タイトル:【虐】 虐待派のグルメ 第二話
ファイル:【虐】虐待派のグルメ 第二話.txt
作者:ジグソウ石 総投稿数:42 総ダウンロード数:1502 レス数:15
初投稿日時:2016/10/26-01:14:26修正日時:2016/10/26-01:14:26
←戻る↓レスへ飛ぶ

 ※人間と実装石の会話は全てリンガル使用済みとしてお読みください。

俺の名は井之頭としあき。
自分でもちょっとイカれすぎなんじゃないかと思うほど実装石の虐待が大好きだ。
今日はお得意さんであるご婦人の家を訪れて、商談が終わったところで実装談義に花を咲かせている。

「井之頭さんって実食は全くなさらないんでしたっけ。あれはあれで調理される実装石の悲鳴が楽しいのに」

「ええ、いくら食用に消毒してあるからって、あんなしょっちゅう糞を漏らしてる糞生物を口に入れるなんて考えられなくって……」

「まぁ……じゃあ直接体を傷つけたりするんじゃなくて、精神的にジワジワといたぶるような虐待はお好き?」

「ええ、まあどちらかというと」

「そう……それじゃこの近くにね、すっごく面白い虐待スポットがあるの。まあデスデスランドなんだけどね」

「え? デスデスランドって……愛護派が実装石とふれ合うための、あの胸糞悪くなる施設ですよね?」

「それがね、飼育員の目を盗んで園内の実装石を虐待する人も多いのよ。監視が結構ザルで」

「ほう……」


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


 第二話 T京都T東区A草のデスデスランド


個人輸入業者にとって個人の顧客は好みもわかるし高値で買ってもらえるので大切だし、いくら大好きな実装虐待の話とはいえ、正直言って3時間も話し込まれるとヘキエキする。

俺はまたも実装石を虐待したい衝動に駆られながら歩いている。
しかし……少し気になっていた。
さっきはあんなふうにそっけなく返答したものの、俺は精神的な虐待にも実際目がないのだ。
特に精神的に未成熟な仔実装が泣きながらパンコンして「テチャァァァ!」と悲鳴を上げる様は……
いつしか俺の足は自然と今しがた聞いた道を足早にたどっていた。

俺は歩きながら実装虐待の算段をする。
デスデスランドは公園に捨てられた元飼い実装や虐待に遭っていた実装石を保護し、来園者とのふれ合いを通じて精神的なケアをすると同時に、人間にとっては気に入った実装石を無料で引き取ることができる施設だ。
ならば精神的な傷を負い、トラウマを抱えた個体も多いだろう。
まずはあまり苦労していなさそうな幸せボケした実装石を虐待する。
そしてしかる後、そういう個体のトラウマをネチネチと弄くり回してやるとしよう。

「お、ここか」

デスデスランドに来るのは初めてだが、『ランド』という割にはそれほど広くないな。
せいぜい大き目のペットショップか、地方の市民プール程度だろう。
いや……かえってこういう場所がいいんだろうな。
いかにも遊園地って感じの場所は、やっぱり男一人じゃ入りにくいものだ。

「いらっしゃいませ! デスデスランドにようこそ」

「いらっしゃいませデスゥ」

受付の飼育員と招き猫のように恰幅のいい成体実装が挨拶する。

入ってすぐのロビーに、この施設の利用方法が張り出されていた。
ふむ、その辺を歩いてるやつと自由に戯れるもよし、写真とプロフィールの書かれたメニューを見て気に入った個体がいたら指名して連れてきてもらうのもあり……か。
なんだかキャバクラみたいなシステムだな。

園内の様子をぐるりと見渡してみる。
フリースペースと呼ばれる30m四方ほどの大部屋で、いかにも愛護派らしき大人やその家族が実装石(多くは仔実装)とふれ合い、戯れている。
飼育員は何人かうろついているが、ほとんどは客の対応に追われているか、子供が走り回って仔実装を踏んづけたりしないように気を配っていて、大人の動きにはあまり注意をはらっていない。
一応部屋の隅の2箇所に監視カメラはあるものの、これだけの広さに対してカバーできる範囲は狭く、しかも固定式なので死角だらけだ。
うん、確かに“ザル”だ。
これなら上手くやれば気付かれないように実装石を虐待できる。

園内にいる実装石たちの写真やプロフィールの書いてあるメニューを見てみる。
さて……どれにするか。
うんうん、どれもこれも八つ裂きにしてみたいが……とりあえず幸せボケしてそうなのからだ。

「ん?」

なんだこの『スイ』と『セイ』という仔実装は。
以前は飼い実装として可愛がられていましたが、飼い主さんの都合でここに引き取られた、いつも一緒の仲良し双子姉妹です……か。
うん、よしこれだ。
これはいい。
虐待経験のない元飼い実装を虐待できるなんて気がきいてるじゃないか。
俺はその辺にいた飼育員を捕まえ、メニューを見せながら指名した。

「スイマセン、このスイちゃんという仔をお願いします」

「あ……ごめんなさい。その仔、来月からなんですよ。ごめんなさいね」

“がーん”だな……出鼻をくじかれた。

「じゃ……このセイちゃんという仔を」

「ですからごめんなさい。その仔も来月からなんですよ。まだ人前に出すための準備ができてなくて」

「……」

そうか……どうしよう。結局虐待経験のない元飼い実装はいないってわけだ。
それならただの元野良実装という手もあるが……衆人環視の前じゃ直接ブッ殺せるわけじゃないし、この手のやつは野良生活で精神的には結構タフになっている。
かといって、今からここを出てどこかの公園で虐殺してくるというのもおかしい……
今回は適当なやつでサッと済ませて、後から近くの公園でグシャっと潰してくるか。

「じゃ、このテチコちゃんという仔を」

「ハイ、テチコちゃんですね」

はあ……それにしても虐待がしたいな。

ずっと昔……だったかな。
愛護派が書いた大作愛護スクを読んで無性に飼い実装を虐待したくなり、公園にいたピンクの実装服を着た仔実装を火だるまにしてやったことがあったが、あれは見つかったらヤバかった。

そんなことを考えながら、俺は指名した実装石がやってくるまでの間に売店に立ち寄る。
そして“ある物”を購入してからフリースペースに戻ってくると、飼育員がテチコという名の実装石を連れてやってきた。

「ハイどうも、お待ちどうさま」

テチコというのは、見た目には何の変哲もない仔実装である。
ただ経歴は少し変わっていて、実装石を専門に扱う鍋料理の店で食材にされかかっていたところに愛護派団体のガサ入れが入り、生食派の人間に生きたまま丸かじりされる寸前のところで救出されたという。
もちろん禿裸にされていたので服は産まれたままの天然ものではなく、髪も後から植毛して再生させたものらしい。

「ニンゲンさん、はじめましてテチ。今日は楽しくアソビましょうテチ」

飼育員に連れて来られたテチコがぺこりとお辞儀をする。
ほほぅ、一度は禿裸にされ、あと少しで人間に食われるところまでいった実装石のわりにはちゃんと立ち直ってやがるじゃないか。
飼育員とカメラの死角になるようにしつつ虐待するなら、そのあたりのトラウマを少々掘り起こしてやろうかな。

まずはテチコを連れて適当な場所へと移動する。
新規の客だからまだ信用されていないのか、後ろから飼育員が付かず離れずの距離を保ったままついてくるが問題ない。
要は俺自身の体で死角を作ってやればいいのだ。

「んっ! ンン! ンッンー!」

咳払いをするふりをしながら、さっき売店で買ってきたものを口の中に入れる。
そして飼育員とテチコの間に立つようにして死角を作り、テチコの目の前に屈んだ。

テチコの頭を指先で軽く撫でてやる。

「テチュゥ〜ン♪」

テチコは首をかしげ、媚びのポーズをしながら頬を赤く染めている。
ああ……このまま指を目に突っ込んで頭を半分ちぎり取ってやりたい。
だがここは愛護派の巣、今は我慢しないといけない。
俺はテチコに向かってにっこりと、口内の歯を全部見せるつもりで“にぃっ”と微笑む。
コンテストのときのボディビルダーみたいに不自然な笑顔だが、それはこの際どうでもいい。
大事なのは、それを見たテチコの体がびくりと震えたことだ。

やはりそうだ。
こいつは一度、人間に食われる寸前のところまでいっている。
そのせいで人間の口、そして歯というものに対して潜在的な恐怖心が植えつけられているのだ。
俺はそのまま噛み合っている上下の歯を開き、口の中のものをテチコに見せ付けた。
その瞬間—————

「………テ………テテ……………テッチャァァァァァァァァァァァ!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?」

凄まじい悲鳴とともに、テチコが滝のように糞を漏らして床にぶち撒けた。
そしてムンクの『叫び』のようなその表情のまま俺に背を向け、脱兎のごとく逃げていく。
走る間もずっと糞を漏らし続け、しかもジグザグに逃げるので、床には実装石の糞がまるで蛇のようにうねっていた。

「お客さん! テチコちゃんに一体何をしたんですか!?」

悲鳴を聞きつけた飼育員がやってきて俺に詰め寄ってくる。
俺はすかさず口の中にあったものを飲み込んで、瞬時に証拠を隠滅した。

「い、いや……私は別に何も……ただ頭を撫でてあげて、あの仔に向かって微笑んだだけですよ」

それを聞いた飼育員の顔がはっとする。

「す、すいません。あの仔、人間が笑いかけるとたまに発作を起こすんです」

「ああ、そうでしたか(多分そうだろうと思ってましたけど)」

「以前、人間に食べられそうになったときに相当怖い思いをしたようで……もしかするとお客さんの顔がそのときの相手に似ていたとかもあるのかもしれません。申し訳ないですが今日はお引取りいただくか、
 テチコちゃん以外の仔をご指名いただけますでしょうか? 本当にスイマセン……」

「いえいえ、いいんですよ。お構いなく(本当は分かっててやったことですから)」

実のところ、俺が見せたのは歯だけではない。
テチコにとってもっと衝撃的なものを見せてやったのだ。

この施設では売店で様々なものを売っている。
飼い実装のための飼育・愛護用品をはじめとして、実装石愛好家のための実装グッズなどだ。
さらに実装石の顔を模したクッキーやキャンディなどのお菓子もあり、その中には実装石の誕生日を祝うためのケーキもある。
そしてそのケーキの上には、クリスマスケーキの上に乗っている砂糖菓子のサンタのような、実装石の形をしたお菓子が乗っている。
ちょうど親指実装と仔実装の中間あたりの大きさのものだ。

ここまで言えばもうお分かりだろう。
俺がさっき口に入れていたものは、実装石の形をしたその砂糖菓子だ。
ケーキは買ったときにもらった袋に入れたままだが、その上に乗っていた砂糖菓子だけを取り出して、さらにその頭の部分だけを折って口の中に入れたのである。
その状態で口を開いてやれば、テチコには俺が小さな仔実装の頭を食っているように見えたはずだ。
そして目の前にいる人間は、自分も同じように食べるつもりで現れたに違いないと思い込んだのだろう。
それによって過去のトラウマが一気に、笑いかけられたぐらいではありえないほどの勢いで呼び起こされたに違いない。

テチコの恐怖に引きつった顔を見てひとまず満足した俺は、その日はそのままデスデスランドを後にした。
もちろん帰りにも近くの公園に立ち寄って、野良実装どもを十数匹ほど虐殺してやった。


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


それから数日間、俺は毎日デスデスランドに通ってテチコに同じ虐待をし続けた。
常識的に考えれば飼育員に目をつけられて出禁になるところだが、別にテチコを指名して近づく必要はないのだ。
ただ遠くからじっと見つめて、テチコがこちらに気付いた瞬間に口の中の砂糖菓子(仔実装の頭部)を見せ付けてやるだけでいい。
そのたびにテチコはもの凄い形相で泣き叫び、パンコンしながら園内中を逃げ回るという醜態を晒してくれた。

だが、そろそろ仕上げに入らなければならない。
さすがにこれ以上続ければ、テチコは人前に出せる状態ではないということで引っ込められてしまう可能性がある。
そうなると後から里親が募集される場合もあるが、テチコに対して相性が悪いということで面が割れている俺が引き取らせてもらえるはずもない。
何よりテチコ自身が拒絶するだろう。
人間と同じようにコミュニケーションが取れるというのは虐待して反応を見るときには嬉しい特性なのだが、こういうときには厄介だ。

そうなる前に、テチコにはトドメを刺してやらなければならない。
その後すぐに死ぬのが明らかな場合は別としても、虐待する実装石の息の根を止めずに満足しては虐待派の名折れだ。

さて、肝心の方法だが、さすがに息の根を止めるまでやるとなるとあくまで不幸な事故に見せかけなければならない。
理想としてはテチコ自身が自爆する形、もしくは精神が限界を迎えて偽石が崩壊……というのがいいのだが。

俺はデスデスランドに着くと、いつものようにまず売店へと向かった。
しかし今日買うのはケーキではなく、別のものだ。

フリースペースでテチコを探す。
耳が欠けているとか目が焼き潰されているといった大きな特徴でもない限り、熟練の調教師であっても実装石の顔の区別などつくものではないが、ここの実装石たちはみな服に名札をつけている。
さらに分かりやすいよう、頭にはそれぞれ色の違うリボンまでついているので、見つけるのはさほど難しくはない。

………いた!
俺はテチコにこっそり近づくと、7〜8mほどの距離をとって後ろに立ち、テチコがいま相手をしている客が去るのを気長に待った。

約20分後、客とテチコがお互いにバイバイと手を振って分かれた。
一仕事終えたテチコが「ふぅ」と一息ついて後ろを振り返る。
俺は距離を保ったまましゃがみ込み、テチコとばっちり目を合わせた。

「テ……………テテ……………」

テチコが体を強張らせ、ガタガタと震えだす。
いつもならこの後すぐにパンコンして逃げ出すところだが、そうなる前に俺は売店で買ってきたものを目の前に置いた。

「……………テェ?」

俺が床に置いたのは、10cmほどの大きさの仔実装の人形である。
中にチョ○Qのようなゼンマイが入っており、両手がバンザイをするようにピコピコと動くオモチャだ。
この距離ならば、テチコにはこれが本物の仔実装に見えていることだろう。
俺はすくっと立ち上がると、その人形を革靴の底でゆっくりと踏みつけた。

 ————— みきっ………ぴきっ……………めきっ……………! —————

おそらく中国製の安物であろう、薄っぺらいプラスチックの外装にはすぐにヒビが入り始め、中のゼンマイユニットも軋んで悲鳴を上げる。
そして—————

 ————— パキン! —————

まるで偽石が砕けるときのような音とともに、人形は完全に踏み潰された。
それと同時に、俺はテチコに向かって一歩近づいた。

「テ……………テェェ…………………………テギャァァァァァァァァ!!!!!!!!!!」

テチコが発狂せんばかりの悲鳴を上げて、パンコンしながら俺に背を向けて逃げていく。
だが、その動きがすぐに止まった。
目の前に人間がいるのに気付くと、さっきと全く同じ悲鳴を上げて、またもあらぬ方向へと逃げていく。
ある程度走って周囲をきょろきょろと見回し、近くに人間がいることに気付くたびに同じことを繰り返す。

いったいテチコに何が起こったのか?
簡単なことだ。
自分に危害を加えようとしている(と思い込んでいる)人間、つまり俺が仔実装人形を踏み潰したことで、テチコには『人間は踏み潰すという方法でも実装石を殺すんだ』という新たなトラウマが植えつけられたのだ。
するとどうなるか。
パニックに陥った今のテチコには笑いかけないと見えない歯だけでなく、人間の足そのものが自分を傷つけようとする恐怖の対象となっているのである。
にもかかわらず、結構な数の人で賑わう園内には無数の足、足、足—————
テチコは目の前に人間が立っているだけで、それが全て自分を踏み潰そうとする巨大な怪物だと認識してしまっているのだ。
人間でいえば、飲酒運転と居眠り運転の大型トレーラーが無数に行き交う高速道路のド真ん中に生身で放り出されたような感覚だろうか。
いずれにせよ想像を絶する恐怖を味わっていることだろう。

飼育員は逃げ惑うテチコを見ても「……またか」という表情を浮かべるのみで、心配したり保護して飼育舎に連れ帰ろうとするよりは、床にぶち撒けられた糞を客が踏まないように片付けるほうを優先している。
狼少年のように嘘つきでなくとも、何度もくり返し迷惑をかける存在というのは疎まれるのだ。
まあ人間でさえ泣き声がうるさいからと実の子供を殺す親がいるこのご時勢、金のために雇われているだけの人間が実装石ごときに多少冷たくても誰も責められまい。

俺は悠々と歩きながらテチコを追い、ときに逃げようとするほうに立ちはだかることで、テチコの逃げる方向と“そこ”へ辿り着くタイミングを絶妙にコントロールしていた。
テチコは実装石の遅い足でさんざん逃げ回った挙句、大きな鉄の扉の前へと追い込まれていく。
おそらくそこが出口だと思い込み、園そのものから逃げ出そうとしているのだろう。
だが重い鉄の扉が仔実装の力などで開くはずもなく、テチコはただ助けを求めるように扉をぺちぺちと叩いていた。

俺は周囲には全くそんなふうに見えない態を装って、じりじりとテチコのほうへと近づいていく。
それに気付いたテチコが扉を背に、イヤイヤをするように首を左右に振った。

次の瞬間—————“チン”という音とともに鉄の扉が開いた。
それに気付いたテチコの表情がぱぁっと明るくなり、逃げようと振り返る。
だがそこには—————

「………テ? ヂュギャァッ!?」

テチコは先端にゴムのついた棒で、下半身を根こそぎ押し潰された。
そう、テチコが背にしていたのは実装ショップコーナーのある二階へと続くエレベーターで、扉が開くと同時に客が降りてきたのである。
人間ですら小さな子供が足元を通ると、視界に入らずに蹴飛ばしそうになってしまうことがある。
ましてや20cm足らずの仔実装など、よほど足元に注意していなければ気付くはずもない。(とはいえ、こんな場所なのだから気をつけろと言いたいところだが)
テチコの下半身を踏み潰したのは、愛護派というよりも愛誤派といった風体のババァが持った杖の先端だった。

「まぁぁぁっ!? ごめんさない! ごめんなさい仔実装ちゃん!」

テチコの悲鳴で仔実装を踏み潰してしまったことに気付いたババァが慌ててしゃがみ込み、テチコを介抱しようとする。

「大丈夫ザマスよ! すぐに高級活性剤で治療してあげるザマスからね!」

ババァはテチコを安心させようとしたのか、魔女にしか見えないしわくちゃの顔でにっこりと微笑んだ。
おそらく総入れ歯であろうか、歳のわりに綺麗に揃った真っ白な歯を見せて……

「テ………」(パキン!)

それと同時に、テチコの偽石は粉々に砕け散った。
テチコにとって人間の微笑みは、ウォー○マンのスマイルのように死を連想させるものなのだ。
さんざん精神的に追い込まれた挙句に下半身を潰され、そのうえ自分を食おうとしている(と思い込んでいる)人間が目の前に迫ってきては、仔実装の精神が持つはずもなかった。

「きぃやぁぁぁぁーーーっっっ!!!!!」

ババァの悲鳴に周囲の人間や飼育員がわらわらと集まり始める。
俺は素早くその輪から抜け出して、騒ぎをよそにデスデスランドを後にした。


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------


いやあ、それにしてもさっきのテチコの顔は最高だった。
追い込まれた実装石が色付きの血涙を流して『嫌だ』『死にたくない』と首を振るときの表情、そして脱出への扉が開かれたと思ったときの希望に満ちた顔から、一転して激痛と絶望に包まれたときのあの表情……
ああ、思い出したらまた実装石を虐待したくなってきてしまった。

……………おや? こんなところに実装ショップがある。
前に通ったときは気付かなかったが………
おいおいこのショップ、購入した虐待用品をその場ですぐに試せるブースがあるじゃないか。
よし、ここで適当な糞蟲を一匹買って虐待していこう。
まだ営業時間前のようだがシャッターは閉まっていない……入っていいのかな?

「すいませーん。やってますか?」

「ええ、まだですけどいいですよ。どうぞお入り下さい」

俺はイバラのようなトゲのついた鞭と2000円ほどの安売り実装石を買い、お試しブースでたっぷりと時間をかけて全身の皮と肉を削ぎ取るという虐待を楽しんだ後、
瀕死になったそいつを飼い実装用のリードでチャーシューのように縛って振り回しながら家路についた……


-END-


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
あとがき

今回は予告どおり、箸休め的なものとして軽めのお話にしてみました。

元ネタは孤独のグ○メ第三話で有名な台詞である「それ来月からなんですよ」の店です。
それに実装石虐待モノの元ネタとして、画像でも有名な「デスデスランド」を組み合わせてみました。
もう少しあっさり終わらせようと思っていたのですが、元ネタのスクと違うやり方&オチにしようとした結果、虐待方法としては結構手の込んだ感じになってしまいましたね。

今回はまあ次回までの繋ぎということで……
次はまた濃い目のお話にしたいと思います。

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため7837を入力してください
1 Re: Name:匿名石 2016/10/27-01:13:28 No:00002646[申告]
こいつはいいや
実装石のトラウマをつついてつついて最後は別の恐怖まで与えてぶっ殺す
ついでに愛誤派にもダメージを与えるとは気の利いた仕事だ
2 Re: Name:匿名石 2016/10/27-07:28:15 No:00002648[申告]
デスデスランドの繊細なとこは極端に繊細なナマモノを扱うには杜撰な(といっても一部の幹部以外は無関心派や軽い動物愛護の一貫だろうから仕方ないが)管理の描写
その隙を細かく突いて元食用仔実装を翻弄する流れが素晴らしいですね

にしてもヤミでもなければ合法で営業してるであろう実食屋さんをガサ入れして売り物の食用仔実装を「解放」するとは愛誤派はどこまで傲慢なんだろう
最後の愛誤派婆はその組織の関係者だと脳内補完すると因果応報で実にすっきりする
3 Re: Name:匿名石 2016/10/27-21:01:18 No:00002651[申告]
生食の文字を見てあのお嬢さんが出てきやしないかと冷や冷やしたが
違う作者さんだった
失礼しました
4 Re: Name:匿名石 2016/10/28-01:39:46 No:00002652[申告]
バキの有名な笑うという行為は本来云々の文章を思い出した
歯を見せるって野生動物からしたら牙をむくってことだもんなあ
捕食用パーツを強調して見せられたらびびる
テチコはおかしくない
生まれつき施設やご主人様の家しか知らない飼いはともかく他の(元)野良のくせに他生物の歯を警戒しない糞蟲がおかしいんだな
5 Re: Name:匿名石 2016/10/28-22:45:51 No:00002653[申告]
とにかくこの作者さんの多作さには素直に驚嘆する
この過疎時代において作品量は歴代でも上位近辺に入るんじゃないだろうか
作品の数だけなら掌編をいっぱい書いてる人もいたけど、ぜんぶが中編~長編と考えるとすごい
実装石冬の時代のエース作者としてこれからもがんばってください
6 Re: Name:匿名石 2016/10/30-22:03:32 No:00002660[申告]
デスデスランドの管理が緩いからできた面もあるけど
愛護派や実装自身の隙をついてデスへ誘導するのは楽しいものがありますね
DESU DEATH LANDだ
7 Re: Name:匿名石 2016/10/31-18:31:08 No:00002661[申告]
のんたぬ&ことりちゅん掲示板
http://jbbs.shitaraba.net/anime/10753/#1
チュン(・8・)チュン にお仕置きするスレPart10
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10536/1458912280/l50
アンチのんたぬスレ7
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10778/1464275077/l50
アンチのんたぬスレ 6
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/anime/10640/1460131465/l100
ぷちどる・実装石 ・ゆっくりのように愛護・サバイバル・観察改変ssもお願いします
チュンチュン語読みにくい
カタカナ・ら行→や行設定は必要ない
語尾にちゅんを追加してひらがな+漢字で表示お願いする
クラウドファンディングでSS小説漫画合同誌アンソロジー誰か作ってください
8 Re: Name:匿名石 2016/10/31-22:51:18 No:00002662[申告]
いらんわ
実装の醜悪さの1000分の1もないかわいい創作物を虐待するとか基地外かよ

糞蟲による二次裏での侵食の歴史とか各種スレの実装問題での崩壊とかそこからの反感とかそういうもんがないんだよ
9 Re: Name:匿名石 2016/10/31-23:50:55 No:00002663[申告]
>2662
2661はコピペだから相手にすんな
前は管理人さんが消してくれたけど、待てないなら連絡すればいい
まあアク禁して欲しいところではあるが…
10 Re: Name:匿名石 2016/11/01-00:00:02 No:00002664[申告]
コピペ反応はともかく実装が初期型とかカオスとかホラーとか経て
外的には当時の二次裏でのブームから反感、虐殺への反転なんかあって
最低最悪最弱糞蟲になるまでみたいな積み重ねによる可能性やだが、今は糞蟲だ雑魚として死ねってカタルシスとか
そういうものがないんだよ、ゆっくりだの他の虐待キャラだのには
あと、やっぱ実装はブサいキモい
11 Re: Name:匿名石 2016/11/01-15:19:38 No:00002666[申告]
愛護でも虐待でもどっちでもいいが
感想を書く掲示板でいきなり持論を語りだして他人に押し付けるのはやめていただきたい
12 Re: Name:匿名石 2016/11/01-23:16:16 No:00002667[申告]
※11みたいにいきなり違う意見のやつの人格を推測しだして外すやつのことだな
13 Re: Name:匿名石 2016/11/01-23:45:42 No:00002668[申告]
スクの男はデスデスランドで虐待するときはもろだしじゃなくて巧妙に隠蔽しながらやってて上手いな
14 Re: Name:匿名石 2016/11/02-00:27:16 No:00002669[申告]
デスデスランドなんて5年以上は見なかった言葉だ
こういうネタを再生させたのもいいなあ
15 Re: Name:匿名石 2016/11/02-07:48:11 No:00002679[申告]
デスデスランドでぐぐったら1つ2つスクが出る以外はみんなジュウオウジャーだ…
戻る