命の数、救えなかった数 ----------------------------------------------------------------------- 「いってらっしゃいです〜♪」 出勤する主人の俊彰を笑顔とキスで見送った後。 人化実装の萌乃は日課の家庭菜園の手入れに勤しんでいた。 「〜〜♪」 ご機嫌なのは、実った野菜の出来の良さ故か、それとも唇に残る主人の感触故か、 はたまた「今日は早く帰るよ」という俊彰の言葉故か。 少々浮かれ気味の萌乃だったが、ふと視界の端に映った小さな影に眉をひそめる。 まさか、と思い、影の見えた先、物置の影を覗き込むと、 そこには仔実装が三匹ばかり、身を寄せ合って眠っていた。 身なりの汚さと臭さからして、おそらく野良仔実装だろう。 迷子だろうか? 公園からこの家はそれなりに距離がある。 仔実装だけでやってくるには無理があるように思えた。 ふと脳裏に、以前手に掛けた仔実装がちらつく。 手の中でイゴイゴと暴れる感触が、首の骨を捻り折った途端に大人しくなった事を思い出し、涙が出そうになる。 どうしよう。 ここでこの野良仔実装達を見捨てれば、遠からず餓死するか天敵に襲われて確実に死ぬ。 だが、だからといって積極的に関わり合いを持つのは躊躇われた。 大抵の実装石は、人の姿を得た同族、人化実装や実翠石を酷く憎むのが常だ。 萌乃が以前手に掛けた仔実装もそうだった。 干渉するのはお互いにとって不幸な事になりかねない。 萌乃は散々悩んだ挙句、採れたてのトマトを一つ、そっと仔実装達の近くに置いてやった。 せめて飢える事だけはないように、との思いからだったが、 それが結果的に仔実装達の不幸な末路に繋がる事になるとは、 萌乃に予想出来るはずもなかった。 そろそろ陽が沈みかけようかという頃。 俊彰が帰宅すると、庭の方から何やらテチテチと甲高い鳴き声が微かに聞こえてきた。 気配を殺して近付くと、物置の裏手で薄汚い仔蟲が三匹、トマトにむしゃぶりついているのが見えた。 物置から萌乃の家庭菜園まではそこそこ離れているし、そもそも家庭菜園には害虫除けにネットが掛けられているから、 仔蟲共が忍び込んでトマトを失敬してくるなど不可能だ。 そうだとすれば、萌乃が恵んでやったという事だろうか? 心優しい萌乃の事だ。 仔蟲共が腹を空かせているのを見かねたのかもしれない。 俊彰は口の端を歪ませた。 萌乃で遊ぶのに使えるな。 そう思うなり、俊彰は仔蟲共をまとめて摘み上げた。 『な、何するテチ!?離せテチ!』 『テチャァァァッ!?高いテチ!怖いテチ!』 『テヒィィィッ!?落ちたら死んじゃうテチャァッ!?』 仔蟲共は楽しい食事を邪魔された怒り、急に摘み上げられた驚きと恐怖にテチャテチャと鳴き声を上げ糞を漏らすが、 俊彰は取り合わない。 物置から使い古しの小型の水槽を取り出し、仔蟲共を入れると、 その首に虐待用の仕掛けが施された首輪を巻いてやる。 『こ、これ、首輪テチ!?』 『飼い実装が付けてるやつテチ!』 『ワタチタチ、飼いになれたのテチ!?』 程度の低い仔蟲らしく、幸せ回路を発動させて飼い実装になれたと思い込み、嬉しそうな鳴き声を上げ始めるが、 俊彰は無視して水槽を物置の中に残したまま扉を閉めた。 途端に抗議の鳴き声が聞こえてくるが、俊彰は無視して玄関をくぐる。 「ただいま」 「おかえりなさいです、ご主人様♪」 スリッパをパタパタ鳴らして出迎える萌乃の頬に軽く口付けてやると、それだけで萌乃は瞳を潤ませる。 ここ最近は仕事が忙しく帰宅も遅かったため、あまり時間を割いてやれなかったのも効いているのかもしれない。 愛らしい顔に満面の笑みを浮かべる萌乃に、俊彰も自然と顔が緩む。 愛されているという実感に幸福感を覚えると共に、こんな自分をここまで愛してくれる萌乃に愛おしさを覚える。 そして何より、そんな愛おしい存在だからこそ、その愛らしい顔が悲哀に歪む様を堪能したい、とも。 そのためにも、あの糞仔蟲共にはしっかりと役に立ってもらう事にしようか。 その日の夜遅く。 「〜〜♥」 萌乃は寝室のベッドの上で枕を抱き締めながら、俊彰がシャワーを済ませるのを待っていた。 身に着けているのは俊彰が着古したワイシャツにショーツだけだったが、 そんな薄着でも気にならないほど身体は火照っている。 最近はなかなか二人の時間を取れなかったこともあり、寂しい想いを抱いていたためだろう。 ご主人様にたくさん愛してもらいたい。 そしてそれ以上に、ご主人様に気持ちよくなってほしい。 そんな健気な萌乃の想いは、すぐに俊彰によって踏みにじられることになるのだが。 「お待たせ、萌乃」 寝室に入ってきた俊彰に抱き着こうと萌乃は立ち上がり、そのまま身体を強張らせた。 『テチャァ!きれいなお家テチ!』 『チププ!これでセレブな飼い実装の仲間入りテチ!』 『ドレイニンゲン!はやくスシとステーキ持ってこいテチ!気の利かないドレイニンゲンテチ!』 俊彰が手に提げていた水槽、そしてその中の汚らしい仔実装達に、 萌乃は身体の火照りが急速に失われていく感覚を覚えた。 「ご、ご主人様・・・。そ、その仔達は・・・」 かすかに震える声で尋ねる萌乃に、俊彰は穏やかな口調で応える。 「こいつらかい?庭に忍び込んでいたみたいでね。 お隣さんから糞の臭いが酷いから何とかしてくれと怒られてしまったよ」 明日には保健所に引き渡して殺処分して貰わないと、と事もなげに言う俊彰に、萌乃は縋り付いて懇願する。 「お、お願いです・・・。その仔達はまだ小さくて、よく分かっていないだけなんです・ ・・! 殺しちゃうなんて、そんなの・・・!」 「助けてあげたいのかい?」 「はい、です・・・!お願いしますです・・・!」 俊彰の目論見どおり、萌乃は糞仔蟲共を見殺しには出来なかったようだ。 内心でほくそ笑みながら、それなら、と俊彰は告げた。 水槽をサイドテーブルに置き、萌乃を抱き締め、耳元で囁く。 「じゃあ、これからエッチして、萌乃が一回もイかなかったら、あいつらは助けてあげるよ」 「ぇ・・・んっ♥ちゅっ♥」 急な俊彰の口付けに、萌乃は驚きながらも応える。 「んぅぅっ♥」 キスしながら胸を揉みしだき、乳首を軽く弾いてやると、萌乃の身体がびくりと腕の中で跳ねる。 舌をねじ込み、絡めるうちに口内に溜まった唾液を流し込むと、 萌乃はこくりと小さく喉を鳴らしながら飲み下す。 そのまま手を下に滑らせ、ショーツ越しに秘所を撫でてやると、 そこは既に湿り気を帯びていた。 「んっ♥んっっ♥」 膝を震わせ崩れ落ちそうになる萌乃を抱き締めながら、俊彰は頭の片隅のどこか醒めた所で冷笑していた。 勝ち目などあるはずもないのにな。 処女を奪って以来、何度となく抱いてその身体に女の悦びを教え込んだのは当の俊彰なのだから。 『あのウラギリモノは何してるのテチ!?』 『あいつ、ドレイニンゲンに媚びてるテチ!糞蟲テチ! 『テヂャァァッ!死ねテチ!ウラギリモノの媚び糞蟲は死にやがれテチ!』 この糞仔蟲共の温かい声援は、萌乃の耳に届いているのだろうか? 助ける価値など微塵もない糞仔蟲の事など忘れて、快楽に身を委ねれば良いものを。 それでも萌乃は、瞳に涙を浮かべながら耐えていた 普段ならばキスや愛撫だけで軽く絶頂しているところだが、愛液を太ももに垂らしながらも、 萌乃はイった様子を見せなかった。 「ずいぶん頑張るんだね?」 「こ、今度は・・・、今度こそ、助けるん、ですぅ・・・!」 以前、萌乃自身の手で始末させた糞仔蟲の事をまだ引きずっているらしい。 そんな風に愚かしくも愛情深い萌乃だからこそ、その想いを踏みにじり、嘆き悲しむ顔が見たくなる。 悲嘆にくれる萌乃を慰め、可愛がり、もっと自分に依存させたい。 こんなにも歪んだ自分を愛してくれるのは、きっとこの世でただ一人、萌乃だけなのだろうから。 「ぁっ・・・♥」 ワイシャツのボタンを全て外し、濡れそぼったショーツを脱がせると、 俊彰はベットの緑に腰掛け、萌乃を膝の上に乗せる。 萌乃と糞仔蟲共が互いをよく見えるように、背面座位の体位を取った。 硬くなった一物を膣口に擦り付けながら、俊彰は萌乃の耳元で囁く。 「そろそろ挿れるよ」 「ぁっ・・・♥だ、だめ、ですぅ・・・♥挿れられたら、わたし・・・♥」 上の口では否定するものの、下の口は早く挿れて欲しいと愛液を垂らして俊彰の一物を待ち侘びている。 そんな萌乃の様子を俊彰は喉奥で笑うと、萌乃の膣奥まで一気に一物を突き込んだ。 「〜〜〜っ♥〜〜〜〜ぅっっ♥」 萌乃はがくがくと腰を震わせて、膣で俊彰の一物を締め付ける。 前戯を我慢していた反動なのだろう。あっさりとイってしまったようだ。 「は・・・っ♥ぁっ・・・♥」 絶頂にとろけた表示を浮かべる萌乃の耳元で、俊彰は囁いた。 「イったね?」 「・・・ぁっ、ぁっ・・・」 さっと顔を青ざめる萌乃を抱き締めながら、俊彰はおもむろにリモコンを取り出し、ボタンを押した。 『テッ・・・、テヂャァァァァァァァァァァァァッ!!??』 突然水槽の中の糞仔蟲がのたうち回って苦しみ出した。 『テヂュヴボォォォォォォッッ!?』 耳障りな甲高い悲鳴は、喀血と吐瀉物で喉を詰まらせたのかくぐもったうめき声に変わる。 糞仔蟲は全身の穴という穴から血と糞を撒き散らし、 『ヂュッブォッ・・・!(パキンッ!)』 最期には苦しみ抜いて偽石を割って死亡した。 「あっ、あ、ああっ・・・!」 『テ、テチャァァァァ!?死んだテチ!?死んじゃったテチィィィィッ!、』 『な、何で、何でいきなり死んじゃったのテチャァッ!?』 原因は俊彰が糞仔蟲に巻いた首輪にあった。 首輪にはリモコンで起動する針が仕込まれており、針には強力な薬品が塗布されている。 短時間で実装石の神経を破壊し、体組織を崩壊させる劇薬である。 本来の首輪の用途は躾用だったのだが、薬品と組み合わせる事でこのような使い方も出来るのである。 使われた仔実装は確実に死ぬから、躾用途からは逸脱しているが。 「・・・死んだね」 「・・・ご、ごめんなさい、ごめんなさいです・・・!」 ぽろぽろと涙を零しながら謝る萌乃を余所に、俊彰は油性ペンを取り出し、 萌乃の内太腿に正の字の一画を書き残す。 「ご、ご主人様・・・?これは・・・?」 「萌乃がイった回数を記録しておこうと思ってね」 萌乃がイった回数は、糞仔蟲の命が散った数と同義である。 「そ、そんな・・・ぁあんっ♥」 唐突に腰を突き上げ始めた俊彰に、萌乃は膣奥を突かれて嬌声を上げる。 「あっ♥あっ♥あっ♥あっ♥そ、そんな、気持ちいいいとこばっかり、だめ、ですぅ♥」 弱点を的確に突かれながらも、萌乃は快楽に身を委ねようとはしない。 いくら耐えようとしても、俊彰に対しては無駄な抵抗なのだが。 「ひゃうんっ♥おっぱいも、いっしょなんて、だめぇ♥」 突かれながら胸を揉みしだかれて、萌乃は絶頂へと導かれる。 「俺もそろそろイきそうだよ」 耳元で囁く俊彰に、萌乃は小さく首を横に振る。 「だ、だめですぅ♥膣内に出されたら、ぜったい、イっちゃうですぅ♥」 「イきながら膣内に出されると、妊娠しやすくなるらしいね」 「あっ♥あっ♥赤ちゃん・・・♥」 「俺は萌乃との赤ちゃんが欲しいんだけど、萌乃は違うのかい?」 俊彰のその言葉に、それだけで萌乃は嬉しくなってしまう。 「わ、わたしも♥ご主人様との赤ちゃん♥ほしい、ですぅ♥」 「じゃあ、膣内出しでいいよね?」 「ぁっ♥なかだと・・・イっちゃうです・・・♥ イっちゃったら、あの仔たちが・・・死んじゃう・・・」 快楽で占められかけた脳に理性が戻る。 あの仔実装達を守るためには、イく訳にはいかないのだ。 「俺との赤ちゃんより、あの仔実装達のほうが大事なのかい?」 意地の悪い俊彰の問い。 無論、萌乃が答えられるはずもない。 「ぁっ♥ちがう、けど・・・♥でも・・・♥」 「じゃあ、いいよね。膣内に出すよ」 「だ、だめ♥だめですぅ♥ぁっ♥ぁっ♥イっちゃう♥ だめなのに、わたしも、イっちゃうぅ♥」 俊彰は一物を萌乃の奥に突き込み、遠慮なく射精した。 「〜〜〜〜〜〜〜〜っぅぅぅっっ♥」 膣奥に広がる精液の感触に、萌乃はビクビクと身体を震わせた。 妊娠の機会を逃すまいと、反射的に膣が俊彰の一物を締め上げ、精液を残さず搾り取ろうとする。 愛する俊彰に、孕ませたい程愛されているのだという実感が、萌乃の心身を共に熱くしていた。 いつもの夜の営みならば、そんな多幸感に浸っていられたのだが・・・。 『デヂュブベァァァァァァァァァァァァッッ!!』 仔実装の甲高く汚らしい悲鳴に、萌乃は現実へと引き戻された。 血反吐と糞を撒き散らして激しくのたうち回る仔実装を見て、萌乃は冷水を浴びせられたような錯覚を覚える。 「またイっちゃったね」 そう告げて、俊彰は萌乃の内太腿に新たな一画を書き足す。 「ぅ、ぁっ・・・、ごめ、ごめんなさいです・・・!ごめんなさいです・・・!」 萌乃は泣いて詫びるが、それで仔実装が生き返るはずもない。 第一、俊彰は端から糞仔蟲共を生かしておくつもりなどなかった。 「ぁっ♥ぇ・・・♥」 膣内の一物が再び存在感を主張し始める感触に、萌乃は困惑を覚える暇も無かった。 「あっ♥あっ♥あっ♥あんっ♥そんな♥だめ♥気持ちよすぎて、だめ♥だめですぅ♥」 俊彰に激しく突き上げられ、膣内で混ぜ合わされた精液と愛液が白く泡立ち、接合部から溢れてくる。 イったばかりで敏感になっているのも手伝って、萌乃は為す術なく絶頂へと導かれた。 「ほら、出すよ。受け止めて、気持ちよくなろうね」 「あっ♥あっ♥んぁっ♥なか、膣内は・・・♥」 膣内に出されればば確実にイってしまう。 そしてそれは仔実装の死を意味する。 だが、萌乃は拒めなかった。 俊彰の愛情を否定するなど、萌乃には不可能だったから。 『助けテチ!助けテチ!死にたくないテチャァッ!』 姉妹二匹の惨たらしい死に様に半狂乱となった糞仔蟲が、血涙を流してポフポフと水槽を叩き続ける。 『ふざけんなテチ!お前が死ねテチ!ウラギリモノのお前が死ねテヂャァァァッ!』 糞仔蟲の呪詛が届いたのか、ふと、萌乃と糞仔蟲の目が合う。 助けてくれるのか、という糞仔蟲の淡い期待は、あっさりと裏切られた。 「イっちゃう♥だめなのに、イっちゃうですぅ♥ イっちゃう♥ぁ♥ぁあ♥ぁぁああああああっ♥」 絶頂を迎えると共に再び膣内に射精され、頭が快楽で真っ白になる。 内太腿に何かされた感触があったけれど、それが何なのか、よく分からなかった。 「萌乃、記念撮影しようか。ほら、ピースして」 「ぁ♥はい、ですぅ・・・♥」 耳元で囁かれるがまま、萌乃は蕩けた表情でダブルピースを作る。 俊彰はリモコンを操作して、最後の糞仔蟲に毒液を注入する。 『デヂュバァァァァァァッッ!?ゆるさない、ゆるさないテヂャァァァァァァッッ!』 先に死んだ二匹と同様、糞仔蟲は身体中から血と糞を撒き散らすが、それでも視線は萌乃を捉えて離さない。 『このウラギリモノォォォォォッ!オマエみたいな奴がシアワセになるなんてゆるさないテヂャァァァァァァァ・・・!』 萌乃のダブルピースに見送られ、糞仔蟲は苦しみ抜いて死んだ。 その呪詛は、萌乃の耳に届くことも、ましてや叶うことも無く、虚空へと消えてゆく。 萌乃の痴態と糞仔蟲の無様な死に様、その両方に満足した俊彰は、 萌乃を優しく抱き締め、キスしてやる。 「ぁ♥ご主人さまぁ・・・♥」 快楽に呆けた萌乃の耳元で、俊彰は本心から囁く。 「愛してるよ、萌乃」 そう、愛している。 愛しているからこそ、その可愛い顔が、幸せそうに笑い、 淫らに蕩け、悲哀に歪む様を、もっともっと、見せておくれ。

| 1 Re: Name:匿名石 2026/10/03-09:58:34 No:00010070[申告] |
| 2 Re: Name:匿名石 2026/10/03-12:44:16 No:00010071[申告] |
| 糞蟲の怨嗟が無いとイケなくなりそうですね |
| 3 Re: Name:匿名石 2026/10/03-17:09:38 No:00010072[申告] |
| エロSSを読んでる気分になるんだけど仔蟲の絶叫であぁ虐待スクだったって正気に返る
萌乃との関係がこの先どうなるのか楽しみです |