タイトル:【虐/愛燈】 実装燈と実装石の扱い
ファイル:実装燈と実装石.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:5136 レス数:0
初投稿日時:2006/08/18-01:00:50修正日時:2006/08/18-01:00:50
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「ねみ〜…」
時計を見るとまだ八時。休日なのになんでこんなに早く起きたんだか…。
「まぁいいか。」
俺は、配達される牛乳と、定期購買しているヤクルトを取りに門のところへ出た。
すると…
「…何やってんだお前ら…。」
「ルトー!」
「デスゥ!!」
ヤクルトを抱えた実装燈と牛乳を抱えた実装石。
「…この盗人共がぁ!!」
俺は右手で実装燈を素早く掴み、実装石は頭を踏みつけて抑えた。
「さて、どうしてくれようか、こいつら…。」
俺が、この盗人どもをどうしようか考えていると…。
「ル…ルト…」
「なんだ?何か言いたいのか…」
「ルトルト、ルトールト…ルトルトルトー。(悪いことだとわかってるルト…でも、子供がお腹を空かせてるルト…)」
「ほう、子供のために危険を承知でヤクルトを盗んだのか…」
「ルトルトー。ルールトルト…(そうルト。見逃してほしいルト…)」
「いや、見逃せといわれてもな…」
「ルトルトルト…ルトルト!(二度としないルト!)」
涙ながらに訴える実装燈を見て溜息をつく。どうしたものかな…
「…仕方ない。」
俺は実装燈を塀の上へ降ろした。
「ルトルト…?(見逃してくれるルト?)」
「ああ、今回だけな…。二度と盗むな、次からはちゃんと俺に言え。」
「…ルト?」
言った意味がわからなかったのか首をかしげる実装燈。
「ちゃんと俺に断れば、ヤクルトの一本ぐらい分けてやる。」
「ルトルト!?ルトルトルトー!(本当ルト!?ありがとうルトー!)」
「ほら、さっさと行け。」
俺が手を離して、シッシッとてを払うと、実装燈はチラチラとこちらを見ながら飛び去っていった。
さて…朝飯を…

「デスー!デスデス!」

あ、もう一匹居たな…汚いのが。
「煩い、牛乳返してさっさと死ね。」
「デェスゥ!?デデススデス!」
「あぁ?お前も何か言いたいのか?」
足をどけると実装石はムクリと起き上がる。きったねー顔…。
「殺すの待ってやるから、さっさと言え。言い終わったら死ね。」
「デェッ!?」
「なんだ、文句あんのか?なんなら、今殺してもいいんだぞ?」
「ちょ、ちょっとまつデス!言うデス!」
「で…なんだ?」
「お腹を空かせた子供が待ってるデス。だからお願いデスゥーン」
「言いたいことはそれだけだな。」
俺は足を振り上げ実装石に向けて降ろそうとした
「ちょ、ちょっと待つデス!」
「なんだ、まだあるのか?」
「だから、子供が待ってるデス。」
「それは聞いた。」
「だから、見逃して…デヴォァ!」
言い終える前に、実装石の腹にトゥキックをかます。
「人の物盗んどいて見逃してか…おまけに子供が居るなんて見え透いた嘘を。」
蹲っている実装石の後頭部をぐりぐりと踏みにじる。
「本当デスゥ!嘘じゃないデスゥ!」
「証拠はあるのか?子供を見せてみろ…。」
「デス…」
「やっぱり嘘か…」
「う…嘘じゃないデス!!大体なんで、羽虫のときは何も言わずワタシの時だけ疑うんデスゥ!」
「黙れ。」
「デギャァァァ!」
後頭部から足をどけて、実装石の片腕を踏み潰す。すると…
「「「「「「テッチーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」」」」」」
何かこうるさいのが出てきましたよ。
「ワタチたちのママに何をするテチ!」
「ママから足をどけるテチ!」
「ママは嘘つきじゃないテチー」
「皆お腹ペコペコテチ!」
「だから牛乳よこすテチ!」
「そしてワタチを飼わせてやるテチ!」
六匹の子蟲どもは、それぞれ勝手なことを叫びつつ俺のところに群がる。
「お…お前たちサッサと隠れるデスゥ!」
「どうしてテチ!ワタチたちが出てくればママが嘘つきじゃないと証明出来るテチ!」
「そうテチそうテチ!」
「ママは無実テチ!」
「皆お腹ペコペコなんテチ!」
「さっさと牛乳よこすテチ!」
「そしてワタチ(以下略)」
「「「「「「テッチーテッチー!!!!!!」」」」」」
「デスゥ…お前たち…。」
どうやら本当に親子らしい。親実装はうれしかったのか、涙を流しながら震える。
いや、三匹ほど糞蟲が居るんだが…。
「ニンゲンさん…コドモたちがお腹を空かしているデスゥ…皆良い子なんデスゥ…。だから…。」
そう、切実に訴える親実装。
だが、俺は見逃さない、貴様が一瞬だけデププと笑ったことを。
「サッサと足を…テチ?テププ、それでいい…テ?テチャアァァァァッ!」
仔実装の大合唱が止み静かになる。
それもそのはず、自分達の姉妹が俺の手いや、足によって地面の染みとなったのだから。
「ほら、次。」
「テッ!?テッッチェェェェ!!」

グチャッ

「「「「テッチーーーーーーーー!!!!」」」」
状況をようやく飲み込んだ仔実装はパンコンしながらバラバラに逃げ出す。
遅いけどな。
「デジャアアアアアアア!ワタシのコドモがーーーー!!」
こいつも煩いな…
「…おい、糞蟲。」
「デジャアアアアアア!!」
「おい糞蟲!!」
俺は泣き喚く親実装を蹴り飛ばす。
「デガァッ!」
「人の話を聞け。あいつらお前の子供なんだろ?なら、お前の言うこと聞くよな?」
「デ…そりゃそうデス…。」
子供を失ったショックより、俺への恐怖心が強いのか、泣くのを止めガタガタと震えながらこっちを見る。
「こうしよう、仔蟲どもを呼び寄せてくれ。うまく出来たら見逃してやろう。どうだ?」
「ほ…本当デス!?」
同じ台詞なのに、何でこいつが言うと不快なんだろうな。
「ああ、約束しよう。」
「デププ…w」
しめたデスゥと思ってるんだろうな。
「お前たちー!こっちに来るデスゥ!!来ればニンゲンさんが助けてくれるデスゥ!!」
その言葉を聞いて再び隠れていた仔実装たちが顔を出す。
「…本当テチ?」
「…牛乳くれるテチ?」
「ワタチを飼ってくれるテチ?」
「本当デスゥ!だから早く出てくるデスゥ!」
親実装の呼びかけに、仔実装が三匹駆け寄ってくる。
…?四匹居たはずなんだがな。
「…テチ。」
一匹はチラチラと顔を除かせて出てこようとはしない。
「何をやってるデス!早く出てくるデス。」
「…テチ…なんか嫌な予感するテチ…。」
「馬鹿なこといってないで早く出てくるデス!!」
親実装はイヤイヤする仔実装を無理やり引っ張ってくると、俺の前に突き出した。
「まったく、お前はなんてグズデス!」
化けの皮が剥がれてるな親実装。まぁ、実装石なんて所詮こんなもんなんだがな。
「よし、一箇所に集まったな。」
「デスデス、これで見逃して…」

「ご苦労さん。」
「デッ!?」

グチャッ!

…

「…デッ…痛くないです。」
俺が足を振り上げると踏まれると思ったのか、親実装は体を丸めていた。
しかし、何も起きない事が分かると安心したように立ち上がる。
「良かったデス、ニンゲンは約束を守ったデス。ママの言うとおりだったデス。」
親実装は仔実装のほうを見る…が
「…コドモ達はどこ行ったデス?」
「…いや、目の前。」
「違うデス、これはさっき踏み潰された子デス。無事なコドモ達はどこデス?」
さっきの音聞いてなかったのか?
「さっき、踏み潰したのは二匹、お前の後ろ。」
親実装は後ろを振り返り確認する。
「ホントデス…。」
ここまで教えてもまだ理解できてない様子。
「無事だったのは四匹。さて、目の前の汚いものを数えよう。」
「…イチ…ニ…サン…シ…。」
「無事だった子蟲も、この汚いものも4。さて、それが示すものは?」
「………!」
ようやく気づいたか、このトコロテン脳みそが。
「はい、これでお腹を空かせた子供なんていない。よってお前は大嘘つき(笑)」
「オロローン!ひどずぎるデズゥ!!約束を破るなんて最悪デスゥ!」
「勘違いするな、糞蟲。」
「デズァ!」
俺は実装石の頭部をぐりぐりと踏みつける。
「約束はしたが、それを破らないとは一言も言っていないだろう?」
分かっているさ、屁理屈だよ。
「あ…あんまりデズゥ!なんで、羽虫は逃がしてワタシたちだけこんな目にあうデスゥ!?」
「だって、実装石だし。実装燈は可愛げあるけどお前ら汚いだけだし。」
「さ…差別デスゥ!」
「ああ、差別だよ。人間なんてそんなもんだよ。お前らが思っているほど、人間は都合のいい生き物じゃないんだよ。分かったか?」
実装石は俺の足元で手足をバタつかせる。
「それに、どうしてコドモたちまで殺すデスゥ!?」
「いや、別に。理由なんて要るの?あえて言うなら、お前を嘘つきに仕立てるため?まぁ、それも後付かな。実装石を殺すのに理由なんてないよ。」
「む…無茶苦茶デスゥ!」
「無茶苦茶じゃない。お前らだって虫を殺したことぐらいあるんじゃないか?それと同じだ。何たって糞蟲だからな。」
「デズァァァァァァァ!!!!この、糞ニンゲン!ぶっ殺してやるデスゥ!呪い殺してやるデスゥ!!」
「分かった分かった。まぁ、お前の無駄話に付き合ったんだ、それだけでありがたいと思え。」
「ごろじでやるデスゥ!!ワタシの恐ろしさを充分に思い知らせてやるデスゥ!!」
この体勢からどうやって…まぁ、いいや。

「じゃあな、盗人糞蟲。」

…

「あ〜あ、普通に投げ捨てればよかったな。」
実装石どもの残骸をホースで洗い流していると目の前を実装燈が横切った。
「さっきの実装燈…じゃ、ないな。飼い主も一緒だし。」
そういえば、実装燈って子育てしたっけ…。
「…まぁいいか、実装燈だし。」


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