タイトル:【虐】 糞蟲を処分する1
ファイル:糞蟲を処分する1.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:1382 レス数:2
初投稿日時:2023/04/23-02:51:07修正日時:2023/04/23-02:51:07
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貨物コンテナを改装した冷たい場所だった。
ほのかに香る血の匂いの場に、男と禿裸にされた実装石。
そして個別の透明なケースにいられた6匹の禿裸の仔実装。おそらく禿裸の実装石の子供
であろう。
テチテチッと五月蠅く鳴くが、反対に押し黙る親実装はただ男の前に無言でひれ伏
し、小刻みに震えていた。



「処分だ」
「デデェッ!!」
男が親実装に冷たく、無感情に言い放つ。
「待っ・・・待ってくださいデスゥッ!!謝るデス!!償うデス!!処分は嫌デスゥッ!!」
血涙を流し男に懇願する親実装。男はただ見下ろし、仔実装たちは状況が
理解できずただ騒ぎ、罵詈雑言を並び立てる。
「テチィ!!何が処分テチィ!!ドレイの分際で生意気デチ!!」
「そうテチィ!!ウンコ食わせてやるテチ!!こっちにこいテチ!!」
「ママなんでドレイに命令しないテチ!!早くポカポカ殴って格の違いを教えてやるテチ!!」
「テチィ!!ワタチのウンコ舐めて土下座すれば助けてやらんこともないレチィ!?」
「テシャー!!それよりかわいいワタチの髪と服を返すテチィ!! 」
「殺してやるてテシャー!!高貴なワタチをこんな所に閉じ込めるなテシャー!!!」
口々に騒ぎ立てる仔実装の糞蟲ぶりに親実装の顔面が青く染まる。
自分に娘たちのあまりの糞蟲ぶりにただ脂汗をかき、男の顔色を窺う。



「お願いしますデス・・・命だけは・・・命だけは助けてほしいデスゥ・・・!!」
「貴様らのような糞蟲を生かす道理はない」
親実装の願いを男は鉄の声で跳ね返した。
「謝るデス!!償うデス!!ワタシ達が迷惑かけた人たちにも謝るデス!!どんなこともするデェッス!!」
親実装の必死の訴えにも男は眉一つ動かさない。
「処分だ。決定だ。これは覆らない。お前も飼い実装として躾を受けてきたら分かるだろう?」
「デス・・・」
「人間に絶対服従し、子を産まず、生涯慎ましく生きる。我儘は即、死につながる。
そう躾けられたはずだ。できなければ処分だと」



この親実装、名はグリーン。もとはそれなりのブリーダーから出荷された飼い実装であった。
子供のころより賢い知性の仔のみ選別され、人間に絶対の服従を誓い、仔を産むことは許されず
慎ましく、謙虚に生きるのみ。そう教え込まれ、虐待まがいの躾を施されてきた。
少しでも我儘を言えば手足が飛んだ。
糞は指定のトイレする。守らなければ体のどこかを針で貫かれた。
一定の回数のペナルティを越えた落第生は見せしめに拷問されて死んだ。
悲鳴と助命と怨念の断末魔を叫んで。
震えあがる飼い実装候補達は死にたくない、その一心で厳しい躾を乗り越えていった。
いや、乗り越えなければならなかった。そうしなければ死ぬから。
この親実装はそんな厳しい躾けと調教の中で見事自分の糞蟲成分を律し、人間に飼われるに
足る実装石になることができた。そしてある人物に見初められ飼われていった。
資産家で、愛護派で、思想家の。



飼い主は実装保護を標榜する愛護派だった。
実装石は人と同じ。家族で、兄弟で、人に愛されるために存在する、と。
その誇大妄想を実現できる資産と、政界に多くの繋がりがあった。
仔実装はその人物の家に着いたとたん、グリーンと名付けられ、蜜と砂糖とシロップの洪水のような
甘い生活に漬け込まれた。
今までの厳しい躾けをとろかす甘い麻薬であった。
初めはあまりの過度な待遇に遠慮はしていたが、すぐにそれも言わなくなった。
服は毎日高級ブランド品に着替えることができ、同じものは二度と着ることはない。
食事は一般家庭の食卓では破産するであろう高級食材のオンパレードであった。
ベットは今までの寝床とは次元が違った素材で作られていた。肌触りが吸い付くようなの高級な素材のリネン。
今まで体を包んでいたタオルが雑巾に思えるほどの高級なタオルケット。天蓋とレースのついた豪奢なベット。
ボディガードも二人付いた。自分を無条件に守ってくれるニンゲンが。
街中でバイク並みのスピードで走れるデスクーターも買い与えられた。
護身用に人間でも一撃で昏倒させるスタンガンも与えられた。
この時この贅沢な一品を目の前にしてグリーンは心の底から湧き出す歓喜に「テププ」と笑った



ある日デスク—ターに乗って公園を走っていると、いきなり転ばされた。虐待派の目に留まったのだ。
物陰に引きずり込まれバールのような物の餌食になりかけたとき、ボディガードが駆けつけ、その
虐待派を完膚なきまでに叩きのめした。
恐怖からの解放の安堵が怒りに変わり、その衝動に赴くままこの虐待派に糞を食わせた。
その衝動が引き金となり、グリーンの躾は完璧に破壊された。
ニンゲンに逆らってはいけないその禁忌を犯したとき、どうしようもなく気持ちがよかった。パンコンするほどに。
そして自分はそれを許される立場にいるのだと分かった。
飼い主の理想と信念という誇大妄想が、その実装石の躾と自制心を破壊したのであった。
本能が出た。
実装石特有の糞蟲の本能が。



そこからは坂道を転げるように落ちた。
家の中では糞をまき散らし、食べ物を食い散らかした。
一口食べては捨てる。気に入らなかったら作り直させる。
食い散らかした食べカスがへばりついた服を平気で捨て、家にいたドレイニンゲンに着替えさせた。
褒美に糞を塗り付けてやった。
庭にある花を使って仔も産んだ。産んだ仔は6匹。満遍なく糞蟲であった。この仔も親に倣った。
街中をデスクーターで走り回り、商店街の軒先の品々を蹴散らして見せた。
商店街の人々の猛抗議に投糞で答えた。
ある日店の主人が怒り狂いグリーンを殴打しようとしたところボディガードに難なく制された。
店の主人からこのグリーンの無軌道の行いに、飼い主への責任の追及と賠償が求められた。
飼い主のお抱えの弁護士を名乗るものが現れ、やけに長く難解なことを店主に突き付けた。
答えは、要約すると「実装石に対して愛が足りない。そんな態度だから彼女は抗議している」
という訳の分からない答えが返ってきた。
そして専門の弁護士が先に殴打を加えようとしてきた店主に多額の賠償を求め、裁判にかけられ
そして負けた。



賠償金は目を剥くものであった。法律に詳しくない一般人をけむに巻き、加えてボディガード、
明らかにその筋の者である。暴力をちらつかせ、慌てふためいているうちに店主からすべてをむしり取った。
店主は何もかもあっという間に失い、どこかへ去った。
こんな無法が許されるか!!町の人たちは警察、弁護士に掛け合い抵抗した。市長にも嘆願した。
しかし、飼い主が金で、懐柔で、恐喝で全てに首輪をつけた後だった。
ならばと悪行をネットで配信するも、どこからともなくそれは自演だ、嘘だ、紛い物だと騒ぎ立てられ
名誉棄損として配信した者が特定され、これもまた多額の賠償金を払う羽目になった。
政治の力のバックと折しも動物愛護の風潮が世界から吹いていた。どこぞの団体が掲げた
ラブ&ピースを妄信した人間が膨れ上がり、無法を覆い隠した。
金と歪んだイデオロギーが街の人々を叩きのめし、糞蟲となった実装石は限りなく増長した。



そんな中男は抵抗した。
破産した店主が肩を落とし、無言で去っていく姿を見ていた男は、この糞蟲を必ず殺してやると
誓った。
グリーンは週に一度、町はずれにある空き地に野良実装石を集め騒ぎを始める。
金平糖をばらまき、群る野良たちにスタンガンを押し付け昏倒させたり、野良仔を差し出させ
その仔達に高級フードをチラつかせ、勝った方に食わせてやると殺し合いを強要させた。
道に野良仔を寝かせデスクーターでひき殺したりもした。
「デッスゥーン!!」
と満面の笑みでこのサバトを楽しんでいた。引き連れてくる6匹の仔も邪悪な顔で笑う。
地面に赤いシミとなりひくひくと痙攣して瀕死の仔達を指をさして笑っている。
「無様テチ」「糞野良だから当然テチ」「ワタチ達のママに殺されるのは名誉テチ」「「「チププププ!!!!」」」
男はそこを強襲しようとしたが、ボディガード二人に阻まれ完膚なきまで叩きのめされた。
男もフルコンタクト空手の有段者であったが、ボディガードは暴力に長けた者だった。
一人はボクサー崩れ。もう一人は力士崩れ。暴力団の構成員だった。



叩きのめされた男はグリーンに糞を塗られドレイの烙印を押された。
糞蟲のグリーンは笑いが止まらない。人間をいたぶる快感に。
ブリーダーの下で恐怖におびえていたのが噓のようだった。
いや嘘だったのだ。ニンゲンはドレイ。美しく神々しい自分をねたんで酷いことをしていたのだ。
だからニンゲンに何をしてもいい!!ドレイなのだ!!私のドレイ!!跪けクソニンゲン共!!
ニンゲンに対しての恐怖から解き放たれ、本性を現し、暴力をふるう。
気持ちがいい!!
パンコンするほど気持ちがいい!!
飼い実装の禁忌のパンコンも平気でするようになった。
本性が外見にまで現れた。




そしてある日、このグリーンは一人の少女アキを病院送りにした。
デスクーターで商店街を荒らし終わりその帰りに、犬の散歩をしていたアキと鉢合わせた
あわやというところで転倒するところだったグリーンは怒り狂い、アキに護身用に持たされた
高圧のガスガンを浴びせた。遊戯用の規制された威力ではない。ガラスを簡単に突き破る
高威力の物だった。
アキは犬を庇い、自分はその背中に球を浴びた。悲鳴が上がり、その悲鳴がグリーンには
何より楽しく、穴だらけになったその背中に糞を塗り付けた。
「これでお前も私のドレイデッスン!!感謝するデッス!!」
デピャピャピャと高笑いを浴びせ少女の頭に糞を塗り付ける。すさまじい痛みに動くこともまま
ならない少女を助けたのは少女が庇った飼い犬だった。
主人の危機に立ち向かいグリーンの腕にかみついた。
「デッシャー!!!痛いデスゥ—!!何するデェェェェス!!この犬畜生デシャー!」



だが主人を守るために飼い犬は抵抗する。腕にかみつき引きちぎるように体を振り回す。
ブリーダーの所にいた時以来の自分に対する暴力に、グリーンはただ慌てふためく
「ドレイ何してるデシャー!!早く私を助けるデェッス!!!」
腕を引きちぎられる寸前でボディガードが犬を引きはがす。
「殺すデス!!この不届きな糞犬と糞女を殺すデシャー!!!」
血涙を流しパンコンした実装石は口泡を飛ばしボディガードに命じるが、あまりの騒ぎに
人が集まりだした。
背中から血を滲ませうずくまる少女を見て「救急車を呼べ!!」との声も上がる。
動画をとっている者も出始め、グリーンはボディガードの車に乗せられ撤退した。
アキは男の妹であった。



男は病院で半狂乱になった。
職場で連絡を受け駆けつけたとき妹は集中治療室にいた。
先に駆けつけていた父と母に詳細を聞いた。
背中に受けた傷に糞を塗られたため体に毒素が回り始め身体が腫れていた。
兄である男から見ても可愛らしいと思った顔も見るも無残に腫れ上がり判別ができないほどだった。
そして追い打ちをかける出来事があった。
実装石の飼い主がそちらの犬にうちの実装石を傷つけられたため損害賠償を請求すると訴えたのだ。
そんな馬鹿な話があるか!被害者はどう見ても妹だ!!そう男は叫んだが相手側は自分たちが正しいと
頑として譲らなかった。
そちらの犬の躾が悪く、うちの実装石に噛みつき、やむなく抵抗した。という内容を分かりにくく、複雑怪奇
に申し立ててきた。全部あんたの娘が悪いんだ、と。
男は体の芯がスッと冷えていくのを感じた。



目の前の代理人だが、弁護士だかをまず血祭りにあげようかと思った。
その肩をつかみ制したのは父親だった。
「耐えろ」と一言言い放つ。
男は爆発した。
「ふざけるな!!アキのあの姿を見て何とも思わねぇのかよ!!それでも父親かよ!!」
病院内であるにもかかわらず我を忘れ男が叫ぶ。病棟の端から端まで響く怒号を浴びても
父親は息子の肩をつかみ、「いいか、悔しくて気が狂いそうなのはお前だけじゃない」と静かに言った。
男は父が静かに言い放った言葉に、父の肩越しに見えた母親の姿を見てはっとした。
自分の娘の無事を願い、ただ泣き崩れる母の姿を。
「焦るな。耐えろ。今がその時だ。それまで母さんをアキを支えるんだ」
男の父親は意味深長な言葉をつぶやく。
「誰があの糞野郎にびた一文も払うもんかよ・・・」



男の妹アキが襲われ、2週間がたったころ事態が変わる。
グリーンの商店街の襲撃、町の人たちに対しての傷害事件。自衛をしようにも相手は金と暴力に
物を言わせもみ消しにかかる。市長もいいなりだ。何も動かない。
市民がグリーンにケガを負わされても知らん顔だ。
グリーンが今度は仔を6匹引き連れデスク—ターで走行がてら下校途中の児童をガスガンで撃ち、
「デピャピャピャッ!!!」「「「「「「テピャピャピャピャピャ!!!」」」」」」と汚い顔で走り去っていたのを男は見た。
急いで児童たちの下に駆けつける。あまりの痛さに泣き声を上げる子供を手当てしつつ男のなかで
何かが膨れ上がるのを感じた。
段々と怒りを通り越した、すごい激しい感情が静かに男を支配していた。



耐えろと言われた。だが、相手の偵察はするべきだ。
男はまだ若く未熟で血気盛んであった。そう自分を誤魔化し、男はグリーンの隙を狙った。
自分の家族も、町の人たちも泣かせたあの糞蟲は許せない。
その日はグリーンの月に一度のサバトの日だった。町はずれの空き地に野良実装を引き連れてやりたい
放題をやる日だ。グリーン1匹だけで6匹の仔はいない。
そして、ボディガードは、いない。
もしやチャンスかと思い、あの糞蟲に渾身の一撃を見舞おうとしたとき、ボディガード二人はいた。
隠れていたのだ。



だが、この時より事態は一変する。
男はボディガード二人と交戦した。
交戦した時の細かい経緯は省く。
ボディガード二人は男に破壊された。男は自分でもなんでこんなのに負けたのだと思うほどあっさりと暴力の徒を一蹴した。
そうだろう。相手は殺意などない。だが男には明確な殺意があった。そこが勝敗の差を分けた。
そしてグリーンは男に徹底的に痛めつけられた。
丸一晩かけて暴虐の限りを受け、ニンゲンが人間様であり、逆らってはいけないものだと思い出したのであった。


良い方向に話は転がる。
まる一夜グリーンを痛めつけた男に父親から連絡があり、グリーンの飼い主が逮捕された朗報があった。
「勝手に動いてその糞を痛めつけたんだろう!?殺してないな、連れてこい。その糞のガキ共も確保してある」
今は耐えろという言葉を無視した男を叱責しつつも、絶好のタイミングであったらしい。男は父の言葉に従い
グリーンをこの貨物コンテナに連れてきたのだった。
後でわかったことだが、飼い主の不正を暴露したのはいいなりと思われていた市長であった。
市長は飼い主の不正にいつの間にか加担させられていたのだ。
飼い主は初めは街に多額の寄付をしていたが、その裏で市長に暴力をチラつかせ家族に危害を加えるようなこと遠回しに伝えた。
そしてこの街が、実装石保護団体とそれを後ろ盾にする政党のモデル地区とするために改革することを強要した。
「実装石との共生のために」というスローガンの後ろにある、動物愛護を妄信する者から金を巻き上げるために。
それを行う権力を持った人間達の電撃的な介入に市長は成す術がなかったのだ。



しかし絶対的に不利なその中で従う振りをし、証拠を集め、そして告発した。
内容は国庫を食いつぶす醜悪なものであり、保護団体と政党の不正な横領、恐喝、恫喝、書類改竄、暴行、傷害。
そして人知れず死者までも出ていた。
そのすべてが明るみで出た。
天網恢恢疎にして漏らさず。
正義を信じ行動し、孤軍奮闘した市長。そして陰ながらその行動を支えた男の父親のお陰で街は平和を取り戻した。



そして後始末が行われようとしていた。

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1 Re: Name:匿名石 2023/04/26-20:30:30 No:00007093[申告]
テンション上がって参りましたぁぁぁ!!!
2 Re: Name:匿名石 2023/04/26-20:40:13 No:00007094[申告]
>テンション上がって参りましたぁぁぁ!!!
これからMaxだぜぇええええ!!!
感想ありがとうございます。
どうぞお楽しみください。
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