タイトル:【虐】 デスリンピック2020
ファイル:デスリンピック2020.txt
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初投稿日時:2016/09/10-21:26:01修正日時:2016/09/10-21:26:01
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タイトル:デスリンピック2020

ご注意
・このテキストには虐待行為や、その他読者の気分を害する可能性のある記述が含まれています。
・このテキストの内容は全て創作です。登場する名称などは全て架空のものであり実在しません。

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1
「デ、デ、デ、デ!」
「デーーーーーー!」
「デ、デッスゥ!」

「ほらみんな頑張れ。お前たちの底力を見せてみろ」

「デ、デ、デジャァ! やった! やったデスゥ!!」
「デ、デ、も、もう少し、もう少しなんデスゥ!」
「デピャー! もう無理デスゥ・・・」

俺の名前は敏明。

ここは俺の住み家の裏庭にある実装石専用の特設トレーニング場。
今はそこで十数体の実装石がダンベルを持ち上げているところだ。

「ゴシュジンサマ、やったデスゥ!」
「デー、上げられなかったデスゥ。次は頑張るデスゥ・・・」
「このダンベルは軽すぎたデス。ワンランク上げてチャレンジするデス!」

気が付けばもう夕方5時になっている。

敏明「よし、今日はここまでにして夕飯にするか」

実装石たち「「「「「デスデスゥ!」」」」」

俺がそう切り出すと、実装石はぞろぞろと実装ハウスへ入っていった。


2
俺は趣味で実装石を飼っている。
飼っている、と言うか育成していると言った方が正しいのだろうか。
俺の育成している実装石はみんなアスリートなのだ。

今年は西暦2019年。
来年はデスリンピック2020が開催される。

デスリンピックは実装石たちがメダルを賭けて争う、世界最大の実装石の祭典なのだ。

そこでデスメダルを取ろうものなら、トレーナーやブリーダーの名声は業界内で
一気に高まるので、関係者の関心もひときわ高い。

ちなみに入賞の副賞として金平糖100年分が授与されるので、実装石にとっても
夢のような話だ。

俺はそこで入賞できるような実装石を育成しているのだ。

実装石たち「「「「「ゴシュジンサマ、お腹すいたデスゥ!」」」」」

おっと、彼女たちが腹をすかしている。

アスリートにとっては食事もトレーニングメニューの一つだ。

今日は筋力アップを重点的に行ったから、食事も当然専用の実装フードと決まっている。

俺は各実装石に実装フードを過不足なく与えていく。

実装石たちは、デスデスと実装フードに食いついていた。


3
実装石の日課はひたすらトレーニングを行うことだ。

トレーニングメニューや食事は俺が決めて用意している。

トレーニングや食事のせいもあり、実装石たちは日々たくましくなっていく。

これなら本当に入賞してしまう実装石がここから輩出されるのではないかと思うと、
俺も毎日のトレーニングに力が入ろうと言うものだ。

「デ、デ、デ、デ、デッス〜ン♪ デ、デ、デ、デ、デッス〜ン♪」

おっとスマホに着信だ。

相手は・・・ああ双葉さんか。俺は電話に出た。

敏明「もしもし敏明です」

双葉「敏明君、久しぶり。またデスリンピックの件で話がしたいんだが」

敏明「いいですよ。こちらに来られますか?」

双葉「明日の午後に行ってもいいかね?」

敏明「OK、空けておきますよ。待ってます」

双葉「ありがとう。じゃあ明日はよろしく」

双葉さんはそう言って電話を切った。

双葉さんは俺のお客さんだ。

たまにやって来て俺の実装石をスカウトして引き取っていく。
そして俺は双葉さんからいくばくかの謝礼を受け取っている。

俺はトレーニング中の実装石たちに話しかける。

敏明「みんな聞いてくれ。明日スカウトマンがやってくる。いいところを見せれば
   スカウトされるかもしれないぞ!」

「デデ! 張り切っちゃうデス!」
「スカウトマンはワタチの肉体美にメロメロデス!」
「デププ、今回は私がスカウトされる番デス」
「いやオマエでは役不足デス。私が適任デス」

なんかお花畑回路が発動している個体もいるようだが。
まあスカウトの話を聞いて、実装石たちもトレーニングに力が入っているようだからよしと
するか。


4
翌日の午後に双葉さんはやってきた。

敏明「双葉さん、お久しぶりです」

双葉「やあ敏明君。私がここに来るのは半年振りくらいかな」

敏明「それくらいですね」

双葉「デスリンピック2020までもう1年ないからね。なので君のところのアスリート
   たちもだいぶ仕上がってきているんじゃないかと思って連絡したんだ」

敏明「自信はあります。実装石たちにも双葉さんのことを話してありますので、
   みんな今日も張り切ってトレーニングしていますよ」

双葉「それはいい。では早速見せて貰おうかな」

俺は双葉さんと共にトレーニング場へ行く。

今日トレーニング場では、実装石たちが各自思い思いのトレーニングをしている。
自分の得意なトレーニング姿でアピールした方がいいだろうと言う俺の配慮だ。

ダンベルを上げるもの、腹筋をするもの、スタートダッシュを練習するもの、プールで
泳ぐものなど様々だ。

「あとスクワット100回を100セットデス!」
「疲れるデスー。毎日のフルマラソンは疲れるデスー(チラッチラッ)」
「スイスイデスー。ワタシの白魚のようなボディを見るデスー」

双葉「これはいいね! 予想以上の仕上がりだよ、敏明君」

敏明「そうでしょう、みんな頑張ってきましたから」

双葉さんは一通り見て回った後、気になる実装石と話をしていた。
体格なども細かくチェックしているようだ。
そんな双葉さんに実装石たちも必死にアピールしている。

しばらくした後、双葉さんはこちらに戻ってきた。

双葉「敏明君。その実装石とあそこの実装石の移籍をお願いできないだろうか」

敏明「ミドリコとフランソワですね。分かりました、2石に話してみます」

ちなみにミドリコは重量挙げ、フランソワは水泳が得意な個体だ。

敏明「ミドリコとフランソワ、ちょっと来てくれ」

ミドリコ「デス!」

フランソワ「デスゥ!」

敏明「双葉さんが君たちを是非スカウトしたいとおっしゃっているんだが、これからは
   双葉さんのところで頑張ってみる気はあるか?」

ミドリコ「デス! ゴシュジンサマやミンナと別れるのは辛いデスが、頑張るデス!」

フランソワ「右に同じデスゥ!」

敏明「よく言ってくれた。俺もお前たちと別れるのは辛いが、新天地で頑張ってくれ」

ミドリコ・フランソワ「デス!」

敏明「双葉さん、彼女たちが心を決めてくれましたよ」

双葉「それはよかった。じゃあ早速だが君たちは荷物をまとめてくれるかな」

ミドリコとフランソワは実装ハウスから自分の荷物を取って戻ってきた。

2石と別れを惜しむ残った実装石たち。

「デー、寂しくなるデスゥ・・・」
「次に会う時はライバル同士になるデスか・・・」
「達者に暮らせよデスゥ・・・」
「サヨナラだけが実装生デスゥ・・・」

ミドリコとフランソワは実装石たちに別れの挨拶を済ませ、双葉さんの車に乗り込むと
去って行った。


5
達者でな。俺はそう心の中でつぶやくと、トレーニング場の更に奥にある一角へと
一人でやってきた。

ここは過去に逝ってしまった実装石たちの眠る場所だ。

実装石が旅立った後、俺はここに来ることが多くなっていた。
これが感傷と言うやつなのだろうか。

俺はそばの石の上に腰掛けてしばし物思いにふける。

2017年に量子コンピュータが実用化された。
そして世界では未曾有の犯罪が勃発し始めたが、俺の興味はそこにはなかった。

俺は量子コンピュータを使い実装ゲノムの解読を試みた。

数多くのシミュレーションを経て、俺は実装石の知能、体格、身体の耐性に関わる
実装基配列の解析に成功した。

俺は更に研究を重ね、ついには配列情報を置換する薬剤を完成させることができた。
それには多くの犠牲が必要であった。その時の残骸がここに埋まっているのだ。

俺はその薬剤を使い、実装石を生まれてから1年後には身長140センチ、体重は
40キロにまで成長させられるようになっていた。

いわゆるウレタンボディも、人間の子供と同程度の耐性を持つようになった。
知能も日常会話や、喜怒哀楽の表現なら申し分ない。

もちろん先のミドリコとフランソワも、これらの資質を十二分に備えている。

だから彼女たちならどこに行ってもきっとうまくやっていけるだろう。

俺は立ち上がり、実装石の待つトレーニング場へと戻っていった。


6
ミドリコとフランソワが去って1ヵ月。

今日もトレーニングに明け暮れる実装石たちと、それを見守る俺がいた。

「デス〜♪」

スマホがメールの着信を知らせる。

メールは双葉さんからだった。

メールの文面には、ミドリコとフランソワの「具合い」がとても良いことと、
2石で300万円の「謝礼」の振込みを行ったことが書いてあった。

虐待派の中には、実装石の虐待では飽き足らず、もっと大型でよりリアルな
反応を示す動物、例えば人間を虐待したくなる衝動を覚えることもあるそうだ。

また1年間薬剤を投入し続けた実装石は、体格で言えば人間の10歳くらいの
平均値にまで成長する。
加えて実装石の性別は全てメスである。

双葉さんのメールは、どういう形であれ、彼女たちのデスリンピックがもう開幕
してしまったことを示唆していた。

「ゴシュジンサマ! 10秒切ったデスー!」

短距離走をしていた実装石が俺に声を掛ける。

俺はその実装石に近寄って褒めてやった。

「テチューン♪」

実装石はいつものポーズで媚びた。

それを見るとなぜか今日は実装石が滑稽に見えた。

本当は実在などしない、作り話のデスリンピック2020が、双葉さんのメールで
思い起こされたからだろうか。

そんなこととは露知らず、実装石は無邪気な笑顔を俺に向けていた。

「デ、デ、デ、デ、デッス〜ン♪」

スマホに着信した。
それは登録のない電話番号だった。俺は電話に出た。

敏明「はい」

??「敏明さんですか? 私は双葉さんに紹介された者なんですが」

敏明「双葉さんなら分かりますよ。もしかしてデスリンピックの件でしょうか?」

??「そうです。何でも小学校4年生くらいの体格のアスリートをお持ちだそうで」

敏明「身長で言うと140センチ、体重が40キロくらいです」

??「そのアスリートにとても興味があります。明日伺ってもよろしいですか?」

敏明「ええ、構いません」

??「では明日伺います。フヒヒ」

俺は電話を切った。
そして俺は振り返って実装石たちに声を掛ける。

「みんなご苦労。ところで明日のことなんだが・・・」


終

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1 Re: Name:匿名石 2016/09/10-22:04:14 No:00002523[申告]
>身長140センチ、体重は40キロにまで成長させられるようになっていた。
>いわゆるウレタンボディも、人間の子供と同程度の耐性を持つようになった。
これは殴り甲斐ありそう
とはいえ、今まで決して泳げなかった実装石を泳げるようにまでしたのは凄いな
2 Re: Name:匿名石 2016/09/12-17:06:03 No:00002524[申告]
背格好は人間っぽいけど顔とかは結局実装なんだよなこれ
3 Re: Name:匿名石 2016/09/13-23:25:57 No:00002528[申告]
実に高度なブリーダーだな、金掛かりそう。
買う虐待派は虐待セレブだ
4 Re: Name:匿名石 2016/10/02-13:37:41 No:00002561[申告]
マジで実装にスポーツさせる、但し、熱した鉄板の上や泳ぎきれれば死なずに済む程度の酸のプールでなって面白競技会を期待してたからジックス的方向のオチはちょっと残念だ
あと、そこまで品種改良しちゃうと何かの間違いで組織的反乱を起こされたり人間の子供との混同誤殺事件が起こったりしないかが心配になる

それに想像はつくけど直接の虐待はないっていうのも惜しい
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