タイトル:【パ】 ノーロープバンジー(タイトルに偽りあり)
ファイル:ミッション2.txt
作者:匿名 総投稿数:非公開 総ダウンロード数:2650 レス数:0
初投稿日時:2006/08/16-00:04:03修正日時:2006/08/16-00:04:03
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〜ミッションより2ヶ月ほど前

「ミドリ、既に飼い実装ポイント半分ほど溜まったな。もう直ぐだ」
「テチ!もうトイレも完璧レチ。ミッション早くしたいレチ♪」
トイレを覚えたばかりのミドリが胸を張る。
「よく言った、ミドリ!それでこそ立派な候補生だ」
「テチ〜ン♪」
顔を赤らめ、照れる様は思わずほっぺたを抓りたくなるな。
「しかしな、飼い実装になるにはやる気だけじゃ駄目だ、勇気も無いとな」
「テチ?」
「そこで今回の課題はこれだ!」
「・・・・・・で・・を・そうテチ?」
「カタカナと漢字はまだ無理か。<バンジージャンプで勇気を試そう>だ」
「ばんじーじゃんぷレチ?」
「そうだ、高い所から飛び降りる事で自分の勇気を皆に示す競技だ」
「高い所から落ちたら死ぬテチ」
青ざめた顔で喋るミドリ。
「はっはっは、賢いなミドリは。勿論、何も無しで落ちるわけじゃない。」
「テ?」
「足首にな、ロープをグルグル巻きにして飛ぶんだ。ロープは飛ぶ高さより少し短いので安全って事だな」
「なるほどテチ」
「というわけで隣のビルに行くぞ?」
「待つテチ」
ズボンを掴んで涙ぐんでいる。
「なんだ?」
「・・・足首ないテチ」
「ぷっ・・、そうだったな。足に巻いても、お前のじゃ最悪千切れるな。でもちゃんと考えてあるぞ?」
「本当テチ?」
疑り深いな・・・。
「あぁロープをな、両手、両足、胴体、首にグルッと巻いて、衝撃を分散するんだ、分かるか?」
ジェスチャーで巻く様子を伝える。
「首はいいテチ、要らないテチ」
「どうした?何か不安か?」
「いやな予感がびんびんするテチ」
こいつの勘はあたるしな。
「う〜ん?まぁ、じゃ首は無しで」

〜隣のビル屋上
「いいか。説明するぞ?」
「はいテチ!」
「まず、このまま飛び落ちると、壁に激突するの、で飛び降り台の先から落ちる。
そして、このロープをお前の両手両足胴体に巻く。
反対側を手すりに巻いて、飛び降り台先端のフックに掛ける。
こうすればロープはフックを中心にしなるので壁にぶつからないと、おk?」
「長さはどうテチ?」
「良い〜。鋭い質問。いいか、ここから地面が15m。そしてロープが16mだ」
「計算できない馬鹿発見テチ」
「Hahaha、ミドリ、可愛いな?人の話は最後まで良く聞けよ?」
「ごめんなさいテチ。苦しいテチ」
「いいか、根元で結ぶのが50センチの、お前に巻くのが50センチの計1m。
飛び込み台の長さが1m、これで2m減るので14m。1mも余分があるので安心だな?」
「はいテチ!」
「それにな、安全対策で2mほど余分有るから心配しなくて良いぞ?」
「テ?」
「じゃ、行こうか」
「待つテチ!」
「待ったなし」
 ドン
「余分あったらロープ意味無いテチ〜〜〜!!」
「あ・・」
グチャ

下を見ると赤と緑の体液がそこらじゅうに散らばっていた・・・。
思わず目を閉じると、今までのミドリとの楽しい記憶があふれ出す。
初めてソフトクリームを食べさせた時の事(トッピング:七味)、初めて海に行った時の事(VSヤドカリ)。
何時も、困った顔で泣きながら無茶なミッションをこなしてきた、そんな弟分。
そんなミドリが死んでしまった。
否、殺してしまった。
自己嫌悪で俺はその場でうずくまり続けた。
・
・・
・・・
「・・・テチ!起きるテチ!このねぼすけ!」
「・・・うん?」

何時の間にか寝入ってた俺をミドリが起す。
「ミドリ!お前良く生きて・・・」
思わず抱きしめる
「アレくらい平気テチ!階段上るのに時間かかちゃったテチ」
「そっか、良かった。俺、お前を殺しちゃったかと」
「飼い実装になるまでうかうか死んでられないテチ、手のかかる飼い主もいるしテチ」
肘、膝までまでしか回復してない体で強がるミドリ。
俺は決めた。お前を育てる、強く。
「じゃ、明日のミッションは10キロマラソンだ!」
「テー!」





水浴びのお題が行き詰っているので上げる気無かった物を・・・
下手ですが今週中に上げます

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