僕の名前は、「」です。 小学一年生です。 夏休みが終わって、2学期からお父さんのお仕事のつごうで 虹裏小学校に転校しました。 僕が住んでいたふたば町は、小さなまちでした。 でも、今度引っ越すことになった虹裏市は、ふたば町よりは大きなところです。 大きなビルもあって、大きな道路も多いです。 僕の家では「じっそうせき」を飼っています。 名前はスイです。 スイはとっても賢いです。 いつも昼間はお母さんのお手伝いをしたり、夕方や、 お休みの日は僕と遊んでくれます。 スイの言っている言葉は、「じっそうリンガル」という機械で分かります。 幼稚園の時、ひらがなを全部おぼえたご褒美にお父さんがプレゼントしてくれたものです。 学校から帰ると、僕はスイと遊びます。 「スイ、一緒に遊ぼ」 『遊ぼうデスゥ、何するデスゥ?』 「かくれんぼにしよう!」 『わたしがオニをするデスゥ』 スイはじゃんけんができないので、いつも自分からオニになる、と言います。 僕は自分の部屋の押入れに隠れました。 『・・・・8、9、10デスゥ』 何分かたちました。 『「」くん、見つけたデスゥ〜!』 「あー、見つかっちゃったかぁ。じゃ僕がオニだよ」 『わかったデスゥ、隠れるデスゥ〜』 スイはとっても賢くって可愛いです。 お母さんもお父さんもスイの事が大好きだし、スイは僕らの言うことを きちんと聞いてくれます。 昔近所に住んでいた女の子は、「うちの犬はとっても賢い」って言ってたけど、 やっぱり「じっそうせき」の方が賢いんだ、と僕は思います。 だって、犬とはかくれんぼできないし、お話しもできないでしょ? 今日、学校で新しい友達ができました。 利明くんです。 ある日、利明くんが僕の家に遊びに来ることになりました。 「おーい、「」!」 「あ、利明くん、上がって上がって」 「おじゃましまーす」 『デスゥ?』 「!?」 「あ、このこ、うちで飼ってる「じっそうせき」で、スイって言うんだよ」 「「じっそうせき」を飼ってるのか?」 「そうだよ、もしかして、利明くん、生き物とか苦手?だったらスイは別の部屋で・・・・」 「いや、いいよいいよ、俺へーきだから・・・・・それより、ゲームやろうぜ」 「あ、うん、そうだね・・・」 一応、スイはリビングの方でお母さんのお手伝いをしてもらいました・・・・ 「じゃーな、「」、今度は俺のうち来いよ」 「うん、そうする!」 「じゃーな!」 「じゃーねー」 そのまままっすぐリビングに行きました。 「スイ、ごめんね」 『大丈夫デスゥ、寂しくなんかなかったデスゥ』 僕はスイを優しく抱きしめました。 スイも僕を抱きしめてくれました。 スイはとっても温かくて、髪の毛からはシャンプーのいい匂いがしました。 ある日、学校から帰っていると、突然、どしゃ降りの雨が降り始めました。 どうしよう・・・・・カサ持って来てないのに・・・・ あまり濡れたくないので、走って、近道を通ることにしました。 本当は通ってはいけない道、と学校の先生から言われているところだけど・・・・ びしょ濡れになったらお母さんに叱られるし・・・・ 近道は一度だけ、利明くんと通ったことがあったので、行き方は分かりました。 でも、その時はどうしてここが「通ってはいけない道」なのか分かりませんでした。 「通ってはいけない道」を通っていると、雨がやみました。 すぐそこに公園が見えました。 公園に近づくにつれて、なんだか、ウンチのような、いやな臭いがしました。 まぶしい光を見たときのような顔をしながら中を見ると、汚れたダンボールがたくさん・・・・・ そのうちの一つが動きました。 僕は思わずビックリして「うわっ」と声を出してしまいました。 どうしよう・・・・・・ きっとここには「ホームレス」って人たちがいるんだ・・・・・ だから先生は「通ってはいけない」って言ってたんだ・・・・ どうしよう・・・・ 怒らせちゃったのかな・・・・ どうしよう・・・・・・ 『デスゥ・・・・・・・・・・』 「「じっそうせき」?」 でも、それはスイとは違って、体中が泥だらけで、服も汚れていて、 髪の毛もボサボサになっていました。 「でも、「じっそうせき」だ・・・・・よかった・・・・・」 「じっそうせき」は賢い生き物だから、大丈夫、そう思いました。 『デエ?デスゥウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!』 「じっそうせき」が僕に向かって走ってきました。 「え?どうしたの!!??」 『デスッ!デスッ!デッスウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!』 すると、公園の茂みから、たくさんの、本当にたくさんの「じっそうせき」が やって来ました。 『デスゥ!』 『デジャアアッ!!!!』 『デエエエエエッッッッスウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!』 『テチーーーーーーーーーーッッ!テチュ!!』 『デププププププププ・・・・・・』 みんな、「じっそうせき」(だったと思います。なんだかおおきなオチンチンのついた のもいたけど・・・・・)なのに、みんなスイとは全く違っていました。 見た目も、その鳴き方も・・・・・ どうしてなんだろう? 何か困っているのだろうか? 「お、お腹・・・・すいてるの?」 『デズォォォォアアアアアアアアア!!!!!!!!!』 『デスゥ〜デスゥ〜デッデロゲ〜♪』 『デプププププププ・・・・・』 『テチュ!テチュ!テチュ!テチュ!テッチ〜ン』 大勢の「じっそうせき」がこっちに向かって走ってきました。 「う、うわああああああああああ!!!!」 僕は怖くなって走って家まで帰りました。 お母さんにこの事を言おうかと思ったけど、「通ってはいけない道」を通ったので、 どうしても言えませんでした。 『デスゥ?「」くん、どうしたデスゥ?何か元気ないデスゥ?』 「スイ・・・・・・・」 僕はスイを抱きしめました。 「スイ・・・・・・・」 『デスゥ?どうしたデスゥ?』 きっと、あれは何かの間違いだ・・・・・ 僕の勘違いだ・・・・・ だって、スイみたいに、「じっそうせき」は大人しくって賢い生き物なんだから・・・・・ 次の日。 雨が降ってるわけでもないけど、今日も僕は学校の帰りに「通ってはいけない道」 を通って、あの公園まで行くことにしました。 『デギャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!』 突然、ものすごい悲鳴が聞こえました。 あの公園からの声です。 それから、人の声も聞こえました。 とりあえず茂みに隠れて、公園の中を覗きました。 思わず声が出そうでした。 高学年くらいの男の子3人が、「じっそうせき」をいじめているのです! 『デエ・・・・・デエエエゲエエエエエエエエ・・・・・・・・・・デッ・・・・・』 男の子は「じっそうせき」の首を手で掴んでいて、「じっそうせき」も首元に手をやってましたが、 その手がプラン、と落ちました。 「あー、やっと死んだよ・・・・」 「俺なんてもう3匹目だぜ?」 「ちぇ、ビリは俺かよ〜だいたい首絞めしか使えないなんて・・・・・」 「文句言うなって。罰ゲームは「う○い棒」な」 「俺たこ焼きソース味」 「俺はポタージュな」 「ちぇっ」 「次は・・・・おまえだ・・・・」 『助けてテチュ〜!!!!死にたくないテチュ〜!!!ママァアアアー!!!!!』 今日は「じっそうリンガル」を持ってきたので、画面に次々と「じっそうせき」たちの言葉が 出てきます。 僕は思わず目を閉じて、指を噛んで必死に我慢しました。 声を押し殺して、ガタガタ震えながら、時間がたつのを待ちました。 このまま出たら、きっとあの高学年の人たちにバレてしまう・・・・ 「じっそうせき」たちを見殺しにして逃げたくはない・・・・ でも高学年の人には勝てないし・・・・このまま見てても結局は見殺しだし・・・・・ 頭の中がグルグルと、色々な考えが出ては消え、出ては消えしています。 『テェエ・・・・・・・・ママ・・・・・・・・』 あの仔も、死んでしまった・・・・・ しばらくして高学年の人たちはいなくなったけど、僕は怖くて、自分が嫌で、 動けませんでした・・・・・ ある日。 お昼休みに僕と利明くんは鉄棒で遊んでいました。 「なぁ、「」」 「ん?なに?」 「あの「じっそうせき」・・・・・まだ飼ってるのか?」 「スイのこと?うん、そうだよ」 「俺、どうしてもわからないんだ・・・・・「じっそうせき」飼って、いいことあるのか?」 「スイは、お母さんのお手伝いとかするし、僕と一緒に遊んでくれるよ?」 「そっか・・・・・・」 「どうしたの?」 「俺な、今、一人っ子だろ?本当は弟がいたんだ」 「え、そうなんだ?」 「弟は赤ちゃんの時に「じっそうせき」に殺されたんだ」 「え・・・・・・」 「家の窓ガラスを割って沢山の「じっそうせき」がやって来て、 弟をさらっていったんだ」 「そんな・・・・・どうしてそんなことを・・・・」 「食べられたんだ」 「え?」 「「じっそうせき」は腹が減ったら、人間の子供でも、自分の糞でも、 それこそ自分の仔どもでも食べちゃうんだ。それが「じっそうせき」だって。 俺のおじいちゃんが言ってた。人間と一緒に生きていける生き物じゃないって」 「・・・・・・・・・・・」 「いや、今のは野良の話だから、うん、お前んトコの「じっそうせき」は賢いんだったな・・・・ だったら大丈夫だよ・・・・ごめん、こんな話して・・・・」 『「」くん、今日は何して遊ぶデスゥ?』 「じっそうせき」って何なんだろう? スイと、他の「じっそうせき」は何が違うんだろう? スイは、人を襲ったりしない・・・・・・・ だけど、利明くんの弟は「じっそうせき」に殺されちゃった・・・・ 「じっそうせき」って何なんだろう・・・・・・? 『「」くん、どうしたデスゥ?』 「あ、そーだね、うん、遊ぼっか・・・・・・・」 「じっそうせき」って何なんだろう・・・・・・・・? あの公園に行きました。 リンガルも持っています。 『さっさとうまいエサをよこすデスゥバカニンゲンがデスゥ』 『ニンゲン、さっさとワタチの性奴隷を連れてこいテチュ!』 え・・・・・・・ 『ニンゲン、世界一可愛いワタシを飼えデスゥ』 『テプププププ、ママみたいな醜い怪生物が飼い実装なんかに なれるワケないテチュ、なるのはワタチテチュ♪』 『うるせーデスゥ!お前みたいな親不孝者はさっさと死ねデスゥ!!』 『テヤアアアアアア!!!!!』 え・・・・・・・・・・ 『さあ、ニンゲン・・・・・・・』 「ああああああああああ!!!!!!」 『デギャアアアアアアアア!!!!!!何するデスゥわたしの美しい顔が・・・・』 気付くと、僕は学校の校庭にいました。 嘘だ・・・・・ リンガルが壊れたんだ・・・・・・ 嘘だ・・・・・ でも、一度リンガルが故障したことがあったっけ・・・・・・ その時は何だか英語みたいなのが画面に出て、お父さんが電気屋さんに修理に 出したんだっけ・・・・・ じゃあ、あれは故障じゃないの? もしかして・・・・・・利明くんの言ってることは・・・・本当なのかもしれない・・・・・ リンガルが壊れたんじゃなくって、今まで使ってたリンガルが壊れてたとしたら・・・・・・? じゃあ、スイは・・・・・・スイの言葉は・・・・・・・・・・・ スイの本当の気持ちは・・・・・・・ あ、リンガル・・・・・・・・ あの公園の「じっそうせき」にぶつけて、置いてきちゃったんだ・・・・・ 取りに行かないと・・・・・ でも・・・・・ もう行きたくないよ・・・・・・ 怖いよ・・・・・・・・・・・ 僕はリンガルを取りにいけず、そのまま家に帰りました。 『デスゥ・・・・・・・デスデスデッスデスゥ』 スイ・・・・・・ なんて言ってるの? それは「おかえりなさい」なの? それとも・・・・・・・あんな言葉なの? とても僕はスイに触れることができませんでした。 僕は・・・・スイに騙されていたの? スイは、僕のこと、本当は友達なんて思ってないの? スイ・・・・・・・ 気付くと僕は、スイの目を触っていました。 『デエエ・・・・・・デスゥ・・・・・デスン、デスン、デエエエェェェェ・・・・』 そうだよね・・・・・「じっそうせき」だって生き物なんだから、目を触れると、痛いよね・・・・ でも僕はそれをやめられませんでした。 スイの涙は水みたいな透明のものから赤緑の涙に変わっていました。 血が出たのかと思いました。 でもやめられませんでした。 その日の夜。 スイは僕の部屋で寝ています。 デスゥ・・・・・・デスゥ・・・・・・・ 小さな寝息をたてて寝ています。 スイの口と鼻に、濡らしたティッシュをかぶせてみました。 デェ・・・・・・デスッ・・・・・・・・・・・・・・デスッ・・・・・・・・・・・・ スイは何だか苦しそうです。 でも、僕は目を見開いてそれをじっと見ていました。 いつでもティッシュを外せるように手をかざしてはいますが、その手はそれ以上動きませんでした。 心のどこかで、僕は楽しんでいました。 スイをいじめたいと思いました。 泣いたり困ったりするスイを、すごく見たいと思いました。 スイ・・・・・・・ ある日。 お母さんがスイのための服を買ってきました。 リンガルはお父さんのを使っています。 『デスゥ?「」くん、ワタシのもとの緑色の服はどこデスゥ?』 「え?捨てたよ」 『デエエエ・・・・・あ、あれはママからもらった大切な・・・・・』 「そうだっけ・・・・・ごめん、忘れてた・・・・・・」 もちろん僕はスイがその服をどれだけ大切にしていたか知っています。 だって、他でもないスイが僕に教えてくれたことなんだから・・・・・ お母さんはそのことを知らないので、怒られたりはしませんでした。 スイはずっと、『ママ・・・・ママ・・・・・』と言っています。 スイ、ごめんね。 スイ、今度は何をして欲しい? 「スイ?髪の毛長すぎない?」 『でもこの髪は切っても伸びないデスゥ・・・・』 「切ってあげる!カッコよくしてあげるよ!」 『い、いいデスゥ・・・・そんなことしなくてもワタシはこの髪型が気に入ってるデスゥ〜』 「いいよいいよ!」 そう言って僕はスイの前髪を鋏で短く、ほとんど髪の毛が残らないくらいに切りました。 『デ・・・・・・・』 「こっちの方がスッキリしててカッコいいよ!」 『デ・・・・・・・「」くん、ありがとう・・・・・・・・・デスゥ・・・・・・・・・・』 僕はよく公園に行くようになりました。 金平糖を沢山持っていきます。 「じっそうせき」が集まってきたところで、おちんちんのついた「じっそうせき」が 沢山いるところ目掛けて金平糖を投げます。 それだけでおちんちんのついた「じっそうせき」とついてない「じっそうせき」が 金平糖が原因でケンカします。 大抵はおちんちんのついた方が勝つけど・・・ 何だか・・・・・・おもしろい・・・・・・・ なんだか、僕が、何でもできる人間になった気がする・・・・・ 「じっそうせき」を思い通りにあやつれる・・・・・・ 僕は、ついに、「あれ」をやろうと決心しました。 お母さんに言って、スイとお散歩に行くと言い、スイと一緒に家を出ました。 『「」くん・・・・・どこ行くデスゥ?』 普段あまり外に出ないからか・・・・・それとも僕に怯えているのか、スイは少し震えています。 「ふふ、秘密だよ」 『デスゥ・・・・・・・・・』 あの公園に着きました。 たくさんの「じっそうせき」が寄って来ます。 皆、スイにしっとして、怒っています。 『こ、このこたちは何デスゥ!!?』 「このこたちが、僕の、新しい友達だよ」 『デ!?』 とびっきりの笑顔を作って、昔スイと楽しく遊んだ時みたいな笑顔をして、優しく言いました。 「だから、スイ、君は、いらない子だよ」 『・・・・・・・・・・・・・』 スイを地面に立たせます。 でもショックのせいか、立てずに座ってしまいました。 それだけでまわりの「じっそうせき」は大笑いです。 スイの服を脱がします。 遠くにそれを放り投げます。 「じっそうせき」たちはそっちの方へ向かいました。 これで、ここには、僕と、スイの、二人だけ・・・・・・・・ 一緒に、遊ぼ・・・・・・スイ・・・・・・・・ 『デエエェェェェェェ・・・・・・オロロ〜ン・・・・・・ひどいデスゥ、どうしてデスゥ? 「」くん、ワタシは何も悪いことはしてないデスゥ!!どうしてデスゥ!!??? 「」くん、元に戻ってデスゥ!!!こんなのいやデスゥ!!!!』 「ちがうよ、スイ・・・・・・・」 スイの頭を優しくなでます。 『何が違うんデスゥ!!!??』 「君は悪いことをした子だよ」 『してないデスゥ〜してたらパパさんやママさんに叱られているはずデスゥ〜!!!!』 「だって、スイ? 君 は 実 装 石 じ ゃ な い か そ れ だ け で 十 分 悪 い こ と だ よ ?」 『デエ・・・・・・デヒイイイイィィィィィ』 スイはたくさんウンチを出し始めました。 「スイ、汚い」 僕は優しく撫でていた手で、スイの右側の後ろ髪を引き抜きました。 『デギャア!!!!!! か、髪・・・・・髪が・・・・・・ワタシの・・・・・髪がデスゥウウウウウウ!!!!!!』 もっとたくさんのウンチが出てきました。 「スイ、汚いでしょ?」 もう一方の髪も・・・・・・ 『デギャアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!』 スイは逃げようとしました。 でも「じっそうせき」って、走るの、遅いんだよね・・・・・ 頭を掴んで、無理矢理横にしました。 『や、やめてデスゥ!!!!!!!!!!!!! 「」くん、どうしちゃったデスゥ!!!!!!????? ワタシが分からないデスか? ワタシはスイデスゥ!!!!!! 「」くんの友達デスゥ!!!!!』 「嘘は聞き飽きたんだ」 『嘘じゃないデスゥ!!!!信じてデスゥ!!!!!! ワタシは「」くんが赤ちゃんの頃からずっと「」くんの事見守ってきたデスゥ!!!! 自分の子供のように愛してたデスゥ!!!! 今でもそうデスゥ!!!!!!大切な大切な友達デスゥ!!!!!! なのにどうしてこんなことをするデスゥ!!!!!!!』 「スイ、うるさいよ」 僕はスイの顔をグーで殴りました。 クッションや、ふかふかの座布団を殴る感じ。 気持ちいい・・・・・・・・ 『デギャアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!もうやめてデスゥ!!!!!!!』 スイの鼻から赤緑の血が流れています。 もう一度殴ります。 『デギャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!』 何度も何度も殴ります。 赤や緑の血がスイの顔の色々な所から吹き出ています。 気持ちいい・・・・・・・・ 僕は笑っていました。 今までしたことのないような顔をして、笑っていました。 スイは血だらけになりながらも、 『「」くんは友達・・・・・・』 と言い続けています。 スイ、そういうの、「いこじ」っていうんだよ。 工作用のカッターで、スイのお腹を横一文字に切ります。 『デギャアアアアアアア!!!!!!!!「」くーーーん!!!!!「」くーーーーん!!!!!!!!!』 「ないぞう」が出てきました。 百科事典の人間の絵とは結構違うのかな・・・・・ 「ないぞう」はウネウネと湯気を出しながら動いていました。 手で掴んで引っ張ります。 『デギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!』 その度にスイはたくさん声を出してくれます。 スイ・・・・・・・・ 今度はスイの手足を切り取ります。 どの部分を切っても、スイはいい声で鳴いてくれます。 手足を無くして、お腹もカラッポになって、スイはだいぶ大人しくなりました。 でもやっぱり『「」くんは友達・・・・デスゥ・・・・・』と言い続けます。 スイの首を持って、近くの木まで持って行きます。 そのまま、木にスイの背中を上下に擦り付けます。 お母さんのお手伝いをしていて、大根おろしを作っていた時を思い出しました。 『テギャアアァァァ・・・・・・・・・「」くん・・・・・・・・・・ァァァァァァァァ・・・・・・・・』 木に赤緑の肉がこびり付いています。 今度は公園の噴水までスイを持って行って、体を洗います。 『テエエエエエエエエエ・・・・・・』 おしりの穴に両手を突っ込みます。 『デエェ!??』 腕に力をこめて、左右に引っ張ります。 『デ・・・・・デギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!』 ブチッ スイは頭まで、真っ二つになりました。 「スイ・・・・・・・・・はは・・・・・・・・ははははははははは・・・・・・」 お母さんには、公園の野良「じっそうせき」にさらわれた、と言いました。 服や顔についた血は、スイを助けようと野良「じっそうせき」と闘って ついたものだと言って・・・・・・ 本当は、スイは、片方の死体は野良の「じっそうせき」にあげて、 もう一つは、公園にあった薔薇園のところに埋めておきました。 どうしてそんな事をしたって? だって、結局、スイは僕のこと、友達だと思ってたのか、それともバカにしていたのか、 分からなかったんだもん。 だから半分はバカにしていた時用で、もう半分が友達用だよ・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ どうも。『パクリの「」改めオリの「」』です。 小学生ということで漢字は少なめにしたつもりです。 「」くんの変貌ぶりがちょっと目立つかもしれません。 こういう心情の変化って難しいですね。 タイトルは勿論ALI PROJECT「禁じられた遊び」からのものです。 これをタイトルに使いたくて、「タイトル決め→ストーリー製作」 という初めての事をしました。 アリプロほど高貴な虐待ではありませんが、お許しを。 跪いて苦い愛の雫を舐めますのでw また感想とか頂けたら幸いです。
