タイトル:【虐】 愛誤派に飼われた実装石
ファイル:愛誤派に飼われた実装石.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2487 レス数:5
初投稿日時:2022/02/28-13:44:33修正日時:2022/02/28-13:44:33
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道行く一人の男のズボンにべちゃりと音を立てて何かがへばりつく。
実装石の糞だ。
近くにはその糞を投げた成体実装が醜悪な笑みを浮かべている。

「デプププププ♪」

糞を投げられた男は怒りに任せ蹴り殺そうとするが、
その実装石の身なりを見て躊躇する。
フリルが付いたピンクの実装服。
金平糖か実装フードでも入れているであろうポシェット。
そして実装石用の首輪。
飼い実装だ。
いくら糞を投げられたとはいえ、飼い実装を殺せば面倒なことになる。
男は怒りをグッと抑え、近くに飼い主がいないか探し始めた。
するとすぐに声が聞こえてきた。

「おーいミドリ、何やってんだよ」

糞を投げられた男が目を向けると、飼い主らしき男が小走りでやって来ていた。

「あー、あなたがこの実装石の飼い主さんですか?」
「そうですけど……うちの子がなにか?」
「なにかじゃなくて見ればわかるでしょ。糞投げられたんですよ」
「あ、それはどうも……申し訳ないです」

どことなく気の抜けた飼い主の男の対応に、
糞を投げられた男はイラつき始める。

「申し訳ないじゃないでしょ。あんた糞の躾もできてない実装石を外に出してんの?」
「いや、ちゃんと躾はしてるんですけどね……というかそれ本当にうちの子がやったんですか?」
「は?」
「いや、他の野良がやったっていう可能性は……」
「あんたいい加減にしろよ!野良なんかどこにもいねぇだろうが!」

飼い主の言葉に糞を投げられた男は怒鳴り声をあげる。
つい先日大規模な駆除が行われ、生き残ったのは入念に人目を避ける極少数の賢い個体のみだった。
そのためこのあたりに野良実装の姿はまったくと言っていいほど見られない。

「それは……まぁそうですけど……」
「とにかくズボンを弁償しろ!あとその糞蟲をちゃんと躾とけ!」

結局その場は飼い主がズボン代を支払いなんとか収まった。
それから飼い主と飼い実装のミドリは家に帰ってきた。

「デプププ♪デッププップ♪プッギャァァー♪」

ミドリはまだ思い出し笑いをしている。
人間に糞を付けてやったのがそれほど爽快だったのだろう。
反対に飼い主の男は浮かない表情をしている。

「まったく、実装石がしたことなんだからあんなに怒鳴ることないだろうに……」

飼い主の男は典型的な愛誤派であった。
大した躾もしていないわりに、リードを付けずに外に出し、
自分の不始末を棚に上げ被害者の不寛容さを責める。

「だけどミドリ、お前も悪いんだぞ。ウンチを投げたりしちゃダメじゃないか」
「デスゥ?デププププ♪デッス~ン♪」

飼い主の男は注意こそするものの、痛みを伴う躾はしたことが無かった。
痛いことをするなんてかわいそう、そんなのは躾じゃなくて虐待じゃないか。
そんな考え故ではあるが、
実装石を人間社会で生活させるのにはルールを覚えさせるのが絶対条件であり、
物覚えの悪い実装石に痛み無しでルールを覚えさせるのは、
超一流のブリーダーでも不可能だということは知らなかったようだ。
もちろん実装石と関わりのない人間であればそういった認識でも問題ないが、
実装石を飼っているのにそんな考え方をするのは致命的と言える。

「ちょっと汚れちゃったな。洗ってやるから脱ぎなさい」
「デスゥ!デスデスデスッ!」

この飼い主の男は「ちゃんと躾はしている」と言っていたが、
それは先ほどの注意のことだ。
軽く口頭で注意するのみで、そんなものは躾のうちに入らない。
もはや何もしていないと言っていい。
実際ミドリは何の反省もせず、すでに風呂に入って気持ち良くなることで頭がいっぱいのようだ。

しかし飼い主の男は「言葉が通じるんだから口で言えば分かるはず」という考えを崩さない。
実装石には言葉は通じても話は通じないということも知らなかったようだ。

風呂から出た後、ミドリは体を拭きもせず部屋中を走り回る。

「あっ、おいミドリ!ちゃんと体拭かなきゃダメだろ!」
「デスデッス~ン!デププププ♪」

この時点でミドリは飼い主の男を完全に奴隷として認識していた。
ろくな躾もせず、トイレも食事も風呂も洗濯も全て飼い主の男がやっていたのだから、
実装石の性質からして当然と言える。
なので飼い主の男の言うことなど聞くはずもなく、好き勝手にやりたい放題だ。

「しょうがないな……ほらミドリ、実装動画だぞ」
「デ?デスデスデスッ!」

飼い主の男は暴れるミドリをなだめるため、動画を見せることにした。
ある愛護派がネットに投稿している動画で、
飼っている実装石にひたすら贅沢をさせ、その様子を撮影しただけのものだ。
愛護派の間ではこれが人気があるらしい。
動画の中では実装石がステーキや寿司といった料理を次々に食べていく様子が流れていく。
こういった動画で使われる実装石は一流のブリーダーから厳しい躾けを受けた最高級の飼い実装であり、
通常の実装石なら理性を失いかねない高級料理を目の前にしても決して取り乱すことは無い。
動画の中の実装石もきちんと礼儀正しく食事を進めていく。
食べ物をボロボロこぼさないのは当然の事、
咀嚼中はみつくちを器用に閉じて咀嚼音を漏らさず、
見るものに全く不快感を与えない。

先ほどまで暴れまわっていたミドリは途端に大人しくなり、
動画を食い入るように見つめている。
その間に飼い主の男はミドリの体をタオルで拭いてやり、
替えの実装服を着せ、汚れた実装服を洗濯したりしていた。

このような動画は実装石にとっては麻薬のようなものだ。
他の個体が豪華な生活をしている様をただ見るだけ。
見ている間は幸せ回路が発動しており大人しいが、
見終われば理想と現実のギャップに耐えられなくなり、
飼い主に対してわがままを言い出したり癇癪をおこしたりする。

本来、他の個体が贅沢三昧な生活を送る姿など見せるべきではない。
そんなことをすれば実装石の物欲や劣等感を刺激し、
優良な個体であってもすぐに糞蟲としての本能を呼び覚ましてしまう。
実際動画の説明文にも、

『この動画は飼い主の方向けの動画です。
 実装ちゃんには刺激が強い内容ですので、決して見せないでください』

と表記してあった。
しかし愛誤派である男はそんな注意書きなど気にも留めず、
大人しくなるからという理由でミドリに動画を見せていた。

「デー……デスデスッ!デジャァァァァァ!」
「ん?ご飯か?ちょっと待ってろ」

動画を見終わったミドリはさっそく飼い主の男に食事を要求する。
想像するのは山のように大量の高級ステーキと寿司。
さらにデザートに金平糖とプリンとアイスクリーム。

しかし実際に出てきたのは普通の実装フード。

「ほら、ご飯だぞ」
「デ?」

男が与えるフードは高級品ではないが決して安物でもない。
もしその辺の野良がこのフードを食べれば、
すぐに舌が肥えて生ゴミなど受け付けなくなり、
野良として生きていくのは困難になるほどだ。

しかしミドリはそんなフードを見たとたん、
怒りで見る見るうちに顔を紅潮させ、力を込め皺だらけにする。
まるで梅干しのような顔、という表現が適切だろうか。
そして餌皿ごと蹴り飛ばして床にぶちまける。

「デッガアアアアアアア!!!デギャ!!!デギャアアアアア!!!」

動画の中で見た光景が忘れられないのだ。
肉汁が溢れ出す分厚いステーキに脂がのった大トロ。
そんなものを想像していたのに、出てきたのは食べ飽きた実装フード。
当然理想と現実のギャップを埋めることは出来ない。
ミドリは怒りのあまり目から涙を、鼻から鼻水を、口からよだれを、総排泄肛からを糞を、
体中のありとあらゆる穴からあらゆるものを垂れ流し、暴れまわった。

「おいミドリ!部屋の中で暴れちゃダメだっていつも言ってるだろ!」
「デギャ!!!デギャ!!!デズウウウウウウウウウウ!!!」

男の言葉にも耳を貸さず、ミドリは手当たり次第に糞を投げ、
実装石の力で壊せる物を壊して回る。

正直なところ、この件に関して言えば男の落ち度のほうが大きいと言える。
実装石の特性を理解せず、動画の注意文を無視し、
自分の飼い実装に理想の生活を見せてしまった。
そして理想と現実のギャップを埋めるために特別な食事を用意するでもなく、
いつもと同じ実装フードで済ませようとした。
もし本当の愛護派がここにいたら、これは一種の虐待だと言うだろう。
しかし男は自分の非を省みることは一切無かった。

「ミドリいい加減にしろ!何が気に入らないんだ!」
「デズ!デズ!デギャアアアアアア!」
「さっきだってお前が糞なんか投げるから俺が怒られたんだぞ!分かってんのか!」
「デガアアアアアアアアアアアアア!!!」
「勝手にしろ!今日はご飯抜きだ!」

飼い主の男は部屋を出ていく。
ミドリもわざとドンドン足音をたてながら
寝床にしている実装用ベッドに潜り込む。
こんな光景は珍しいことではなかった。

数日後、飼い主の男は窮地に立たされていた。
毎日のようにミドリが騒ぎ、散歩に出た時はところかまわず糞を投げつけるので、
近所の住民から苦情が来ていたのだ。
今までは「実装石のやることなんだから大目に見ろよ」と思って相手にしていなかったが、
ついには行政からの指導が入った。
ここまできてようやく飼い主の男は周囲に迷惑をかけてきたことを自覚した。

「ミドリ……」
「デスデッスン♪デプ~ン♪」

ミドリはそんなことなどお構いなしに、
実装フードをクチャクチャと下品な音を立て咀嚼し、
だらしなく開いたみつくちからボロボロとフードとよだれをこぼしながら満足そうに食事をしている。
どうやら先日の理想はすでに忘れたようだ。
食べながらわずかに糞を漏らしているらしく、パンツが盛り上がっている。

今更ミドリを躾けることなど不可能。
かと言って法的義務は無いからと行政からの指導を無視したり、
近所の住人から白い目で見られるのを気にしないでいるのも無理だった。
飼い主の男は恥に鈍感なだけで、恥の概念が無いわけではなかった。
その日、飼い主の男は引っ越しを決意した。

それから更に数日後、公園の片隅に真新しいダンボール箱が置かれていた。
中に入っているのはミドリだ。
フリルが付いたピンクの実装服。
金平糖か実装フードでも入れているであろうポシェット。
しかし実装用の首輪は付けていなかった。

「デスー……デスー……」

ミドリはダンボールの中で寝息を立てている。
通常、捨てられた飼い実装が長生きできる可能性は限りなく低い。
新しいダンボール、綺麗な服、新鮮な肉、
あらゆるものを奪いに野良がやってくるからだ。
しかし先日行われた大規模な駆除により公園の野良実装はほとんどいなくなり、
わずかに残っているのは警戒心の強い賢い個体だけ。
そのおかげでミドリが野良にリンチされ殺されるという結末は避けられた。

ミドリはようやく目覚めると、なんとなく周囲の感じがいつもと違うことに気づく。
いつもの実装用ベッドではなくダンボールの中で寝ている。
立ち上がって辺りを見回すと、部屋の中ではなく公園の隅。
しかしミドリは捨てられたとは思わなかった。
辛い現実を受け入れられないということではなく、
単に現状を理解するだけの知能が無いというだけだが。

奴隷人間はどこにいったんだ?と思ったミドリだったが、
探すのも面倒だったのかダンボールの中に座り込む。
そして一緒に入れてあった実装フードを貪り始める。
5日分はあるフードをクチャクチャと汚い音を立てて食らい、
腹が苦しくなってくると全身に力を込め糞をひり出し、
無理やり胃に空きを作り残りのフードを食らっていく。
そしてまた腹が苦しくなってくると、
血管がはち切れそうなほど力を込めなんとか糞を排出する。
そしてまた食う。
これは食事というより、もはや体の中に詰め込んでいると表現する方が正しいだろう。
ついにミドリは胃の中に限界までフードを詰め込むと、
妊娠時のように腹が膨れ上がり一粒も食えなくなる。
食べたばかりのフードはまだ消化されておらず、
糞として排出することもできない。
するとミドリは出してあった糞を残りのフードに塗り付ける。
そして足で何度も踏みつけぐちゃぐちゃにしてしまった。

「デプププ……♪」

ミドリは満足そうに下卑た笑みを浮かべる。
なぜこんなことをするのか。
これは糞蟲にありがちだが、食欲を満たすために食うのではなく独占欲を満たすために食っているのだ。
目の前に食べ物がある。腹は減っていないがこれを自分の物にしたい。
だから無理やりにでも食う。
食いきれない分は自分の糞で汚して食えなくする。
なぜならそうすることで自分以外のものにならなくなるから。

結局ミドリは5日分のフードをたった1食で全て糞に変えてしまった。

「デェェェップ……デプー……デプー……」

独占欲を満たして満足したミドリは汚らしいゲップをした後、
横になって寝始めた。

しばらくしてミドリは人間の気配を感じ目覚める。
あれだけ胃の中にパンパンに詰まっていたフードはすでに糞に変わっていて、
その一部がパンツをこんもりと盛り上がらせていた。

起きたミドリの目に飛び込んできたのはダンボールを覗き込む一人の人間の姿だった。

「この服……もしかして糞を投げてきたあの糞蟲か?
 飼い主は引っ越したって聞いたけどまさか捨ててくとはね。
 やっぱ典型的な愛誤派だったわけか」

その人間はかつてミドリに糞を投げつけられた男だった。
ミドリはこの男が飼い主の男ではないことは理解していたが、
ただ新たな奴隷が自分を迎えに来た、としか思わなかった。

「一斉駆除のせいで全然野良がいないと思ってたけど運がいいな。
 まさかあの糞蟲が捨てられてるなんて」

男はそう言うとミドリが入ったダンボールを持ち上げ帰路につく。
ミドリはダンボールの中で揺られながら、
次の奴隷が献上する家はどんな豪邸かを想像しながら再び惰眠を貪った。

男は家に着くとダンボールを持ったまま地下へと降りてゆく。
地下室は異様な光景だった。
床も壁も天井も一面コンクリートで覆われ、
さらにところどころ赤と緑の染みが付着している。
そしてかすかに何かが焦げたような臭いがする。
男はダンボールの中身を全て水槽へとぶちまけた。
惰眠を貪っていたミドリは水槽の底へと叩きつけられ、
さらに漏らした大量の糞が降りかかる。
衝撃で起きたミドリは男に抗議した。

「デスゥ……デスッデスッ!デジャ!」

ミドリの抗議を無視して男は何かの準備を始める。
全身を包む銀色の服を着て、チューブに入ったジェル、ナイフ、大きな針と糸、
ガスバーナー、活性剤の原液が入ったビン、注射器などを揃えていく。

「お前、人間様に糞投げといて反省してないみたいだからな。
 罰として本物の地獄を見せてやるよ」

このとき多少なりと知恵の回る個体であれば、
男の異様な雰囲気を察して必死に許しを請うなりなんなりしただろう。
それがこの後の運命を変えられるかは別として。
しかし愛誤派によりすっかり糞蟲となり果ててしまったミドリは、
雰囲気を察するということなどできなかった。

この奴隷は何を言ってるんだろう。
薄汚い奴隷をワタシの高貴なウンチでキレイにしてやったのに
なぜワタシが反省しなければならないのか。

そんなことばかり考えていた。

「ま、お前もある意味被害者だけどな。どうせろくな躾されてこなかったんだろ?
 人間に逆らってはいけないっていう本当に基本的な躾すらされてないし。
 だからって別に許したりはしないけどな」

そう言いながら男はミドリの体をナイフで引き裂く。

「デッギャアアアアアアアア!!!」

叫ぶミドリをよそに、慣れた手つきで偽石を取り出す。
そして傷口を大きな針と糸で乱暴に縫いつけると、活性剤の原液を注射した。
すると傷口は見る見るうちに塞がっていく。
それを確認した男は偽石を活性剤の原液で満たされた瓶に入れると、

「これで相当頑丈になっただろ」

と独り言つ。
活性剤の原液によって体力を取り戻したミドリは、
さっそく男に向かって文句を言い始めていた。

「デスデスッ!デジャァァァ!」
「高貴な私に向かって何するんだ奴隷、早く寿司とステーキと金平糖持ってこい、ってとこか?
 リンガルなんか使わなくても分かるよ。
 お前ら糞蟲は思考回路が単純だからな」

そう言うと男は透明なジェルをミドリの体全体に塗りたくった。

「デデッ!?……デ?」

ミドリは体に塗られたジェルの感触を確かめてみたり匂いを嗅いでみたりする。
そして害が無いと判断したのか、ヌルヌルとした感触を楽しみ始めた。

「デップププ♪デッスゥ~ン♪デスス~ン♪」
「そんなに楽しいか。じゃあ陽気なダンスでも踊ってくれよ」

男はおもむろにガスバーナーの火をミドリに近づけた。
すると次の瞬間、ミドリは一気に燃え上がる。

「デッ……デデデ、デッギャアアアアアアアアアアアア!!!」

ミドリに塗られたジェルは着火剤だった。
火はあっという間にミドリの体を包み込み炎へと変わる。
そして服と髪の毛をすぐに燃やし尽くし、
肥え太った体にため込んだ脂肪を焼いていく。

「デギャ!デギャ!デガアアアアアアアアアアアアアア!!!」

ミドリは全身を焼かれる苦痛に悶え転げまわるが、
炎の勢いは一向に衰えない。
本来なら偽石が崩壊していてもおかしくない状態だったが、
偽石を活性剤の原液に漬けられ、
体にも原液を注射されるという二重のコーティングをされたミドリは、
偽石を崩壊させるどころか意識を失うことすらできないでいた。
それが余計に地獄の苦しみを長引かせる。

「デッ……ガ……デ……」

熱気を吸い込んだことにより気管が焼かれたようだ。
そして激しい炎に包まれたことで酸素が無くなり、
ミドリは呼吸ができなくなっていく。
立っていることもできなくなり、その場に倒れ込む。
高熱が脳みそを焼き、水蒸気が膨張して内側から頭蓋骨を破裂させる。
糞はとっくに全てひねり出しており、涙すら蒸発して流せない。
ただ無意味に手足をばたつかせ、
そのうち手足の関節が崩れ落ちてそれすらもできなくなる。
ミドリにできるのはただ全身を襲うあらゆる痛みを、はっきりした意識の中味わうことだけだった。

どれほど時間が経っただろうか。
ミドリが完全に動かなくなり炎の勢いが弱まってくると、
男は水槽に蓋をして酸素を遮断し消化する。
そのときミドリは完全に黒焦げになっていた。
もはや傍目に見て実装石ではなく黒い物体としか形容できない物になり果てている。

「デ…………デ…………」

しかしそんな状態にありながらミドリはまだ生きていた。
これも活性剤の二重コーティングによる効果だろう。
とはいえ偽石はすでにドス黒く変色しヒビだらけになっているし、
体のほうも焼かれてしまったので実装石の再生能力は働かない。
死ぬのは時間の問題だった。

「……やっぱ糞蟲を焼くのは最高だな。
 高い金かけて設備を整えた甲斐がある」

男はそう呟くとさっさと地下室から出ていってしまった。
後に残ったのは時折小さなうめき声を上げる黒い物体だけだった。

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1 Re: Name:匿名石 2022/03/01-01:11:50 No:00006479[申告]
糞蟲に罰を与えるのは最高だが愛誤派にも罰が欲しかったな…
2 Re: Name:匿名石 2022/03/02-22:26:12 No:00006480[申告]
あっさり焼いてしまうとは贅沢な虐待派
ひと月に何匹消費するのだろうか
3 Re: Name:匿名医師 2022/03/04-14:07:25 No:00006481[申告]
この飼い主をぶっ殺したいわ
4 Re: Name:匿名石 2024/02/22-02:59:08 No:00008763[申告]
実装石を捨てる連中には重い罰金を課してやりたい
5 Re: Name:匿名石 2024/02/22-11:57:54 No:00008764[申告]
糞蟲の処理は当然だけど飼い主にも何らかの形で罰が欲しかったのは確か

>実装石を捨てる連中には重い罰金を課してやりたい
どうせ捨てるなら楽園(処分場)行きバスに乗せよう
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