タイトル:【馬虐】 実装石と大分県
ファイル:実装石と大分県.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:1099 レス数:1
初投稿日時:2022/04/01-16:47:47修正日時:2022/04/01-16:47:47
←戻る↓レスへ飛ぶ

実装石と大分県


「実装石は大分県から現れた」という話を聞いた事があるだろうか?

大分県といえば、
触れるだけで実装石の肉体を焼き焦がす大分県の土や砂は
実装石の家屋侵入防止や農作物防護の為に必須の資材として日本全国で使われており
実装石の糞や実装臭だけでなく服や血、果ては体まで跡形も無く溶かして消し去る
大分の「日田天領水(ひたてんりょうすい)」は
実装石による糞投げや託児等への各家庭での対応から公園での大規模駆除や駆除後の清掃での必需品

大分県内に侵入した実装石は全身の穴という穴から血と糞を撒き散らして即死し
「大分県に連れていく」と言われただけでも
脆弱な個体だと恐怖のあまり命の源である偽石が割れて死ぬ事すらあるという事実は
実装石に無関心な層にまで広く知れ渡っている

この様に大分県は実装石を絶対的に拒絶する場所であり
ここから実装石が現れるなどという事は全く有り得ない様に思える

しかし実装石研究者界隈から漏れ聞こえてくる噂
実装石の知能の高い個体への聞き取り
偽石に含まれる情報の直接的な読み取り等
長年に渡る広範な情報収集と分析の結果
以下の様な事実が判明したのだ


第二次世界大戦末期の1945年7月中旬
圧倒的に不利な状況となっていた大日本帝国軍は
起死回生の一手として異世界から高い戦闘力を持った存在の召喚と戦力化を試みた

召喚されたのは現在では初期実装あるいはカオス実装と呼ばれている種に近い実装石で
現在のそれらを遥かに上回る強力な超能力や生命力と高い知能を有しており
念話を通して人間との意思疎通すら可能だったものの
自らのの意志と関係無く異世界に呼び出された事に酷く気分を害しており交渉は決裂
多数の実装石が暴れ回り召喚が行われた軍の施設のみならず市街地や民間人にまで甚大な被害が発生した

軍は実装石を制御不可能な存在
召喚作戦は失敗と判断し
召喚した存在が非協力的かつ敵対的だった場合に備えて事前に準備されていた大規模な封印の儀式を実行した

召喚が行われた県の県境を概念的な魔法陣として利用した大規模な実装石を封印する結界が張られ
暴れていた多くの実装石が全身の穴という穴から血を垂れ流し苦しみ抜いて息絶え
召喚陣の近くに居た実装石は自らの世界に逃げ帰った

既に県境近くまで移動していた実装石は
自ら変異して実装石としての特徴や力を捨てる事で
封印の致死性から辛うじて免れ隣県へと逃げのびた

変異によって実装石は力の大半を失い
個体としては脆弱で儚い存在と化したが
代わりに初期実装石には無かった凄まじい繁殖力を獲得し日本全国に広まっていった

この実装石召喚が行われ封印の結界とされた県が大分県だったのだ


封印の際の記憶は偽石に強烈に刻み込まれ現在まで受け継がれており
記憶力の高い個体の偽石を
研究施設等で使用されている偽石から直接情報を引き出せる高性能リンガルに読み込ませると
この時の憤怒、恐怖、憎悪の感情
大分県に対する恐怖や、人間を見下して奴隷にしようとする性質等が
それらの感情の名残であることが断片的にだが読み取れるという

オカルト染みた荒唐無稽な話にも思えるが
米・ルーズベルト大統領の呪殺を狙ったとも噂される大規模な戦勝祈願の祈祷が実際に行われた事実や
大分県から離れた地域ほど、カオス実装や獣実装、実装さん、等の繁殖力は低いが生命力の強い変異種や
他実装等が生まれる確率が上がるという、実装石に関する各種統計調査の結果等からも
全く有り得ない話とは言い切れないだろう

『実と装』編集部では今後大規模な大分県内の調査を予定している


月刊『実と装』20XX年4月1日特別号より

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため8401を入力してください
1 Re: Name:匿名石 2022/04/02-20:27:01 No:00006486[申告]
実と装、10年ぶりに見た
戻る