蛆ちゃんがウジウジとうなだれていた。 しょんぼりとしてどうしたテチ? 姉の仔実装が蛆ちゃんに問う。 レフレフ、ウジチャ、ウンチばっかりイヤになったのレフ 蛆ちゃんは生まれてこの方ウンチしか食べた事がなかった。 残飯に舌鼓を打つ家族の姿をいつも羨ましそうに見上げていた。 しかたないテチ ママ、いってたテチ ウジチャンはできそこないテチ おててもあんよもママのおなかにわすんぼうテチ おとなになれないウジチャンにたべさせるゴハンはないのテチ 仔実装はそう言って、ペロンとパンツをめくって尻をつきだす。 わかったらゴハンのじかんテチ 仔実装の排泄孔から濃緑色の糞がひり出された。 蛆ちゃんはイヤイヤと頭をふるった。 ウンチもうイヤレフ 仔実装は糞をひり終えた尻をパンツに仕舞って、蛆ちゃんを抱える。 スキキライはだめテチ そのまま糞塊へ蛆ちゃんの顔面を埋める。 鼻も口もウンチに塞がれ、蛆ちゃんは息もできない。 進退窮まる蛆ちゃんには、ウンチを食べることしか選択肢はなかった。 ウンチおいしいテチ? 仔実装は蛆ちゃんに問うた。 蛆ちゃんはウンチを嚥下することに必死で、声をあげて答えることもできなかった。 ある時期、公園内に住まう実装石の間に、奇病が流行った。 それは胎内の糞袋の暴走であった。 本来、食物を血肉とするために働く糞袋の機能が逆転し、糞のために自らを消費するのだ。 初期症状は糞量の異常な増加と、手足の衰えという形で現れる。 やがて足腰は自らを支えることが出来なくなり、寝たきりで糞を垂れ流すばかりとなる。 更に症状が進むと、骨格が退化して四肢は萎縮し、完全に用を成さなくなる。 脳の機能は破壊され、便意とその排泄による快感以外は受けつけなくなる。 自らを消化し尽くした後は、糞袋そのものの消化がはじまり、やがて一塊の糞だけが残る。 罹患者が仔実装であった場合、すぐに廃棄された。 公園のそこら中に、打ち捨てられた仔実装のダルマが見かけられるようになった。 彼らはテッチューンと嬌声をあげながら、自らの糞の中でのたうちまわる。 家族の大黒柱である親実装が感染した場合、その一家の末路は悲惨だった。 仔実装のみによる食糧採集は自殺と同義だ。 成体や人間の後ろ盾がない仔実装の存在はは餌場においては献立のひとつに過ぎない。 結果、棲家を出ずに腹を満たそうと思えば共食いか糞食に頼るしかない。 奇妙に静かなダンボールハウスの中には例外なく凄惨な情景があった。 レッフン、レッフン♪ 蛆ちゃんはご機嫌だった。 何故なら、蛆ちゃんの周りには手足をなくした家族が這いずりまわり、 ガツガツと互いの糞を貪りあっていたからだ。 蛆ちゃんがプリプリと糞を垂れると、排泄孔までねぶりあげる勢いで家族が群がってくる。 ウンチおいしいレフ? 答える声もなく、ただピチャピチャという軟便を啜る音だけがダンボールハウスの中に響いている。 親実装は既に原型がなく、糞塗れの何だかよくわからない塊になっていたが、ビクビクと時折蠢動することで、まだ息があることを告げていた。 姉妹たちは手足が萎縮し、脳は退行をきたして本能のまま食欲を満たすことしか頭になく、それすらやがては失うだろう。 蛆ちゃんには流行り病に耐性があるのか、そもそも蛆実装には症状が出ない物なのか、その生活には何ら変わるところはなかった。 みんなでたべるとウンチもとってもおいしいレッフン♪ 姉妹の中には何かの拍子に、一時的に正気づくこともあった。 自らの咀嚼しているものに気づいて嘔吐し、萎縮した手足に絶望して悲鳴をあげる。 そんな姉妹の中の一匹に、蛆ちゃんはやさしく語りかける。 なにもこわいことなんてないレフ みんなウジチャみたくなってるレフ みんなウジチャならとってもうれしいレフ ウジチャはみんなうれしいからオネチャもうれしいレフ 狂乱していた姉妹はやがて目から光を失い、にっこりと微笑むと糞をひり糞を食う蛆実装の日常に戻った。 蛆ちゃんも姉妹と共に仲良く互いの糞を啜り合った。 気がつけばひとりきり。 蛆ちゃんはダンボールハウスの中の糞を食べつくした。 その糞の中には糞化した家族の血肉も含まれていたが、蛆ちゃんには知るよしもない。 ひとりはイヤイヤレフ 蛆ちゃんはポロポロと涙をこぼした。 ママもオネチャたちもいないレフ ウジチャさみしいレフ 蛆ちゃんはレフレフと泣き声をあげながらやみくもにダンボールの床を這い回る。 そしてレヒャッと何かを思いついて立ち止まる。 ママたちがウジチャになったから、ウジチャもママになれるレフ かしこすぎのウジチャはウンチがでるレフ 尻尾をピコピコウンチを撒き散らし、蛆ちゃんは興奮した。 興奮した蛆ちゃんはダンボールの床を這い回る。 しかし、レフーンとしょんぼりとした声をあげて立ち止まる。 でも、どうやってママになればいいレフ? 蛆ちゃんは考えたが、思いつかず、やがて眠りに落ちていた。 深い深い、眠りだった。 眠りの中で我知らず口腔から絹糸を吐き出し、その身を繭で包んでいた。 やがて繭が割れて一匹の仔実装が再びこの世に生まれ落ちた。 テッテレー♪ 蛆ちゃんであったそれは繭の中から立ち上がろうとしたが手足がないことに気づくといつものように這うことにした。 仔実装は繭の中で発症し、病状は進み、孵化したときには既にダルマだった。 いずれにしても仔実装の知るとこではなかった。 ただ、自分が何故立って歩こうとしたのかが仔実装は不思議だった。 テチテチと仔実装はダンボールの床を這い回って思案する。 ウジチャンどうしたらママになれるテチ? ウンチキモチイイテチ ウンチたべるテチ ウンチをたべてうんチをするテチ ウンチキモチイイテチ ウンチをキモチイイテチ キモチイイテチ ウンチイイテチ うれしいテチ ママウンチたべウンチでるたべるウンチでるキモチイイテチ

| 1 Re: Name:匿名石 2023/07/02-01:39:15 No:00007410[申告] |
| ホラーテイストで良いね
奇病すぎて怖いけど蛆ちゃんは幸せそうで何より 自我保ったまま病に侵された他の家族は不幸としか言いようがないが |
| 2 Re: Name:匿名石 2023/07/02-04:37:27 No:00007413[申告] |
| やがて糞に収束する病。救いが無いけど理解する知性も無い
そんなウジちゃんの白痴っぷりが不気味に変質してゆくのがなんともいい |
| 3 Re: Name:匿名石 2023/07/03-09:39:43 No:00007424[申告] |
| ウジから実装になる設定なら虐に実装がウジに戻る可能性もあるよな
無理やり腕や足をもぎってウジにするのじゃなく ただこのスクはウジから粘膜とって仔実装になるのではなく、単純にウジは未熟児で子は最初から仔実装で生まれてくる設定のようだが |
| 4 Re: Name:匿名石 2023/09/28-16:03:19 No:00008039[申告] |
| 姉たちに酷い目にあわされてたのに一切恨んだりせず
ひとりじゃなくみんなといっしょにウンチ食べられる事が幸せって言えるウジちゃんが可愛い 最終的に救われはしなかったけど一時でも楽しい思いが出来て良かったね |