大きなファクターを占めているそうじゃないか。 連中は実装石に食わせて貰いながら実装石を虐待している始末だ。 しかし、彼らの社会進出は由々しき事態、彼らが社会影響力を持ち始め、政府までもが虐待派よりになっている。 実装石を動物愛護法から外して、実装石の飼育に登録と有事の賠償義務という負担を義務付けた。 しかも我々の資産である飼い実装に対して、不当な価値設定をしている。 我々のような、まともな市民の声が封殺されようとしている。 我々もまた地球市民として声を上げて、実装石達の“生存権”を守ろうではないか! <一般人、全体の95%> 皆さん毎度毎度政府は対応が遅いと思いませんか? 実装石の経済に対する負担はとっくに知っていたはずだ。 まあそれでも以前よりはましだ。以前は愛護系の実装中毒者達が暴挙を為していた。 世の中ドンドン厳しくなっているし、負担は取り除かれねばならない。 そもそも幼い赤ちゃんが犠牲になるケースが頻発している昨今、何故中毒者の意見に従って保護する義理がある。 さすがに放置しておけば選挙に勝てないことが理解できたわけだ。 実装石を動物愛護法から排し、実装石の飼育に登録と有事の賠償義務を義務付けた。 これまで高額商品として扱われていた実装石も価値の無いものとして扱われるようになった! 中毒者に鈴をつけ、排斥の障害を法的に排除できるようにした。 全く、“社会に迷惑を掛けておきながら権利ばかり主張する中毒者には現実を見せ付けてやる必要がある”な。 <政府・行政> いつもながら国民は度し難い。 政府がほいほいころころと態度を変えられるはずが無い。 かつて我々も対応が後手に回っていた事実は認める、しかし現在と違い“実装中毒”が存在すら知られてなかったのだ。 確かに経済、治安に与える影響も深刻だし、流石に我々ものんびりしてはいられない。 実装石により幼い子供達が犠牲になり、列車事故もに代表される大型都市災害も頻発している。 立法府は選挙に勝ちたいだろうし、行政府も社会負担は困るものも多い。 だからこそ実装石を動物愛護法から排し、実装石の飼育に登録と有事の賠償義務を義務付けた。 これまで不当に高額商品として扱われていた実装石も正当かつ現実的な価値で扱われるようになった! まあ、確かに褒められる事ではない、当たり前の仕事をする(させられる)だけだ。 所詮我々は現実によってのみ動く、“子供じみた感情論は介在する余地は無い”のだ。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ※パーセンテージは潜在も含むものとする。
