※人間と実装石の会話は全てリンガル使用済みとしてお読みください。 その公園には地獄が広がっていた。 そこに棲む実装石は成体のみで、それ以下のサイズの個体は一匹もいない。 そしてどの実装石も左目が抉られ、さらにその奥が念入りに焼き潰されていた。 抉られてぽっかりと穴の開いた眼窩と、残った右目から黒い涙を流しながらふらふらと歩く者。 地べたに座り込み、ただ力なく「デー……」と呟く者。 なぜか糞の塊を大事そうに抱え、「ボェ〜ゥ♪ ボェ〜ゥ♪」と子守唄を歌う者。 空を見上げているかと思ったら、突然「デヒャヒャヒャヒャヒャ!」と笑いだす者。 その公園にいる実装石は、みな精神が壊れていた。 そして時折聞こえる、精神を崩壊させて現実から逃避することができなかった者の偽石が砕ける音————— この惨状は全て、ただ一人の虐待派による仕業だった。 実装石という生物を心底憎み、その幸せを根こそぎ奪い、その生命の尊厳を根底から踏みにじることを至上の喜びとする—————そんな男の凶行によって、この公園の実装石たちは地獄へ落とされたのだ。 実装石という生物にとっての幸福とは何であろうか? 美味しい物を食べること? 飼い実装になること? 性的欲求が満たされること? 確かにそれらが満たされたときも実装石は幸福を感じるだろう。 いや、およそ煩悩というものなら全てが実装石にとって幸福の指標たり得るだろう。 だが実装石にとって最大の幸福というものはもっと別の、生物としての根源的な欲求—————そう、仔を産み、家族を成すことである。 野良実装として厳しい暮らしを生きる者。 虐待に遭って精神が壊れかけた者。 飼い実装となって幸福を手にし、さらなる幸せを夢見る者。 どの実装石であっても、幸せな生活を夢想するときに思い描くのは決まって可愛い仔供たちに囲まれている光景だ。 仔供など自分にとって産めばいくらでも増える食料、保存食にすぎないと考えている糞蟲もまれに存在するが、それも不幸な野良暮らしを長く経験しすぎたせいで性格がねじ曲がってしまったにすぎない者がほとんどだ。 実装石はというものは基本的に人間と同じく、生物としての本能を満たすためだけではなく、社会的にも満たされることを望む生物なのである。 そんな実装石からすでにいる仔らを全て奪い、新たに仔を産む能力までも奪えばどうなるか。 その結果が先の地獄絵図である。 「くふっ………くふふふ……………くっくくくくく……………」 この惨状を作り出した張本人の男は公園のベンチに腰掛け、実装石たちが幽鬼のように彷徨う様を、まるで賽の河原で石を積む子供をいたぶる鬼のように睥睨していた。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- それから三ヶ月後————— 「なんだよ………これ………」 久々にこの公園を訪れた男の目の前には、とんでもない光景が広がっていた。 そこにいたのは、楽しそうに暮らす実装石の家族たち。 仔実装に蛆実装を抱えた親指実装、それらを連れて散歩する親実装たちの幸せそうな笑顔—————数々の笑顔だったのだ。 「どぉぉいうことなんだよこるぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」 男はいきなり走り出し、目の前にいた成体実装を思い切り蹴り飛ばした。 「ブュベェ!」 靴の先で顔面を蹴り込まれ、吹っ飛んだ成体実装が木の幹に激突して赤と緑の花を咲かせる。 表向きは原形を留めているが、どうやら後頭部と背中が破裂したらしい。 「「「テチャァァーッ!?」」」 「「レヒャァァーッ?」」 それまで自分たちの手を引いていた親がいきなり目の前から消し飛び、代わって地獄の鬼が現れたことに仔実装たちが悲鳴を上げる。 「んだらぁあぁぁぁぁぁ!!!!!」 「チュベッ!」 「うりぃぃぃぃや!!!!!」 「チベッ!」 「ちぃぃえぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 「「レビュ……」」 男は次々と仔実装や親指実装たちを踏み潰していく。 一撃ごとにいちいち足を自分の頭の上まで振り上げ、斧を振り下ろすがごとき踵落としをくり出すあたりが怒りの大きさを表していた。 「テ……テヒャァァーッ!?」 最後に残った仔実装が男に背を向けて逃げていく。 だが、亀よりも遅いといわれる実装石の足では十秒かけて五十センチも進めない。 「しぇあぁぁぁぁぁっ!!!!!」 男はその必要もないのに飛び蹴りを繰り出し、着陸する飛行機のような角度で仔実装を踏み潰す。 「チュゲッ………」 地面をスライドした男の足にすり潰され、仔実装の体は指の間でこすり続けた消しゴムのカスのように跡形もなくなってしまった。 明らかにオーバーキルだ。 「はあっ………はぁっ………はあ………」 暴れたことで少し怒りが収まったのか、男は幾分かの落ち着きを取り戻していた。 この公園に久々に響き渡った実装石の悲鳴と、地面に広がった赤と緑の染みを目撃した他の実装石たちが「デェェッ!? あ、アイツデス! あの悪魔がまた来たデスゥゥーッ!」と叫びながら 蜘蛛の子を散らすように逃げていったが、男はあえてそれを追おうとはしなかった。 (一体なぜこんなことに? この公園にいる実装石たちは、一匹残らず俺が仔を産めないようにしてやったはずなのに!) 今、男の頭の中を占めているのはそれだけだ。 (実装石たちの左目は確かに半田ゴテで目玉ごと焼き潰してやった。それなのに、今見た奴らには全員左目がちゃんとあった……一体どういうことだ? それに誰かが義眼を入れたんだとしても、妊娠能力までは戻らないはず) 三ヶ月前、男は地獄と化した公園の惨状を数日間にわたって楽しんでいたが、精神が壊れてろくな反応を示さなくなった実装石の姿というのは、本来虐待派にとって一番面白くないものだ。 そんなものを何日も続けて見ていればさすがに飽きてくるので、男は新鮮な感覚を取り戻すためにしばらく冷却期間を置くことにした。 もともと親が残した事業を他人に任せて不労所得で暮らしていた身である。 実装石の虐待以外にこれといった趣味もないせいで貯まるばかりだった貯金を使って、三ヶ月ほど旅行に行くことにしたのだ。 だが、男が旅行に行っている間に想定外の事態が起こった。 たまたまいつもとは違うコースで自分の飼い実装を散歩に連れて来た愛護派—————いや、愛誤派のババァがこの公園の惨状を目にして、お得意のヒステリーを爆発させたのである。 愛誤派のババァは別の町内から来たにもかかわらず、公園がある町の町会長に食ってかかり、公園の実装石たちを救うように迫った。 そしてこれまたお得意のプロ市民運動を展開し、行政まで巻き込んで大掛かりな実装石救済プロジェクトを開始したのだ。 公園にいた実装石たちは全て保護され、実装専門病院へと運ばれた。 そして医者は焼き潰された実装石たちの左目を、周りの組織ごと切り取ってから再生させるという方法によって完治させた。 虐待派のほうがよく知っていることだが、これこそが再生しないはずの実装石の火傷を治す唯一の方法なのである。 その後、実装石たちは『これでまた仔を産める』ということを医者から告げられ、精神的なケアも受けたうえで公園に帰された。 そして男が帰って来るまでの間に実装石たちは仔を産み、公園に自分たちの楽園を築き上げたのである。 季節は冬であり、本来ならば仔を産む時期ではなかったが、愛誤派のババァが花屋から仕入れた花を公園の実装石たちに配って回り、さらに食料面でも支援することで短期間のうちに楽園は完成した。 (焼き潰した実装石の傷を治す方法は一つしかないが……野良実装がそれを知るはずもないし、知っていたところで実行できるだけの精神力が残っているやつなどいなかった。ならば………) 実装石の火傷を治す唯一の方法をよく知る虐待派であるがゆえに、逆に男はこれが人間の手によるものであることをすぐに看破した。 (少し様子を見てみるか……) 男が住んでいるのは公園からわずか徒歩一分の距離にあるアパートだが、このアパート自体が実は男の所有物—————つまり男自身が大家である。 男はアパートの住人に三ヶ月分の家賃を取立てに行くついでに、自分の留守中町内で変わったことがなかったかを聞き込み、さらに自分の部屋の窓からオペラグラスを使って三日ほど公園の様子を窺った。 すると今まで誰も実装石への餌やりなどしなかったはずの公園に、つい三ヶ月ほど前から訪れるようになった愛誤派のババァがいることが判明した。 (なるほど……愛誤派のババァが余計なことをしやがったのか。この手のクソババァへの制裁は簡単だとして……公園の実装石どもはどうするかな?) もう一度片目を焼き潰したところで、またどこかの愛誤派がやってきて同じことをすれば元の木阿弥というやつである。 眼球に限らず、子宮代わりである糞袋を焼き潰しても同じことだ。 実装石から仔を産む能力を奪うのにもっと別の、取り返しのつかない方法はないものだろうか? ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- いい方法も思いつかなかったので、とりあえず男は先に愛誤派のババァに制裁を加えることにした。 まずババァが公園を訪れたときを狙って外出し、帰るババァの後を尾行して家の場所とセキュリティのレベル、そして家族構成とその生活習慣を簡単に調べる。 調査の結果、ババァの家はそこそこの上流家庭……というよりは中途半端な成金という感じで、いかにも愛誤派らしいものだった。 家族は夫と二人暮らしで子供はいない。 というよりも、そのせいで実装石を自分の子のように見立てた愛誤にハマったらしい。 毎朝決まった時間に、夫ではなくババァ自身が飼い実装を散歩に連れ出している。 そして肝心のセキュリティのほうは、意外にも監視カメラの類は一つもなく、夜中に家の前を通ると自動で電気が点くという程度のものでしかなかった。 これならば作戦は実行しやすい。 次の日の朝、飼い実装の散歩に行くためにババァが家のドアを開けると、足元で妙な声が聞こえた。 「「「「「「「「「「レビュェ……」」」」」」」」」」 声に気付いたババァが下を見ると、そこにいたのは無数の蛆、蛆、蛆————— 数百匹—————いや、数千匹とも思える蛆実装が家の扉の前に、まるで緑の絨毯のようにびっしりと敷き詰められていたのだ。 足元から聞こえたのは、家から出ようとしたババァの一歩が数十匹の蛆実装を踏み潰したことによる断末魔の声だったのである。 「……………き………きぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!」 驚いたババァが思わず足を引いて飛びずさる。 だが、その足が後ろにいた自分の飼い実装を突き飛ばし、あまつさえ偽石のある場所を踏み抜いてしまった。 「デッ? ………デゲォェ!」(パキン!) 「????? ひぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!! エリザベスちゃん!!! エリザベスちゃぁぁん!!!!!!!!!! ……………う、うぅん……………」 あまりのことに血の気が引いたババァが失神し、後ろへと倒れる。 そしてその体は、自分たちの置かれた状況が理解できずにただレフレフという鳴き声で合唱を続ける蛆実装たちの絨毯へと吸い込まれていった。 悲鳴を聞きつけたババァの夫が玄関先にやってきたとき、そこにあったのは異様な光景だった。 胸から下が破裂し、糞をぶち撒けて死んでいる自分の家の飼い実装。 そして家の前に広がる緑の絨毯と、その上に仰向けに倒れている妻の姿。 近づいてよく見れば、緑の絨毯と見えたものは蛆実装の集団で、妻の体の下敷きになった者は全て潰れて赤と緑のジャムのようになっている。 直撃せずに一部原形を留めた蛆実装も、自分のすぐ傍にいた者がジャムにされた恐怖でパキン死し、生き残っている者はわずかしかいない。 そして何より異様だったのは、玄関先の屋根から地面のすぐ近くに吊るされた十数匹の仔実装らしきものの死体だ。 仔実装“らしきもの”というのは、それがほとんどミイラ化して、まるで萎びたウコンか朝鮮人参のようになっていたからである。 後から駆けつけた警察の捜査によって分かったことだが、束にされて吊るされていた仔実装たちは全て左目を赤く染められており、偽石が限界を迎えて崩壊するまで強制的に蛆実装を出産させられ続けたことが死因だった。 家の前に広がっていた蛆実装の絨毯は、これらの仔実装たちから産まれたものだったのである。 警察の(『懸命な』とは言い難いが)捜査にもかかわらず、結局のところ犯人は分からずじまいだった。 なにせ犯人がしたことといえば十数匹の、それも首輪もないおそらく野良であろう仔実装を玄関先に吊るし、その目を赤く染めたというだけで、せいぜい悪戯か嫌がらせ—————よくある近隣トラブルの類である。 しかも唯一の被害ともいえるエリザベスの死に関してはピタ○ラスイッチ的に起こった事故のようなものであり、ババァ自らの手(足)によるものだ。 ババァ自身も大量の蛆実装がクッションになったおかげで倒れたときの怪我も全くなかったので、立件するにしても器物損壊罪にしかならない。 おまけに仔実装たちを吊るしていたビニール紐(古新聞を縛るのによく使われるもので、手袋をして扱えばまず指紋も残らない)ぐらいしか物証がないとくれば、そこまで本腰を入れていない捜査で犯人が絞れるはずもなかった。 とはいえ、この一見くだらないともいえる悪戯は男にとって想像以上の効果を上げた。 飼い実装だったエリザベスや大量の蛆実装をその手(足)にかけてしまったババァはそのことで精神に多大なショックを負い、事件があって以来実装石と関わることを止めてしまったのだ。 これで当面の邪魔者はいなくなった。 男はいよいよ、公園の実装石たちにもう一度地獄を見せてやる方法を考えることにした。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- さて、余計な真似をしたババァには制裁を加えたが、公園の実装石たちを再び地獄のドン底に落としてやるにはどうすべきか? 男は何度も考えたが、実際のところ目や糞袋を焼き潰す以上に妊娠能力を奪うのに有効な方法はない。 しかも目のほうはともかく、糞袋を焼いたり摘出してしまうと消化・吸収機能も合わせて奪われてしまうため、実装石そのものがすぐに餓死してしまう。 愛護派がよくやる避妊手術のように、焼き潰した目の代わりとなる義眼を入れておいてやれば見た目で愛護派にバレることはないが、それでも直接事情を聞かれればそれまでだ。 (もっと……もっと取り返しのつかない方法はないのか? 糞蟲どもを相応しい地獄に突き落としてやる術は……!?) そこまで考えて、男はふと思った。 糞蟲に相応しいのは、果たして地獄だろうか? 人間であれば、人生において苦しいのはなにも単純な地獄の苦しみだけではない。 仏教における六道に例えるなら、地獄以外の五つも大概苦しみに満ちている。 貪欲なるがゆえに飢えに苦しむ餓鬼道に、物の道理を弁えることができない愚かさゆえに苦しむ畜生道。 他者に勝りたいという欲望ゆえに争い続け、安息の訪れない日々に苦しむ修羅道と、生きていることそのものが苦しみに満ち、釈迦をして『一切皆苦』と言わしめた人間道。 そして苦しみから逃れられたと思ったら、一時は楽しみや喜びに満たされるがゆえに増長し、最後には仏の道から外れて地獄へと転がり落ちる天道————— (……全て実装石の姿そのものじゃないか!) 実装石の性が人間のそれとさほど変わらないということに気付いてしまったのはともかく、男はそれによって重要なインスピレーションを得た。 (そうだ、なにも最大の幸福を奪って絶望させるだけが壊す方法じゃない。飢えた末に同属同士で喰らい合う公園の末路も、愚かなせいで自然災害に呑まれるのも、禿裸にされて同属からリンチを受けるのも、 そして飼い実装から捨て実装へと落とされるのも……全て実装石にとっては地獄じゃないか!) そのとき、男の脳内でガ○ダム世界のニュータイプがプレッシャーを感じたときのような擬音ともに稲妻が走った。 (絶望させて精神を壊すのではなく、精神を壊したその先に地獄絵図が描き出される………こ、これだぁっ!) 次の日、男は知り合いの実装ショップ店長に“ある物”の製作を依頼した。 そして一週間後、出来上がった“それ”を持って公園へと向かった。 再び平穏を取り戻した公園では、実装石たちが散歩や日向ぼっこを楽しんでいた。 愛誤派のババァはここ数週間来ていないが、季節が春なのもあって食料の確保もまだそれほど切羽詰まった状況ではない。 そこに、花粉対策用のマスクとサングラスで顔を隠した男が現れた。 公園の実装石たちに面が割れているための装備だが、花粉が飛び交う今の季節ならこの格好でもそれほど不審には見られない。 男は実装石たちの集団に近づくと、ぱんぱんに膨らんだ大きなゴミ袋から市販のものとは少し色の異なる実装フードを取り出し、それをばら撒き始めた。 たちまち実装石たちがデスデステチュテチュと寄ってきて、男の周りに群がってくる。 実装石たちは最初、見慣れない男の姿とフードの色に毒ではないのかと警戒していたが、手にとってその匂いを嗅いだ途端迷うことなくそれを口に放り込んだ。 そのフードが、あまりにも香ばしい匂いを放っていたからである。 そしてその瞬間————— 「デッスゥ〜ン♪」 「テッチュゥ〜ン♪」 「レッチュゥ〜ン♪」 「レッフゥ〜ン♪」 ありとあらゆるサイズの実装石たちが、まるで脳が蕩けたかのような嬌声を上げてもりもりと糞を漏らした。 元々総排泄孔の締まりが緩い生物ではあるが、痛みや恐怖ではなく喜びと興奮のあまり糞を漏らすというのは余程のことである。 口にした全ての実装石がアホのようなアヘ顔を晒して糞を垂れ流すその姿が、そのフードの異様なまでの美味さを物語っていた。 男が実装ショップの店長に作らせたのは、実装石が喜ぶありとあらゆる要素を詰め込んだ特製の実装フードだった。 最高級の実装フードをベースに、豚、牛、鶏などあらゆる高級肉を焼いて染み出したもの—————すなわち実装石が考えうる最大の贅沢であるステーキの肉汁を染み込ませ、これまた実装石にとって最高のご馳走である コンペイトウなど、あらゆる甘味を煮詰めて作った糖分の塊のようなカラメルでそれをコーティングしてある。 人間の味覚でいえばむしろ不味いだろうと思える組み合わせだが、複数の味のハーモニーではなく「これはステーキの味デス!」「これはコンペイトウの味デス!」と、それぞれ単体の味で幸せ回路が刺激される実装石にとっては これが世界で一番美味い物に思えるのだ。 「な、なんデスこれは! こんな美味しいものは産まれて初めて食べたデスゥ!」 「最高デス! 最高の味デッスゥ〜ン♪」 「もっと! もっとほしいテチ!」 「ワタチも食べたいテチ! ワタチにもよこすテチィ!」 男の周りには公園中から集まった実装石が群れを成し、ものすごい騒ぎになっている。 成体実装に踏み潰されてしまっている仔実装や蛆実装も一部いるが、その親たちでさえ全く仔を顧みていない。 「わかったわかった、ちゃんと皆の分があるから安心しなさい」 男はそう言って特製フードをばら撒き続け、全ての実装石が満腹になって去っていった後には、男の周囲には実装石たちの漏らした糞が半径五メートルほどにもわたって毒の沼のように広がっていた。 (文字通りの糞ったれ糞蟲どもが……喜んでいられるのも今のうちだ。もし強めんと欲すれば、まずは弱めるべし。もし奪わんと欲すれば、まずは与えるべし。而して、もし落とさんと欲すれば……まずは上げるべし! 今は我慢……我慢のときだ……) そして男は、一週間にわたってその特製フードを公園の実装石たちにばら撒き続けた。 季節は花粉舞い散る春。 そんな時期に十分な食料があれば、実装石たちはなおも繁殖する。 そうして増えた実装石たちにも男は惜しみなく特製フードを与え続け、公園の実装石たちはすっかり贅沢に慣れきっていた。 そんな時期を見計らって、男は特製フードを配るのをピタリと止め、公園に姿を現さなくなった。 そしてさらに一週間が過ぎ、公園の実装石たちはといえば…… 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! アレが! アレが欲しいデズゥゥゥ!!!」 「あの美味いゴハンを持ってくるニンゲンはどうしたデスッ!!! 美しいワタシが飢えて死んだらどうする気デス! こんど来やがったらブッコロしてやるデスゥ!!!!!」 全ての個体がもれなく、見事なほどに糞蟲化していた。 いや、その姿や言動はもはや麻薬中毒患者のそれだ。 実際のところ、あまりにも美味すぎる食事や満足感によって幸せ回路が刺激されすぎた実装石は人間でいう満腹中枢にあたる幸福中枢が破壊され、普通の食事では満足できなくなってしまうという。 そして際限なく欲求を肥大させた挙句に糞蟲化するというのは、実装石のことを少し詳しく調べたことのある人間ならば誰でも知っていることだ。 つまり男の配った特製フードは、実装石をジャンキーと化すための成分だけを濃縮して作られたものだったのである。 そんなある日、公園にたまたま一人の愛護派が訪れた。 実装石たちがたくさんいるのを見て喜んだ彼は、持っていた袋入りのコンペイトウを惜しげもなくばら撒いて与えた。 だが集まった実装石たちはそれを手に取り、ペロリと舐めた途端に吐き出した。 しかもそれだけでは収まらず、地面に叩きつけ、踏みつけ始めたのである。 「ブブェッヘ! なんデス!? このマズい糞蟲のエサは?」 「こんなクソマズいもの、美しくて高貴なワタシの食べるもんじゃないデス! 使えないドレイニンゲンはとっとと帰りやがれデスゥ!」 「こんなクソムシのゲロみたいな味のゴハン、ウジチャンだって食べないテチィ!」 次々と聞くに堪えない罵詈雑言を吐き散らし、もらったコンペイトウを投げつけてくる実装石たち。 それどころか、糞を投げつけてくる者も一匹や二匹ではない。 その形相は醜悪そのもので、とてもじゃないが躾済みの飼い実装などと同じ生物とは思えないものだ。 リンガルを通してその罵詈雑言を聞き、ズボンを実装石の糞で汚した愛護派の男は、眉をひそめて公園から逃げ出した。 そしてその日の噂が広がったのか、それ以降この公園に愛護派が訪れることはなかった。 これが男の計画の第一段階だった。 実装石を糞蟲化させ、モラルを崩壊させることで自ら愛護派を遠ざけさせる。 こうなれば、もはやこの公園の実装石に味方するものは誰もいない。 さらに男は計画を次の段階に進めるために、一つ“ある仕掛け”をしておいた。 そしていよいよ、その効果が表れ始める。 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 「デゥゥゥゥ………デグググググ………」 ある日の真夜中、一匹の実装石が寝苦しさに耐えながら唸っていた。 腹が減ってしょうがないのだ。 男が訪れなくなって以来、公園に棲むほとんどの実装石がこの十日間ほぼ何も口にしていなかった。 以前のように野良実装本来の食料である木の実やゴミ捨て場で拾った残飯を食べればいいのだが、一度最高の贅沢を覚えてしまった舌と体がどうしてもそれを受け付けてくれないのだ。 空腹と美味い実装フードへの中毒じみた欲求で、実装石たちはもはや限界寸前だった。 そんなとき、寝苦しさに悶えていた実装石はふと自分のすぐ傍から美味そうな匂いが漂ってきていることに気がついた。 (こ、これはあのフードと同じ匂いデスゥ!?) なにせ託児した仔の臭いを追ってどこまでも追跡できるという嗅覚を持つ実装石である。 匂いの発生源を見つけることなど造作もない。 その実装石はがばと跳ね起きると、匂いの元をすぐに見つけた。 それは、すぐ隣に寝ている自分の仔らから漂ってきていたのである。 (ま、まさかこの仔たち……もしかしてワタシにナイショでどこかであのフードを食べたデスゥ?) 親実装は怒りに駆られたが、実際のところはそうではない。 ただ、男がそうなるよう仕向けていただけなのだ。 少し昔、『噛むと体からバラの香りがするようになるガム』という商品があったのをご存知だろうか? 香草などを餌に混ぜて育てられた家畜の肉はよい香りになり、味もよくなるという。 男はその原理を利用し、特製フードに『しばらく食べ続けると実装石の体臭がそのフードと同じ匂い、体の肉がフードと同じ味になってくる』という特性を持たせていたのである。 誤解によって頭に血が上った親実装は、仔供たちを起こして折檻してやろうかと思った。 だが「起きるデスッ!」と叫びかけたその口がぴたりと止まる。 (……………美味そうな匂いデスゥ) 親実装は一瞬、焦点の合わない目で仔らをじっと見つめたが、すぐ我にかえって頭をぶんぶんと振った。 (な、なにを考えているデス。この仔たちは優しいニンゲンに目を治してもらったおかげでやっと出来た大切な仔供たちデス。食べるなんて糞蟲のすることデス………ああ………でも………美味そうな匂いデス……… お腹減ったデス………ウマそうデス………でもコドモはタベチャダメデス………デモウマソウデス……………) 親実装の目はだんだん光を失い、その体はまるで夢遊病患者のように、意思とは無関係に動き始める。 (ウジちゃん一匹だけなら………そうデスウジちゃんなんて産まれそこないの非常食デス今は非常時だから食べていいデスむしろワタシに食べられて産まれ直しさせてあげるほうがウジちゃんのためデス………) そのうち親実装は自分に都合の良い論理を脳内で展開し始め、ついに眠ったままの蛆実装を抱き上げて目の前に掲げた。 そして口を大きく開いて————— ————— がぶり ————— その頭に齧りつき、むしゃむしゃと咀嚼してその味を存分に堪能した。 「美味しいデッスゥ〜ン♪♪♪♪♪」 親実装が思わず歓喜の声を上げてしまう。 その大声で、眠っていた他の仔実装たちも目覚めてしまった。 「テェ……うるさいテチ」 「………ママ? いったい何をさわいでるテチ?」 「テェ……? ………マ……ママ? ママが………ママがウジチャンを食べてるテチ!」 「テェェッ!?」 通常であれば、この状況を目の前にした仔実装たちは自分も親に喰われるのではないかと思い込み、恐怖に震えてパンコンするものである。 だが、親実装同様糞蟲化した仔実装たちにそんな発想は出てこなかった。 「テェェ! ママだけズルイテチ! ワタチたちにもウジチャンのおニク食べさせるテチィ!」 「ワタチたちにナイショでジブンだけウジチャンを食べるなんて、ママはクソムシテチ! ワタチにも食わせろテチィ!」 四匹いる姉妹の全てが、先を競って親実装の持つ蛆の死骸(もはや尻尾の先しか残っていないが)に飛びつこうとする。 しかし親実装にも譲る気はさらさらない。 「デェェッ!? こ、これはワタシのものデス! オマエらなんかには皮だってやらないデスゥ! ワタシのウマウマを奪おうとするやつは、仔供だろうと全員喰ってやるデシャァァ!!!」 そして、ダンボールハウスの中で地獄の惨劇が幕を開けた。 仔実装たちは親の持つ蛆—————いや、もはや親自身を喰らわんと一斉に飛びかかり、その腕の一部を喰いちぎった。 それに激昂した親実装は仔らを壁や床に叩きつけ、その頭や手足を喰いちぎり、結局蛆以外の四匹の仔も全て喰い殺してしまった。 にもかかわらず、親実装に後悔する様子は全くない。 それどころか仔らの死体を骨まで残らずしゃぶり尽くし、その肉の味に舌鼓を打っていたのだ。 「美味いデス! 美味いデスゥ! 仔のおニクがこんなに美味しいなんて知らなかったデス! こんなことならもっと早く仔を喰ってればよかったデスゥ! いや、まだ遅くはないデス……これからはもっとたくさん仔を産んで、 全部ワタシが美味しくいただいてやるデス〜ン♪」 もはやそこに“親”実装の姿はなく、ただ美味い肉を求めるだけの餓鬼、それを手に入れるためならたとえ血肉を分けた仔でも容赦なく殺す修羅—————地獄の亡者の姿があるのみであった。 そして今夜このダンボールハウスで起こった惨劇は、ただここ一軒だけに止まるものではなかった。 同じ頃、公園にある全てのダンボールハウスの中で同じような惨劇が繰り広げられていたのである。 それからさらに半月後————— 「ふふっ………やはりこうなったか」 約一ヶ月ぶりに公園を訪れた男が目にしたものは、まさに地獄絵図だった。 だが、その様が前の地獄とはいささか趣を異にする。 というよりも、まるで正反対だ。 以前の公園にいた実装石たちは、左目以外は健康なのに精神が壊れ、残った右目だけが死んだ魚のように濁っていた。 それに対して今の実装石たちは、体のほうが地獄絵図に描かれる餓鬼か亡者のように痩せ細り、そのくせ腹部はぽっこりと膨らんでいるという不気味な体型で、目だけがギラギラと輝いて生気に満ちている。 実装石たちの体が不気味に痩せ細っているのは、おそらく特製フードと同じ味の肉を手に入れるために何度も仔を産み、それを喰らうということを繰り返してきたせいだろう。 だが、そもそも仔を作るためのエネルギーはどこか別の次元からやってきているわけではない。 自分の体内にある偽石の力、そして自分自身のカロリーを消費して仔の肉体を作り出しているのだ。 そうして出来た仔の体をいくら喰ったところで、最近研究者がノーベル賞を受賞したことで流行りの『オートファジー』を行なっているのとなんら変わりない。 つまり自分の手足を喰っているようなものであって、それ以外のものを食べていないならカロリーは消費していく一方なのである。 それでもこの公園にいる実装石たちが全滅していないのは、仔実装たちを喰い尽くした親実装たちが次はお互いを喰らい始めたせいだろう。 自分たち成体実装の体からも特製フードと同じ匂いが漂い、肉を喰らえば同じ味がすることに気がついたのだ。 すでに公園のいたるところで成体実装同士が殴り合い、お互いの首に噛み付くという光景が見られる。 そしてもはや争う力を持たない者、その気力すらなくなってしまった者は、先ほど仔を喰らう行為をそう例えたのと同じように、自らの手足をくちゃくちゃと喰っていた。 男は眼前に広がる光景を見て、心の底から湧き上がる多幸感に押し潰されそうだった。 ようやくこの公園を再び実装石たちの地獄へと変えることができたのだ。 いや、むしろ今いる実装石たちは争いを繰り返したせいでほとんどが禿裸となっていることもあって、地獄としての“本物感”が以前のものとは比べ物にならない。 (いい……いいぞ! 飢えるがゆえに喰らい、喰らえども喰らえども満足せず、なぜ渇きが癒されないのか理解することもできず、それゆえに争い、傷つけ合い、そして自ら地獄へと転がり落ちる………それでこそ実装石だ!) 「くふっ……………くっふふふふふふふふ…………………………あーっはっはっはっはっは!!!!!」 実装石たちが描き出す地獄の中央に立ち、両腕を大きく広げて高笑いする男の姿はまるで堕天使たちの王だが、その内面までがもはや地獄の鬼を通り越して閻魔王そのものだ。 最初に死者の国に辿り着き、死者を裁くための場所を作り上げたといわれる閻魔王と、実装石たちが自らの業によって裁かれる場所を作り上げた男—————もはやこの公園は、地上に現出した地獄そのものだった。 実装石という生物はみな幸福を求め、少しでも幸福になろうと努めている。 傍目には自ら不幸への道を歩んでいるようにしか見えないときでも、自分では幸福になる道へと歩んでいるつもりでいるのだ。 しかし幸福へと辿り着くには実装石はあまりに貪欲で、愚かで、そして傲慢すぎる。 実装石たちが自らの愚かさに気付き、その性を改めない限り、これからもこの世は実装石にとっての地獄であり続けるだろう。 すなわち六道という、結局のところ自己中心的な境地からの脱却—————解脱が必要なのだが、そのための方途を人間に教えた釈迦にあたる存在は実装石たちにはいない。 そして仮にそれを教えられたところで、未だ人間でさえできないことが実装石などにできるわけもなく………つまり実装石たちが救われる方法も可能性も、最初からありはしないのである。 (どうだ! どうだ糞蟲どもめ! 救われるものなら救われてみせろ! どうだ! どうだ愛護派どもめ! この救いようのない糞生物を救えるものなら救ってみせろ!) 男の足元に二匹の実装石がもつれながら転がってくる。 止まった時点で上になっていたほうがマウントポジションとなり、下にいるほうの顔面をめった打ちにしていた。 「デェェェ! 死ぬデス! 死んでワタシのゴハンになるがいいデッスァァ!!!」 「デギャァァァ! オマエが死ねデズ! 高貴で可愛いワダジがオマエを美味じくいだだいて……ブュベェ!」 男は勝っているほうを妨害して勝負の邪魔をしてやろうか、それとも二匹とも踏み潰してやろうかなどと一瞬考えたが、すぐに思い直して二匹の争いをそのまま放置した。 こいつらはもはや自分が手を下すまでもなく、自ら地獄の坂を転がり落ちているのだ。 心の底から憎む実装石が、底すら見えないほどの地獄を際限なく転がり落ち、のたうち回っている。 その様を満足そうに見下ろしながら、男は悪魔のような笑みを浮かべていた……… -END- ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------- あとがき 前回の投稿から結構間が開いてしまいました。 実をいいますと、本当は全く別の内容のスクを書いてたんですよ。 少し前、有名な愛護スクに感化されたといいますか、愛護派と実装石が麗しい関係を築き、不幸なことも色々あったけど最後はハッピーエンド……という結末に悶絶したといいますか、 思わず「んぁぁぁぁぁ! この実装石を虐待の果てにすり潰してぇぇぇ!!!」となりまして。 主人公は読者に対して完全に愛護派(もしくは興味なし派)を装った状態で書き始め、拾ってきた仔実装を躾けて立派な成体実装に育て上げ、仔を産ませて普通に幸せな家族を築かせた後で、 上記のスクのように色々不幸もあったけど最後は飼い主のところに戻れてハッピーエンド……と見せかけて虐待派カミングアウトからのドーン!!!(虐待)ってのを一度やってみたかったんですよ。 それでわけもわからず嘆くだけの哀れな実装石を見たかったんですよ。 なんといいますかね、ただの上げ落としじゃないんですよ。 実装石のほうをを上げるんじゃなくて、虐待派側が虐待派であることをひた隠しにして、我慢して我慢してひたすら耐え続けて、吐き気のするような実装石との麗しい関係を構築したその末に、 高く積み上げたトランプタワーを完成目前にして崩すような、もしくは丁寧に並べた幾千のドミノに向かって、正規のスタート地点から倒す前にダイブするような、 そんな『台無しにする快感』のある、破壊衝動の究極形みたいなスクを書きたかったんですよ。 そして最初に『※作者を含む虐待派の皆さん、今回は耐えてください。』という注意書きまで入れて書き始めるところまではいったんですよ。 むしろ二、三作以上に分けるぐらい濃厚な愛護を書くつもりだったんですよ。 しかし………見事に頓挫してしまいました。 なんといいますかね、愛護シーンをそこまで力入れて書くとか私には『 無 理 』。 もうね、精神が耐えられないんですよ。 普通の躾シーンを描くつもりなのに、自然とキツめの虐待になっていっちゃうんですよ。 かといって愛護部分を『厳しい躾の末に立派な飼い実装となり、たくさんの仔を産んで幸せになったそうな』という一言で淡白に描いたら、読み物としてもつまらないうえに ストレスから解放される瞬間のカタルシスという肝心の部分まで薄まって何の意味もなくなってしまいますし。 しかも少し書き進めたものを読み返してみれば、全くといっていいほどオリジナリティのない、上記スクの丸パクリみたいな内容にしかならなかったので、モチベーションを保つのが不可能でした。 そういうわけでそのスクをお蔵入りとし、ある意味真逆の内容である今回のスクを書き始めてみたら、まあ筆が進むのなんのってwww やっぱり自分は実装石をネチネチ虐めるのが大好きなんだなーと再認識させられました。 次回作は箸休め的なものというか、軽めのスクにしたいと思います。

| 1 Re: Name:匿名石 2016/10/10-23:05:25 No:00002574[申告] |
| 実装のスク減ってきてる中でなかなか良いものを見させてもらいました |
| 2 Re: Name:匿名石 2016/10/11-10:37:23 No:00002575[申告] |
| おもしろかったです。新作期待してます!
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| 3 Re: Name:匿名石 2016/10/11-12:21:57 No:00002576[申告] |
| 愛護を制する者は実装石を制する
作者自身が感情に支配されるのではなく 作品を通じて読者の感情を支配するのだ |
| 4 Re: Name:匿名石 2016/10/11-18:35:30 No:00002577[申告] |
| 事後から始まったかと思えばさらなる地獄に追い込む。
しかもそれが暴力ではなく自滅へと誘導するテクニカルな物なのがいい。 手口自体はシンプルで読んでて理解しやすい。 実装石がいる世界に行けたら俺も愛護派のフリしてこのエサ撒いてみたい。 |
| 5 Re: Name:匿名石 2016/10/12-00:08:18 No:00002578[申告] |
| 面白い作品だった。
これだけの作品がかけるのだから次回は他の作者と違う作風でお願いしたいです。 最近の作品は、ほとんどがワンパターン化して似たり寄ったりで飽き飽きしているし先が読めてしまう。 はっきり言って駄作が多い。 しかしこの作品は先の展開が読めずのめりこむ程夢中になってしまった。 他の作者とは違うなと感じでした。 次回の作品も楽しみにしています。 |
| 6 Re: Name:匿名石 2016/10/12-23:21:25 No:00002582[申告] |
| 糞蟲滅ぶべし
慈悲はない |
| 7 Re: Name:匿名石 2016/10/14-06:58:44 No:00002584[申告] |
| 言うほど良作か? |
| 8 Re: Name:匿名石 2016/10/16-11:53:04 No:00002587[申告] |
| 下手な愛誤精神やくだらない「リアル」ぶったニンゲン側にも嫌なオチをとかなく純粋に実装石が悲惨なことになるクリアな作風
最初からクライマックスかと思ったら前振りで前とは違うことをしようという虐待意欲旺盛な主役虐待派、その手による公演殺伐化 言うほどの良作だと思う 思わないなら思わないでおまそうだけど物足りないとか何がやりすぎとかそのぐらいの理由は書くのが感想としての筋だと思うなあ |
| 9 Re: Name:匿名石 2016/10/18-16:22:36 No:00002589[申告] |
| ※5は他作者を貶めているわけじゃなく
この作者の最近の作品がワンパターンだったけど 今回で脱却したってことだろ |
| 10 Re: Name:匿名石 2016/10/20-08:08:40 No:00002593[申告] |
| それはそれで問題だと思う
これまでは駄作だったけど今回良かったから次がんばれとか 上から目線で駄目出しの後に褒められて誰が喜ぶのか マジで褒める気なら言葉を選んでから書き込んで欲しい |
| 11 Re: Name:匿名石 2016/10/21-18:32:54 No:00002600[申告] |
| 自分じゃ書けないくせに、好き勝手言ってる奴は
実装石と同等なんだから、言葉を選ぶなんて無理ですよ |
| 12 Re: Name:匿名石 2016/10/24-20:11:42 No:00002617[申告] |
| ゴメン、一つだけもツッコミさせて。
何で10秒で50センチも移動できないって設定が書かれた数行後に 蜘蛛の子を散らすように逃げる実装席たちが出てくるんだよ! 秒速5センチ以下じゃ!蜘蛛の子を散らすようには!逃げられないと!僕は思うんだな! |
| 13 Re: Name:匿名石 2016/10/24-21:53:45 No:00002621[申告] |
| >秒速5センチ以下じゃ!蜘蛛の子を散らすようには!逃げられないと!僕は思うんだな!
なんやねんその「僕はっ!君が泣くまでっ!殴るのをやめないっ!」みたいなツッコミはwww >蜘蛛の子を散らすとは、大勢の者が四方八方に散って逃げるようす >故事ことわざ辞典 なので※14の人の言うとおり 母蜘蛛を踏み潰したとき、腹の中にいた仔蜘蛛がウジャウジャと産まれて あちこちに広がっていく様を表した言葉なのよ 初代バイオハザードにも出てきた巨大蜘蛛も倒すと仔蜘蛛が広がったよね |
| 14 Re: Name:匿名石 2016/10/25-23:51:42 No:00002636[申告] |
| 実装石も強制出産状態にすると蛆、親指がぞろぞろと… |
| 15 Re: Name:匿名石 2016/11/09-20:17:29 No:00002760[申告] |
| 最初の区切りまでだけでも楽しめる虐待地獄なのにさらに次の展開が始まるのがいい |