【聖バレンタインデーの虐殺】 「ウンコちんちん!」 …。 …。 …。 …あ、間違った。 ゴメンなさい。 では、改めて。 コホン。 「温故知新(おんこちしん)」 故きを温め新しきを知る。 「古い話を調べれば新しい発見があるかもね?」 という意味である。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 昔ある獣医が書いたレポートに プリンに似せて作った「殺実装剤」の事が書いてあった。 コロリのように偽石に直接的なダメージを与えるのではなく、 吸水樹脂で消化管を埋め尽くして機能不全にすることで 水分を吸い尽くされて脱水で死ぬか、物が食えずに餓死するか、 樹脂に気管と肺が押し潰されて窒息死するか、連続する激痛で偽石が割れるか という実装石を長時間苦しめて殺すエグいものだそうだ。 面白い。 嫌いじゃないぞ、そういうの。 これなら私にも簡単に作れそうだ。 いや、吸水樹脂に甘い味と香りを付けておけば、 プリンじゃなく他のスゥイーツでもいいわけだ。 それなら今の季節にピッタリのスゥイーツがあるじゃないか。 クックックック…。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今日のポイント。 吸水樹脂に甘い味と香りを付けておけば 実装石を長時間苦しめて殺すエグい「殺実装剤」になる。 ここ、試験に出るからね。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● さて、材料をそろえるとしようか。 最近は吸水樹脂といえばデンプン系の安全な高分子吸収体が主流だが、 なんでも食べる雑食謎生物の実装石のことだ、 デンプン系だと消化されてしまう可能性が無くもない。 ここはやはりアクリル系かシリコン系のゲル剤がいいだろう。 どっちが実装石を苦しめてくれるか、 アクリル系とシリコン系の2種類を作って比べるのも面白い。 こういう好奇心こそが科学を発展させるのだ。 そして今回の主役、チョコレートである。 甘い香り、甘い味、ほのかな苦み。 老若男女を問わず世界中で愛されているスゥイーツの王者、 究極のスゥイーツ、スゥイーツの最高傑作である。 今回はその至高のスゥイーツの中でも特に 世界一美味しい me◎ji の Him◎lk を使うとしよう。 クセの無い香り、期待を裏切らぬ甘さ、そして超なめらかな舌触り。 こいつの美味しさに比べれば外国産の高級チョコなんて 安物の実装フードみたいなもんだ。 (あくまで個人の感想です) しかもスーパーやコンビニで普通に売られていて入手しやすい。 そのうえ安い。 正にいい事づくめじゃないか。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今日のポイント。 スゥイーツの最高傑作であるチョコレートの中でも 世界で一番美味しいチョコレートは m◎iji の Himi◎k ここ、試験に出るからね。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 化学実験室でアクリル系とシリコン系の吸水樹脂を配合した2種類の チョコレート風「殺実装剤」をそれぞれ500個ずつ作ったところで 夜が明けた。 まだまだ若いつもりだが、やはり徹夜はキツイな。 剥き出しだと不自然なのでチョコレート風「殺実装剤」は 一応包装紙でラッピングしてリボンまでかけてある。 これならどこからどう見てもバレンタインの手作りチョコだ。 こういう細かいこだわりが、正しい実験結果に結びつくのだ。 形だってちゃんと大きなハート型だ。 こういう細かいこだわりが、正しい調査結果に結びつくのだ。 ちなみに赤いリボンがアクリル系、ピンクのリボンがシリコン系である。 こういう細かいこだわりが、正しい分析結果に結びつくのだ。 さて、どこに置けば誤差の少ない比較実験になるのか? なんにしても数が多過ぎるので、一度に全部は運べないな。 公園に運んでは、何度かここに取りに戻る必要がありそうだ。 選んだ公園の規模、生息している実装石の数、学校からの距離を元に 必要だと予想される数をダンボールやカゴに小分けにして用意する。 続きは授業が終わってからのお楽しみだな。 生徒や他の先生に見つからないように薬品棚の中に隠しておこう。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● キ〜ン、コ〜ン、カ〜ン、コ〜ン ♪ 授業の終わりを告げるチャイムが鳴ったと同時に、バタン! と教壇の上で教科書を閉じる。 「はい、今日はここまで。 次回は634ページまで予習しておくように。」 終業の挨拶もそこそこに教室を飛び出し、 速足で化学実験室へと向かう。 これから楽しい虐待の時間、いや違った。 科学の実験の時間だ。 ダンボールやカゴに小分けにしたチョコレート風「殺実装剤」を 薬品棚から引っ張り出していると、 「亜季ちゃん、何やってんの?」 「重い物運ぶなら俺らも手伝うよ?」 「力仕事は男の役目じゃん?」 男子生徒A、B、Cがいい人アピールをしながら化学実験室に入ってきた。 こいつら頭の中まで精液が詰まった発情期のエロガッパのくせに 教師をちゃん付けで呼ぶとは、救いようのない大馬鹿者だな。 一発やらせて欲しいなら礼儀正しく成績優秀でイケメンな生徒になれってえの。 まあいい。 こいつらを使ってチョコレート風「殺実装剤」を公園に運ばせてやろう。 ざっと計算して7倍のスピードアップだ。 「あのねぇ、んーっとねぇ、重いっていうわけじゃないんだけどぉ、 いろんな場所に運ばないといけないからぁ、ちょっと大変なのぉ。」 甘ったれた声でエロガッパが手伝ってくれるように誘導しながら、 白衣の前をはだけて胸の膨らみを強調する。 大きさだけでなく形も色も自慢のFカップだ。 たいがいの男子高校生はこれで言いなりになる。 「あ、あの、歳月(とし)先生、力仕事なら自分も手伝うッス。」 来たな、独身体育教師Z。 30にもなって童貞だという噂の脳筋野郎だが、 私に恋しているらしく何かと私の世話を焼いて、 頼もしい先輩アピールをしてくる鬱陶しいヤツだ。 まあいい。 今日は下僕が多い方が好都合だ。 「うわぁ、ありがとうございますぅ。 やっぱりZ先生は頼りになりますねぇ。」 身長181cmの独身体育教師Zと身長157cmの私が向かい合うと 自然に上目遣いになる。 童貞脳筋教師Zにはこれがたまらないらしい。 その後もエロガッパD、Eを加えて総勢6名の下僕が チョコレート風「殺実装剤」を公園に運んでくれることになった。 これなら自分で運ぶ必要もなさそうだな。 楽ちん、楽ちん♪ ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 今日のポイント。 双葉高校の独身美人化学教師「歳月 亜季(とし あき)」(24歳)は Fカップである。 ここ、試験に出るからね。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「それじゃあ、この箱の中身をメモにある公園にばら撒いてくださいねぇ。 実験に誤差が出るから、勝手に持ち帰っちゃダメですよぉ? それじゃあ、ご褒美を用意して待ってますから、行ってらっしゃ〜い♪」 「おう、俺らに任せとけ!」 「そろそろバレンタインだし、 ご褒美は歳月先生の手作りチョコがいいッス♪」 「お、いいねえ、亜季ちゃんの手作りチョコレート! バイブスが上がるじゃん!」 「あっおぞっらは、いつだっておもわせぶりぃでっ♪ もうすぐっはるぅなのっに、かぁぜぇはつめったい♪」 自分勝手な妄想で浮かれた下僕どもが口々に好き勝手な事を言いながら チョコレート風「殺実装剤」を持って出かけて行く。 まあ、私の役に立ってくれるんだからチ◎ルチョコ、 いやセコイ◎チョコレートくらいはプレゼントしてやるか。 バレンタインだしな。 下僕どもを見送った私は安いチョコを買うために、 近所の100円ショップへと向かった。 ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● 「亜季ちゃ〜ん、ただいま〜。」 「今戻ったッス。」 「ご褒美のチョコちょうだーい。」 こいつら勝手にご褒美はチョコレートだと思い込んでやがる。 まあ実際チョコレートなんだけどね。 「お疲れ様でしたぁ〜。はいこれ、ご褒美のチョコでぇ〜っす。」 「えぇー、なんだよこれ。義理チョコ感パねえし。」 「義理でもなんでも歳月先生からチョコが貰えるなんて、 嬉しいッス。」 「まあ、いいもんねー。亜季ちゃんの手作りチョコ食べちゃったしぃ。」 「あ、俺も、俺も。」 「実は自分もッス。」 「ええっ!あんた達、アレを食べちゃったのっ!?」 「だって持ち帰っちゃダメだとは言われたけど、 食っちゃダメとは言われてないしー。」 「馬鹿っ!トンチの話じゃないのよっ! あれは実装石を殺すための「殺実装剤」なんだからねっ! 死んだらどうするのっ!?」 「げっ!あれって毒なの!? もしかして俺達死んじゃう?」 「化学的な意味での毒じゃなく、物理的効果で実装石を死に至らしめるものだけど… 人間でも効果は変わらないと思うわ。 摂取してから3時間以内に胃洗浄をしないと苦しんで苦しんで苦しみぬいて死ぬことになる… と思う。」 「ええー、じゃあ残り30分しかないじゃん。 やばいよ亜季ちゃん、早く救急車呼んで!」 「死ぬのやだよー、童貞のまま死にたくないよー!」 「あんた達が死のうが童貞だろうが自業自得だけど、 私の実験を邪魔した罪は重いわよ。」 「そんな事言わないでさー、助けてくれよ亜季ちゃん!」 「んふふー、どうしよっかなー?」 ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ 今日のポイント。 双葉高校の独身美人化学教師「歳月 亜季(とし あき)」(24歳Fカップ)は マッドサイエンティストの素質がある。 ここは試験に出ない…かも。 ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ ○△○ 結局6人の下僕どもは胃洗浄が間に合って、全員命は助かった。 その代わり私の実験を邪魔したペナルティとして、 無償で下僕を続けることを約束させたけれど。 「ほらほら、ノロノロしないでさっさと運ぶ!」 よく考えてみたら結果の調査も結構面倒な仕事なのよね。 毎日公園に行って私の「殺実装剤」で死んだ実装石の死体を回収して、 学校に運んで解剖して、胃の内容物がアクリル系かシリコン系か調べて、 摂取してから死ぬまでの時間の統計を取る。 市内の公園のほぼ全数に「殺実装剤」をばら撒いたので、 死体を回収するのも学校に死体を運ぶのも、毎日とんでもない数になる。 1人ではとても無理な仕事量だけど、6人の下僕をこき使えば楽勝。 むしろこいつらがつまみ食いしてくれたおかげで実験がスムーズに進んでいるともいえる。 こういうのを「禍転じて福と為す」って言うのよね。 「亜季ちゃ〜ん、疲れたよ−。ちょっと休ませてよー。」 「ほらあ、ちゃんと運ばないと今学期の化学の成績は1だからね!」 ああ、ちなみに。 危険な実験をしたとか生徒の生命を危険にさらしたっていうお咎めは一切なし。 むしろ市内の野良実装を一掃した功績が認められて、市民栄誉賞をもらっちゃった。 やっぱり美人って得だよね。 (終) ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● ○△● あとがき どうもデスゥ・ノートの作者です。 「温故知新」と「ウンコちんちん」って似てるなぁ。 というただこのワン・アイディアだけで書き始めたスクですが、 バレンタインが近いことからチョコレートをからめて、 チョコとからめるために主人公を女性にして、 間違えてニンゲンが「殺実装剤」を食べるというオチを考えて、 食べるのは馬鹿な高校生にすると決めたら、 そのために主人公を美人教師にして…と アイデアが次々と湧いてきて、わずか2日で書き上げました。 (え?2日じゃちっとも早くない? でもシン・実装石を書き上げるのには2か月以上もかかった 遅筆ですから。) こんなバカスクですが みなさんに楽しんでもらえればいいのですが…。 それではまた次回作でお会いしましょう。 スク投稿リスト ・マラ実装エステの時代 08.01.02 ・デスゥ・ノート① 08.01.30 ・デスゥ・ノート② 08.02.01 ・デスゥ・ノート③【完】 08.02.03 ・48匹目の実装石 11.01.15 ・シン・実装石 16.10.20 ・本作 17.02.11 (スクの日付は初稿の完成日であり、修正版と入れ替えたスクは スクアップローダーの表示年月日と異なる場合があります)

| 1 Re: Name:匿名石 2017/02/12-19:37:07 No:00004271[申告] |
| 主役が酷い気もするが実装石と違って美人な理科教師じゃしょうがねえ
それはそれとしてどっちがより効果的だったかの実験結果が公開されないのは科学的実験として駄目じゃなかろうか |
| 2 Re: Name:匿名石 2017/02/12-21:49:47 No:00004276[申告] |
| いきなり「ウンコちんちん」とかwwwww |
| 3 Re: Name:匿名石 2017/02/13-00:51:10 No:00004280[申告] |
| なんか面白いとこあったか?このスク。
住人が職人を逃がさないためにどこまでひどいスクを褒め称えるかの調査か? |
| 4 Re: Name:匿名石 2017/02/13-01:06:07 No:00004281[申告] |
| コロリだドドンパだって実装専用劇薬じゃなくて他の動物にも効いてしまう物質使った実験とか人間側のアホらしさとか面白かった
虐殺という以上はきちんと実装石どもがもがき苦しんで死ぬ様子は描写してほしかったとも思うが |
| 5 Re: Name:匿名石 2017/02/13-19:17:51 No:00004286[申告] |
| 面白い!
|
| 6 Re: Name:匿名石 2017/02/13-22:56:11 No:00004289[申告] |
| 昔あった実装プリン(正確な名前思い出せない)のスクは良かったわ
久しぶりに思い出せた ありがとう! |
| 7 Re: Name:匿名石 2017/02/13-23:01:44 No:00004290[申告] |
| 結局、主人公の美人教師はずっと学校にいて殺実装剤を作っていただけなんだけど
それでも事件が起こって一応ストーリーになってるし ワンシチュエーションコメディって言うの?こういうの まあ面白いかどうかは読み手の好みの問題 |
| 8 Re: Name:匿名石 2017/02/13-23:05:11 No:00004291[申告] |
| >実装プリン(正確な名前思い出せない)
「ハッピーデス」ですね 先生シリーズは名作でした |