パンチェッタの気持ち ワタチは意識は長い間まどろみの中で浮き沈みしていた ここは暗くそして冷たいところテチ そして目が覚めたらそこはとても明るくそして暖かい場所だったテチ 役目は理解している ママがお唄で教えてくれた事 ニンゲンさんに美味しく頂かれてその命を終える事 それがワタチに与えられた役目テチ (さあ…ニンゲンさんワタチを美味しく食べるテチ) だがニンゲンさんはすぐにはワタチを食べようとはしなかった まず持っていた大切なオイシを取り上げた それを緑色をしたお水の中に放り込まれたとたん 気分が悪くなり体が凄くしんどくなった 次にお腹に何かを当てるとスッとそれを動かした 遅れて痛みが走り中から何かがあふれ出した ニンゲンさんにそれを引きずり出された後次にお腹の中が熱くなった そうだこれはママのお唄にもあった調理という奴テチ ワタチを美味しく食べてもらうために必要な事だから 痛くても我慢しなさいと言っていた だけどニンゲンさんが尖った物で体を刺しまくられた時は 流石に耐え切れずに悲鳴を上げてしまった テチャァァァァっ! 叫んだ途端に口の中にとても辛い白い物を詰め込まれて もう大声で叫ぶことも出来なくなった テェッテェッ…テェェェェぇ… 全身が穴だらけとなって息も絶え絶えになったが ここで違和感を感じた そう何時まで立ってもイタイイタイが消えないばかりが穴も塞がらない どうしてテチ…? だがそれを疑問に思う暇はなかった さっき口に詰められた物と同じ白くて辛い粉を振りかけられて体に擦り込まれていく あまりの痛さに悶絶し体を何度ものけぞらす事しかできなかった 終ると今度は袋に詰め込まれてしまい息苦しさと痛みに悶えながら 暗くて冷たい場所に閉じ込められた そこでワタチは意識を失った そして再び目が覚めたらまた最初の所にいた 体が濡れていたが丁寧に拭きとられ気持ち良い感触に包まれた 安堵感に包まれていた所に今度はピリピリと染みる粉が振りかけられて 丹念に擦り込まれていく 全身がピリピリの粉で固められると体を白いもので包まれて 再び暗くて冷たい場所に閉じ込められた そしてワタチは自分の死が近い事を悟った 離れていても分かる オイシにヒビがどんどん入っていく そしてそれが全体に広がるとそれが砕ける感触がした ワタチの意識は暗い闇へと沈んでいった 終
