タイトル:【逆襲】 DEXT 第二部・5話 ~進撃のデブ/エンパイア~
ファイル:DEXT 10話.txt
作者:みぃ 総投稿数:41 総ダウンロード数:894 レス数:6
初投稿日時:2016/03/15-12:27:06修正日時:2023/02/02-21:01:21
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   1

「テェ……?」
 
 目を覚ましたとき、エメラルは知らない場所にいた。
 薄暗い。天井がやたらと高いが、横からは眩しいくらいの光が差し込んでいる。
 ここはどこ……?
 ゆっくりと意識が覚醒するにつれ、気を失う前の記憶が呼び起こされる。

「テチャッ!?」

 たしか自分は海を見ていて、風に押されて崖の上から落っこちてしまったんだ。
 実装石なら肉片一つ残らず潰れてしまうほどの高さだったのを覚えている。
 なんで、自分は生きてるんだろう?

「気がついたデス?」
「テッ!」
「慌てるなデス。お前は怪我をしてるデス。騒ぐと響くデス」

 言われてはじめて体中が痛みを訴えていることに気付く。
 特に左腕と左足は完全に折れて、脇の辺りは大きく抉れていた。
 視覚で確認したことでますます痛みが増していく。

「テェェェ……」
「だから言ったデス」

 痛みを堪えて顔を上げるエメラル。
 そこにいたのは、見たこともないほど背の高い同族だった。
 座っていても頭の位置はエメラルより二回りほど大きい。
 思わず本能的に恐れて後じさる。

「あ、アナタは何者テチ……?」
「怖がることはないデス。アナタと同じ実装石デス」
「わ、ワタシタチはそんな大きくないテチ」
「いいモノを食べてるからデス。本当はワタシくらいが普通なんデス」
「テチ……? テチャ! アナタ、足ッ!」

 彼女は別に座っているわけではなかった。 
 エメラルは目の前の実装石に両足がないことに気付く。
 切断されたばかりという感じではない。まるいコブのような状態で固まり、再生を止めてしまった感じだ。

「ああ、どこかで忘れてきてしまったデス。
 どうせこの洞窟の中ではたいした不便はないデス。ウンチの時に這って移動するくらいデス」
「洞窟、テチ……?」

 エメラルは明るい方に身を乗り出そうとし、そこが崖になっていることに気付く。
 下はゴツゴツした岩場と海が拡がっている。

「あんまり乗り出さないほうがいいデス。『また』落ちるデスよ」
「テッ」

 彼女たちがいるのは、切り立った断崖の中程にある窪みだった。
 大きな実装石の後ろは行き止まりである。動き回るスペースなんてほとんどない。

「あ、アナタはいつからこんなところで暮らしてるテチ?」
「もう二年になるデス」
「食べ物や飲み物ははどうしてたテチ?」
「水はそこから漏ってるデス。食べ物は……」

 大型実装は左腕を持ち上げた。
 その先端には奇妙な形のグローブがはめられている。
 先っぽが尖ったそれをよく見ようと近づいた瞬間、その尖った何かが勢いよく飛び出した。

「テチャッ!?」

 それはエメラルの真横を掠めて通り過ぎる。
 思わず尻餅をついて糞を漏らすエメラルだったが、驚いたことに飛び出した尖った何かはヒモでグローブにくっついており、まるで巻き戻しのように大型実装石の手に戻ってきた。
 先っぽに鳥をくっつけて。

「今度は上手くいったデス」

 ぴぃぴぃ騒ぐ鳥を頭からかぶりつく大型実装。
 
「そ、それはなんテチ?」 
「これは『フックショット』デス」
「フックショット……?」
「ずっと前、またワタシが仔実装だったころ、廃墟にいた変な顔の実装石にもらったデス。
 頬が奇妙に膨らんだやつだったデス。ずっと前に滅んだ一族の生き残りだって言ってたデス。 そいつは自分を『天才』って呼んでたデス。これもそいつが作ってくれたものデス」
「ハイキョ? テンサイ?」

 よくわからない言葉を次々と並べられ、エメラルは軽く混乱している。
 大型の実装石は「ふう」とため息を吐く。

「別に理解しなくてもいいデス。まあ、特にすることもないなら話し相手になるデス」
「いえ、ワタシは行かなくちゃいけないテチ。多くの町に大変なことを知らせなきゃテチ」
「別にいいデスが、どうやってここから出るデス?」

 唯一の出口は崖下の海へ真っ逆さま。もちろん登る所なんてありゃしない。
 急がなきゃいけないのに。どうにもできない状況にエメラルは途方に暮れた。

「テェェ……」
「食い物はわけてやるデス。せっかくだから、その大変なこととやらを話してみるデス」



   2

「残念な知らせがある、茂比が死んだ」

 昼前のロッジのリビング。突然の木下の発言にリビングは静まりかえった。
 麗華が虐めていた仔実装の悲鳴だけが響く中、木下は携帯に収めた画像を見せる。

「ひっ……!」

 声を上げたのは麗華だけだったが、桐野も危うく叫んでしまうところだった。
 木下のスマホにはあちこちを食い荒らされ原形を留めない人間が映っていた。
 かろうじて、残された逆立った頭部と黒い衣服から茂比だと判別できる。

「これが遺骨だ」

 木下はカバンから頭蓋骨を取り出した。
 それを見て麗華が発狂したように叫び出す。

「きゃあああああああーっ!」

 桐野は信じられなかった。
 茂比が死んだということもだが、友人の遺骸の一部をこんなふうに持ち帰って顔色変えない木下の態度に空恐ろしいものを感じる。
 そして、残りふたりの反応にさらなるショックを受ける。

「あらら、茂比さん死んじゃったんですか。かわいそう」
「気をつけろと言われてたのに、バカなやつなノ」
「な……」

 まったく動じた様子もなく感想を述べる桐野妹と太田。
 桐野は思わず頭に血が上る。

「おまえら、仲間が死んだんだぞ! なんだその態度は!」
「なに怒ってるのよお兄ちゃん。
 茂比さんはいっぱい実装ちゃんを殺してたし、今度は自分の番が回ってきただけだよ」
「別に『死』なんて実装石で見慣れてるノ」

 ……なに言ってるんだ、こいつら。

「お前らにとって、人間の死は実装石と一緒だっていうのか……?」
「あはは、そんなわけないじゃん。
 人間は死んだらお葬式あげなきゃいけないし、殺したら逮捕されるでしょ?
 同じなわけないよ」
「ボキだって残念には思うノ。でも死んだものは取り返しがつかないから仕方ないノ」
「あ、あんたたち、バカじゃないの!? 異常よ! 狂ってるわ!」

 麗華が目を見開いてふたりに食ってかかる。
 
「うわあ、麗華さんを怒らせちゃった。こわいからちょっと洗濯しに行ってきますね」
「ボキは部屋に戻って実験の続きをするノ」
「待ちなさいよ! 茂比に謝りなさい!」
「もうよせ、麗華!」

 桐野が背中を抱いて止めると、麗華はその場で泣き崩れた。
 別に茂比に対して特別な思い入れがあったわけではないだろう。
  皮肉なことに誰よりもワガママだと思っていた麗華の方が、よほど命の線引きをしっかりしていたようだ。
 苦笑しながらリビングを退出する桐野妹と太田。
 桐野はサークル内にハッキリと亀裂が走ったことを感じた。

 それでも、自分までへこんでいるわけにはいかない。
 リーダーである木下に改めて問いかける。

「ついに犠牲者が出てしまいましたが、これからどうするつもりですか?」
「俺は今日も調査に向かう。現状では何も解決策が見つかっていないからな」
「いつも、どこに行ってるんですか?」

 リーダーには絶対的な信頼を置いている。
 いつも冷静な判断でサークルを導いてくれる頼りになる存在。
 だが、こうなっても毎日のようにどこかへ出かけては何も語ってくれない彼に対して、わずかながら不信感が生まれているのも事実だ。

「隠すつもりはない。ついてくるか?」
「……いえ、やめておきます。麗華を放ってはおけない」

 結局、任せるしかないのだろう。
 人を食い殺すような野生動物がうろつく世界でまともに行動できるのは、祖国で従軍経験がありサバイバル術に長けた彼くらいなのだから。



   3

 その部屋は実装石の地獄であった。

「テェ……テヘッ……タスケテ、テチ……」」
「イタイテチ……クルシイテチ……」「ユルシテチ、モウ、ユルシテチ……」
「テェェェェェェン……テェェェェェェェェン……」
「テッテレ……レフ? クライレフ、ママ、ドコ……レチャァッ!?」「ワタシノアカチャン……ゴメンテチ……ゴメンナサイテチ……」
「ガボゴボガボガボガボボゲボボゲ」
「ヂィィィィィィィィィィィッ! ヂィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィッ!」

 体中を切り裂かれ、露出した内臓も含めた全身に針を突き立てられ机に固定されている者。
 身体を真っ二つにされた二匹がそれぞれの断面を逆向きに接着剤でくっつけられ、その状態で上から下までアイスピックで貫通させられている者。
 ハサミによる切断と無理な再生を繰り返させられたあげく、胸から下がタコのような形になってしまった者。
 逆さに貼り付けられた状態で左目に赤点眼を受けて二分ごとに強制的に仔を産まされ、それが管を通って自らの口内に落ちてくることを強要されている者
 回転式水時計に放り込まれ、五分に一秒しか呼吸が許されない状態の者。
 頭に振動するローターを当てられ、下半身を強力活性剤に漬けられ、再生を繰り返す股間を扇風機に括り付けられたカッター刃で何度も何度も何度も何度も何度も何度も切り裂かれる痛みを味わい続けている者。

 ほんの少し前まで『よしあきさんの町』と呼ばれる実装石たちの町に暮らし、多くの仲間たちに囲まれ慎ましいながらも楽しい生活を送っていた、頭も良く善良な実装石たちである。
 彼女たちはみな偽石を奪い取られ、コーティングされた状態で強力活性剤に漬けられているため、死にたくても死ぬことができない。
 
 実装石たちの耳には安全ピンで名札がとめてある。
 そこに書かれた名前はおよそ実装石につけるようなものではない、どこにでもある日本人の苗字である。

 ガチャリ、とドアが開いて部屋の主である太った人間が入ってくる。
 比較的余裕のある者はそれに対してびくりと身体を震わせた。

 部屋の主……借り物のロッジを即席の拷問室へと変えたその男、太田は。

「うっ、うううっ……」

 泣いていた。

「うおおおおっ、茂比っ! 何で死んだノォ!」

 友人を失った悲しみに、泣いていた。

 室内虐待派として『人間に見立てた』実装石を玩ぶことで、確かに『死』そのものには慣れていた。
 しかし、それと大切な友人を失ったことの悲しみは別だ。

 あいつは良いやつだった。こんな自分でも仲良くしてくれた。
 復讐のため実装石を一匹残らず抹殺するんだと熱く語っていた、高い志を持った立派な男だったのに。
 キッ、と太田の目が室内で苦しむ実装石たちの方に向く。

「茂比が死んだのに、なんでお前らは生きてるノォ……」

 机の上のハンマーを握り締めると、それを高く振り上げて。

「……S村ぁ!」
「ヂツ」

 近くにいた内臓露出針まみれ実装を潰す。

「N田ぁ! K浦ぁ! Y野ぉ!」
「ヂベッ」
「ヂュッ」
「ヂッ」

 接着実装を、水没実装を、タコ足実装を、強制出産実装を。
 名札に書かれた名前を呼びながら、あるいは責め具ごと破壊していく。
 棚の上で活性剤に入っていた偽石がシャラシャラと音を立て次々と崩れていく。

「はぁ、はぁ……S藤……は、もう少し苦しんでろなノ」
「ヂィィィィィィッ!」

 やや落ち着きを取り戻し、股間切り裂かれ実装はそのまま放置された。

 実装石を殺し、多少の気が晴れた太田はいそいそと外出の準備を始める。
 分厚い服とズボンを着込み、カバンにはいくつもの凶悪な道具を詰め込む。
 自分は虐殺派ではない。ないが。

 友の弔いに相応しい盛大なパーティを開いてやろう。
 それがあいつも一番喜ぶはずだ。



   4

 部屋の主である太った人間が大きな足音を立ててどこかへ行く。
 彼の出てきた部屋はわずかに扉が開きっぱなしになっていた。

 そこに二体の実装石がテッチテッチと素早く入り込む。
 ハーティとルリスである。
 ルリスは胸になにか丸いものを抱えている。

「テェェェッ……!?」

 二体は部屋の中に入るなり絶望の声を上げた。

 彼女たちはこの部屋に連れられ、玩具にされる直前に逃げ出した実装石たちである。
 建物の近くに隠れつつ、人間が少なくなった隙を見て仲間を助けるチャンスを狙っていた。
 ようやく忍び込むことに成功した彼女たちが見たのは、変わり果てた仲間たちの姿であった。

「間に合わなかったテチ……助けられなかったテチ」
「テェ……テッ!? 待って、どこかで声が聞こえるテチ!」

 膝をついて悲しみの涙を流すハーティの隣でルリスは低い呻き声に気付いた。
 椅子を伝って机の上に登る。
 そこには下半身を謎の液体に入れられ、クルクル回るキラキラした痛そうなモノで斬りつけられ続ける仲間の姿だった。

「テェ! ピィさん!」
「い、いいい、いま助けるテチ!」

 目を覆わんばかりの拷問を受けているのは、間違いなく町の仲間である『ピィ』だった。
 二体は協力してクルクル回るやつを取り外し、頭にくっついたブブブと揺れるやつを取り外した。
 その過程で下半身を浸していた色のついた水はこぼれてしまったが、なんとか彼女を解放することに成功した。

「大丈夫テチ!? もう心配ないテチ!」
「助かってよかったテチ! 一緒に逃げるテチ!」

 しかし、二体が呼びかけてもピィは返事をしない。
 うつろな目でどこかを見たままうわごとのように小声で何かを呟いていた。
 叫びすぎて喉が潰れているらしい。耳を近づけ、その言葉をきく。

「モウ、コロシテクダサイテチ……オネガイシマステチ……ナンデモスルカラ、コロシテクダサイテチ……オネガイシマス……コロシテ……」

 ハーティたちは愕然とした。
 殺して、殺して、と。うわごとのように呟くピィは完全に心が壊れてしまっている。
 やがてその両目から真っ黒な涙が流れ出す。
 二体が声をかけられず呆然としていると、やがてパキンと小さく乾いた音が響いて、ピィは死んだ。

「ピィさん、きっと苦しかったテチ。辛かったテチ……」
「許せないテチ。絶対に、許せないテチ……!」
「レェ……?」

 ふと、片方が抱えている丸い『それ』が目を覚ました。
 いけない、この仔にこんな景色を見せたくはない。
 二体は急いでこの部屋を退出した。

 結局、助けることができたのはこの仔だけ。
 下の階に放置されていた頭部だけになった仔実装だけである。

 桐野妹から『アタマちゃん』と名付けられた実装バーベキューの食べ残し。
 しかし、二体にとっては『イーティア』さんの仔である。
 そのイーティアさんは瓶詰めにさたまま自分の涙に半身を沈めながら事切れていた。

「テェェェッツ! テェェェッ!」

 ハーティとルリスは必死に走る。怒りの叫び声を上げながら。
 こんな事をしたやつらには、絶対に復讐を果たさないといけない。
 いつか必ずニンゲンサンをやっつけてやる。
 はじめて己の内からわき出る『憎悪』の感情に、ろくに前も見ずに走り続けた彼女たちは。

「あー、こういうとき麗華はなんて言ってたっけ」
「テッ?」

 目の前に大きな足があるのに気付いて足を止めた。
 二体は恐る恐る頭上を見上げる。
 とても体格のガッシリとしたニンゲンサンが、凄惨な笑みを浮かべて彼女たちを見下ろしていた。

「テ、テチ……」

 その瞬間、怒りや憎しみは瞬時に霧消した。
 絶対的な絶望感と恐怖だけがハーティとルリスを支配する。

「そうそう、思い出した……さぁ糞蟲ちゃん、死のうねぇ」



   5

「邪神(ギャクタイハ)が現れたテチィ!」

 見張り役が告げると『なつあきさんの町』の実装石たちは途端に色めきだった。

「数は何人テチ!?」
「ひとりテチ! 大きなふっくらとしたニンゲンサンテチ!」

 即座に各地に分散させた武器庫へと走り、迎撃の準備を整える。
 仔たちはできるだけ街壁から遠い建物の中に集めて避難させた。

 話し合いや祈りは通じない。それは他の町の経験から明らかだ。
 戦うしかないんだ、自分たちが生き残るために。

「みんな、覚悟を決めるテチ! 逃げ場はないものと思って戦うテチ!」

 生存を駆けた戦いが、始まる。



 重装備で身を固めた太田が実装石の町へと近づいてく。
 右手には茂比が愛用していたバールのようなもの。
 左手にはアルコール噴射装置を改造した手作り火炎放射器。
 そして背中のリュックサックには無数の虐待道具が詰まっている。

「実装石は、ぶっ殺すノ……!」

 じっくりとねぶるように実装石をいたぶることが趣味の室内虐待派には似つかわしくない。
 まるで茂比が乗り移ったかのような殺意を振りまきながら、デブは襲来した。

 街壁に辿り着くと、手にしたバールのようなモノを叩きつけた。

「ぐっ……!」

 茂比のように腕力があるわけではない。
 壁は思ったように壊れず、それに苛ついた太田は身体ごと体当たりする。
 なんとか崩壊した壁の向こうには弓を構えた実装石たちがいた。
 それを見た太田の曇り眼鏡の下の瞳が大きく見開かれる。

「糞蟲のくせに抵抗するんじゃないノォォォォォォ!」

 ——弱ぇくせに抵抗してんじゃねえよ、デブ。

 頭に響いた誰かの声を振り払い、太田は虐殺を開始した。

 飛んでくる矢は分厚いズボンに阻まれてダメージを通さない。
 槍を持った兵士は近寄る前にバールのようなものでぶっ潰す。
 大勢に囲まれた時は即席火炎放射器で薙ぎ払った。

「うおおおおおおっ!」

 なぜ、太田はこんなことをしているのか。
 虐殺派でもないのに、体力もそれほどないのに。

 茂比の弔い?
 そんなものは建前である。
 彼は数少ない友人を失った怒りをぶちまけたいだけだ。

 自分がイライラしたとき、虐めたり殺したりして楽しんだりして良い存在。
 自分にとってのそれが実装石だから。
 あいつらにとっての自分と同じだから。

 こいつら糞蟲は人間様がちょっと暴れると怯え逃げ惑う。
 それがたまらなく楽い。快感だ。
 そう、そうじゃなきゃいけないんだ。

 なのになんでお前らは抵抗してんだよ、糞が。
 どこのどなた様に槍を向けてるんだよ、おい!
 ストレス解消に来てなんでイライラしなきゃいけねえんだよ!

「刃向かうんじゃねぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 その巨体でもって一歩を踏み出す。
 弱くて惨めな糞蟲は足の裏で地面の染みになった。
 そうだ、やればできるじゃねえか。それがおまえたちのあるべき姿なんだよ。

 暗い笑みを浮かべる太田にまた一匹の実装石が近づいてくる。
 小さな手押し車のようなものを引いてテッチテッチと駆け寄ってくる。
 またかよ、糞蟲のくせに。
 そのちんけな玩具をボキ様にぶつけようってのか?

「うぜええんだよおぉぉぉぉぉぉぉ! 大人しく死ねぇぇぇぇぇぇぇえええ!」

 太田は雄叫びを上げ、その実装石を手押し車ごと踏みつける。
 踏みつけた後には後には肉と残骸だけが残り。

「ぎゃあああああぁぁぁぁあぁぁっ!」

 太田の絶叫が町中に轟いた。



「やったテチ!」

『なつあきさんの町』の長であり、槍兵でもある『リューイ』は思わず感嘆の叫び声を上げた。
 クルマ職人の『ソー』さんが、その命を引き替えてギャクタイハの足下に近づけた荷車。
 その中には藁で隠した太いトゲトゲがあったはずだ。

 トゲトゲを思いきり踏みつけたギャクタイハは、その場で尻餅をついて痛がっている。

「痛えぇぇぇぇえよぉぉぉぉ! なんだ、なんなんだよおぉぉぉぉ!?」
「……テチ?」

 攻撃が成功したときは無邪気に喜んだリューイだったが、その光景には強い違和感を覚えた。
 あのギャクタイハ、痛がりすぎじゃない?

 見上げるほどの巨体。矢も通さないオヨウフク。
 私たちの攻撃はこれまで全く効かなかった。
 いくらなんでもトゲトゲを踏んづけた程度で、あんなに痛がるものだろうか?
 足の先の怪我くらいなら簡単に再生してしまう実装石には実感が湧かない。

 罠かもしれない。
 リューイは周囲の仲間に気を抜かないよう呼びかけたが、みな言われるまでもなく同じ考えのようだ。
 誰も手放しに喜んでいる者はいない。
 まだ戦いは始まったばかりなんだ。油断は絶対に許されない。

 ところが。

「痛い痛い痛いぃぃぃ! 足が痛いーっ!」

 ギャクタイハは地面に尻餅をついたまま、足を抑えて叫ぶばかり。
 罠だとしても……隙だらけだ。

「みんな、練習通りに隊列を組んで攻撃レチ!」

 槍隊が五体、横一列に並ぶ。
 左手に円形の大きくて軽い盾を、右手に使い慣れた槍を持ち、互いの身体を押し合うように一つの塊となる。
 その後ろにもう一列。彼女たちは前の実装石が持つ槍の柄に盾を当て、押し込む威力を増幅させる。
 さらに後方にもう一列。彼女たちもまた、盾でもって中央列の実装石たちを押す。

 実装石の非力さをカバーする密集陣形『ファランデクス』。
 リューイはその前列中央にいる。
 足並みを揃えてテッチテッチと前進する十五体の実装石たち。
 狙うはめくれた服の隙間から覗く肌色の素肌。
 集団の前方から突き出した五つの槍が、無防備なニンゲンサンの背中に突き刺さった。

「痛えええええぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 確かな手応え。
 引き抜いた槍にべっとりと敵の血が付着し、敵の傷口から五条の血が流れる。

「反撃が来るテチ! 即座に隊列変更テチ!」

 怒り狂ったニンゲンサンが頭上から攻撃してくる!
 そう考えて兵を分散。
 リューイは潰されることを覚悟で少しでもダメージを与えるべく、その場にしゃがみ込んで槍を立てた。
 しかし、反撃は来ない。

「痛い痛い痛いよぉおぉぉおお! 誰かーっ! ママーッ!」

 太ったニンゲンサンはついに地面に寝転がり、傷口を押さえながらわめき始めた。
 そうしたことでぴちぴちの服がめくれ、むき出しになった素肌の面積が増えた。

 ここまで隙だらけでは躊躇う必要もない。
 弓兵は次々と番えた矢を放ち、槍兵は各自手持ちの槍で各自突いていく。
 リューイもまた力の続く限り槍を振るった。

「痛いっ、痛いってばやめろよォッ!」

 足と尻の動きで後ずさりながらニンゲンサンは叫ぶ。
 眼鏡はずり落ち、肉に埋もれた小さな目からはボロボロと涙を流している。

「ふざけんなよ糞蟲! 怪我してんだからやめろよ! そんなの反則だろォ!?」
「……?」

 リューイは思わず手を止める。
 なに言ってるんだ、こいつは。

「タンマだよ! ちょっと仕切り直させろよ! ってか、今日はもう帰るから!
 許してやるからちょっとどっか行けよ! 怖いんだよお前そんなもの向けんなよ!」

 こんな姿を以前にどこかで見たことがある。
 あれはどこだったか……ああ。
 自分がまだ小さかったころ、町の広場でケンカになったときだ。

 ルールを守らず偉そうにしてばっかりだった仔が、周りの叱責を受けて駄々をこね始めた時そっくり。
 結局、その仔は糞蟲認定されて町のおとなたちに処分されたんだっけ。

 弓兵が矢を放つ。
 それは狙い違わずニンゲンサンの目に当たった。

「いぎゃああああああっ!」

 この世の者とも思えない絶叫を上げ、ニンゲンサンはゴロゴロと地面を転がる。
 その巨体に巻き込まれれば潰されるだろうが、もうこいつを怖いとは思えなかった。

「……火を、放つテチ」

 リューイが合図をすると、後方に控えていた集団が松明を片手に走ってくる。
 少し離れた場所からそれを投擲。
 ニンゲンサンの服に火が燃え移る

「ぎゃああああああっ! 熱いいいいいいいいいっ!」

 瞬く間に火だるまになったニンゲンサンがメチャクチャに暴れ回る。

「みんな、できるだけ遠くに避難するテチ!」

 リューイはそれに巻き込まれないよう他の実装石たちに指示を飛ばす。
 巨大な火柱となったニンゲンサンは、しばらく苦しみの声を上げながら暴れ狂ったあと、やがて盛大に倒れ伏した。

 数分後に火が消えたとき、そこには巨大な真っ黒に焦げた肉塊が転がっていた。



   6

「……フン」

 少し離れた丘の上から『なつあきさんの町』の戦闘の様子を窺っていた木下は、その結果に呆れたように鼻を鳴らした。

 太田は実装石たちに焼き殺された。
 しかし木下は哀れみすら覚えない。
 あれだけ言ったのに、バカがひとりで無意味に突っ込むからだ。

「あーあ。太田さん、ころされちゃいましたねー」
「……何の用だ」

 少し前から背後にいる彼女の気配には気付いていたが、話しかけられなかったのでこれまで無視していた。
 桐野妹である。
 彼女もまた太田の死を目の当たりにしながら、それに対して何の感慨も持ち合わせていないようだ。

「ま、仕方ありませんよね。殺されたふたりはちょっと想像力がなさ過ぎです。
 特に太田さんは実装石に自分を虐めた人たちを投影して虐待してるような人ですしね。
 茂比さんは殺されたペットの恨みでしたっけ? あはは、かわいい」

 桐野妹は木下の質問を無視してにこやかにしゃべり出す。

「信じられますか?
 最初の虐殺の後、あの人たちってば『残ったやつは放っておこう』とか言いだしたんですよ。
 生き残った仔たちに仕返しされるとか考えなかったんですかね?
 しかも太田さん、かなり管理がズサンだから掴まえた後も何匹か逃がしてるんですよ。
 もうあのロッジじゃ怖くて寝られませんよ。
 絶対に寝てる間に火をつけられるに決まってます」
「当然だな。
 ここの実装石は俺たちの時代の実装石とは文化レベルが段違いに高い。
 遊び半分で手を出せば必ず手痛い反撃に遭う。
 おそらく、茂比が野犬に襲われたのも……」

 木下が答えると、桐野妹はニヤニヤと笑みを浮かべながら隣に並ぶ。

「それがわかっておきながら厳しく言い聞かせなかったリーダーさんは、
 今までひとりで何をして楽しんでたんですか?」
「調査だと言った」
「そんな『死の匂い』をまき散らしながら、何の調査ですか?」
「……」
「ねえ、次は私も連れていって下さいよ。
 ヘタレなお兄ちゃんや気の弱い麗華さんと一緒じゃ退屈なんです。
 私も木下さんの『楽しいこと』に混ぜてください」

 木下は斜め下から自分をのぞき込む桐野妹の目を見た。
 キラキラと輝く純粋な目。
 この少女は別に狂っているわけではない。壊れてもいない。
 最初から『こう』なのだ。
 稀にいる天然物。生きているだけで他者の人生をメチャクチャにするような人間。

 自分と同じ、普通の人間の枠からはみ出した者。
 普通を装って生きていくことはできるが、常に言いしれぬ渇きを感じている者。
 いいだろう。
 木下はポケットから通りだした小さな物体を彼女に放り投げた。

「なんですかこれ、マイクロSD?」
「調査というの『も』本当だ。向こうの方にあった廃墟で手に入れた」

 最初から後の世に残すつもりだったのだろう。
 それは厳重に真空無菌の状態で保管されていた。
 桐野妹はそのマイクロSDを自分のスマホに挿入する。
 しばらく彼女は画面をスライドさせてその中身を読んでいた。

「へえ、やっぱりここって未来世界なんだ」

 読み終わった彼女の感想はそれだけだった。

「帰れない、という意味は理解できなかったか?」
「馬鹿にしないでください」

 桐野妹は自動で調整されることのないスマホの時計画面に切り替えると、
 その時刻を五分だけ先に進ませた。

「こっちの方がずっと楽しそうですもん。むしろ大歓迎ですよ!」
「……いい覚悟だ」

 木下は顔半分を隠していたネックウォーマーを下ろし、にやりと笑ってみせる。
 何の変哲もない顔であるが、サークル関係者が彼の素顔を見るのははじめてだった。

「おっきな傷でもあるかと思ってました」
「悪いな。単に寒がりなんだ」
「それじゃ、どうします? とりあえず太田さんの敵討ち?」
「バカを言うな。そんな生産性のないことに興味はない」
「ですよね。じゃ、どうします?」
「俺はこの時代の実装石という種を絶滅させる」

 かつて茂比は虐殺派である自分を虐待派の最右翼と自称した。
 だが厳密にはそれは異なる。上には上がいるのだ。
 自らの手で『殺す』ことすら興味がなく、ただ『そこにいたはずの実装石がもういない』という結果のみを好む者。
 あえて名付けるなら『滅亡派』とでも言うべきか。

「こいつは命を賭けるだけの価値がある『遊び』だ
 わかるだろう。こいつは虐待などではない。
 俺が望むのはただひとつ、種の存亡を賭けた——」


 断罪の悪魔を思わせる笑みで、木下は言った。

「戦争だ」



   7

「せんそうだ。どやぁ」
「黙れ。『死の匂い(笑)』」
「木下さんのばか! ばか!」



   8

「なんだよ、なんなんだよこいつらっ!」

 桐野は慌てていた。
 足下をちょろちょろと動き回る『そいつら』に戦慄さえ覚えながら。

 麗華を部屋に運んだ後、廊下で二匹の実装石を見つけた。
 何が目的かわからないが人間様の領域に無断で入り込んだのだ。当然、死を持って償わせるべきだろう。
 そう思って掴まえようと手を伸ばしたところ、いきなり廊下の影から出てきたそいつらに指先を切りつけられた。

「テチ! テチテチ!」
「テチィッ! テェッ!」

 互いに何かを呼びかけ合う『赤い服』を来た実装石たち。
 リンガルがないので何を言っているのかわからないが、その数は七……いや、八匹もいる。
 こいつらはハムスターのような生き物の上へ器用に乗り、目まぐるしい速さで動き回りながら、手にした短い金属製の武器で斬りつけてくる。
 その姿はまるで騎士のよう。

「ちくしょう、糞蟲がっ!」

 怒り任せに蹴り飛ばそうとするが上手くいかない。動きが速すぎるのだ。
 実装石の最大の弱点はそのもろさではなく動きの遅さである。
 デスデステチテチとやる気なく逃げる様は、人間はおろか大抵の四足肉食獣なら簡単に捕まえられる。
 だが、この赤い騎乗実装共はその弱点を完全にカバーしている。

「このっ!」
「テッ!?」

 闇雲に足を振り回し、一匹の赤い実装石をハムスターのような生き物ごと蹴り飛ばした。
 実装石は壁のシミとなり、ハムスターのような生き物はジィ……とか弱く泣きながら呻いている。
 へっ、ざまあみやがれ!

 動きを止めてニヤリと笑う桐野。
 その足の甲に残った赤い実装石たちが一斉に剣を突き立てた。

「ぐわああっ!?」

 あまりの痛みに飛び退く桐野。
 貧弱な実装石の攻撃のため貫通まではしなかったが、出血する程度にはダメージを食らった。

「テチッ!」

 一匹が剣を掲げて何か声をかける。よく見たらそいつだけ服の赤がやや濃い。
 すると彼女らは一斉に撤退を開始した。
 桐野が最初に発見した緑の二匹も、戸惑ったような顔をしながらハムスターのような生き物の後ろに乗せられ、彼女らに連れ去られていく。

「な、なんだったんだあいつら……」

 突然のことに頭がついていかず混乱する桐野。
 よくわからないが、一つだけ確かなことがある。
 あいつらは人間の領域に踏み込んだあげく、人間に怪我を負わせてまんまと去って行った。
 これは十分に危険動物と言うべき害獣だ。

「そうだ、麗華は!?」

 個室に戻って休むと言った彼女が心配になり、階段の方を見たその瞬間。
 火災を告げる警報ベルがけたたましく鳴り響いた。



   9

 邪神降臨を知らせるリレーはようやくその町にまで辿り着いた。

「……と言うわけテチ。くれぐれも気をつけてテチ」
「わかったテチ。道中お気をつけて帰ってテチ」

 所詮は実装石が徒歩で直接向かう程度の伝達速度である。
 まだふたりの人間が死んだことは伝わっていない。

 情報を運んで来たとなり町の実装石が帰っていく後ろ姿を眺めながら、その町の実装石は不愉快そうに目を細めた。

「……まったく、今さら情報が伝わってくるとか遅すぎにも程があるテチ」
「ああ。やっぱり山向こうのやつらはマヌケ『デス』」

 建物の影からのっそりと一体の『成体』実装が姿を現す。
 その姿を見て情報を聞いた実装石は右手を挙げて敬礼する。

「これは国境総督殿。わざわざご足労申し訳ないテチ」
「かまわんデス。お前ら『平石』が働いているのにワタシら『貴石』が休んでられないデス。
 高貴なる者にはそれに値する使命があるんデス」
 
 彼女の身長は30センチを超える。
 氷期による身体変化と栄養不足で成長が止まってしまった、この時代の多くの実装石とは違う。
 人間がいた頃の正しい大きさの成体実装。
 しかもその個体は明らかに天然物ではない青い実装服を着ていた。

「尖筆と粘土板を」

 青服実装石が命令口調で言うと、傍らにいた別の実装石が先端の尖った爪楊枝のようなものと、柔らかい粘土の板を差し出した。
 青服は粘土板へ器用に意味のある傷をつけていく。
 文字であった。

「『クルマ』を用意するデス。これを急いで『コウテイ陛下』にお渡しするデス」
「はっ!」

 直ちにそれは用意された。
 車輪のついた荷台。これは他の町でもあるものだ。
 ただしそれを引くのは実装石ではない。目の大きいハムスターのような四足歩行のほ乳類。
 ポグルという、彼女らに飼われている『家畜』である。

「……山向こうのやつらが車輪を発明したと聞いた時は焦ったデスが、まだまだこちら側の優位は揺るがないデス」

 この時代の実装石は、町から町へと即座に情報と技術を伝達する。
 それは弱い彼女たちの種が生き残るための知恵であり、また格差を生んで対立を発生させないための知恵でもあった。

 だが、この町……
 『向こう側』からは『まのあきさんの町』と呼ばれている町。
 ここは左右を実装石では越えられない峻険な山に囲まれており、向こう側へ行くには必ずこの町を通らなくてはいけない。
 つまり、この町で意図的に情報を遮断すれば、こちら側で独自に開発した文化は向こう側に渡らないということだ。
 ゆえに、『国境の町』とこちら側の実装石は呼ぶ。

「『戦石』の方たちが帰って来ましたテチ!」
 
 山側から駆け下りてくる一群がいた。
 騎乗用ポグルに跨がった赤い服を着た実装石たちである。体格は仔実装サイズだ。

 彼女たちは青服の成体実装の前にやってくると、ポグルから降りて整列、敬礼をした。

「襲撃部隊、ただいま帰還しましたテチ!
 放火任務は無事成功、邪神の住処は完全に燃え落ちたテチ!
 住んでいた邪神は一匹逃走、一匹拿捕。今は別部隊が街道側から輸送しておりますテチ!
 あと、同族をふたりと頭ひとつを保護。いくつかの道具を鹵獲しましたテチ!」
「なるほどなるほど。これでまた帝国の文明レベルが高くなるデス……が」

 青服実装はひとりだけ濃い赤服を着た戦石実装のリーダーを睨み付ける。

「邪神という言葉は使うなデス。クソニンゲンは邪悪であっても神ではないデス。
 とっくの昔に滅んだ古い種。血迷ってさまよい出ただけの亡霊デス」
「も、申し訳ありませんテチ」
「な、なんなんテチ? このひとたちは何者なんテチ?」
「速いの、怖かったテチ……」

 彼女たちが保護したという二体の実装石がポグルから下ろされ、身を寄せ合って震えている。
 青服実装はそんな彼女たちを哀れに思って、にやりと笑った。

 筆記技術も、家畜を育てる文化も、強固な身分制度による全く新しい政治形態も。
 身体を成長させるために必要な食物も。そして『悪意』も。
 向こう側の実装石たちは何も知らない。

「怒りに燃えるクソニンゲンよ、存分に向こう側で暴れるがいいデス。
 お前ら亡き後は我ら『帝国』がこの世界のすべてを手に入れるデス。
 デプ、デププププ……」

 肥大化した知性は穏やかであり続けることを許さない。
 欲望と狂気に突き動かされ、進歩という建前を経て歴史は前へと進んでいく。
 かつての支配者、神々すらも糧として。

                                ——最終章につづく
 

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1 Re: Name:匿名石 2016/03/15-21:24:15 No:00001990[申告]
またもや一気読みしちまった!
これは気になる展開だわ。
進化して文明と戦闘力持った実装石ってネタ、実は一度見てみたかった。
2 Re: Name:匿名石 2016/03/15-23:44:31 No:00001995[申告]
すげえ面白くなってきたな
どうでもいいけど太田弱すぎだろ
我ら四天王の中でも最弱…のAA貼らなきゃならない使命感に襲われるレベルだわ
3 Re: Name:匿名石 2016/03/20-18:13:00 No:00002023[申告]
いやー久しぶりの長編
すごい一気に読んでしまった
続きがきになる
4 Re: Name:匿名石 2016/03/20-21:57:48 No:00002024[申告]
仔実装、託児、食い荒らし、図々しい性格
ムカつく属性パーフェクト
この条件そろった個体への虐待大好き
5 Re: Name:匿名石 2016/03/20-21:59:55 No:00002025[申告]
すいません
※4誤爆です
6 Re: Name:匿名石 2016/03/26-16:39:36 No:00002078[申告]
あながち誤爆じゃないんじゃないかなって気がする
「こちら側」の実装は既に悪性を得てしまってるから
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