タイトル:【虐 商品】 蛆姉妹の運命からヒントを貰いました
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作者:リターンKF 総投稿数:1 総ダウンロード数:608 レス数:5
初投稿日時:2025/05/18-08:57:03修正日時:2025/05/18-08:57:03
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暖かいママのお腹でワタシは目を覚ました

真っ暗だけど心地良くってシアワセな場所・・・でもオソトにはもっとたくさんのシアワセが待っている

そしてワタシのカラダが動き出した、もうすぐ産まれる・・・シアワセがたくさん待っているオソトに出られる

真っ暗だった目の前が真っ白になってオソトに産まれたワタシは嬉しくって「テッテレー」と叫んだ

大声で叫ぶとオクチのネバネバが取れて初めてのクウキを・・・ボフッ!!













「お〜産まれる産まれる、適当に見繕ったけど当たりだなコイツ」

ボロッちい公園のトイレで適当な野良妊婦糞蟲を捕まえて強制出産させている俺の名前は利明
俺の実家はまがりなりにも小さなペットショップを曾祖父の代から経営している・・・
とは言えど生き物は置いておらず餌と備品だけだがな
厳密にはペットショップ兼糞蟲虐待ショップと言ってもいい、
なにせ経営している兄貴はコテコテの虐待派だからかなりマニアックな虐待道具や薬品も取り扱っている

一応常連さんやリピーターが多いのでそれなりには経営しているのだがあくまでも『それなり』である

なにぶん生き物(虐待用子実装)を置いてない分最近出来た虐待チェーンの店に遅れを取っているのは否めない事実なのだが
ウチは最近宅地整理で出来た住宅街が近い事もあって生き物の『臭い』に敏感な糞ババアが多いせいで扱う事が出来ないのだ
現に過去、血統書付きの子犬の販売を始めた時も近所のババア軍団がスグに
『犬の悪臭で洗濯物が臭くなる』とか『悪臭公害』とか言って毎日怒鳴り込んできて
いくら対策設備の説明しても耳を貸さないババア共のせいで兄貴は泣く泣く知り合いの同業者に
半値以下で全部買い取って貰った苦い過去がある
なんで後から引っ越してきたババア共のせいで兄貴がこんな目にと悔しい思いをしたのは今でも忘れない

が、しかしそんな言い訳をした所でウチの経営が良くなる訳ではない
バイト感覚で店の手伝いをしているだけの俺としてはなんとか兄貴に楽をさせてやりたい
そう考えてなにか店で販売できて、なおかつヒット間違い無しな商品を作れないかと日々知恵を絞っていた




そんなある日の事だった

ある実装石関連サイトの古い情報を下から順に読んでいた俺の目にある情報がが飛び込んできた

「これは・・・・」

俺はそれを最初から最後までしっかり読んでから頭の中でイロイロとシュミレーションしてある仮説にたどり着いた

「いける・・・・これなら多分イケるはずだ!!」

俺は必要な材料と設備を用意してから早速公園に向かった
近所にあるあまり人気のない公園に向かうと

『デッデロゲ〜デッデロゲ〜』

都合良く妊娠しているモルモットを発見できた、
すかさず捕獲してベンチの端に下半身を投げ出す形で固定(適当に腕をバールで串刺し)して流れ出た血で両目を赤く染め
次に100均で買ってきた料理用のバット(四角い受け皿)に
これまた100均で買った小麦粉(本当は石灰が良いらしいんだけど取りあえず小麦粉で代用)を入れて
それを持って糞蟲の股の所で産まれて来る子実装を待ち構えた

すると程なくして

『テッテレー』

相変わらず殺戮衝動を駆り立てる声を発して子実装が親実装の股から落ちてきた
俺は落ちてきた子実装を小麦粉入りのバットで受け止めて左右に振って転がしながら
万遍なく粘膜まみれの体を水気が無くなるまで小麦粉を付けて
ウェットテッシュで顔を拭って呼吸出来るようにしてやるとテフテフ喚き始め出した・・・・なんつーかテンプテ通りって奴だな・・・
続けて産まれて来る子実装を同じように小麦粉を徹底的にまぶし終わると

『テヒャアアアアアアアアア!!』『レヒャアアアアアアアアアアアアアア!!』

最初に小麦粉をまぶした奴が悲鳴をあげ始め、他の子実装を自分の身に起こった『不幸』を理解して大声で泣き出し始めた
今回リンガルを持ってきてないから何言ってるかは分からんが容易に想像が付く

粘膜が固まって手足が伸びずに蛆実装になっちまったってので泣いてるんだろ










初めてのオソトに出れたワタシのお顔にいきなりゴホゴホするものがいっぱいくっ付いてイキが苦しくなった
そう思ったら今度は地面が揺れてワタシの体があっちこっちにゴロゴロ転がった

『テヒャアアア!!ママー!!助けてテフー!!ゴホッゴホッ』

ワタシはママに助けてって言ったのにママは来てくれなかった、
それからゴロゴロが止まるとワタシは誰かに持ち上げられて冷たいなにかでお顔をゴシゴシされた
ゴシゴシは痛かったけどやっとイキが出来るようになったワタシが見上げるとスゴク大きな・・・・・ニンゲンがいた
ママのお胎の中で聞いたコトがある、ワタシ達がシアワセになる為に必要なドレイ・・・なんでも言う事を聞く召使い・・・
賢いワタシはスグに分かった・・・コイツはママのドレイだ、それが分かると急にムカムカしてきた

なんて教育のなってないドレイだ!!ママのドレイの分際でワタシをこんなに乱暴に扱うなんて絶対に許せない!!
ワタシのウンチを塗りつけてドレイの身分を分からせて・・・・・・て?・・・・あれ?・・・なにかおかしい?
立ち上がれない・・・それどころかオテテもアンヨもオケケも伸びない・・・・
大変テフ!!このままじゃワタシはウジチャンになってしまうテフ!!
なんとかしてネバネバを・・・テ・・テエエエ!!ネバネバがカチカチになってるテフ!!
これじゃあオテテもアンヨも伸びないし動けないテフ!!
ママーー!!助けてテフー!!このままじゃウジチャンになっちゃうテフー!!ウジチャンはイヤテフー!!




「お〜固まってる固まってる、別に石灰じゃなくても上手くいくもんだな〜」

強制出産で産ませた糞蛆は全部で14匹、15を越えた所で明らかに親指サイズに変わったので
スグにベンチから蹴り飛ばして頭を踏み潰してトドメを刺した
まあ別に逃がしてやっても良かったけどこの糞蟲が糞蛆の匂いを辿ってウチにこられても困る、なら潰しておいた方が後々が楽
俺は殺した親糞蟲を公園に備え付けられている『実装ゴミ専用』のダストBOXに投げ込むと
白いジャガイモのようになってテヒテヒ泣いている糞蛆をタッパーに詰めて公園を後にした


それから家に帰った俺は早速次の準備に取り掛かった

まず家の裏庭にある簡易倉庫を少し片付けてから発泡スチロールのトロ箱を置きその中にダンボールで適当に作った敷居をはめ込み、
その中に100均で買った野菜ポットに一匹ずつ入れた糞蛆を入れてから蓋を閉め、更に古い布団でトロ箱を包んでから倉庫の扉を閉めた

「さて、あの情報だと2週間程度で出来るはずだったっけ・・・後は待つだけか・・」

一通り出来る事を終えた俺は散らかしたゴミを片付けるてから家に戻った





真っ暗テフ・・・・・寒いテフ・・・・・冷たいテフ・・・・・
ママはウソツキテフ・・・・大ウソツキテフ・・・ニンゲンはドレイじゃなかったテフ・・・ニンゲンはアクマだったテフ・・・・
オテテもアンヨも動かないテフ・・・・・狭くて何も聞こえなくって何も見えないココはジゴクテフ・・・・
ママのお胎の中は真っ暗だったけど暖かかったし毎日ママのお歌が聞こえて寂しくなかったテフ・・・・
でもここは違うテフ・・・・・・ママのお歌どころかなにも聞こえてこないテフ・・・・・
最初はイモウトチャやオネチャの声が聞こえてたテフ・・・・でも今は聞こえないテフ・・・・
ママは薄情者テフ・・・・なんで助けにこないテフ・・・・可愛いワタシのピンチなのに・・・・・
もうイヤテフ・・・・・・・・・・誰か・・・・・・・・・・・助けてテフ・・・・・・  ・・・     ・・         ・  ・











あれから二週間程経った昼下がり、俺はあの時しまい込んだ発泡スチロールの箱を引っ張り出した

「さてさてどうなったかな〜」

期待半分不安半分の気持ちで箱の蓋を開けると、濃い緑色のジャガイモみたいな耐久繭が14個出来上がっていた

「いよっしゃあ!!大成功だぜ!!」

多少穴だらけな計画ではあったにも関わらず予想通りの出来だった事に俺は思わず叫んだ
俺は早速出来上がった耐久繭を全部取り出すと店にいる兄貴の所に向かった

「兄貴!!ちょっといいか兄貴!!」

「どうしたとし・・・ってオイ、なんだその出来損ないのテニスボールモドキは?」

「耐久繭だよ耐久繭!!多少適当だったけど耐久繭を作る事に成功したんだって!!」

「へ〜・・・」

兄貴は俺が渡した耐久繭を妙に冷めた目でしばらく見てから

「まあスゴイって言えばスゴイかもしんないけどさ、だから何だよ?」

「実はさ、俺に凄いアイデアがあるんだよ!!これを使った・・・・」

俺はスグに耐久繭を使った『アイデア』の説明を始めた
最初こそ怪訝な顔をしていた兄貴も俺の話を聞いているウチに段々と乗り気になってくれた

「なるほど・・・・・・・・・・確かにそんなモンはまだ売ってるなんて聞いた事ないし、需要はあるかもしれないな」

「だろ、だろ、それでさ、この話に昭夫に協力頼めば上手く行くって」

「昭夫って・・・・ああアイツか、でっかいボロコンテナとボロ倉庫の家の奴・・・・ふむ・・・」

腕組みしてしばらく考え込んでいた兄貴だったが

「よし、試しにやってみるか・・・餌とか消臭剤とかは店のモノを持ってけ、だけど一番安い奴だからな」

「ああ!!分かってるって!!」

俺はスグにバイクに乗って昭夫の家に向かった





それから一ヵ月後、昭夫の協力も無事に取り付けられた事によってウチオリジナルの商品として
耐久繭を整形(繭を作る前に卵型ケースに閉じ込める工夫)して普通の卵パックに入れたその名も『子実装ストック』
(10個1パック2000円と単品200円)はたちまちヒット商品となった

そもそも俺がこんなモノを考えついたのには訳がある、
俺的一般理論として糞蟲を虐待する際その対象としてダントツの人気を誇っているのが子実装だ
蛆や親指ではチリィ過ぎて虐待するにも技術がいるし1〜2匹では到底物足りない
かと言って成体はでか過ぎる分声もデカいし漏らす糞の量だってとんでもない、なにより後始末が面倒臭い事この上ない
だからこそ適度に耐久力があり後始末もラクな子実装が虐待の対象として一番の人気があるのだ(俺的見解)

そして、虐待する為には当然子実装が必要になるのだが大抵の人が虐待の為に『まとめ飼い』してストックを常備している人が多い
俺も一時期アパート暮らししていた時に経験があるけどストックを常備するってのは『子実装を飼う』って事なんだよね
糞の始末に餌の世話、その他にも洗ったり掃除したりと何かと面倒臭い、
だからと言ってまめに買いに行ったり探しに行くってのだって必ず手に入るとは限らない・・・
俺も過去に3日も子実装が手に入らずイラが溜まった事があったし・・・

そんな頃俺はいつもこんなコトを考えていた
(なんで虐待なんぞの為にこんな苦労をせにゃならんのだ、
なんか冷凍食品みたいに『安くて』纏めてストック保存とか出来ないモンだろうか・・・)

厳密にはそれに近い品物はあるけど一匹500円の食用真空パック(禿裸・糞抜き済み・賞味期限7〜9日)程度しかない、
そんな禿裸虐待してもちっとも楽しくない
そんな時に知ったのが『耐久繭』の作り方だ
なんでも耐久繭ってのは一度出来てしまえば何年でも余裕で持つし多めの水に浸しておくだけで半日程度で子実装になる

つまり、戻すのに時間こそ掛かるけど餌やりとか糞の始末とかの苦労を考えれば十分に魅力的な商品になり得るのではないのか
そう考えた俺の読みはバッチリとヒットして店の売り上げを一気に4倍以上に引き上げる事に成功した

元手の糞蟲は公園なり路地裏なりどこにでもいるから金は掛からない、
集めた糞蟲は昭夫の家の倉庫で産ませるだけ産ませて殺せば餌代も掛からない
こうして産ませた子実装に小麦粉をまぶして自作の卵型金型に入れて隣のコンテナに押し込めばあとは出来上がるのを待つだけだ





安いコストで作れる子実装ストックが売れ出してから兄貴の友人(虐待仲間)の勧めでこの商品の特許を取ってからしばらくした頃
俺はたまたま立ち寄った大手の虐待ショップでとんでもないモノを見つけてしまった

なんと他所の店にあるはずのない『子実装ストック』がパッケージを変えてウチの半額で大量販売されていたのだ
俺はスグにこの店の店長にこの商品の特許権を持っている事を説明して出所を聞いたら

「これは1〜2週間位前に中国の業者が『自社で開発した新商品』って言われて卸して貰っている商品」

との返事でしかもその日の夕方のニュースでとんでもない事が報道されていた
その内容を簡潔に説明すると

『中国の業者が独自の技術で開発した(やたらとココを強調してた)
『子実装ストック』のアイデアを日本の悪徳業者(ウチの事)が勝手に利用して
不正な利益を手にしている、この○○ショップ(堂々とウチを名指し)は速やかに不正な方法で手に入れた利益を当社に返還し謝罪しろ』

とのふざけた内容だった
(そしてカメラに写っていた中国人の何人かは
ウチの店に何度も出入りしてしつこく子実装ストックの製造方法を聞きだそうとしていた連中なのがスグに分かった)

しかもその業者の狙いは謝罪とかなんとかが目的じゃなくって
マスコミを使ってタダ同然で全国に商品の宣伝をするってのが目的だったって訳だ

こうなるとウチのような個人のなんちゃって工場ではどうにも分が悪い
最初こそ良く買ってくれた人達も安い中国産にほとんどが流れてウチは再び売り上げが下がってしまった

このまま俺のアイデアはあんな開き直り強盗に横取りされて終わってしまうのかと悔しい思いをしていた矢先に
驚きのどんでん返しが待っていた
それは中国製のストックにウチだったら絶対に出ない不良品が1〜2個(死んでる・もしくは腐っている繭)が混ざりだしたのが始まりだった
やがて日が過ぎる毎にその比率が1〜2個から2〜3個、4〜5個と増え始め、仕舞いには全部不良品なんてのも出回り始めたのだ

なんでそうなったのかは俺にはスグに分かった、あの業者は欲をかき過ぎたんだ

そもそも耐久繭ってのは産まれ立ての子実装の粘膜を固めてから、冷暗所みたいな場所に閉じ込めて繭化させる訳だけど
耐久繭になれる子実装ってのには『子実装自体の偽石』が良質なモノでなければならない

一度の出産で母胎の偽石力を分け与えられて産まれて来る子実装は
平均14〜5匹辺りを越えると十分な偽石力が得られなくなり段々と親指、蛆、未熟蛆と小さくなっていく
もっとも偽石力自体は栄養を与えて休養を取らせれば2〜3日程度で完全回復するらしいけど
(ウチは面倒臭いので一度定数を産ませたら即屠殺してた)

恐らくあの業者は親実装に干からびるまで強制出産させて子実装を作らせて利益を上げようとしたに違いない
そうやって産まれた偽石力の不十分な子実装はたとえ耐久繭を作れたとしてもその時点かスグ後に偽石力を使い果てしてしまい
繭の中で腐って死んでしまう
これは量産の際に念の為に実験してウチでは分かっていた事だ








しかもその事で自国内の虐待派から抗議や返金を求められるとその業者はあっさり会社を倒産させ、
その三日後には名前を変えて新しい会社(作るモンは同じ)を立ち上げると言う荒業を行い

「前の会社とウチの会社は無関係だ、だからウチの会社はクレームにも返金にも応じる理由がない」

とマスコミの前で逆切れ悪態を付く始末、これが中国と日本の全国ニュースで流れた結果
この会社は中国国内の虐待派全てを敵に回した事になり
その後は不買い運動とか金返せ倍賞しろと社長へのいやがらせが立て続けに起こり、その業者は僅か1ヶ月で商品諸共姿を消した

こうして悪徳業者が成敗されて俺の留飲も下がったんだけどここからさらにいい事が起こった
まず中国の虐待派が改めてウチの子実装ストックの良さに気付いて大量に注文してくれるようになった、しかも

「今まで悪く言ってごめんなさい、やはりあなたの子実装ストックじゃないと僕達は満足出来ません」

なんて謝罪もあってこれは個人的に嬉しかった

しかもこれだけではなくウチのこの子実装ストックにローゼン社とメイデン社が興味を持ってくれて技術提携の話を持ってきてくれたのだ
これに関して兄と話してどうするかを考えた結果、提携を受け入れてウチは特許の使用料で兄貴のペットショップを大きく改築する事ができ
それだけではなく子実装ストックの特許元と言う事でなぜだか虐待派から聖地扱いされて連日のように大賑わいとなり

今まで協力してくれた昭夫にも利益還元して昭夫の家族からも感謝され
和夫の家族の方は近所で使わないで遊ばせている倉庫のある家に声を掛けてくれて量産体制も十分に整いそれがまさかの町興しに繋がる事となり
その結果ペットショップを改築した際にまた怒鳴り込んできた糞ババア軍団が逆に白い目で睨まれる事態となって
糞ババア軍団はウチの店に協力してくれている親戚達からボロクソに叩かれて完全に鳴りを潜めてしまった

更にはローゼン社がこの子実装ストックを使ったタイマー式の孵化装置『タイマーテッテレー』を作った事で
ウチの売り上げは益々上がり俺達は毎日嬉しい悲鳴を上げる事となった

いや〜一時はどうなるかと思ったけど神様ってやっぱ見てくれてるんだな〜
あの時の思いつきでまさか億万長者に皆でなれるとは思いもしなかった
俺は今後も止まる事の無い子実装ストックの売れ行きに感謝しながら今日も兄貴の店で働いている













真っ暗だけどあたたかい・・・
もうじきお外に出れる・・・
何も見えないけどオテテもアンヨもカミノケもある・・・
もうじきお外に出れる事にワタシはワクワクしていた・・・
コンペイトウ・・・ステーキ・・・アマアマ・・・
たくさんの幸せが待っている・・・
早く出たい・・・ママやオネチャやイモウトチャに会いたい・・・ワタシがそう思っていたら

ピー

変な音がして周りが明るくなった
ワタシはお外に出れた喜びを込めて大声を出した

『テッテ』
バギョ!!
『ゲベェ!!』





「は〜い地獄にようこそ〜ク・ソ・ム・シ・ちゃ〜ん」

テッテレータイマーで孵化したばかりの子実装の喜びの声を30cm定規で横っ面を引っ叩いて強制キャンセルした虐待派は
生まれたばかりでパンコンすら出来ずにテチャアテチャと泣き叫ぶ子実装を更に定規で滅多打ちにした

パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!!!!!
『テチャアアアアアア!!テギャアアアアア!!』
「ああ〜いいねいいね〜!!その惨めったらしい泣き声!!生まれた瞬間から地獄に堕ちてどんな気持ち!!!ねえどんな気持ち!!ぎゃはははははは!!」

ゲラゲラと笑いながら子実装を滅多打ちにする虐待派とは違い子実装は

なんでテチ!!こんなの違うテチ!!
なんでこんなイタイ事されてるテチ!!
ワタシは幸せにならなきゃならないのテチ!!
こんなのあんまりテチ!!酷いテチ!!
助けてテチママ!!カワイイアタシのピンチテチ!!助けてテチ!!

滅多打ちにされながら居るはずのない庇護者に助けを求める子実装
その叫び声が翻訳リンガルでタブレットに表示されるのを見ながら虐待派は笑いながら答えた

「ママが助けに来る?アホだろお前、ママなんて居ねぇよ!!ママはお前なんかいらないからってどこか行っちまったよ!!」

滅多打ちにされながら周りを見回し、ママも姉妹も居ない事を知った子実装は絶望した

「お前はいらない子なんだよ!!お前の存在価値は俺を楽しませる事しか無いって気付けよこのクソムシ!!ぎゃ〜っはっはっはっはっは!!」

更にゲラゲラと笑いながら子実装を滅多打ちにする虐待派はしばらくして子実装の目が白濁している事に気付いた

「あれ?もう死んだのか?まいっか、パンコンしないから掃除も楽だし何より飼育の手間が無いからな、
にしてもマジで子実装ストックは俺達虐待派にとって神アイテムだわ、これマジで虐待のおいしいトコ取りだからもう手放せんわコリャ」

虐待派は死んだ子実装をゴミ箱に投げ捨ててテーブルをウェットティッシュで拭き取って掃除を済ませると
二台目のテッテレータイマーから子実装の孵化完了を知らせる電子音が鳴り響いた


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1 Re: Name:匿名石 2025/05/18-19:12:39 No:00009654[申告]
スカッとジャパン要素がひたすらノイズだった
2 Re: Name:匿名石 2025/05/18-19:28:46 No:00009655[申告]
「耐久繭」が何なのか説明が欲しかったかも…少なくとも最近はあまり見ない設定なので
ただ虐待を手軽にするために仔実装をストックするって発想は好き
もう本当に虐待されるための商品になっちゃってるのが哀れだ
3 Re: Name:匿名石 2025/05/18-20:33:27 No:00009656[申告]
おやつや小腹満たし感覚の簡便な虐待
手間暇かける虐待が高級料理や手製のご馳走だとすると対局的だが確かな需要はあるのだろう
4 Re: Name:匿名石 2025/05/18-22:17:29 No:00009657[申告]
繭が長期保存きくってだけで仔実装そのものは下手に耐久性あがってなくて
気が向いた時にインスタント感覚でコロコロできるのサイコーじゃん!
5 Re: Name:匿名石 2025/05/23-15:41:58 No:00009661[申告]
虐待するも良し、そのまま育てるも良しの逸品
気分に合わせりゃいいかもね
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