【ホワイトデー計画】 私の名は「歳月 亜季(とし あき)」 どこにでもいる普通の虐待派だ。 普段は高校で化学の教師をしている。 自分ではよくわからないが、英会話教室とか果汁入りグミとかハイブリッドカー なんかのCMに出演している有名な女優に似ているらしく、 男子生徒からは「恋人にしたい先生第1位」とか「結婚したい先生第1位」 「初体験の相手をお願いしたい先生第1位」に選ばれたり、 女子生徒からも「なりたい顔の先生第1位」に選ばれているが、 それ以外はなんの変哲もないごく平凡な虐待派だ。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 一ヶ月ほど前に実施したチョコレート風「殺実装剤」の実験だが、 検体数が多過ぎたとはいうものの、多くの下僕の手伝いもあって 集計結果が出たのはもう一週間も前のこと。 予想通りと言うか、やっぱりと言うか。 アクリル系の吸水樹脂を使った「殺実装剤」と シリコン系の吸水樹脂を使った「殺実装剤」とでは 有意な差は見られなかった。 実装石を上手に苦しめるのに重要なのは吸水樹脂の種類よりも吸水樹脂の量で、 簡単に言うと多過ぎれば短時間で窒息して死んでしまうし、少な過ぎると死なない。 もっとも、「最適な量」はアクリル系とシリコン系では異なるし、 アクリル系の方が「適量」の範囲がやや広い傾向が見られたので、 アクリル系の方が多少使いやすいかもしれない。 今から考えると、チョコレート風「殺実装剤」の製造段階から下僕を使えば デンプン系の吸水樹脂も作って比較できたのではないだろうか。 もしかしたら面白い結果が出たかもしれないが、これは今後の課題としよう。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● さて、チョコレート風「殺実装剤」の実験を行ったのが バレンタインデーの直前であったため、 チョコレート目当てで私の下僕になった男子生徒が続出。 最終的には50人を超える下僕が手伝ってくれたおかげで、 当初は1日1回の死体回収ができるかどうかという予定が 毎日2回、朝と放課後に実施できるようになり、 死亡推定時刻の分解能が上がったり、 中には解剖まで手伝ってくれる下僕も現れて ずいぶんと実験の効率が上がったわけだが、 あれから一ヶ月。 そう、ホワイトデーである。 一般にホワイトデーの相場はバレンタインに貰ったプレゼントの 2倍から3倍と言われているが、 セコイヤチョ◎レートじゃ10倍にしてもたいした金額にはならない。 ということで期待はしていなかったが、なにしろ50人超である。 みんなで金を出し合って某高級ホテルのリゾートプール入場券 かっこフリードリンク付きかっことじを贈ってきやがった。 まあ、白衣を着ていても隠し切れないほどのナイスバディな 私の水着姿を鑑賞したいというエロガッパ共の魂胆は見え見えだが、 なかなか洒落たプレゼントじゃないか。 有り難く受け取るとしよう。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今日のポイント。 ホワイトデーのお返し相場はバレンタインに貰ったプレゼントの 2倍から3倍である。 ここ、試験に出るからね。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今年はホワイトデーが平日であるため、例のリゾートプールには その直前の日曜日にみんなで行くことになった。 10時にロビー集合である。 高級ホテルにお馬鹿真っ盛りな男子高校生が50人も集まったら すっごい丁寧に追い出されるんじゃないだろうか。 そんなことを考えながら無料送迎バスを降りると、 ちょうどホテルから知った顔が出てくるところだった。 「豊島先生!」 「あ、あら、歳月先生。」 「こんな時間にホテルから出てくるなんて、彼氏とお泊まりですか?」 「そ、そんなんじゃないわよ。」 もしかしたら図星だったのか、足早に立ち去る豊島先生。 フルネームは豊島 秋絵(としま あきえ)。29歳。168cm。AB型。 バストは私の目測によると83cmのDカップ。 美人、優しい、料理が上手いと、3拍子揃った家庭科の先生だ。 正直言って、美人でしかも性格がいい女なんて嘘臭いと思うのだが、 東北出身という理由だけで周囲からは純朴な性格だと思われている。 ガムのCMでフニャンフニャンとコミカルなダンスを踊っていた美人女優に 似ているとか、学生の頃は新体操をしていたからスタイルが抜群だとかで、 私が赴任してくるまでは男子に1番人気だったとか、 今でも熱狂的なファンがいるとかなんとか。 毎年バレンタインデーが近づくと女子のために開いている 「手作りチョコレート教室」と ホワイトデーが近づくと男子のために開いている 「手作りクッキー教室」が好評で、 生徒だけではなく保護者からの評判もいいらしい。 ちなみに男子生徒の選ぶ「恋人にしたい先生第2位」「結婚したい先生第2位」 「姉になって欲しいい先生第1位」「初体験の相手をお願いしたい先生第2位」 女子生徒の選ぶ「なりたい顔の先生第2位」である。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「亜季ちゃん、おっせぇよ!」 「先生、こっち!こっち!」 約束の時間より15分も早く到着したというのに、一番遅いのは私だった。 このエロガッパどもめ、私の水着姿が待ちきれなくて ついつい早く来てしまったのだな。 お前らがいくら早く来ても、肝心の私が来なければ私の水着姿は見れない という単純な理屈がわからないとは、愚かな奴らだ。 「みんなごっめ〜ん、待ったぁ?」 まあ私を待たせなかったという事だけは評価してやろう。 とりあえず軽く手を振って愛想をふりまいておく。 「い、今来たとこッス。全然待ってないッス。」 あ、生徒だけじゃなく脳筋教師Zもいたか。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 早く、早くと急かす生徒達に押し込まれるようにして プールの近くの女子更衣室へと入る。 ポケットの中の電波探知機に反応は無し。 最近の盗撮カメラは本体内に映像を録画しておくのではなく 電波を飛ばして離れた場所で録画やモニターができるように なっているものが主流だ。 温泉やスーパー銭湯など、服を脱ぐ場所では必ず電波探知機で 安全を確認するのが私の最近のルーティンだ。 白いコートを脱いでカゴの中に入れ、 バッグから水着を取り出す。 今日の水着はセパレートタイプ。 トップは薄いピンクの地に濃いピンクのハート柄が入ったホルターネック。 露出は抑え目の可愛いデザインだが、Fカップの私が着ると 童貞高校生なんぞ前が突っ張って真っ直ぐ立てないエビ状態! お色気脳天ノックダウン!即効セクシー鼻血ブー! まあ赤子の手をひねるようなもんである。 さらにボトムはほとんどヒモだけの赤い超極小ビキニ。 ただし日本国内では警察に叱られる恐れがあるので、 上から白いホットパンツ型の水着を重ねて履くことにする。 ありゃ?なんだこりゃ? バッグの中にもう1枚、見覚えのない水着が入っている。 ティンダロスの猟犬が飛び出してきそうな角度の、 超ハイレグのエッチな水着。 生地も薄くて色も白だし、濡れたら確実に透けそう …というか濡れなくても透けてるわ、こりゃ。 なのに見ているとナゼかこれを着てセクスィーなダンスを 激しく踊りたくなるんだが。 エロガッパの誰かが入れた呪いのアイテムだろうか? 気持ち悪いから捨ててしまおう。ポイ! ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「ウッヒョー、亜季ちゃんセクスィー!! バイブスがアゲアゲだぁー!」 「ううっ、俺は今猛烈に感動しているぅっ!」 「歳月先生、バリ可愛いッス!」 そりゃあそうだろう。 胸の大きさだけが取り柄のデブ女とは違って、 くびれる所がくびれたうえでのFカップなのだ。 さらに身長が低い割にはスラリとした脚線美も自慢の1つである。 まあ、グラビアアイドルの体に女優の顔を組み合わせて、 理系高学歴の頭脳も併せ持つ究極の生命体。 それがこの私、歳月亜季なのだ。 「やだぁ、そんなにジロジロ見ないでぇー。」 わざとらしく両腕で胸を隠してデッキチェアに腰を降ろす。 プールサイドのあちこちにヤシの木の鉢植えがあるのは リゾートっぽい雰囲気を出すための小道具としてまあ分かるが、 テーブルにビーチパラソルが付いてるのって、 屋内プールなのになんか意味あるんだろうか? さすが高い入場料を取るだけのことはあるなぁ、 と変な感心をしてしまった。 自分で払ったわけじゃないけど。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今日のポイント。 双葉高校の独身美人化学教師「歳月 亜季(とし あき)」(24歳Fカップ)は グラビアアイドル級のナイスバディと女優並みのルックス、 さらに理系の天才的頭脳も併せ持つ究極の生命体である。 ここ、試験に出るからね。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「先生、これホワイトデーのプレゼント! なんと手作りだぜ!」 「俺も、俺も!」 「自分も初めてクッキー作ったッス!」 下僕どもが差し出してきたのは、みな同じようにクッキーの片面にチョコを塗った いかにも甘そうなお菓子。 TVのCMで見たナイアルラトフォートとかいうお菓子に似ているな。 これが噂に聞く豊島先生の「手作りクッキー教室」のクッキーなのか? チョコはまあ、市販のチョコレートを湯せんで溶かしただけだろうが、 クッキーはいかにも手作りらしく、上手なものから下手なものまで、 大きさも形も千差万別だ。 「えー、嬉しいぃー。みんなありがとぉー。」 普通ならエロガッパの作った食い物など、 何が混入されてるかわかったもんじゃないので決して口に入れないのだが、 豊島先生の監督下で作られたものならまあ大丈夫だろう。 むっ!? 定番のアーモンドクッキーとミルクチョコレートの組み合わせもいいが、 ココアクッキーとホワイトチョコレートの組み合わせもなかなかのものだ。 「やだぁー、これ美味しいーぃ。」 「でしょ?でしょ?でしょ?」 無料のトロピカルドリンクを飲みながら 何個目かのクッキーを手に取った時、なんとなく違和感を感じた。 「下剤…と、利尿剤…?」 匂い…と言うのは正確ではないが、 いつも薬品を扱っているうちに身に付いた嗅覚のようなもの。 普通の人間には感じられない薬品の存在が”なんとなく”分かる という私の特殊技能だ。 かなりの量の下剤と利尿剤が入っていると感じられるクッキーが どの袋にも必ず3割くらい混じっていた。 これはいったい…? ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● さて、ここで冷静に考えてみよう。 下剤と利尿剤入りのクッキーを食べたらどうなるか。 もちろんトイレに行きたくなる。 それもあまり余裕がないので、すぐ近くのトイレに行くはずだ。 では、トイレには何がある? 立ち上がった私は更衣室に戻り白いコートを羽織ってから プールに1番近いトイレへと向かった。 案の定、ポケットの中の電波探知機に反応出まくりんこのプーである。 つまり私がトイレに行って水着を脱いだところを盗撮しようとした 馬鹿者がいるというわけだ。 今日はセパレートの水着だから下だけ脱げば用は足りるが、 もしワンピースだったら全部脱いだスッポンポン姿を撮影されてしまう というわけだな。 まあ、私はそんなドジは踏まなかったが。 さて、そうなると犯人は誰か…である。 とりあえず盗撮カメラを回収したが、全部で18台あった。 かなりの金がかかっている。 それにこれだけの数を女子トイレに設置するにはそれなりの時間もかかる。 女子トイレにいるのを誰かに見られても怪しまれない人物、 つまり女性の共犯者がいるというわけだ。 そして下剤と利尿剤が入ったクッキーを作ることができて、 なおかつそれを全ての袋に混入させることができる人物。 「フフン、あいつか。 虐待派に喧嘩を売るとは、いい度胸じゃないか。」 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「亜季ちゃん、急に怖い顔してどこ行ってたのー?」 「やだぁー、えっちぃー、そんなの聞いちゃダメェー。」 「バカ、空気読めよ。」 「トイレとか恥ずかしくて普通言えないだろうが!」 意味は全然違うがトイレに行って来たのは事実だ。 とりあえず下剤と利尿剤が入ってないクッキーをつまんだり、 下僕どもに生ハムとカルボナーラとイチゴパフェをおごらせたりして、 15時頃まではプールで適当に愛想をふりまいて過ごした。 もちろん「プレゼントはプールの入場券にしよう」と言い出した奴が誰なのかを探ったり、 下僕どもの様子を観察して怪しい奴を捜すためだ。 犯人は隠しカメラが全部無効化されて焦っていることだろう。 表情や言葉に変化がある筈だ。 べ、別にご褒美としてエロガッパどもに 私のナイスバディを鑑賞させてあげるためじゃないんだからねっ! …ダメだ、我ながら気持ち悪い。 ツンデレとやらは私の性に合わないようだ。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今日のポイント。 双葉高校の独身美人化学教師「歳月 亜季(とし あき)」(24歳Fカップ)は ツンデレではない。 ここ、試験に出るからね。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「いらっしゃいませー!」 プールの帰りに実装ショップ『ミドリの小人』に久しぶりに寄ってみると、 新人のバイト店員が元気に迎えてくれた。 この店のバイトは可愛い女子大生ばかりで、 しかもだいたい巨乳である。 店長の趣味丸出しだ。 「実装詰まりを1袋、それと爆烈ドドンパも1袋ください。」 「実装詰まりとは渋いセレクトですね。 お客さん、上級虐待師ですか?」 実装詰まりはドドンパとは逆に実装石を便秘にする薬だ。 よく愛護派が躾けのために使うが、虐待派はあまり使わないらしい。 カウンターの後に並んだ棚の中から注文した品を出してくれた店員の 胸には「歳子明子」と書かれたネームプレートが付けられている。 なんて読むんだろう?としこあきこ?さいしあきこ? まあいいや。 「あのー、ちょっと変わった実装石が欲しいので、 店長さんと相談したいんですけど…。」 「あ、お客さん、店長とお知り合いでしたか。 店長はここのところ店に出て来てないんですよ。 なんでも「久しぶりにスクが書きたくなった」とかで 部屋にこもったまま電話にもろくに出てくれないし…。 実装石のことでしたら私が任されておりますので、 ご相談に乗りますよ。 ペット用マラ実装、虐待用マラ実装、食用マラ実装、 エステ用マラ実装、ジックス用マラ実装など、各種取り揃えております。」 「相変わらずマラ実装ばっかり無駄に品揃えが豊富なのね…。 それで、ホワイトデーまでに欲しいんだけど…」 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● そして迎えた3月14日。 ホワイトデー当日である。 もうじき6時限目の終わりを告げるチャイムが鳴る。 午後の授業が無い曜日だった私は、化学準備室でコーヒーを飲みながら 仕掛けた爆弾が爆発する時を待っている。 時限爆弾とは違っていつ爆発するのか正確には分からないが、 私の予想では6時限目の授業が終わった直後に爆発するはずだ。 もちろん、火薬が急激に燃焼して周囲を物理的に破壊するという 文字通りの爆弾ではないが、 校内の人間関係や勢力図を一変させてしまうという意味では まさに爆弾と言っていいだろう。 椅子の背もたれにかけていた白衣を手に取り、廊下へと出る。 薄い水色のブラウス、黒いミニスカート。 これでハイヒールでも履いていればビシっと決まったカッコイイ女なんだろうが、 校内ではファッションより実用性を重視した焦げ茶色のペニーローファーだ。 歩きながら白衣に袖を通す。 爆発現場に到着するのは遅過ぎてもいけないが早過ぎてもいけない。 タイミングが重要なのだ。 ボフッ!というややこもった爆発音に続いて女子生徒達の悲鳴が聞こえてきたのは チャイムが鳴ってから51秒後のことだった。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「ちょっと何これ!?いったいどうしたの!?」 さも悲鳴を聞いて駆け付けた風を装って、廊下にいた女子に声をかける。 家庭科実習室前の廊下には、口を押えて嘔吐しそうになるのを必死でこらえている 女子生徒が大勢いた。 事前に消臭剤を染み込ませておいたハンカチで急いで口と鼻を覆うが、 それでも実装石の糞臭がひどい。 「箱が急に爆発して…豊島先生が…豊島先生が…。」 何が起こるか知っていて準備していてもこれだけ臭うんじゃ、 豊島先生はどうなっていることやら。 「豊島先生のことは私がなんとかするわ!あなた達は保健室へ! 早く!ここは危険だから!急いで!」 生徒達を心配するふりをして邪魔な生徒達を追い払ってから 家庭科実習室に入る。 床の上に倒れている豊島先生は体の前半分が緑色に染まり、 時々ヒクヒクと痙攣をしている。 爆発のショックか強烈な悪臭か、どちらが原因かは知らないが、 どうやら意識を失っているようだ。 念のため麻酔薬も準備してきたが、必要なさそうだ。 実装詰まりを飲ませた実装石に下剤と利尿剤の入ったクッキーを腹いっぱい 食べさせ、暴れないようにネムリで眠らせてからケーキ箱の中に入れる。 そして蓋を開けると爆裂ドドンパが口の中に入るように細工しただけの 単純なブービートラップ。 こんなに綺麗に引っかかってくれるとはな。 他人に見られないように実装爆弾の箱を家庭科実習室に運び込むのに知恵を絞ったり、 6時限目が終わってから豊島先生本人が開封するように工夫したり、 本当はいろいろと苦労話もあるのだが、長くなるのでそこは割愛する。 ハンカチをおさえていると片手が塞がってしまい作業の邪魔になるので、 ポケットから活性炭入りのマスクを取り出し、ハンカチと重ねて装着する。 ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ 今日のポイント 実装詰まりを飲ませた実装石にお腹いっぱいご飯を食べさせてから 爆裂ドドンパを飲ませると恐ろしい爆弾になるけど 危ないから良い子のみんなは真似しないでね。 ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ この学校に赴任してすぐに、教頭先生から聞かされた話がある。 「大きな声では言えないんですが、ここ何年か、 豊島先生よりも生徒達から人気があった若い女性の教師がみんな、 トイレやシャワーで恥ずかしい画像を盗撮されて、 男子生徒や時には教師の間にもその画像が流出して、 学校を辞める羽目になっているんですよ。 豊島先生の熱烈なファンの男子生徒が犯人だと思われますが、 犯人を特定する物的証拠が無いため有効な対策が取れないでいるのです。 歳月先生もあまり目立つと犯人に狙われるかもしれませんので、 生徒とは適当な距離を置くようにしてください。」 …と。 だが、犯人が男子生徒ではなく豊島先生本人だったとはな。 下剤と利尿剤の入ったクッキー。 豊島先生がホテルから出て来た直後にホテルの女子トイレで発見された 大量の盗撮カメラ。 これだけ状況証拠が揃っていれば馬鹿でもわかるわ。 これからこのまま豊島先生の身柄を確保、シャワーのある女子更衣室に連れ込み、 体を洗うふりをして18台の盗撮カメラで豊島先生のオールヌードを 全方位からくまなく撮影する、という手筈だ。 もちろん無修正の動画が海外サーバーを経由して生徒や教師の間に流出するのは 言うまでもない。 虐待派に喧嘩を売って、ただで済むと思うなよ。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 何故か偶然たまたま家庭科実習室にあった台車に豊島先生を載せて、 廊下に運び出そうとした瞬間。 「おんどりゃー!!!ボクちんの肉奴隷様に何するデスじゃー!!!」 急に横から何者かが殴りかかってきた。 とっさに避けたが、一瞬前まで私が立っていた場所は、 バールのような物の一撃を受けて床から火花が飛び散る。 さらにバックステップで距離をとろうとするも、 連続したバールのような物の攻撃で壁に穴が開く。 机の天板が砕ける。水道の蛇口が折れ曲がる。 本気で殺しに来てるな、コイツ。 こちらも隠し持っていた武器をミニスカートから取り出しスイッチを押す。 普段はミニスカートの中にも隠せるほど短く折り畳んであるが、 ひとたびスイッチを押すと1.2mまで伸びるバールのようなもの。 メイデン社の人気商品、「Z(ゼータ)」だ。(*注) ガチィイイン! バールのようなものとバールのようなものが正面からぶつかり合って 火花を散らす。 外見は華奢だが、Zの軽合金製のフレームは旧世代のバールのようなもの 以上の強度を誇る。 それでいて女の腕力でも片手で軽々と振り回せる扱いやすさ。 弱点と言えば値段が高いということくらいか。 「何者だっ!?」 「デッ!デッ!歳月先生!豊島先生に何の用デスかなっ!?」 口の端からよだれを垂らし、年季の入ったバールのような物を振り回す男。 この悪臭の中でマスクもしないとは普通じゃない。 眼鏡の奥の目は焦点が合っておらず狂気を感じる。 「教頭先生!なんで???」 教頭先生は何も答えずにニヤリと気味の悪い笑いをうかべると バールのような物を大きく振り上げた。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● パシッ! 「あー、これは完全に実装憑きですねー。」 教頭先生が全力で振りおろしたバールのような物を素手で受け止めた背の高い男は 緊張感のかけらも無い口調でつぶやく。 後姿で顔は見えないが、黒い服を着た細身の男が片手で軽く握っているだけで、 教頭先生がいくら力を込めてもバールのような物はピクリとも動かない。 今度は…誰? 「やあ、お久しぶりですね、歳月先生。」 「て、店長!?」 振り返って爽やかな笑顔を浮かべて見せた男は、私が時々虐待用アイテムを 買いに行く実装ショップ『ミドリの小人』の店長だった。 「いかにも。『ミドリの小人』の店長、鳴音 玄人(なるおと くろひと)です。 ビックリしました?」 「……。」 予想外の展開になんと答えていいのか、 目が点になったまま声が出ない。 「あの?歳月先生?」 「え、あの、なんで実装ショップの店長がうちの学校に? 実装憑きって何? なんで教頭先生が襲ってきたの? なんでバールのような物を素手で受け止めて平気なの? なんでマスクしてないのにこの臭いが平気なの? それから、えっと…。」 「ちょっと落ち着いてください、歳月先生。 好きな漫画が実写映画化されるっていうんで嬉しくてつい スクを書いていたんですが途中で筆が進まなくなってしまって ちょっと気分転換に散歩に出かけたら教頭先生が歳月先生を バールのような物で襲っているのをたまたま見かけたので 助けに入った…とまあ、そんな感じです。」 散歩に出かけたからって、たまたま学校の中を通りかかるかい! 思わず心の中でツッコミを入れる。 「まあまあ、細かいことはどうでもいいじゃないですか。 それより歳月先生の推理、肝心なところで間違ってましたよ。 主犯は教頭先生で、豊島先生は脅されて無理矢理協力させられていた、 いわば彼女も被害者なんです。」 「へっ!?」 想定外の事実を聞かされて、思わず間抜けな声が出てしまった。 こいつ、いったい何者なんだ? なんでそんな事を知っている? ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「教頭先生は豊島先生がよっぽど好みのタイプなんでしょうねえ。 早い話がストーカーみたいなもんですよ。豊島先生の恥ずかしい 姿を盗撮して、それをネタに脅して無理矢理肉体関係を迫ったんです。 そこで満足していれば無事に定年を迎えられたかもしれないのに、 豊島先生のことが好き過ぎて、なんでも1番でいてくれないと 気が済まなくなっちゃったんですねえ。 豊島先生よりも生徒に好かれた若くて美人の教師は、教頭先生が 恥ずかしい姿を盗撮して学校にいられないようにしていたんですよ。 時には豊島先生にも協力させて…ね。」 店長が得意そうに説明している間も教頭先生は口からよだれを垂らし、 うなり声をあげてバールのような物を全力で押したり引いたりしているが、 店長は教頭先生の方を振り向きもしない。 実力に圧倒的な差がある、そんな感じだ。 「あの、それって、つまり…」 「可哀そうなのは豊島先生ですよ。加齢臭ただよう チビデブハゲメガネ短小包茎早漏の中年男に何年もレイプされ続けた挙句、 歳月先生の実装爆弾で糞まみれにされちゃったんですからね。 とんだとばっちりです。」 まずい! リベンジのつもりだったのに、実際は私が加害者だとは! 明日から豊島先生とどんな顔で会えばいいのか…って、 豊島先生は実装爆弾の犯人が私だとは知らないから、 普通にしていればバレないか。 「歳月先生も可愛い顔してなかなか図太い性格ですねえ。 嫌いじゃないですよ、そういうの。」 「私の性格はほっといてください!それより実装憑きって何? 教頭先生はどうしてこうなってしまったの?」 「実装憑きって言うのはウイルスの感染によって人の肉体が実装石化する 実装病とは違って、精神的に憑依されることで言動が実装石のようになる …文字通り実装石に取り憑かれている状態のことです。」 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今日のポイント。 実装石に憑依されて言動が実装石のようになっている状態のことを 実装憑きという。 ここ、試験に出るからね。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 実装石に取り憑かれる…まるでオカルトだ。 そんなことが本当にあるのか? 「まあ、かなり珍しい現象なんですけどね。 教頭先生はよっぽど糞蟲の素質があったようで。」 チビでデブでハゲでメガネだけど、真面目で教育熱心な先生だと思っていたのに、 豊島先生をレイプしたとか短小だとか包茎だとか早漏だとか性格が糞蟲だとか、 人は見かけによらないものねえ。 あ、見たまんまって事か。 「さて、それじゃあ教頭先生にお仕置きをしなくてはいけませんね。 歳月先生が用意した道具も貸してもらいますよ。」 店長がバールのような物を握った手を軽く振ると、壁まで吹っ飛んで行く教頭先生。 床の上に置かれていたダンボールの中から店長が取り出したのは… 『ミドリの小人』で購入して、ついさっき女子更衣室に隠しておいた実装石だ。 なぜそんな物が家庭科実習室に? 「それにしてもいくらお客様から注文があったとはいえ、 こんな破廉恥で変態的な実装石を作るとは、 ウチのバイトには厳重に注意をしておかないといけませんねえ。」 『デスゥ♪』 その禿裸の実装石の股間から生えていたのは、マラではなく触手。 太さは3cmくらいしかないが長さは1mもあり、ウネウネと動いている。 「歳月先生もこんな実装石で豊島先生を犯そうとするとは、 なかなかにエグいことを考えますねえ。 まあ、おかげで面白いお仕置きができるので、深く追及はしませんが。」 壁に叩きつけられた痛みで立ち上がれずにうめいている教頭先生の元へ 無造作に近づくと、バールのような物をヒョイと取り上げて店長は、 ビリビリビリィッ! と教頭先生の服をまるで薄い紙のように簡単に破いて裸に剥いてしまった。 「もちろん18台の盗撮カメラで教頭先生のオールヌードを 全方位からくまなく撮影するのも忘れていませんよ。」 ポケットから次々と盗撮カメラを取り出し、 周囲のテーブルの上や椅子の上、床の上に置く店長。 あれは女子更衣室の中に仕掛けておいたはず。 なんで店長のポケットの中に? 「ふむ。もう少し道具が欲しいですね。」 さらにダンボールから出て来たのは浣腸、アナルプラグ、和ロウソク、アナルビーズ、 火でケバを焼いてから鍋で煮て柔らかくした麻の縄、ムチ、鳥の羽根、ピンポン玉 …って、おいおい、それ私のじゃないからね。 「さて、これからしばらくは刺激の強いオトナの折檻が続くので、 良い子の皆さんは爽やかな高原で実装石を無邪気に虐殺する 歳月先生のイメージをお楽しみください。」 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「きゃははははっ!うふふふふ!」 『デ、デスゥー!』 実装石を追いかけ、爽やかな草原を なぜか一糸まとわぬオールヌードで走りぬける。 上気した頬に当たるひんやりと冷たい風が心地いい。 片手に持った折り畳み式のバールのような物「Z」を振り回す。 実装石の頭にヒット! 実装石の体から頭だけが飛んで行き、谷底へと転がり落ちて行く。 「快…感!あーっはっはっはっはっはっ!」 さらに返す刀、いや返すバールのような物でマラ実装のマラに ジャストミート! 根本からちぎれたマラが大量の精液を噴射しながら空を超えて、 星の彼方まで飛んで行く。 「ナイスショーット!よぉーし、次行くわよぉー!」 今度はどこからともなく取り出した新しいバールのような物のスイッチを押す。 「Z」より一回り太いフレームが2つに分離、変形、合体する。 全長2.3mにもなるメイデン社最大最長、そして最強のバールのような物、 「ZZ(ダブルゼータ)」だ。(*注) 「Z」よりもさらに高価で、実装さんを駆除するようなプロの業者しか持っていない、 一般の虐待派にとっては憧れの逸品である。 「そーれ、それーい!」 ZZを振り回すたびに自慢のFカップのバストがぶるるん、ぶるるんと揺れる。 『デ、デズゥ!デボゥア!』 巨大な実装さんも一撃で腕がもげ、脚が折れ、胴体には風穴があく。 「そーれ、とどめよぉーお!」 自分の頭より高い位置にある実装さんの顔に会心の一撃! 実装さんの体から頭だけが飛んで行き、火口へと落ちて火柱を上げる。 「ホールインワン!さあ、次行ってみよう!」 巨大な実装さんに生えた巨大なマラを「ZZ」で横殴りに強打! クリティカルヒット! 『デズズズズー、デズゥー!』 しかしダメージはあるようだが、死なないどころか傷もつかない。 「さすがマラ実装さんのマラ、信じられないタフさだわ。 でも、これならっ!」 片手に「Z」を、もう片手に「ZZ」を握り、 巨大なマラを倍速で乱打する! 「オラオラオラオラオラオラァ!!!」 次第に巨大なマラを叩くリズムが早くなり、バールのような物の先端が音速を超える。 「そぉーれ、太古の達人256コンボぉーっ!!!」 『デッ、デッ、デッ、ヒデベッ!!!』 バールのような物が音速を超えた際に発生した衝撃波によって 全身がグチャグチャに破壊されるマラ実装さん。 それでもマラだけは無傷でそそり立っているとはさすがである。 「さぁー、みんなまとめて、そろそろ死のうねぇーえ!」 片手で「Z」を、もう片手で「ZZ」を振り回し、 実装石、マラ実装、実装さんの群れの中に突っ込む。 バールのような物が当たるたびに ポン、ポン、ポポポン、ポーンと実装達の首が飛ぶ、 まさに虐殺無双。 「あははははっ!爽快、爽快!これは楽しいわねぇー!」 実装達の返り血と、首を飛ばされたマラ実装が射精する精液を浴びて 全身をヌルヌルの赤と緑に染めながら2本のバールのような物を ブンブンと振り回す。 「よぉーし、調子出てきた!」 両手の「Z」と「ZZ」に加え、「Z」開発の礎になった 「MarkⅡ」(*注)を口に咥えて、 マラ実装さんの群れに向かって走る。 「九実八装斬れぬ物なし!産闘流奥技、産前世界!!!」 『『『デッ、ヒャデラベバッ!!!』』』 3本のバールのような物が放つ超強力な衝撃波の相乗効果で マラ実装さん達の巨体が次々と破裂し、後には巨大なマラの列だけが残る。 「次は…よぉしっ、君に決めたぁっ!」 チリぃにもほどがある親指実装の群れに、「ZZ」で襲い掛かる。 オーバーキルなんてもんじゃない。 直撃したやつはもちろん、かすっただけで跡形もなく消し飛ぶ親指実装達。 「ほーらほら、早く逃げないと…」 「アッー!!!」 遠くから聞こえた教頭先生の悲鳴が 私を現実へと引き戻した。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「ここは…家庭科実習室?」 実装石の糞臭はしないし、豊島先生も倒れていないが、 そこは確かに放課後の家庭科実習室だった。 壁の穴や砕けた机の天板など、激しく争った痕跡もなくなっている。 そして亀甲縛りを施されて床の上にうつ伏せに倒れているのは 全裸の教頭先生。 その周りには18台の盗撮カメラが置かれ、 録画を示す赤いランプが点灯している。 慌てて自分の体を見る。 服は着ている。 実装石の返り血も付いていない。 振り回していたはずの「Z」も折り畳んだ状態でミニスカートの中にある。 「夢…?」 どこからどこまでが現実でどこからどこまでが夢なのか、 頭の中が混乱して思わずつぶやく。 「ひとつ貸しですよ。」 店長の声が耳元で聞こえたような気がした。 (終) ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● スク投稿リスト ・マラ実装エステの時代 08.01.02 ・デスゥ・ノート① 08.01.30 ・デスゥ・ノート② 08.02.01 ・デスゥ・ノート③【完】 08.02.03 ・48匹目の実装石 11.01.15 ・シン・実装石 16.10.20 ・聖バレンタインデーの虐殺 17.02.11 ・桃の節句ス-MEN 17.02.24 ・本作 17.03.07 (*注) 2009年10月に発表された「蒼託児」というスクの設定をお借りしました。

| 1 Re: Name:匿名石 2017/03/10-12:54:59 No:00004498[申告] |
| なんだかよくわからんwwww |
| 2 Re: Name:匿名石 2017/03/11-02:25:08 No:00004499[申告] |
| 実装爆弾とは!こういう実装生物を利用したおもちゃというか道具好き |
| 3 Re: Name:匿名石 2017/03/12-00:27:36 No:00004506[申告] |
| 推理モノっぽい前半から一転して
後半のまさにカオスな実装石の虐殺シーンは 爽快を通り越してもう笑うしかないwwwww |
| 4 Re: Name:匿名石 2017/04/22-15:14:29 No:00004656[申告] |
| 店長の正体はニャルラトホテプってことか |