タイトル:【観察】 お願いテチ!ワタチ達を捨てないテチ!
ファイル:実装親子・・・・・④.txt
作者:kobeUS 総投稿数:45 総ダウンロード数:2715 レス数:5
初投稿日時:2018/02/16-11:42:43修正日時:2018/02/16-19:29:04
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 お願いテチ!ワタチ達を捨てないテチ!


 此処は、東京都にある高級住宅街の裕福な愛護派に、飼われている実装親子が起こした問題。

 この家は、厳格な祖父(=以降:親父)、おとなしいその息子(=以降:私)と妻、双子の姉妹でどちらかと言えば気が短く言いたい事は、ハッキリ言う高校3年生の姉とおとなしくて物静かな妹の家族構成。
 その家に、親父が実装ショップから仔実装を買って来てミドリと名付けて結構可愛がっていた。
 親父は元々実装好きの愛護派、私達夫婦は、無関心派、双子の姉妹は、虐待派ではないが、どちらかと言えば実装嫌い。

 娘は既に高校生、親父は、以前は孫娘との話を楽しんでいたが、今は、話相手になって貰いたくても孫は、塾に部活と殆ど家に居ない。
 更に昨年の一般入試で、2人共、私大に合格している。
 姉は、大阪の大学に妹は神戸の大学に滑り止めとして合格している。更にセンター試験で姉は神戸外国語大学、妹は京都教育大学を受験する。
 親父は3年前にお袋を亡くし、更に2人の孫娘が、下宿して家を出て行ってしまう事が解っているだけにとにかく寂しい。
 孫娘が居なくなる寂しさから、躾済み仔実装を買って来て自分の娘の様に可愛がった。
 当然、毎日顔を会わし、寝るのも同じ部屋だから、可愛がるウエートは、孫より仔実装の方が高い状態になっていく。

 仔実装は、半年もすると成体実装になり、親父に「子供を産みたいデス!」と頼んだ。
 可愛い実装だから当然「OK!」となった。
 暫くして10匹の仔実装と5匹の親指を出産した。

 「テチ!テチ!」「レチ!レチ!」と騒がしく、当然、臭いニオイもする。
 「テッチャァ〜!お姉チャ鬼ごっこするテチ!」
 「ワタチは、鬼テチ!妹達逃がさないテチィ〜!」
 とにかく、そんな具合で朝早くから夜遅く迄とにかく騒がしい。
 休みの日等は姉妹は、昼間はわざわざ図書館迄行って勉強し、夜は、塾の授業の後、塾の自習室を使って勉強していたが......。
 だが、しかし、試験の日が迫って来ると、時間を使って図書館に行ったり、授業の無い日に塾に行く時間が勿体ないと思っていた。
 必然的に自宅で勉強しなくてはならなくなるのだが......。どうせ勉強するなら静かな環境で勉強したい。


 「お父さん!お母さん!実装がうるさくて勉強に集中出来ないよ!実装に注意する様におじいちゃんに何とか言ってよ!」
 「わかった。わかった。おじいさんには、実装に注意して貰う様に言っておく!」
 と言っても、私は口うるさく、厳格な親父に意見をする事も無かった。
 結局、実装達は、毎日毎日、同じ様に騒々しい。
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 だが、その事にしびれを切らした長女が立ち上がった。
 親実装の所に行き「あんた達!凄くやかましいんだけど!私達は受験を控えているのよ!少し静かにしてくれない!」
 だが、親実装は、「ゴシュジンサマ(祖父)は、此処はお前達の家だから気にする事無く、のびのび子育てをしても良い!
 と許可を貰って居るデス!だからワタシは、言われた通りにのびのびさせているだけデス!」
 「じゃあ!外で騒げばいいんじゃない!」
 「お外は、犬や猫、野良実装がいて危険が付きまとうデス!お外には出せないデス!」
 「それじゃあ〜!少しは静かにさせてよ!」
 「嫌デス!此処は、ワタシ達の部屋デス!何をしようが自由デス!五月蠅いなら耳栓でもしてればいいデス!」
 「そうテチ!ニンゲン五月蠅いのは、お前テチ!」仔実装も同じ様に長女をなじる。
 結局、親実装は、取り合おうともしなかった。
 「じゃあ!私達が、勉強出来ないじゃない!騒がしい上に、臭い糞のニオイがするし!もし大学を落ちたら、ただじゃ置かないからね!」そう言って自室に戻った。


 暫くして、祖父が姉妹の部屋に血相を変えて怒鳴り込んで来た......。
 「おい!明美(姉)敏美(妹)わしの可愛いミドリを脅したらしいな!今度そんな事をしたらこの家から叩きだすからな!」
 「私、何も間違った事していないもん!」
 「五月蠅い!口答えするのか!」
 「口答えじゃないわ!当たり前の事を言っただけよ!」
 「此処は、わしの家だ!わしの言う事を聞かず文句を言うなら出て行け!」
 「そう!ならいいわ!孫より実装が可愛いんならこんな家出て行くわ!」
 「お.....。お姉ちゃん!何も出て行かなくても.....。此処は謝ったら!」
 「ばかばかしい!何であんな糞蟲の為に頭を下げないといけないの!」
 「未だ文句を言うのか!何時までも口答えせずに、さっさと謝れ!」
 「何度も言うけど、間違ってるのはおじいちゃん!謝るのは、そっちじゃないの!」
 「お......。お前そこまでわしに逆らうのか!言ってる事が、気に食わないなら!出て行け!」
 「もういいわ!誰が謝るもんですか!謝る位なら出て行く!」そう言って出て行ってしまった。
 「もうお前は2度と帰って来るな!敏美お前もそうだ!わしに口答えをするな解ったな!」
 「お姉ちゃん......。怒ったら周囲が見えなくなるから心配だわ!」
 「ふん!どうせ夜になったら帰って来るだろう!ほおって置け!」
   そう楽観的に考えていた。
 日が傾き出した頃、次女は「お姉ちゃんを探してくる!」流石に心配になったのか長女を探しに出て行った。


 夜になっても食事に娘が来ないし、部屋にも居ない。私は、親父に「何か知らないか?」と訪ねた。
   すると親父は「明美は、追い出した!敏美は、明美を探しに行った!どいつもこいつもわしに逆らいやがって!」そう言った。
   親父が、鬼の首を取ったように話をし出したので、私も流石に頭に来て、親父を怒鳴り付けた。
 「親父が、実装を飼うのは勝手だ!だが!騒ぐ実装に騒がしいから勉強が出来ないと言った位で、明美を怒鳴って追い出すとは何て事をしたんた。
   俺達も黙っていたが、騒がしい実装には、迷惑しているんだ!本当にいい加減にしてくれ!」
 「わしの可愛いミドリとその仔実装の悪口を言うとは、お前こそいい加減にしろ!」
 そんな問答をしている時に、次女から妻の携帯に電話が掛かって来た。
 「お母さん......。お姉ちゃんが.....。お姉ちゃんが......。大変なの!」そう言うと泣き出してしまった。
 「ど......。どうしたの、泣いていたら解らないじゃないの!」
 「お姉ちゃんが、車に刎ねられて、双葉病院に救急車で運ばれたの!早く!早く!来てぇ〜!」
 「何ですって!」
 私と妻は慌てて病院に駆け付けた。
 医師は、「頭を強く打っています。今は意識も無い状態ですので、入院して貰って精密検査をしながら様子を見ます!」
 「そうですか!宜しくお願い致します!」
   妻は、「今日は私は明美に付き添うわ!」そう言って病院に泊まる事にした。

  家に帰って私は長女の容態を親父に説明した上で!
 「明美は可哀相に重体だ!親父は、孫の事よりあんな糞蟲が大事なんだな!」 
 「そ......。そんな、そんな、頭を打って意識不明だなんて!わしは、明美に大変な事をしてしまった。」親父は明らかに動揺していた。
 「お袋が死んで『寂しいから帰って来てくれ!』と言うから、帰って来てやったのに!こんな事になる位なら、帰って来るんじゃなかった。
 俺達家族が邪魔なら、出て行く!親父は、実装達と生活したらいいじゃないか!それからもし明美に何かあったら、親父を一生恨むからな!」
   そう言うと、親父も涙を流しながら、仏壇に向かって「お婆さん、明美を助けてくれ!そっちの世界に連れて行かないでくれ!」そう言って
   大声で泣きだした、


   しかし、事故日から3日程して、長女が意識を取り戻した。
 医師の診断では、脳波に異常も無く怪我もたいした事は無かったので、2〜3日したら退院出来るとの話だった。
 親父は、私にと一緒に病院に駆けつけ長女に謝った。
 「明美、わしが悪かった!許してくれ!わしを恨まないでくれ!」
 「私もおじいちゃんに言い過ぎた!ごめんなさい!」
 「こんな事になるなら、あの時もっときつくミドリに注意すべきだった!」
 「騒がず静かにしてくれていたらそれでいいの!だからセンター試験が終わる迄は、騒がない様に言ってくれたら良いから!」
 「そうか!家に帰ってミドリに厳しく注意してみる!」


  だが、私は......。
 「偶々、今回は、意識を取り戻して、怪我も大した事は無かったが、だが!あいつらは捨てる!俺が、全て仕切るからな!親父は口を出すな!いいな!」
 「解った!お前がそう言うなら仕方ない!」流石の親父も今回は、私の言う事を聞く事にした様だ。


 私と親父が、家に帰れば、相変わらず実装が大騒ぎをして遊んでいる。
 今迄は、それ程、騒がしいと思わなかったが.......。今となっては、騒音にしか聞こえない。
 私は、部屋にいる実装親子を見て「おい!お前ら!改めてみたら相当騒がしいし、臭いニオイもする!」
 「でも!ゴシュジンサマが騒いで良いと言ったデス!」
 「そうテチ!今更そんな事を言われても困るテチ!お前!今の発言を撤回するテチ!」
 「だが、今は、以前と状況が違う!お前らのおかげで俺の娘が事故に遭って入院した!」
 「五月蠅い糞ニンゲンは、居ない方が良いデス!死ねばいいデス!それに事故は、ワタシ達の責任ではないデス!」
 「それに奴隷ニンゲン!ワタシ達に無礼を働くとゴシュジンサマが黙って居ないデス!」
 「わしの孫を糞ニンゲンとか、死ねば良いとかお前達何という事を言うんだ!」親父が怒って部屋に入って来た。
 「あ!ゴシュジンサマ!この奴隷ニンゲンがワタシ達に無礼を働くデス!」
 「親父!捨てるぞ!」
 「じゃあ!約束通りお前が全部仕切ってやってくれ!」そう言って部屋から出て行った。
 「ゴ......。ゴシュジンサマ何処へ行くデス!助けてデス!」


 「奴隷ニンゲン!いい加減にするデス!舐めたマネをすると本気で怒るデス!」
 「お前が本気で怒ればどうなるんだ!口だけの癖に何を偉そうな態度を取るんだ!」そう言って、窓を開けて親実装を外に放り出した。
 「くたばれ!糞蟲!」
  放り出された親実装は、地面で腰を強打ったのか、腰を押さえて痛そうにさすっている。。
 「マ......。ママァ〜!奴隷ニンゲンぶっ殺すテチ!」
 「ママに何をするレチ!」
 「糞ニンゲン死ぬテチ!」
  そう言って私のズボンを引っ張ったり、ペチペチ叩いて来たが......。『鬱陶しい!』
  そう思い、段ボール箱を出して、仔実装共を1匹、1匹段ボール箱に放り込んだ。
  上から蓋を閉めて、ガムテープでしっかりとめて蓋が開かない様にした。
 「ど......。どうするテチ!糞ニンゲン!出すテチ!早くここから出すテチ!」
 「早く出せ!ぶっ殺されたいテチか!」
 「やかましい!お前ら今から、野良実装の多い公園に捨ててやる!飼い仔実装の天敵、野良実装が沢山居る公園な!喰われて死んでしまえ!糞蟲共!」
  仔実装も流石にやばいと思ったのか......。

 「これからゴシュジンサマと言うテチ!だから捨てないテチ!」
 「こんな可愛いワタチ達を捨てるなんて嘘テ・チ!冗談が過ぎるテ・チ!」
  だ,が私は、「捨てる!と言ったら捨てる!お前達は、ゴミだ!」
 「お願いテチ!ワタシ達を捨てないテチ!」
 「飼ってテチィ〜!」
 「ゴシュジンサマァ〜!」
  外で腰をさすっている親実装を、ゴミ袋に入れて袋の口を縛った。
  そのまま、実装共を車に積んで野良実装が、多く生息している遠く公園に持って行き......ミドリとその仔実装を投げ捨てた。
 「二......。ニンゲン!息がしにくいデス!少し苦しいデス!袋を開けて欲しいデス!」
 「テチャーァ!ゴシュジンサマ!此処は暗くて寒いテチ!おうちに連れて帰ってテチィ〜!」
  他の子実装達も「テチ!テチ!」「レチ!レチ!」抗議して来たが、「早く喰われて死ね!」そう言ってリンガルを切って、その場を離れた。




 
  暫くすると、段ボールハウスに居る野良実装が......。
「五月蠅いデスねぇ〜!夜は静かにすると言うのはこの公園の決まりデス!」
  騒がしい音のする≪バリバリバリィ〜!≫段ボール箱のガムテープを外すと、10匹の仔実装と5匹の親指が居る!
「デ!こいつ等は、野良じゃ無いデス!飼い実装デス!」
「ご……。御馳走デス!」  
「子供達ぃ〜!出てくるデス!御馳走があるデスゥ〜!」
  公園にある段ボールハウスから一斉に親子の実装が飛び出して来て、飼い仔実装に貪りついた。
「痛い!痛い!助けチボア〜!」
「苦しい〜!手足を引っ張らないテ......。テッチャァ〜!」手足をもぎ取られてバラバラにされる者。
「押さえつけないテチィ〜!潰れるぅ〜!チボアァァ〜!」押しつぶされ圧死する者。
   残りの飼い仔実装も次々野良の餌食になっていった。
「こ……。子供達ぃ〜!」涙を流しながら、野良にバラバラにされる自分の子供を見ていた親実装に......。
「このビニールには、成体実装が居るデスゥ〜!」
「殺すデスゥ〜!食うデス!」数匹の実装が馬乗りになって圧し掛かって来たところ、≪パキン!≫「デッッ!」偽石を押し潰してしまった。
  しかし野良は、死んだ親実装の肉も残さずに喰ってしまった。
「今日は、御馳走に有りつけたデス!」
「臭みがない柔らかい飼い仔実装の肉は、最高に美味しいデス!」
「久しぶりに満腹になったテチ!」
「親指の肉は、甘い味がしたテチ!」
   そういいながら、野良実装の親子達は、大変満足して家に帰っていった。



  店で売られている躾済の実装は、少しの間でも飼い主に甘やかされると、ブリーダーから教わった厳しい掟を忘れてしまい、自分は特別と思ってしまう。
 その為、飼い主の怒りを買ってしまう。
 生きるすべを知らず、自ら生きる事が出来ない飼い実装。
 もし、捨てられれば、それは確実に死を意味する。
 しかし、捨てると決めたニンゲン側にしてみれは、彼女らの命は、産業廃棄物同然のゴミである。



  後日談だが、祖父や親を心配させた事に責任を感じていた姉妹は、2人とも国公立大に合格した。

  FIN

































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1 Re: Name:匿名石 2018/02/17-21:36:25 No:00005164[申告]
めでたしめでたし
躾け済みでも少しでも甘やかすと駄目なんだから実装石はどうしようもないな
2 Re: Name:匿名石 2018/02/18-11:06:00 No:00005167[申告]
ガムテープ剥がすとはなかなか鍛えられた野良だな
3 Re: Name:匿名石 2018/02/18-16:20:20 No:00005168[申告]
轢き逃げ犯、罰を受けてない疑惑
4 Re: Name:匿名石 2018/04/10-10:44:50 No:00005173[申告]
めでたしめでたし
5 Re: Name:匿名石 2023/06/25-03:06:54 No:00007345[申告]
機械翻訳これ?
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