絶望の唄 前編 ワタシは気が重い・・・・・・・。 今日はとても嫌な日だから・・・・・・。 今日はご主人様の査定のある日。 ワタシの生んだ可愛い子供達が理不尽に殺される日・・・。 「ママ・・・・。朝ごはんはまだテチュ?」 「おなかちゅいたテチュ・・・・。早くごはんにするテチュ。」 「どうちたんテチュ?なんで朝ごはんが出てこないテチュ?」 「ママ・・・・・。」 「おなかちゅいたテチュゥ!!!ごはん、ごはん、ごはんが食べたいテチュゥ!!!!!!」 ワタシに縋りつき普段と違う雰囲気に怯える4匹の賢い仔と空気を読めず空腹を訴え暴れる少々足りない仔。 査定の日は朝ごはんは与えられない・・・・・。 殺されるのであればせめて・・・・最後の食事ぐらいお腹いっぱい食べさせてあげたいが・・・・、 冷酷で残忍なご主人様はそれを許してはくれない。 「ママァーーーー!!!はやくカワイイワタチにごはんを食わせるテチュゥ!!!!」 ・・・・・・五月蝿い仔を黙らせて、ご主人様のお出ましを待とう。 ご主人様の不興を買ったらどんな目に遭わされるか知れたものではない・・・・。 「よう生ゴミちゃん、お加減は如何かな? 今回も楽しい査定の日がやって来ましたよ。」 俺は飼育している禿裸の元特級飼い実装「生ゴミ」に声を掛けて、 マジックミラー仕様の水槽から生ゴミ一家を引きずり出して床の金タライの中に放り込む。 禿裸の成体1匹、前髪だけの仔蟲が5匹の生ゴミ一家は金タライの中で狭苦しそうにもがいている。 「じゃあ今日も張り切って処分と洒落込こもうか。 生ゴミ、いつもの奴だ。 仔蟲どもに番号を割り振れ。」 そういって生ゴミに五枚の数字入りシールを渡す。 不器用な実装石でも使えるように作られており、 シールを仔蟲の頭に載せて擦ってやると数字が貼り付けられる仕組み。 生ゴミはテキパキと(実装石にしては)作業をこなし全ての仔蟲にシールを張り終わる。 「お、終わりましたデス・・・。」 「ご苦労、じゃあ査定に入ろうか。 生ゴミ、仔蟲を貼り付けた数字の穴に配置しろ。」 「は、はいデス・・・。」 生ゴミは呟くような返事の後、金タライから這い出して仔蟲達を一匹ずつ運んで大きなガラスの器の所に連れて行く。 ガラスの器の上部に付けられた15cmほどの分厚い蓋が目的の場所。 分厚い蓋には仔蟲大の穴が五つ開けられていて、其々に番号が振ってある。 その中に番号の振られた仔蟲を詰め込んでゆく。 「ママ・・・?」 「これからどうなるんテチュ・・・。」 「こ・・・・こわいテチュ・・・ママ・・・。」 「テェェェ・・・・・。」 「あそんでないで早くごはんを喰わせるテチュゥ!!!」 生ゴミの手で穴に入れられた仔蟲どもは各自テチテチ文句や不安を垂れている。 「さて、始めようか。 今日は何番の仔蟲から運試しをするのかい?」 生ゴミはピンクローター並みにブルブルと震えて、俺の方見上げている。 沢山こなして来た行事だというのに今だ慣れないようだな。 実装石にとって子供などボコボコと簡単に生まれる美味しい肉程度の価値しかないのに何を躊躇うのかな? ・・・・・・・・・とうとう・・・・やって来てしまった・・・。 生き残れる仔は一匹だけ・・・・・。 今回こそ・・・・賢い仔をなんとか生き残らせて・・・・・ここから出て、本当のご主人様の所に帰りたい・・。 ・・・・・・何となくだが分かる・・・ワタシの命が残り少ないことが・・・。 家畜の様に出産を繰り返させられて・・・・ワタシの体はもうボロボロだ・・・・。 他の同族の様に拷問されないから・・・なんとか今日まで生き残ってきたが・・・・もう時間がない・・・。 このご主人様は言った・・・選別を生き残った仔を上手く躾けられたら・・・・ 元の・・・本当のご主人様の所に帰してくれると・・・・。 ワタシはそれだけを希望に今まで生き延びてきた・・・。 本当のご主人様が・・・・こんなに穢れてしまったワタシを・・・・受け入れてくれるか分からない・・・。 だけど・・・・もう一度だけ・・・あの優しいご主人様に会いたい・・・。 だから・・・ワタシは心を鬼にして・・・このご主人様の悪意に立ち向かう・・・。 「さ・・・3番の仔を・・・・・選ぶデスゥ。」 「ま、ママァーーー!!!」 「三番だね、よろしい。 ではアミダスタート!!」 60センチの板に作られた立体アミダくじの3番と書かれたゲートからビー球が転がり出し、 カチッ、カチッと音を立てながら下のゴールに向かって転がり落ちてゆく。 真っ青になる肥溜めと3番の仔蟲。 カチッ、カチッ、カチッ、カチッとリズミカルな音を立ててビー球は転がり、目隠しゾーンに入って行く。 「ママ・・・・・・・・。」 仔蟲は恐怖が最高潮に達して洩らした様だな・・・・、3番の仔蟲の穴から実装糞の嫌な臭いが漂ってくる・・。 青い顔をさらに青くして生ゴミが俺と仔蟲入りの分厚い蓋を交互に見て、どうしていいのか分からずオロオロしている。 コイツは初めから殺すつもりの仔蟲だ・・・お前もそのつもりで差し出してきたんだろ? だったらいまさらオロオロするなよ、偽善蟲が!!! カツンッ・・と乾いた音がしてビー球が出口に出てくる。 出口に書かれた文字は・・・・「死」。 「ママァーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」 「デェ・・・・・。」 「さあ生ゴミ、お仕事の時間だよ。 今日もご主人様の褒めてくれた自慢の美声で見送りの唄を歌って、 かわいい仔蟲ちゃんをミンチにしてやるといい。」 生ゴミは俺の命令に従い、ノロノロとガラス容器に近づくと 仔蟲達の入っている分厚い蓋から突き出しているハンドルを握り、ゆっくりと回し始める。 歯車の回る重い音が分厚い蓋から漏れてきて仔蟲達の不安をより一層深める。 ・・・・しばらくして歯車の回る音が軽やかになり、 肥溜めのハンドルを回す速度が安定してきたのを見計らい3番の仔蟲ちゃん入っている穴の底を開ける。 「・・・・テェ!!! チュブゥゥゥゥゥゥウウゥゥゥゥゥゥゥゥウウ!!!!!!!!!!!!! イタイイタイイタイイタイ痛いイィィィィィ!!!!!!! ああああ、足がぁワタチのかわいいあんよがぁぁぁーーーーー!!!!!」 「「「「テェェェェーーーーーー!!!!!!!!」」」」 内蔵されたミートチョッパーで体を破砕されて悶える3番の仔蟲。 姉妹の絶叫に怯える他の仔蟲達。 そして・・・・・、 「おいしいお肉が喰えるデスゥ〜〜〜♪子供の肉は最高デスゥ〜〜〜〜♪ 不合格のお前たちは〜〜カワイイワタシの餌になるために〜〜〜ここで死ぬデスゥ〜〜〜♪」 生ゴミは血涙を流し、梅干みたいな顔をしながら子殺しの唄を楽しげな調子で歌う。 仔蟲達には肥溜めの顔がまったく見えないため、 順番の回ってきていない仔蟲達は優しいママが狂ってしまったと思い込み、必死で俺に助けを求め始める。 「「「ごちゅじんちゃまァーーーー!!!ママがくるっちゃたテチュゥ!!!! はやくここからたちゅけてテチュゥーーーーーーー!!!!!」」」 仔蟲達の必死の陳情を笑顔で流し、俺は二匹分の仔蟲のアミダをスタートさせる。 肥溜めの唄と仔蟲達の悲鳴が木霊す中、仔蟲2匹の運命を握るビー玉が転がり・・・・ゴールに辿り着く。 答えは二つとも「死」。 「残念だね、2番と4番の仔蟲ちゃん。 バイバイ♪」 穴の底を開けて2匹の仔蟲を先に悶えている姉妹の所に送り込む。 「「チベェェェェェェェェエエエェェェェーーーーーーーーー!!!!!!!!!」」 元気の良い絶叫が聞こえてくる。 先に落ちた仔蟲は首まで削られて既に絶命している。 だが悲鳴は途絶えることはないので残った仔蟲たちは更に恐慌状態になり、 どう足掻いても出られない穴の中で必死にもがいて、外に脱出しようと試みている。 「これが最後だよ。 残った2匹のうちどちらか片方だけが生き残る事が出来るぞ。 1番と5番、どちらの仔が生き残るかな?」 「やめてやめてやめて・・・・おねがいちまちゅテチュ・・・。 ごちゅじんちゃまどうかゆるちてくだちゃいテチュゥ・・・・。」 「チィィィィィイィイイィーーーーーー!!!!いやテチュゥ!!!!! どうちてカワイイワタチがこんなひどいめにあうんテチュゥゥウゥーーーーーーー!!!!」 1番が生ゴミの本命だった仔蟲。 5番は今回生まれた中で一番の低脳仔蟲。 同じ個体から生まれた仔蟲なのにどうしてここまで差が出るのだろうか? まあ目脂と鼻糞の差だからいいんだけど・・・。 「アミダの答えは分かっているデスゥ〜〜〜♪賢い子供は皆死に、いらないクズだけ残るデスゥ〜〜♪ ワタシは役立たずを喰って〜〜〜次の子供達に期待するデスゥ〜〜〜♪ カワイイワタシはいつの日かぁ〜〜〜やさしいご主人様のところに〜〜帰るデスゥ〜〜〜♪ だからワタシのかわいい子供達〜〜〜一生懸命賢くなるデスゥ〜〜〜♪」 俺が無理矢理憶えさせた唄だが酷い内容だな。 生ゴミは唄の意味を多少理解できる程度の知能はあるので強烈な精神系の虐待になる。 飼い実装は・・・自分たちのことを愛情を理解している優れた存在だと勘違いしているのでこの手の虐待が良く効く。 ・・・・・・・・生ゴミがどんなに言葉や演技で取り繕ろっても実際にやっていることは唄のそのまま。 普通の飼い実装なら当の昔にイカレているはずだが、こいつはよほど前の飼い主にご執心らしい。 早く邪魔者を始末するために、自分が傷つくわけではないから率先して仔殺しをする。 そうすれば少しでも元のご主人様の所に帰るのが早くなると信じて・・・・。 まあバカな仔蟲はこの唄の内容さえ理解することが出来ないのだが・・・・。 「たちゅけてぇぇーーーーー!!!!ママァーーーーー!!! はやく正気にもどってワタチ達をたちゅけてぇテチュゥーーーーー!!!!!」 「わけのわかんないうたをうたってないではやくカワイイワタチをたちゅけるテチュゥ!!! いいかげんにちないとウンチなげるテチュよ!!!!」 親子の意思の疎通が侭ならないまま、一番のゲートから運命のビー玉は乾いた音を立てながら転がり落ち、 目隠しゾーンに入ると仔蟲どもはより一層騒ぎ出し、発狂寸前に陥る。 「チャァァァァァァアアアアアアーーーーーーー!!!!! いやテチュゥゥゥゥゥーーーーー!!!!!もっといいこになるテチュゥウウゥゥゥゥ!!!!! だからころさないでテチュゥゥゥゥゥーーーーーーー!!!!!!!」 「なにがどうなってるテチュゥゥゥーーーーーーー!!!!!! ここからすぐにだすテチュウーーーー!!!!! はやくごはんをくわせるテチュゥゥゥーーーーーーーー!!!!!!!」 「今度こそ〜〜〜賢い仔が残るといいデスゥ〜〜〜♪ ワタシも〜〜こんなことは辛いデスゥ〜〜〜♪ お前たちが賢ければ〜〜〜こんな苦労も〜〜〜悲しみも〜〜〜味あわないで済むデスゥ〜〜〜♪ だから賢い仔が生き残り〜〜〜クズは死ねデスゥ〜〜〜〜♪」 そうして運命のビー球が転がり、出口に吐き出される。 ・・・・・・・・・・答えは「生」 1番の仔蟲が生き残り、5番のクズ蟲がミンチになることになった。 俺は啼きながらハンドルを回していた生ゴミの目に希望の光が宿るのをみた。 浅はかな奴だ・・・・。 泣き叫ぶ1番の仔蟲をピンセットで摘んで穴から引きずり出す。 目玉を飛び出さんばかりに見開いて、血涙とよだれを撒き散らし、断続的にクソを洩らして震える無様な仔蟲を バケツに張った水の中に沈めて大雑把に汚れを落としてから再度吊るし上げて話しかける。 「おめでとう1番の仔蟲ちゃん、今回の生存者はキミに決定しました。」 「て・・・・テェ!!!・・・・・・・ワタチはママにころされなくていいんテチュか・・・・?」 「そうだとも・・・キミが生き残り、そこのクズ蟲が死ぬんだよ。」 それを聞いた一番の仔蟲は安堵で泣きながらクソを洩らし、自分が死ぬことになると分かった5番のクズ蟲は 悲鳴を上げながら大量のクソを洩らしてしまい、狭い穴の中で自分の洩らしたクソに溺れそうになっている。 「ヤメテェェェェーーーーー!!!!!ママァーーーー!!! これからはいい子になりまちゅテチュゥ!!!だからカワイイワタチじゃなくてこっちのバカを殺すテチュゥ!!」 「バカはお前デス!今まで迷惑を掛けてきたんだからせめて家族の為に潔く死ぬデス! どうせお前が生き残っても・・・・これよりももっと酷い目に遭って死んでいくだけデス!! だから此処で死ねるお前は幸せ者デスゥ!!」 「やめてぇぇぇーーーー!!!おねえちゃぁああんーーーワタチをたちゅけてぇぇぇぇぇーーーー!!!!」 「もういいデス!!!サッサと死ねデスゥ!!!!」 生ゴミはハンドル回転を加速させる・・・・。 どうやら生ゴミはコイツのことが嫌いだったようだな。 さっきまでの悲しみの演技が剥がれて、笑みがこぼれているぞ♪ そうして最後のクズ蟲を落としてやる。 「ギュィイイイィィィィィィィイイィイイィッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!! チべべべべェェェエエエェーーーー!!!!!!!!チュブウウウゥゥゥウウーーーー!!!!! イタイイタイイタイイタイイタイイタイィィィィーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!! 止めてママァァァアアアアアアーーーーーーーーー!!!!ほんとに死んじゃうテチュゥウウウウゥ!!!!!」 ミートチョッパーに巻き込まれて体を生きながら破砕されてゆく5番のクズ蟲。 「やめてやめてやめてテベベベベベッベベェェェーーーーーーー!!!! ハババッバババッーーーーーししししし、死ぬゥゥゥゥ−−−−−−!!!!!!!」 生ゴミは懸命にハンドルを回し早く5番のクズ蟲を殺そうと頑張るが、 どんなに懸命に回してもミンチになる速度は同じ。 懸命にやればやるほど生き残った賢い仔蟲に不信を植え付けることを学べなかった様だな。 いままで優しかったママがニンゲンの言いなりになり、笑いながらカワイイワタチたちを殺している・・・・。 お肉がいっぱい食べられて・・・うれしい・・・? そんな厭らしい笑顔をして・・・なんでそんなひどい歌を歌うの・・・ママ・・・。 ワタチたちは愛されるために生まれてきたんじゃなかったの・・・? いっぱい楽しいことをして・・・幸せになるんだって・・・・言ってたのに・・・・・。 あれはみんな・・・・ウソだったの・・・? 俺に吊るされている1番の仔蟲はその鬼気迫る状況を号泣しながら見学させられていた。 厳しい現実を認めたくないのか、仔蟲はしきりに頭をブンブン振ってテチテチ啼いている。 残してやった仔蟲の中で一番賢いコイツは、親譲りの賢しい頭で何もかもを理解しているのだろう。 だが、それを認めたくない様だ。 この厳しい現実を認めてしまえば・・・もう地獄に堕ちる他ないのだから。 「お前のママはしょうがない畜生だね。 いままでお前たちに優しくしていたのもお前たちを美味しくいただくためなんだよ。 実装肉は調理する前に苦痛や恐怖を一杯与えてやると、とても美味しくなるんだ。 お前たちのママにそのことをを教えてやったら・・・・・この有様さ。」 「な・・・なんでママは・・・ワタチ達を食べるんテチュ・・・・。 あんなに優しくしてくれたのに・・・・どうちてテチュ・・・。」 「あれはみんな演技だよ、仔蟲ちゃん。 あいつは自分がとても優れていて、下等な存在・・つまりお前たち子供に慈悲を与えてやれるぐらい 素晴らしい生き物なんだということを俺に見せ付けたいだけなんだよ。 そうすれば、元の飼い主の所に返してもらえると勘違いしているだけなのさ。 それにしても・・・・そのとばっちりを受けるお前たちはいい迷惑だよなぁ。」 「そ・・・・そんな・・・・ワタチ達は・・・ただの道具・・・なんテチュか・・・。 ママが・・・アイツが自由になるための・・・・用が済めば・・・食べられるだけの・・・・道具・・・・。」 ママが自分たち姉妹を自由を得るための道具として産み、用が済めば殺して喰うために 今日まで大事に育てられてきたことをしっかりと認識した1番の仔蟲。 粗末な顔を血涙で濡らし、楽しそうに唄を歌いながら最後の姉妹をミンチにしている畜生を呆然と眺めている・・・。 そうして出来た仔蟲肉の実装糞和えを肥溜めの餌皿に盛り、仕事を終えて悶えている生ゴミの前に差し出す。 「ご苦労さん、ご褒美の餌だぞ。 よく味わって喰うといい。」 「デェェ・・・・・・・、あ・・・・ありが・・・・とう・・ごさいますデスゥ・・・・・・。」 自らの手で子供を殺した苦悩(肥溜めは心の底からそう思っていると錯覚しているだけ)と 美味しい子供の肉が3週間ぶりに喰える喜びが混ざった奇妙な顔をして餌皿に向かい、 モサモサと自分の子供の成れの果てを喰い始める。 俺に吊るされている仔蟲はその光景を見て、ゲロを吐いた。 食が進む内に悲しみの演技が崩れ、嬉々として子供の肉を貪る生ゴミの浅ましい姿に吐き気を催したらしい。 普通の仔蟲ならば大量の肉を独占して貪る親蟲をなじり旨そうな肉を食わせろと騒ぐものだが、 コイツは姉妹の死を悲しみ、愛すべき家族を引き裂きその死骸を食う生ゴミを憎悪している様だ。 「やめるテチュゥ!!!!このあくまめェーーー!!!それはお前の子供テチュよ!!!! ワタチ達はお前のごはんになるために生まれてきたんじゃないテチュゥーーー!!!!!」 「無駄だよ仔蟲ちゃん。 無力なお前にあの畜生を止めることは出来ないぞ♪」 「ごちゅじんちゃま!!!どうちてあのあくまを止めないテチュゥ!!!! あんなのひどちゅぎるテチュゥ!!!!」 「あれはアイツの仕事の一部だからなぁ。 アイツが偽石・・・お前らの言う命の石のことな・・を担保に 是非とも残り物の始末をさせて欲しいと陳情されてね。」 「そ・・・そんな・・・ママは・・・アイツは・・・そんなこと・・・ひとことも・・・言ってなかったテチュ・・・。 こわいごちゅじんちゃまのしけんがあって・・・・、 それを合格したら・・・たのちいくらしがまっているって言ってたテチュ・・・・。 でもそのしけんはかんたんでママの言うとおりすればごうかくまちがいなしだっていったのにテチュ・・。 みんなでごうかくちて・・・・それからは・・・ほんとうのごちゅじんちゃまのところで・・・ しあわせなくらしが・・・まっているって・・・言ったテチュ・・・・。」 「子供に嘘をついてまで自分を捨てた元飼い主の所に戻りたいらしいな。 飼い実装として一人前に育てた子供と引き換えに元の飼い主の所に返してやると約束したんだ。 だから、助かるのはお前のママだけ。 子供は俺のような虐待派の手に渡って楽しいもてなしを受けることになるのさ。 それにお前たちの試験は既に終わっているんだよ。 今までの生活がずっと試験期間だったのさ。 今回も合格者はゼロ・・・・・親子揃って低脳だね、キミ達は。」 「そ・・・・そんな・・・・・それじゃ・・・ワタチもアイツに食べられちゃうんテチュか・・・・。」 「さて・・・お前さんは生きていたいのかい? この先どうせ苦痛と絶望しかない一生なのにねぇ。」 「そ、そんなことはないテチュ! きっとワタチは幸せになれるはずテチュ!!」 「何を根拠に言ってるかは知らんが大した自信だな。 本当はお前さんもママの食事が終わったら、 ママと同じ水槽に再度放り込んで始末をさせようと思っていたのだが・・・・、 生かしておいた方が面白そうだな。」 この仔蟲を使って生ゴミの一生の幕を引かせようか。 普段なら生き残った仔蟲を生ゴミのいる水槽に戻してやると、大体1〜2日中に虐待されて死ぬ。 ちなみに生ゴミには生き残った仔蟲を一週間後の出産までに一人前の飼い実装に育てろと言ってある。 だが仔食いを喜んでする生ゴミの傍に居て正気でいられる仔蟲(低脳でも生命の危険ぐらいは分かるらしい)はおらず、 同じ水槽に入れてやると大体半日で食い殺される恐怖に押しつぶされて発狂、 狂って騒ぎ立てる仔蟲を五月蝿がって生ゴミは鬱憤晴らしも兼ねて嬲り殺す。 既に査定が終わり、生かしておく価値の無い仔蟲にはお似合いの最後。 幸せになれると謳ったその口で短い実装生の幕引きをされるというのも大した皮肉だ。 これは実装石に親子愛など存在しない証明みたいなものだ。 仔が親を慕うフリをするのはより多くの餌を貰い早く成長するため。 親が仔を育てるのは一時的でも自分よりも下等な存在(仔蟲のこと)が出来ることが嬉しいため。 だから知能の低い野良実装などは仔蟲がある程度成長し反抗期に入ると自然に仔食いをする。 基本的に野良の実装石は仔食いを常習的に行っている。 野良の過酷な環境の中で柔らかく栄養の高い仔実装肉は金平糖と並ぶご馳走の一つ。 実装石は他実装の子供のことをノロマで美味しい肉程度の認識しかもっていない。 そのため、親の傍から離れた無用心な仔実装や他実装の巣を襲撃して留守番の仔実装を捕えて躊躇なく喰うのだ。 まあ、実装石が子供を育てるのは種の保存の本能に突き動かされて惰性で行っている個体が殆どなので、 子供が3〜4匹消えたぐらいではどの個体も騒がない。 ちなみに仔実装の死亡の最大の原因は他実装の餌にされることだ。(全体の70%ぐらい) そうした中で育ち盛りでいつも腹をすかしている仔蟲達が生意気を言い過ぎて親に殴り殺され、 その死骸を惰性で口に運んで始末した親蟲があることに気付いてしまったら・・・さあ大変。 危険な餌場を徘徊して苦労して粗末な餌を探し回るよりも、 手近な所にいる低脳の癖に生意気で大飯喰らいの仔蟲を捕まえて喰った方が楽なことを、 そしていつも攫って喰っている仔蟲肉と同じ味がすることを、 理解した親蟲は自らの仔を食料として認識するようになる。 いままでの育児ストレスを仔蟲虐待で解消しながら野良実装の食い物の中で金平糖の次に旨い仔蟲肉を 食い漁る快楽を見つけてしまった親蟲は二度と子育てをしなくなる。 仔実装=ストレス解消の楽しみと美味しい肉の図式が種の保存の本能の上に上書きされてしまい、 次に産んだ仔蟲も産んだその場で食い漁る様になる。 逆に仔喰いの親蟲の元で亜成体(20cmほど)程度の大きさになるまで生き延びたズル賢い仔蟲は、 他の運良く生き延びた姉妹と結託して親蟲を嬲り潰してから生きたまま喰らう。 大抵は親蟲が眠りこけている所を見計らい、数匹掛かりで石や鋭利なガラス片(ビンの破片など)で 親蟲の急所などを滅多打ちにして抵抗する意思を削ぎ落としたのちに、服や髪を毟ってから更にリンチを加える。 運の良い親蟲はこの後・・・生きたまま食い尽くされて死ねるが、 運の悪い親蟲は・・・・・・今まで格下と嘲っていた子供達に組み敷かれ、 奴隷として一生を過ごすとことを余儀なくされる。 主人となった仔蟲が狡賢い場合は親蟲は筆舌しがたい悲惨な余生を過ごすことになる。 (人間に隷属させられるよりも、同族・・・特に下等な存在と蔑んでいた実子に服従を強いられることは、 ツラの皮が分厚く無駄にプライドの高い実装石にとっても最悪の事態。 本能のみで生きている最低の糞蟲でもこういう事態に陥ると高確率で発狂する。) そして・・・・その仔蟲達は親と同じ道を辿り、 成長した自分の仔に同じ目に合わされるか、 調子に乗り過ぎた仔食いを罰するための同族のリンチで処刑されるかの結末を迎える。 今回ワザと生かしておいた賢い仔蟲をむざむざ生ゴミの餌にするのも惜しい・・・。 知恵は多少は回るようだから俺の指示も多少は理解し、 憎い生ゴミに復讐するためなら演技だってできるかもしれない。 どうせ生ゴミの寿命はあと10日も無いだろうからこのまま死なせるのも芸が無い。 生ゴミにこの賢い仔蟲を躾けさせて、 上手くいけば・・・開放されて元の主人の所に戻れるかも知れないという希望を抱かせて、 その希望が目前で砕けた時、生ゴミはどんな顔をするのか・・・・。 「お前は俺の遊びに付き合う気はあるかい? もしもお前が俺の出す課題をちゃんとこなせたら・・・ここから開放してあげよう。」 「て・・・・テェ!!!!ほ・・・本当テチュか・・・・? ワタチを自由にちてくれるんテチュか・・・・?」 「本当だとも・・・ただしこれから俺の出す指示に全て従えばの話だ。」 「はいテチュゥ!!!ごちゅじんちゃま!!! 自由になるためなら何でもちまちゅテチュゥ!!!」 「それは結構。 ではこれから課題について説明しよう・・・何、とても簡単なことだ。 お前がママよりも優秀な実装石だというなら朝飯前の仕事だよ。」 俺のところで虐待用に飼育している元特級飼い実装の生ゴミちゃんは、 実装石規制法が施行された際に実装石飼育免許が取れず、 実装石を飼育できなくなったセレブ愛護派がペットショップに売りに来たもの。 かの実装石規制法が施行されて飼い実装達の安楽な時間は終わりを告げ、絶望の時代が訪れる。 実装飼育免許を持たない人間の飼い実装は、 清掃局に回収されて野良実装と一緒に焼却されるか、 販売されていたペットショップに出戻りして虐待派の手に渡って素敵な余生を過ごすか、 公園や人気の無い山野に捨てられて野垂れ死ぬなどの相応しい末路を辿った。 そうした中で生ゴミは最悪の末路を辿る可能性が高いペットショップに出戻りという選択肢を 飼い主の手で選択させられた哀れな糞蟲。 愚かな飼い主はこの選択が自分の飼い実装を地獄に落とす行為とは露知らず、 たぶん自分ほどではないが免許を持っていて実装石を好いている人間がこの仔を引き取ってくれるに違いないと 愉快なことを考えて購入したペットショップに持ち込んだらしい。 生ゴミはそんなクソ袋に花よ蝶よと後生大事に飼われてきたとても幸せな飼い実装・・・・、 世の中の人間はみんな自分に優しくし尽くしてくれると勘違いして生きていたのだろう。 元々生ゴミはエメラルドという月並みな名前を付けられていて、大層甘やかされて飼われていたようだ。 飼い主のクソ袋が甘やかしすぎて、飼い主の不興を買わないための躾け以外は全て忘れてしまうぐらい堕落していて、 安物の飼い実装の様に糞蟲化こそしていなかったが自分には幸せな出来事以外は存在しないと言わんばかりの 幸せそうな顔をしてクソ袋の元でひり出した仔蟲たちとこの世の春を満喫していたらしい。 自分が飼い主に捨てられるとは知らずにいつもの実装エステに行くとでも思って浮かれていたらしく、 実装石用の携帯ケージの中で仔蟲5匹とたのしそうに騒いでいた。 俺がコイツを購入した際に、 「あれ、いつもの美容師さんと違うデスゥ?」 なんて愉快なたわ言を吐いたものだ。 その後の俺の家に招待されたエメラルドちゃん一家の運命は以下の通り。 まずはエメラルドちゃんの無駄に沢山のフリルが付いた最高級実装服を剥ぎ取り、 服を返せと暴れるエメラルドちゃんの顔面を軽く陥没する程度の力加減で蹴り抜いて大人しくさせてから 偽石サーチャーで探り出した偽石を抜いて10倍に薄めた実装活性剤に漬けておく。 それから蟲叩き用の塩ビパイプで手加減をしながら長い時間をかけて瀕死になるまで打ち据える。 気絶したら傷口に粗塩を満遍なく擦り込み、市販の栄養ドリンクを心臓に直接注射して無理矢理復帰させる。 それを10回ほど繰り返し、自分の立場をしっかり認識させてやる。 やさしいクソ袋に飼われるまでの間に調教師の所で過ごした楽しい時間をはっきりと思い出させてやって、 クソ袋の元で育んだふやけた考え方を放棄して 人間に服従しないとどうなるかをはっきり思い出させてから再調教に入る。 再調教は別にしなくてもいいのだが、能天気なエメラルドちゃんに世の中の厳しさを教えてやるためにやっている。 何の意味も無い上に難解な作業を延々と繰り返させて些細な失敗も許さない。 失敗には激痛を伴う罰を与え、ふざけたことを考えたり、無駄口を叩かなくなるまで延々と続ける。 そんなことをとりあえず一週間延々と繰り返させておく。 その間、エメラルドちゃんの子供達はそれなりの待遇で飼育。 マジックミラー仕様の防音水槽の中で好き勝手に過ごさせる。 飲み水や水浴び用の水は毎日取り替え、餌も市販の実装フード(安物)を朝夕2食あてがっておく。 無論簡易トイレに溜まった糞も始末してやるが水槽内の掃除はいっさいしない。 クソ袋の所で与えられていた特上仕様の飼育とは天と地の差があるから当然文句が出るが、 完璧に無視しておけば、半日で文句を垂れながらでも与えられた境遇に適応して過ごすようになる。 さて、この仔蟲達の面白い所は・・・・ 床に粗相をすることも無く、あてがってやった簡易トイレでちゃんと下の始末をしている。 さすがの愛護派も家を糞まみれにされたくなかったのかトイレの躾けはしているようだ。 これは一週間後のエメラルドちゃんと対面させる時まで変わらなかった。 だが、体を常に清潔にしておくという飼い実装の鉄則は親であるエメラルドちゃんからまだ教えられていないのか、 愛護派の与えるぬるま湯環境で生まれた知能の劣化している2世代目だからなのかは不明だが、 この仔蟲ども一度も自分で水浴びをしようとしなかった。 不思議そうに水の張られた容器を眺め、触れようともしない。 たぶん身の回りのことは全て飼い主任せだった様で自分は何もしなくても、 勝手に体が綺麗になり、洗濯された綺麗な服があてがわれていたため、やり方自体が分からないのだろう。 実装石は新陳代謝が激しいため、一日でも体の洗浄を怠ると不愉快な臭いを撒き散らすようになる。 すると仔蟲達は自分以外の姉妹の発する臭いを嫌い、互いをなじり合いバラバラになって行動する。 そして日が経つにつれて臭いも強烈になってゆき・・・悪態合戦も拍車が掛かる 最後には些細なことで取っ組み合いのケンカが行われて、その勝敗で格付けが決まって待遇差が出てくるようになる。 一番大きく強い仔蟲(長女)が餌皿と水飲み場を支配し5匹分の餌と水を自由気ままに喰い散らかし飲み干す。 一位の仔蟲が満足して立ち去ると2位と3位の仔蟲が争いながら残り物を平らげてしまう。 そうして4位と最下位の仔蟲は格付けが済んだ後は一切餌を口にすることが出来なくなる。 姉妹のリンチでボロボロになった体を引きずって餌皿や水飲み場に近付こうとしても 上位の仔蟲が難癖をつけて殴りつけてくるので餌皿を舐めるどころか水すら飲ませて貰えない。 愛護派の元で生まれた飼い実装は人間の与える餌以外は食い物だと認識出来ないらしく、 糞を喰って腹塞ぎをするという実装石の最終手段すら考え付けない様だ。 野良実装なら簡易トイレに山盛りの糞を腹いっぱいになるまで貪るものだが・・・・、 2〜5位までの仔蟲達はどんなに腹が減ろうとも糞を喰おうとしなかった。 そうして下位の仔蟲達は優しかったはずの大きな姉蟲達に嬲られ、 食事どころか水すら飲めない状況で衰弱して死んでいった。 (仔実装はチリィからボロボロの状態で栄養が取れなければ直ぐに傷が悪化してたやすく死に至る。) ここに来るまでは平等で仲の良い姉妹(餌や娯楽が仔蟲達の欲望以上に与えられて飽和していたため)だったのに たった3〜4日でこの様だ。 そうして2匹の小さな仔蟲の死骸は生き残りの仔蟲の手で簡易トイレの中に捨てられて居なかったことにされた。 俺に分からない様に偽装するためなのか、簡易トイレに捨てた妹たちの上に生き残りの3匹は大量の糞をひり出して その姿を隠蔽しようと努力する様はなんとも微笑ましいもの。 その後もエメラルドちゃんの自慢の子供達は1位の仔蟲だけが不満の大いにある環境であっても好き放題に振る舞い、 2位と3位は1位の暴力に怯えながら喰いカスとわずかな水を巡って激しく争う醜態を晒し続けた。 そのざま録画してお勉強の合間に(体力が尽きて動けなくなっている時や俺の居ない時)エメラルドちゃんに 見せてあげたら泡を吹いて悶絶した。 特に末っ子と4位の仔蟲が暴行されて髪や服を引き千切られて、 唾を吐きかけられ、顔面に糞を塗られる場面がお気に入りらしい。 このお気に入りの画面が再生される度に、 猛烈に1位〜3位の仔蟲の名(月並みな名前なので割愛する)を叫んで画面にドスの利いた脅しを吐きかけていた。 こちらの狙い通り、 優しいご主人様がカワイイワタシを捨てたのは餓鬼どもの所為かもしれないと思い込んでくれた様で、 エメラルドちゃんはしきりにテレビの中で醜態を晒し続ける仔蟲どもに向かって、 特級飼い実装にあるまじき暴言を吐いて恫喝し続けた。 そうして一週間後、 出荷時同様すっかり礼儀正しくなった満身創痍のエメラルドちゃんと自堕落に生きていた仔蟲ちゃんを再会させる。 まず、2位と3位の薄汚い痩せ仔蟲がエメラルドちゃんに縋り付いて姉の暴虐を訴える。 「ママ!!ひどいテチ!!アイツがワタチたちのご飯を独り占めにしていっぱい苛めるテチ!!」 「そうテチ!!お水も飲ませて貰えないし、お腹ペコペコテチ!!」 取るに足らない妄言を聞いていたエメラルドちゃんは仔蟲2匹に問いかける。 「下の妹2匹はどうしたデス・・・・・。」 「え・・・えっと・・・・それは、アイツがイジメ殺してトイレに捨てたテチ!!」 「そうテチ!!アイツは血の通わない悪魔テチ!!!」 親という強い後ろ盾を得た2匹の仔蟲は強気に暴君姉蟲をなじる。 ママさえいればあんなクズ恐れることはないと考えているのが見え見えだ。 「ち、違うテチ!!ワタチはママの教え通りに生きてきたテチ!! それに始めに妹達を苛め出したのはそいつ等テチ!! それにご飯を分けてもそいつ等が妹達の分を奪って食べようとするからワタチが管理したんテチ!」 「「嘘つくなテチ!!ご飯を独り占めして、妹たちをイジメ殺したのはお前テチ!!」」 痩せ仔蟲2匹は暴君姉蟲の殺気に満ちた視線を受けながらも反論を繰り返す。 ・・・・・・・こいつ等は知らないのだ。 エメラルドちゃんがこいつ等の生活を全て見ていたことを。 そして野良以下の浅ましい行動を繰り返し、カワイイ末の娘たちを嬲り殺した場面を見ていたことを。 「「ママ!!!早くあの糞蟲をやっつけるテチ!!」」 しかし、その願いはすぐには叶わなかった。 エメラルドちゃんの憤怒に満ちた拳は左右に縋りつく痩せ仔蟲2匹の上に降ってきた。 非力な実装石でも、成体が本気の一撃を振るえばチリィ仔実装の頭を陥没させることぐらいは容易い。 頭のへこんだ仔蟲達は少し遅れてから魂千切る悲鳴を上げて転がりまわる。 生まれて初めての激痛にクソを洩らし、ゲロを吐きながら悶え苦しむ。 「ワタシは知っているんデス・・・・お前たちの性根を・・・・。」 エメラルドちゃんは呟きながら暴君姉蟲の元に歩いてゆく。 「ご・・・・・ごごごご、ゴメンナサイ・・・テチ・・・・。 これからは・・・もっと・・・いい子になる・・・テチ・・・。 だ・・・だから・・・・・」 「嘘を吐くなデスゥ!!!」 エメラルドちゃんは暴君姉蟲に渾身の一撃をぶち込んで黙らせる。 暴君姉蟲の顔が陥没して右目が千切れ飛んでしまう。 「お前たちのようなクズ蟲なんかを産んだ所為でワタシもとばっちりを受けてご主人様に捨てられたデス・・。 ワタシは言ったはずデス・・・・・飼い実装として生きたいなら決して実装石らしさを出してはいけないと。 お前たちはそんなことも分からないデスかぁ!!!」 初めての激痛に色々なものを垂れ流しながら悶える暴君姉蟲を踏みにじり、 エメラルドちゃんは罵声を浴びせながら暴行を加え続ける。 踏みつけ、殴り、蹴り飛ばす・・・・一週間前まで可愛がっていた子供に容赦の無い暴力を振るい続ける。 3分もするとピクピクと痙攣していた足の動きも止まり、暴君姉蟲はペースト状になって死んでいた。 そして、先に頭を陥没させられた痩せ仔蟲2匹は自分たちの願い通りに姉蟲が殺されるのを見て・・・・怯えていた。 どうして・・・ 優しいママがこんな酷いことをするの・・・? たしかに・・ワタチたちはすこし厳しい言い方をしたけれど・・本当に殺すなんて・・・。 ママがお姉ちゃんを殺したのは・・・小さい妹たちをイジメ殺したから・・・・。 そうしたら・・・お姉ちゃんほどではないが・・・妹をイジめたワタチたちは・・・・。 血塗れのエメラルドちゃんが痩せ仔蟲2匹の方を向き、暴君姉蟲と同じ処遇を2匹に与えるために近づいていく。 「チギャァァァァァァアァァーーーーーーーーー!!!!こ、来ないデェテチィーーーーーーー!!!!」 「ここここ、殺されるテチィーーーーーーーーー!!!!!許してテチィーーーーー!!!」 2匹は必死で這いずり何とか死神と化したママから逃れようとするが・・・・・、 酔っ払ったように足元がおぼつかなくなり、その場に倒れこんでしまう。 「なな・・・何で・・・立てないテチィ!!!」 「テェ!!早く・・・逃げないと・・・・・テェ!!!!」 エメラルドちゃんは神経を傷つけられてまともに動けなくなった仔蟲の片割れの頭に足を乗せて・・・、 ジワジワと体重を掛けて頭を踏み潰そうとしている。 「かっ・・・・・カヒィィィィーーーー!!!あ、頭がぁ、わわ・・・割れるゥ!!!! ご・・・めん・・・なさいぃぃテチィ!!!!・・・ゆ、ゆるちてぇ!!!! いたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいたいいぃぃぃいいぃぃーーーーーー!!!」 仔蟲の脆い頭骨をジワジワと圧迫してゆき・・・・・・・・心地よい悲鳴が最高潮に達すると、 グシャッ!!!! という湿った音がして仔蟲の頭が破砕した。 しばらく頭を失った体がパタパタと暴れていたが、・・・・・そのうち静かになった。 そうしてエメラルドちゃんは残った仔蟲の方に向き直る。 「お前もすぐに殺してやるデスゥ・・・・・。 ワタシから優しいご主人様と楽園の生活を奪い取ったお前たちを決して許さないデス。 ご主人様のお願いを聞いて子供を産んだことは間違いだったデスゥ・・・。 学校の先生(調教師のこと)はご主人様のお気に入りでいたいなら・・・・・、 子供は絶対に産まないことだと教えられたデス。 ・・・・賢いワタシから生まれた子供でも・・・、 学校(調教所のこと)でちゃんとした躾をされていない実装石は・・・、 野良のクズ蟲と同じものだと・・・・・教えられたデス・・・・。 だから・・・・子供を産んでしまったら・・・・事故に見せかけて・・・、 必ず全ての仔に悲しいことをしろと・・・教えられた・・・・デスゥ」 「いやテチ・・・・いやテチ・・・・いやテチィ!!! こっちに来ないでテチィ!!!!」 「そうしなければ・・・必ず・・・子供の粗相でご主人様の不興を買って・・・・捨てられてしまうから・・・デス。 でも・・・ワタシはご主人様の嬉しそうな顔と、お前たちの上辺の可愛らしさに騙されて・・・・、 悲しいことを躊躇してしまった・・・・デスゥ・・・。 ・・・・・そして・・・・ワタシは・・・・先生の言う通りに・・・なってしまった・・・デス・・・。 卑しいお前たちが捨てられるなら・・・・まだしも・・・どうして・・・ 礼儀正しく、賢くカワイイワタシまで捨てられなければならなかったんデス・・・? この・・・糞餓鬼がぁっ答えろデスゥ!!!!!!!!」 糞を洩らしながら必死の匍匐前進をしていた仔蟲の上に馬乗りになって、容赦の無い暴力を喰らわせる。 前の二匹と違い・・・直ぐに死なないように手加減している様子。 最後の仔蟲ちゃんは不運にも姉妹たちの悪行のツケを全て支払わされる破目になった。 エメラルドちゃんも散々好き勝手に生きてきたのだろうが、そんなことは棚上げで仔蟲を暴行している。 仔蟲の悲鳴も徐々に小さくなってゆき・・・・・2分もするとただの赤緑のシミに成り果てた。 事の成り行きを見学していた俺は・・・透明な涙を流し、ハァハァと荒い息を吐きながら、 悲しみに暮れているフリをしているエメラルドちゃんの後頭部を加減無しで蹴り飛ばす。 「エメラルドちゃん・・・・俺が何時、仔蟲どもを殺していいと命じたかな?」 前歯がへし折れ、目玉を半分飛び出させて悶えているエメラルドちゃんのこめかみを更に蹴り抜く。 奇妙な悲鳴を短く上げて壁にぶつかり壁に赤緑のシミをつけてズルズルと床にへたり込む。、 ピクピクと痙攣しているエメラルドちゃんを無理矢理立たせて再度問い掛ける 「で・・・、俺が何時、仔蟲どもを殺していいと命じたかな?」 「お・・・・、おっしゃられて・・・いない・・・デスゥ・・・・。 ご・・・ごめん・・なさ・・・い・・・デスゥ・・・。 愚かで・・・低脳な・・・・ワタシをゆるして・・・くださ・・・い・・デスゥ・・。」 「ごめんで済めば警察はいらない。 それに卑しい糞蟲の分際で、憂さ晴らしをするためだけに自分の仔を虐殺した罪は重いぞ。 あの仔蟲どもはお前の元飼い主の所に送り返してやろうと思っていたのになぁ・・・・・・・。 あいつ等もカワイソウに・・・・親が糞蟲じゃなきゃ今でもセレブな生活を送っていただろう。」 「違い・・ます・・デスゥ・・・。 アイツらが・・・・糞蟲だから・・・ワタシも捨てられタバァ!!!!!」 無駄口を叩くエメラルドちゃんの頭に軽く踵落しを食らわせて黙らせる。 Aランクの特級飼い実装でも、実装飼育のイロハを心得ない無知な愛護派の元で長年飼育されていれば この程度の代物にまで堕落するものなのかねぇ・・・・。 潰れた蛙の様に地面に伏して土下座をするエメラルドちゃんを動けないように踏みつけ、 無傷で残しておいた後ろ髪(脂とフケでギトギト)を掴むと・・・・一本づつラジオペンチで抜いてやる。 「デギャァ!!デギィ!!ギギィ!!ヒギィ!!デベェ!!チュブゥ!!キベェ!!ヒビィ!!」 愉快な悲鳴を上げてもがくエメラルドちゃん。 一週間ほどの厳しい生活で自慢の髪が随分と痛んでいる様なので1本づつ丁寧に毛根ごと引き抜いてやる。 「デギィ!!ギギィ!!ヒギィ!!デギャァ!!デギィ!!キベェ!!ヒビィ!!チュブゥ!!」 子供を殺した時は透明な涙を流していたくせに、薄汚い髪の毛を毟られるだけで血涙を流すとはなぁ。 本当にどうしょうもない生き物だ。 「ヒギィ!!ギギィ!!ヒギィ!!デベェ!!デギィ!!デギィ!!ギギィ!!ヒギィ!!ギベェ!!」 実装石の髪の毛を丁寧に抜くのは以外に楽しいな・・・・。 太い鼻毛を抜いた時の感触に似ていて、何だか病みつきになりそうだ。 「デギャァ!!デギィ!!デギャァ!!デギィ!!デギャァ!!デギィ!!ギギィ!!ギギィ!!」 ・・・・・・・・・・20分ほどして右側の髪の毛を毟りつくす。 水溜りができるほどの血涙を流したエメラルドちゃんの眼前に毟った薄汚い髪の束を放り投げる。 毛穴が逆立ち、鳥肌が立っている様にボコボコの右後頭部を擦っていたエメラルドちゃんは再度唖然とする。 「で・・・デェ・・・・・・。 わ・・・ワタシの美しい髪が・・・・ご主人様が褒めてくれた・・・髪が・・・・・。」 毟られた髪の毛の束を抱きしめて濃い色の血涙を流すエメラルドちゃん。 「じゃあ左側も逝こうかエメラルドちゃん? そんなに嬉しがってくれると嬲り甲斐もあるってもんだ。」 「や、止めてデスゥ!!!! どうかお願いしますデス。これ以上髪の毛を毟らないでくださいデスゥ!!!! 何でもしますデス!!!だから髪の毛だけは・・・・・。 このままじゃ・・・・ご主人様に恥ずかしくて会えないデスゥ・・・・・。」 愉快なことをおっしゃる糞蟲ちゃんだ。 まだ捨てられたことを理解しきれていない様だな。 まあいい、最終的には丸禿になるんだから・・・・・・・。 毟られるのが嫌なら、燃やしてあげよう。 携帯バーナーに点火して、エメラルドちゃんに話しかける。 「じゃあもう毟らない。」 「ほ・・・本当デスか・・・? もうワタシの美しい髪の毛を毟らないデスか・・・・?」 「ああ、毟らない。 でも、代わりに燃やすよ。」 そういって無防備な前髪を炙ってやる。 「デギャァァァァアァァァァァァアアアアアアアアアァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ものすごい海老反りをかましながらエメラルドちゃんが絶叫する。 脂塗れの薄汚い髪の毛はよく燃えて、10秒もしないうちに消し炭に変わった。 炎による激痛と自慢の前髪を失ったショックで気絶したエメラルドちゃんに電気ショックを与えて復帰させる。 痛みに悶え、かけがいの無い財産を失いいつつあるエメラルドちゃんは必死の命乞いを始める。 「お願いデスゥ!!!どうかお慈悲をぉ!!!! このままではワタシは実装石として生きていられないデスゥ!!!」 「実装石に生きる資格があると思っていたのかい? どの道死ぬんだからどんな姿になろうとも構わないじゃないか。」 「デェェェェ!!!!!いやデスゥ!!! 死にたくないデスゥ!!!ワタシはもっとおいしいものを食べて、楽しい事をして、生きたいデスゥ!!!」 「そんな性根だから飼い主に捨てられるんだよ糞蟲ちゃん。 愛護派っていうのは実装石をペットとして飼うという苦行を平然とこなせるけっこうキモの座った連中だって話だが、 そんなお前さんの堕落ぶりをみれば金が足らなくなったというよりも飼う気力が失われたって感じがするよ。 物の価値をまるで理解できない怪生物のために、 無駄金をドブに捨てるのはさすがの連中でも気が引けるだろうしな。」 「そんなこと無いデス。 ご主人様はワタシが綺麗になるためのお金は惜しくないといってたデス!! ご飯だって、そこら辺の貧乏人よりも味にはうるさいデスゥ!!!」 ・・・・少々無駄口が過ぎるのでお仕置きをしないとな。 蟲打ちパイプで体中が打ち身だらけになるまで打ち据える。 「デギィ!!!デギィ!!!デギィィ!!!や・・止めてデスゥ・・・・。 デギィ!!!デギャ!!!ギギィィ!!!許して・・・・デスゥ・・・。 デグゥ!!!デギィ!!!デギャァ!!!何でもするデスゥ・・・だから・・・お慈悲をぉ・・・。」 命乞いをしている内はまだ余裕がたっぷりと残っている証拠。 グゥの音も出ないぐらい打ち据えてからが躾けの本番だ。 ・・・・・15分ほど打ち据えてから本題に入る。 体中が青痣と切り傷だらけになっているエメラルドちゃんを無理矢理立たせてから問いかける。 「今からお前に二つの道を提示しよう。 一つ、今すぐ処刑されて楽になること。 二つ、俺と取引をして・・・・身代金が払えたらご主人様の所に帰れること。 どっちにするエメラルドちゃん?」 唖然とするエメラルドちゃん・・・。 そりゃそうだ、暴虐の化身の提案から自分の切に願うものが出てきたのだからな。 「身代金・・・・って・・・何をすれば・・・いいん・・デスゥ・・?」 「そうだなぁ・・・・、とりあえず俺がお前を購入した金額分の品物と作り出してもらおうかな? ちなみにお前の値段は税込2万1000円、元の飼い主が買ったときの150分の1の価格だ。 お前の価値などその程度ということだね、安物糞蟲ちゃん♪」 言い返せないエメラルドちゃんを尻目に更に続ける。 「お前たち実装石は消費し破壊することは得意でも価値ある物を作り出すことは絶望的なぐらい不得意だ。 労働もはっきり言ってしない方がマシ程度のことしか出来ないし、 薔薇実装の水晶みたいな換金できる物を持っているわけではないし・・・・・。」 「こ・・・子供を売るデス!! カワイイワタシの子供ならきっと高値で売れるデスゥ!!」 「・・・・・・知ってるか? 食用や愛玩用でない、取り得も無い仔実装の卸値はなぁ、100匹で10円だ。 普通の仔実装は生まれたてでも肉がドブ臭いから食用には向かず、 賢くてもたかが知れているから愛玩用には向かず、虐待用か肥料にする以外は使い道がない。 それに、お前の身代金を払うためには21万匹の仔蟲を産まないとならないんだぞ♪」 「デデェ!!!・・・・よく分からないけど・・・無理そうな感じデス・・・。 じ・・・・じゃあ、ワタシの命の石を売るデス!! 高貴で美しいワタシの命の石は宝石みたいに輝いているはずデスゥ♪」 出たよ・・・・実装石の後先を考えない行動が・・・。 自分を買い戻すために自分の命を売り払ってどうするのかな? 「ちなみに成体実装石の偽石は買取不可だぞ。 成体実装石の偽石は産業廃棄物扱いで処分することが法律で定められている。 仔蟲の偽石なら・・・実装活性剤の原料として飼育された物なら1匹1000円になる。」 「じ、じゃあその・・・・なんとか剤用に子供を育てて売るデスゥ!!」 「実装活性剤用の仔蟲飼育は、生まれた時から餌を一切喰わせず一週間栄養剤点滴で飼育して丸々と肥やすんだよ。 ちなみにお前さんは何処から栄養剤を仕入れるのかな? 一文無しのエメラルドちゃん?」 ・・・・やれやれ、こいつの賢さは上辺だけのモノらしい。 その上・・・既に子供に対する愛情を失い、物としか認識できなくなっている様だ。 「まあ、埒があかないな・・・・。 ちなみに今処刑される道を選ぶなら、痛みを感じさせずに殺してやるぞ。 少なくても俺に対価を支払って自由になるよりは楽な方法だよ。」 「い、いやデスゥ!! ワタシはご主人様の所に帰るんデス!! そのためならどんな苦労も耐えられるデスゥ!!!」 「ならば仕方ない、サッサと金を稼ぐ方法を考えろ。 ちなみに体を売って稼ぐなんて抜かしたら実装活性剤の原液を注射して焼却炉に放り込んでやるからな。」 「デスゥ!!!!・・・そんな・・・卑しいこと・・言うわけないデスゥ♪」 どうやら次の提案は売春して金を稼ぐとでも言おうとしたらしいな。 ・・・・・しょうがない奴だ。 こんな簡単な課題もこなせない様ではお里が知れるな。 「もう、お前のしょうもない提案に付き合うのは飽きた。 これからお前に特級飼い仔実装飼育を生産することを命じる。」 「特級飼い実装・・・・? なんデス・・・それは・・?」 「お前みたいな高級飼い蟲のことだよ。 これからお前は子供を産んで、それを2週間育てて、査定で一匹に絞った仔蟲を再度調教して俺に提出しろ。 そうしたら仔蟲の出来次第でお前の借金を棒引きして、満額払い終わったら元飼い主の所に送ってやる。」 「・・・・・それで・・・いいんデスか・・・?」 「そうだ・・・だが簡単なことでは無いぞエメラルドちゃん。 お前の無能ぶりは既に立証されているわけだから、 果たして命が尽きるまでに何匹の特級飼い仔実装を生産できるかな?」 「ワタシは優秀デスゥ!! 見ているがいいデス、直ぐに賢い子供を作ってこんな所か・・・デギャ!!!!」 「口の利き方には気を付けろよエメラルドちゃん。 お前が身代金を満額支払い終えるまでは俺の所有物なんだから・・・。 前の飼い主の所で随分と弛んだ生活を送って自分が何者なんだかを忘れてしまったらしいな。 ゲームを始める前に・・・先ずは礼節を弁えさせるとしようか?」 「で・・、デエエェ!! ゆ・・・許してぇ・・・デベェ!!!」 希望が見えた所為で少々調子に乗っているエメラルドちゃんに分を弁えさせるとしよう。 歯が砕ける程度の力で顔を蹴り、悶絶してバタバタと振り回している手足を先端を踏み潰してゆく。 「べビィィィ!!!!ビュブゥゥゥゥ!!!べバババババババァァ!!!ギュブゥゥゥゥゥゥーーーー!!!」 いい具合に悶えるエメラルドちゃんを裏返し、再度点火した携帯バーナーで残った左後ろ髪を焼き払う。 「ギギャァッァァァッァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァッーーーーーー!!!!」 殴られている時よりも格段に感情の篭った悲鳴を上げて悶えるエメラルドちゃん。 これでこの糞蟲は全ての財産を失ったわけだ。 燃えカスを抱きしめて号泣するエメラルドちゃんを軽く蹴り飛ばし、容赦の無く打ち据える。 蛙が踏み潰されたような悲鳴を上げながら丸まり、何度も何度も許しを請うエメラルドちゃん 同じ所を打ち続けていると段々反応が薄くなってくるので、たまに蹴り飛ばして体勢を崩してやる。 「・・・デギィ!!・・・デガァ!!・・・デギュゥ!!!・・・・・・・・デギィ!!」 小一時間も打ち据えるいると流石の実装石も瀕死に陥る。 体の穴中から鮮血を垂らし、洩らす糞が失われた総排泄口から濁った体液を噴き出しているエメラルドちゃん。 そろそろかな? 「では糞蟲。 生きていたければ・・・土下座して服従することを誓うがいい。 このまま嬲り殺されたいなら・・・そのまま転がっていろ。」 体中を腐った紫色で染め上げられたエメラルドちゃんは瀕死の体を引きずり、何とか起き上がろうと努力している。 愛するご主人様と再会する為にはここを乗り切らないと話にならない。 ・・・・・3分を要したが、激痛の走る体をなんとか指定の体勢に持ってきたエメラルドちゃんは、 「ど・・・・どうか・・・・この・・・卑しい・・・糞蟲・・のワタシ・・・に・・・お慈悲・・・を・・。 卑しく・・・醜い・・・ワタシ・・・は・・・あな・・・た・・さま・・・に・・永・・遠の隷・・属・・を、 ちか・・・い・・ます・・デスゥ・・・。 どう・・か・・卑しい・・・ワタシに・・・寛大・・・・な・・・・お心・・・を・・・・。」 どうやら幸せな暮らしで脳みそがふやけていても隷属の誓いだけは忘れていなかったようだな。 これは特級飼い実装の基礎教育の胎教で刷り込まれるもの。 実装ペットというモノはどんな人間がどのような用途で購入するか分からないので 全ての事態を想定して嫌味の無い媚び方から許しの請い方までとりあえず仕込んである。 基本的に特級飼い実装は金持ちの愛護派が購入するモノだが、 たまに金の有り余った金持ち虐待派が手慰みの為に購入することがある。 その際、不運な特級飼い実装はこの隷属の誓いを口にして暴虐な主人に慈悲を請うのだ。 まあ、結果は慈悲を請おうが抵抗しようが結果は大して変わらないのだが。 壊れたCDプレーヤーの様に何度も同じ言葉を繰り返すエメラルドちゃんを軽く蹴り飛ばして顔を見る。 心底・・・俺を恐れ、今までの不遜な態度は消え去っている様だ。 完全死への恐怖ですっかり色の濃くなった両目から血涙を流し、 隷属の誓いを垂れ流しているエメラルドちゃんに話しかける。 「いいだろう、お前が身代金を払い終えるまで絶対服従を条件に飼育してやる。 だが正式に飼う前に・・・・お前の覚悟を見せてもらわなければならない。 死ねと言われれば死ぬという服従を示す覚悟をな・・・。」 「か・・・・・かく・・・・ご・・・?」 「そう、絶対服従の覚悟をだ。 これからお前はこの焼き印を自らの手で自分の体に刻め。」 そう言ってチリチリと赤く焼けている焼印を示す。 エメラルドちゃんは躊躇する。 これを自らの手で刻まなければ殺される、だが刻んでしまえば・・・自身のプライドが完全に死ぬ。 ・・・・・・・・・5分ほど考えて・・・・エメラルドちゃんは焼印に歩を進める。 ズルズルと這いずりながらゆっくりと進み、焼印の前にやってくる。 そして・・・・最後の瞬間、俺の顔を見て何とか慈悲を請おうとしたが・・・・、 情の入り込む余地が無いことを悟ると自らの額を焼印に押し付けた。 「デギィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイィィィイイイイイィィィッーーー!!!!!!!!!!!」 今までの絶叫の中で最大級のモノを上げる。 やさしい愛護派の飼い主の元で培ってきた糞蟲のプライドが死んでゆく声。 今までの自分が全て否定され人間に隷属しなければならなくなったことが悲しいのか、 格下だと思い込んでいた人間に好きなように蹂躙されて何も出来ない無力な自分に腹をたてているのか、 エメラルドちゃんは自らの額を焼印に押し付け、瀕死とは思えないような大音量の絶叫を上げ続けた。 1分後・・・・・焼印から額を離すと・・・・・、 エメラルドちゃんの額の中央に「生ゴミ」という烙印が黒々と刻まれていた。 「合格だ、エメラルドちゃん。 とりあえずお前の覚悟は見せてもらったからこちらも約束を守ろう。」 「あ・・・・・りが・・・とう・・・ござ・・・いま・・す・・・デ・・ェス・・・・。」 「お前は今までの自分を殺して、新しく生まれ変わったのだから名前も新しいものを授けよう。 ・・・・そう、お前の新しい名は「生ゴミ」だ。」 「でぇ・・・・・・・・・・・、すて・・・きな・・・名前・・・を・・あり・・・が・・・・・・・。」 そういうとエメラルド改め生ゴミは倒れこんで動かなくなった。 ・・・・・・どうやら仮死したようだな。 まあいい、今日は頑張ったからこれ位で勘弁してやろう。 明日からは報われない日々が死ぬまで続くのだから。 これで下準備は整った。 今まで楽しい暮らしをしていた分、最低でも1000倍は苦しんで死なないと世間に申し訳が立たないからな。 でも苦痛と絶望だけを与え続ければさすがの実装石もたいして長持ちはしない。 だから・・・・・こいつの切に願う望みをちらつかせて、しぶとく生き延びようとする意思を持たせるのが 長期虐待のコツみたいなものだ。 生きる希望を持った実装石はとてもしぶとい。 虐待派が満足できる程に・・・・。 ちなみにエメラルド改め生ゴミの望みは・・・・・、 生きて自分を捨てた飼い主の所に戻って再度幸せな暮らしをすることだ。 生ゴミが仔蟲を躾けられる期間は仔蟲が生まれてから二週間。 出産後直ぐに受精させて常時妊娠させているため、 胎児が育つまでの暇な期間にひり出した仔蟲を育てさせている。 実装石の分際で喰っちゃ寝の生活など許されるはずも無いからな。 その期間中に生ゴミはクズ仔蟲達に自分が教わってきた躾けを教え込み、 何とか一人前の飼い実装に育てようとしているのだが・・・・・・現実は甘くない。 クズ仔蟲達は腹いっぱい旨い物を喰う、好きなだけ眠る、そし楽しく生きることしか考えられないので、 生ゴミがどんなに暴力を振るって無理矢理知識を詰め込もうとしても全てが頭の中を素通りしてしまい何も憶えない。 そのため生ゴミはクズ蟲だけの子育ての際には、 最低のクズと2番目のクズを育てる予定の仔蟲達の前で時間を掛けて嬲り殺してから便所に捨てて、 (俺の許可が無いかぎり仔食いは許していないため、破れば三途の川を半分渡るほどの罰が待っている。) 残した仔蟲達にママにはお前たちの生殺与奪を決める力があることを誇示してから教育に入る。 これは飼い実装を生産する際に使うもっともポピュラーな調教法で、 生ゴミ自身もこの方法で調教されたのだろうからその効果は身をもって知っているはず。 だが、この方法を使っても学習能力が無いに等しいクズ仔蟲達には、 精々便所でしか糞をしてはいけないとか餌の前に整列して親の許可が下りるまで喰わない程度の躾しかできない。 もしも親のいうことがこなせなければ死ぬという状況でこの様だ・・・・ 生ゴミの執拗な勉強と死の恐怖の板挟みの中でクズ仔蟲達は上記のことに半歩も及ばない程度の躾を 体に刻み込まれるが・・・・、三歩も歩けば何もかも忘れて本能のまま行動するので 一番憶えの悪いもの、激しく反抗したものを業を煮やした生ゴミは半殺しにして他の姉妹の見せしめにしていた。 しかし、違反者の末路を見たクズ仔蟲達も三歩も歩けば何もかも忘れて本能のまま行動するので、 再度一番の出来損ないが生ゴミにいたぶられる。 そんな事をしているうちにクズ仔蟲達は数を減らしてゆき(仔蟲はチリィので怪我が悪化して半日程度で衰弱死する)、 子育てを始めてから一週間ほどでクズ仔蟲達は生ゴミの手で殴り殺されて全滅している。 そうした場合は子育てをしくじった罰として、 口かせを咬ませて鳴くことと喰うことを禁じ、逆さ磔にして仔蟲が生まれるまで放置する。 その間は点滴で命を繋がせる。 始めの頃は兎も角・・・飼育し始めたから半年ぐらいになると、 生ゴミの暴力はクズ仔蟲を育てる為の手段というより、この過酷な環境の中での唯一の娯楽と化している。 俺の監視の目がある為に仔食いをすることは出来ず、賢く育ち様が無いクズ仔蟲を世話をすることに疲れ果てた 生ゴミに唯一与えられた楽しみ・・・・・。 生ゴミはどんなに過酷な罰が与えようと決してクズ蟲虐待をやめようとしなかった。 仔を嬲り、自身の喜びの為に殺す畜生蟲にまで堕ちた生ゴミちゃん。 もしも飼い主の元に帰れたとしても直ぐに清掃局送りになるのは間違いないな。 愛護派の飼い実装に求めるものは、 愛らしく、素直で賢く、従順な・・・・生きている人形なのだから。 稀にだが運良く賢い仔蟲の割合が多いと・・・辛うじて査定の日まで仔蟲が生き残ることがある。 7回に1回ぐらい、産み落とす仔蟲の数が3〜5匹と少ないとき(通常は7〜12匹の仔蟲を産む)があり、 そういうときには賢い仔蟲が2〜3匹居て、生ゴミはそうした賢い仔蟲が多く生まれるとその場で バカの間引きをして勝負を仕掛けてくる。 この場合・・・生ゴミはいつもの畜生ぶりを隠して、厳しいがやさしく賢い母を演じようとする。 賢い仔蟲達も生ゴミの上辺の優しさに騙されて、この鬼畜蟲に従順に従う。 (賢い仔蟲というだけあって10〜20回のアメとムチを繰り返せば簡単な躾ぐらいは親蟲でも教え込める。 生ゴミ自身もこの方法で仔蟲達とは比較にならないほど厳しく調教されているから効果は身を持って知ってるはず。 ちなみに微妙な殴り加減を憶える為に100匹近いクズ仔蟲が潰されている。) そして、賢い仔蟲たちは生ゴミの期待に応えて従順に賢く育つ(ただし実装石の基準)。 でもそれでは絶対に合格ラインには届かない。 俺が生ゴミを開放してやる対価として求めたのは市販の特級飼い実装と同じものであって、 おままごとを憶えさせた仔蟲ではない。 そこの所を生ゴミは理解できていないようだ・・・・。 実装石の基準で賢く育ったわが仔に囲まれて生ゴミは自信満々で査定日を迎える。 査定日とは絶対に合格すると信じて疑わない生ゴミの努力の結晶を砕いてやる日のこと。 今日の様なゲームで遊んで間引きしたり、姉妹の仲が大変良い場合は殺し合いをさせて楽しむ。 楽しいゲームでくたばった仔蟲達の死骸は生ゴミに食わせて処理させる。 始めのうちは悲しむフリをして中々死骸を喰おうとしなかったが、 3〜4回目になるといつも喰っている餌よりも旨いことに気付いて泣き笑いながら貪るようになった。 それと査定の時に全ての仔蟲を殺さず、確実に1匹だけ残してやるようにしている。 これは生ゴミに自分の無能さを認識させ、より苦しめるため。 ちなみに生ゴミにはこう吹き込んである・・・。 「今回の査定で生き残った仔蟲を昔のお前のような飼い実装に仕上げられたら・・・・ご主人様の下に帰してやる。」 と、言う風に・・・・。 生ゴミは案の定、自分のような賢く礼儀正しい飼い実装を育てるなんて簡単なことだと言った。 分をわきまえない・・・自分の能力の限界を理解できないということは案外幸せなことなのかもしれない。 そして生ゴミは一度として、残してやった仔蟲を再査定の日まで生かしておくことが出来なかった。 生き残った運の悪い仔蟲は生ゴミの今まで以上に過剰な躾け(生ゴミ自身もこなせない無理難題)で叩き殺されるか、 仔食いの親と同じ空間にいなければならないストレスで発狂し、本性を現した生ゴミに虐待されて死んでいった。 5回に一回は産まれた中で一番賢い仔蟲を残してやったのに、 それすら躾けることが出来ず・・・・命乞いをする賢い仔蟲を無能となじって嬲り殺した。 実装石という生き物は本当にしょうがない生き物だ。 さっさと自殺でもすれば、この苦界から開放されて楽になれるのに、 叶いもしない希望をちらつかせるだけで面白いぐらいに足掻くのだから。 自分が助かるためなら大切な服や髪、自分の子供はおろか・・・命そのものである偽石まで差し出してくる低脳ぶり。 人間がちゃんと約束を守って開放してくれたとしても・・・・そんな有様でどうやって生きていくのか? 全てを失った禿裸の無様な糞蟲がのほほんと生きられるほど世界は優しくない。 そうしているうちに1年の時間が過ぎ、生ゴミの寿命の残量が残り少なくなって来た。 このゲームを始めてから一度も眼鏡に叶う仔蟲を育てられていないので、身代金は一向に減らず。 それにここ最近生まれる仔蟲どもは、休みの無い出産の所為で全体的に体が弱くなり、 生ゴミが躾と称す虐待で2〜3度軽く叩いただけで死んでしまう脆さ。 八方手詰まりの中、とうとう生ゴミは奇形を産みだした。 盲目や片輪の仔実装、仔実装大の蛆ちゃんなどはまだ良い方で、 脳の無い(有っても役には立ってないが)蛙の様な顔をしたモノやただの肉塊等の 異形のバケモノを産み落とすようになった生ゴミは正気の箍が外れ始めてきた様に見受けられる。 このままではズルズルとすべり堕ちて死ぬだけのつまらない展開になりそうなので、 少々テコ入れをして持ち上げてやることにする。 先ず、妊娠している生ゴミに麻酔を掛けて腹を開く。 本来麻酔など掛ける必要など無いのだが、 生ゴミに賢く健康な子供を産める自分は有能でまだ大丈夫だと思い込ませるため。 そして胃袋兼子宮を開いて中で育ちつつある胎児を無作為に選別し、予備を含めた7匹以外の胎児を間引く。 一匹ずつ胎児の入っている粘液袋から出るへその緒を鋏で切り、間引く胎児をスプーンで掬い上げてゴミ箱に捨てる。 そうして残った粘液袋内の胎児に極細の注射器を用いて100倍に薄めた実装活性剤を5回に分けて投与する。 一度に投与すると・・・・とても愉快なことになるが、今回は主旨が違うので我慢しよう。 この処置は実装研の友人に教えてもらった賢い仔実装を人為的に作る方法の一つ。 なんでも仔実装が賢くなる要因は、 適切な温度、姉妹の数、環境の他に親の栄養状態なども関係しているそうだ。 模範的な野良実装数匹を普通に妊娠させ、 過酷、普通、極楽の環境で必要カロリーの10倍の餌を与えて飼育すると、 普通、極楽の環境で賢い仔蟲の生まれる確立が上がるのは当たり前だが、 過酷な環境ですら通常なら生まれるはずの無い賢い仔蟲の出生率が格段に上がったという話だ その結果をふまえて、 極楽な環境で親蟲を通さずに直接胎児に高濃度の栄養を与えたらどうなるかと実験を行ったら案の定、 天才クラスの仔蟲が誕生したそうだ。 ただこの処置はとても加減が難しく、加減を間違えば直ぐに胎児を殺してしまうのであまり普及しなかった技術。 基本的に仔実装というものは、体を優先的に成長させて生まれてから直ぐにでも動き回れるように作られている。 野良の環境では、生まれてすぐに自力で動けない子供は即仔食いの標的になる為。 体の成長に殆どの栄養が廻される為、必然的に脳の成長は後回しにされる。 逆を言えば、餌が豊富であれば脳の成長にまでちゃんと栄養が廻されて賢い仔蟲が生まれるということだ。 そのため、冬場など餌が慢性的に不足し、親自体も飢えに苦しむ時などに生まれてきたは仔蟲たちは、 栄養が足らずに背丈が一回り小さくなり、頭も食用仔実装並みに悪くなってしまう。 ・・・・・今回の処置で生き残った仔蟲は5匹、親蟲が死に掛けの為何処まで賢く変化するかは不明。 まあ少なくても今まで生ゴミが産んだ仔蟲の中では最高ランクの知性と能力を持っている可能性が高いはず。 そうして生まれた仔蟲達は全員健康で、1匹を除いて賢く姉妹愛に溢れる仔蟲ちゃん達が生まれた。 ・・・・生ゴミはいつも通りクズ仔蟲を始末しようとしたが、俺がぶん殴って止めさせた。 何故なら・・・・普通と逆の賢い姉妹に囲まれたクズ仔蟲はどうなるのかという観察がしたくなったからだ。 普通の野良の環境で・・・賢い仔蟲1匹で他は普通の仔蟲の場合だと、 生まれた順にも因るが大体リーダーの座に着いて他の頭の足りない姉妹を利用するようになる。 2匹の場合は・・・・、 権力の座を争って片方を闇討ちで殺す・・・もしくは殴り合いの喧嘩を起こして共倒れになるか、 2匹仲良く手を取り合って無能な姉妹をこき使う様になるのどれからしい。 そして稀な例であるが、賢い仔蟲3匹が同じ家族内に存在した場合は・・・、 仔蟲内に明確な階級を作って賢い仔蟲達は劣る姉妹を奴隷の様に扱い、 能無しや反抗的な者をイジメ殺して従順な者だけを残し、召使兼食料として生かしておくらしい。 今回は賢い仔蟲が4匹にクズ仔蟲が1匹の自然では決してありえない編成。 果たしてクズ仔蟲ちゃんはどのような運命に見舞われるのかな? ・・・・・・・そうして出た答えは、 賢い仔蟲4匹が足りないクズ仔蟲を手取り足取り導くというありえない結果だった。 賢い仔蟲達は大変に物覚えがよく、殆どの躾を2〜3回の失敗をしただけで憶えてしまった。 その上、他の姉妹に追いつけず失敗を繰り返し生ゴミに折檻されそうになるクズ仔蟲を賢い仔蟲達が庇い、 手取り足取り頭の悪い妹蟲に要点を教えて追いつかせようと努力していた。 どうやら、例の処置が寿命末期に産まれやすい変異体に更なる変異をもたらして、 世にも珍しいとても賢く実蒼石並みに姉妹愛の溢れる仔実装が誕生したようだな。 自然の環境ではないから実装石本来の性質とは言えないが、なんとも面白い結果が出たものだ。 そうして今回の子供達のお陰で生ゴミはここに来て初めての安らぎに満ちた2週間を過ごすことが出来た・・・。 クズ仔蟲がたまに不協和音を醸し出していたが4匹の賢い仔蟲がそれを打ち消していたので 生ゴミは自分の理想像である優しく大らかなママという役割を堪能出来た様子。 そして査定日に仔蟲達は・・・畜生蟲の生ゴミのことを優しいママと勘違いしたまま死んでゆくことになった。 唯一生き残った仔蟲(長女)は自分を欺き、姉妹を嬲り殺しにして貪った生ゴミに復讐をする為に俺と密約を交わした。 生ゴミの最大の希望を打ち砕く手伝いをする代わりにここから開放してやると・・・いう約束を。 コイツも賢いとはいっても所詮は卑しい実装石。 はたして何処まで本心を隠して生ゴミと過ごせるかが見物だ。
