ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ、湿った短い音がずっと響く。 どこか薄暗く、不衛生な印象の部屋で、その音はかれこれ3時間ばかり続いている。 ふっふっと、男の荒い息遣いに合わせて男の腰のあたりで小さな人型が揺れている。 「でっ、げぇっ、げっキュッ、ッ、げっ、デげっ」 それの目は両眼緑と、赤と緑のオッドアイを何度も行き来している。 実装石の股間からは赤と緑の他に、ピンク色の肉片も零れ落ちている。 「おら、締めろや、締まり悪いといつまでも終われねぇんだよ。」 男が実装石の股倉に手をのばし、むんずと何かを掴んだ。 感触としては、水が中途半端にはいったゴムチューブといったところか。 それは萎えたマラだった。 男はマラ実装と交わっていたのだった。 『マラオナホ』 「おら、締めろって。お前ら人間の言葉はわかんだろが?」 ずりずりと力任せにマラ実装のまらをしごく。 刺激に反応してか、哀れなマラ実装のマラは固さを少し取り戻してしまった。 「デギッい!デギャー!デギぃ!」 マラ実装は血涙を流して、マラからの快楽を拒否した。 男とマラ実装の足元にはすでに赤と緑、それにピンクの肉片と白の斑の泥だまりが出来ている。 男もマラ実装も、もう何度も何度も果てているのだ。 マラ実装のマラは男がしごくのをやめると、すぐにへにゃりと重力に従って じきに男の腰のふりに合わせてぺちんぺちんと間抜けな音を奏でるだけの楽器と化した。 萎える度に男がしごく、マラ実装が暴れる 男が手を放すとまたしなびてぺちんぺちん ここ1時間はずっとそのループを繰り返している。 男がマラ実装のマラを弄るのは、それがいきり勃っている間の方が気持ちいいからだ。 だが、もはやマラ実装は満身創痍もいいところで、マラも出しすぎで少し勃つだけで激痛すら走る様。 はらわたなどは再生しかける度に男のモノで掻き出され、目が赤と緑を往復する原因になっている。 締まりの悪いマラ実装に男はもどかしさを感じていた。 「だから、締めろっつってんだろが。わかんねぇのか?」 男がマラ実装のマラを力いっぱい握る。 ぐにぐにと男の握力にあわせてやわらかく形が変わるばかりでちっとも固くなりはしない。 「そうかいそうかい、締める気ねぇなら、もっと無茶するぞぉ?」 ぬぼぉ、と粘つく音をさせながら男がマラ実装からモノが抜ける手前まで引き抜く。 モノが抜けた分だけマラ実装の腹がへこむ。 キュキュキュ、とマラ実装の喉が奇妙な裏返った声を上げた。 そーら、と掛け声とともに男は力ずくでモノをたたき込んだ。 コキュっとマラ実装の背骨で良い音がなった。 「そーらっ、そーらっ。そーらっ、そーらっ。」 抜いて、刺す。抜いて、刺す。 男の一声ごとにマラ実装の身長が縮んで行く。 ばたばたと手足をむちゃくちゃに動かす。 ぐずぐずに崩れた股間の肉が異物を押し出す為に蠢く。 マラ実装のマラが命の危険を感じてか、かつてないほどがちがちに固くなる。 それらのマラ実装の最後の抵抗はすべて無駄に終わった。 男の物はどんどんと、マラ実装の体をより深く、深く貫いて行く。 ぐぶ、ぐむ。とマラ実装はただ内側から押し出される吐き気に耐えるしか術が無い。 事実、ミンチになった肺や心臓が口や鼻から漏れている。 そして、その内に男のモノがマラ実装の歯を内側からへし折った。 最初、マラ実装はそれが何かわからなかった。 「あーらら、突き抜けちまった。」 男は股間に感じた冷気で少し我に返る。 抜いて、刺す。 何かが喉の内に引っ込んで、再び口の中から飛び出す。 「これも、良いなぁ。」 抜いて、刺す。 今度は舌の肉片を伴って出てきたそれは萎える気配がまるでない。 屹立としたモノが口の中から飛び出したのを見て、実装石は声も無く諦めた。 マラ実装の諦めを象徴するかのように、マラからはなにか赤い塊が先端からこぼれ落ちた。 「あん?なんだよ、まだイってねぇんだが?」 男は急に締まりの悪くなったマラ実装を怪訝に見つめる。 ぐにぐにと男がマラを弄り倒すが、それは固さを取り戻すことはなかった。 ぬるぬるとした赤い色を先端に塗りたくるばかりで、赤く染まったマラはピクリとも反応しない。 チッと男はイライラとした表情で舌うちをした。 「あんだよ?てめぇだけ満足して終わるつもりか?あ?」 男がマラ実装からモノを抜き出すと、ごぼっと、さまざまな物が混ざり合った泥がぼたぼたとしたたり落ちた。 マラ実装の腹が泥が出るのに合わせてへこんで行く。 もはやマラ実装の腹腔の殆んどはその泥で占められているようだ。 「ヒ…ヒュ…」 もはやマラ実装は息をすることさえままならない有様だった。 偽石が見えたならば、石の色は黒く、そしてヒビだらけになっているだろう。 ちっ、と男が舌打ちをひとつ。 マラ実装の体はもはや原型をとどめていないと言ってよかった。 股の肉は縦に酷く裂け、背骨はへし折れ、ハラワタは泥と化し、顎も砕けてだらしなくぽっかりと開いている。 ぐずぐずに壊れた胴体に、実装石の手足が付いた奇妙なオブジェと化してしまっている。 男にとって快楽を得られそうな部品はもうマラ実装には殆んど残っていないのだ。 「しょうがねぇ野郎だ。じゃぁ……」 男がマラ実装石の内側に指を突っ込む。 ぐちゃぐちゃとかき混ぜて、ある一点で爪で刺した。 ぶちっという音がして、マラ実装石は自分にまだ壊れる部分なんて残っていたのか、と奇妙な感想を抱いた。 「こっちを使わせてもらうぞー?」 ぬぢりと男のモノが再びマラ実装の中に入って行く。 みぢみぢみぢ、と何かの裂ける音とともに、マラ実装はこれまでにない痛みを感じた。 マラ実装はわけがわからなかった。 へし折れて座らない首がマラ実装の股間を写す。 だらしなく力の入らないマラが、なぜか天に反勃っていた。 「あー、良い締まりだわ。やっぱ〆はこっちでやらにゃぁなぁ。」 男が引き抜く、マラが萎える。 男が突き刺す、マラが根本から再び天へ。 マラ実装は不幸な事に、理解してしまった。 男のモノで、マラを内側から犯されているのだ。 マラ実装にとって、それはそれまで以上に耐えがたい苦痛を産むことになった。 実装石というものは、本来痛みにある程度鈍いものだ。 それは実装石の体というのがちょっとした事ですぐ壊れるが故 ちょっとした事で痛みを感じていてはろくに動けなくなるからだ。 基本的に実装石の体は感覚が鈍い物。 されど、例外的に感覚の鋭い部分はある。 一つは偽石だ。 そも、実装石の本体ではないかとされ云われ、それが破壊された場合は いかなる頑強な実装石と言えど、蘇生すら不可能なほどに即死する。 もう一つは、マラである。 感覚が鈍くては絶頂どころか、勃起さえもままならなくなる部分のそれは 必然的に感覚が鋭く、それゆえに痛覚に対しても過敏に反応してしまうのだ。 犯そうとした仔実装の思わぬ反撃で、思わず股間を抑えてうずくまり動けなくなる程度には過敏なのだ。 マラ実装にとってマラとは武器でもあり、同時に急所でもあるのだ。 みぢみぢみぢみぢ、嫌な音を立ててマラが反り勃つ。 マラ実装にとってそれはただ単純に危機だった。 諦観よりもなお凶悪な、逃げなければならない恐怖だった。 「〜!〜!〜!〜!」 されど、壊れたマラ実装に出来る事など無いも同然だった。 股関節は肉も骨もぐずぐずに崩れ尽くして、 腹の中身は既に無く糞もひれず、 叫び声を出したくても肺も舌も男のモノで壊されてしまった。 もう、マラ実装は感覚に身を任せるしかなくなってしまった。 出来る事といったら血の涙よりもなお濃ゆい、絶望を表すかの如き黒い涙を流すくらい。 男が突き入れると同時に、ごぼっごぼっと黒い涙がこぼれ出す。 「ふっ、ふっ、ふっ、ふっ……」 男の吐息がはげしくなる、最後の時が近いのだろう。 マラ実装のマラは最期の抵抗とばかりに固くなっている。 みぢ、みぢ、ぼり、びっ、ぶつっ、 奇妙な破砕音が、モノが突き刺さるマラから響く。 「あああああああああああ!」 男のこれまでにない絶叫とともに、マラからは白濁とした精液が噴出した。 さも水鉄砲のごとく、精液はたん、たん、たん、たん。と壁に4つ染みを作った。 男も、実装石もふるふると震えていた。 「あー…一番出たなぁ。でも、もう少し楽しみてぇ。」 男が再び力任せに突く。 ビチッ!といういやな音とともに、男の亀頭がマラ実装の亀頭から顔を出した。 傍からみれば亀頭が二つ連続している奇妙な光景だ。 「これよこれぇ!このつめてぇ空気と熱いマラの中を出入りすんのが一番気持ちいいんだよぉ!」 男が乱暴に肉塊を振り回す。 びちっぶつっぷぷぷ、ぷつんっ。 「あん?」 男のモノが冷気を感じた。 ふと股間に目を移すと、マラは縦に裂けて、やわらかい肉の布と化していた。 「おーい?どうしたぁ?気合い足りなすぎるぞてめぇ?」 肉塊の頭を掴んでぷらぷらとゆするがもはや反応はなかった。 「ちっ。おかしいなぁ?耐えれるように偽石弄ったんだがなぁ?」 男は肉塊を投げ捨てて、薬液の入ったケースを見る。 薬液は黒く染まって、そこにあったはずの偽石はどこにも見当たらなかった。 「畜生、まだ満足できてねぇのに不完全燃焼で仕舞いかよ!」 男は足元に転がっている肉塊をにらみつける。 肉塊はもう何も反応しない。 男を愉しませる事はもうないし、体を壊される苦痛を感じる事も無い。 「ちっ。」 男は癖になってしまっている舌打ち一つした後、肉塊をポリバケツに放り込んだ。 ポリバケツの中は肉塊の先輩達が幾つも有るのだ、寂しくはないだろう。 「あーあーあー。糞が。満足しきれてねぇんだよ。」 男はイライラと後片付けをしている。 部屋の中は酷い惨状であるから、それこそ朝までやっても片づけは終わらないだろう。 「どいつもこいつも満足するよりも先に逝っちまいやがって、いったいどうしたら俺は満足できんだよ?」 「普通のはすぐ壊れてダメ!」 「他実装なんざもっとすぐ潰れる!」 「獣装石は多少マシだが出す前に逝っちまう!」 「人間?俺相手じゃ実装石以上に保たねぇよ!」 はぁ、とため息を吐いた。 「マラ実装石なら頑丈だから満足しきれると思ったのによ〜…」 男は心底がっかりしたと云わんばかりの表情で再びため息を吐いた。 あーあ、と男は若干賢者モードになりながら黙々と片づけている。 台所には偽石が入っていたであろうケースがずらりと並んでおぞましい臭気を放っている。 「これ以上なんて、それこそ実装さんでも探さにゃぁ…」 「うん、そうだな。実装さん、犯ろう。」 「そうと決まりゃあ準備だ準備。実装さんなんざそれこそ観察派の連中でも早々お目にかかれねぇんだから……」 男の性欲は、どこで止まるのであろうか。 底の無い欲望こそ、絶望なのかもしれない。 男はただただ幸せそうにに、実装さんを犯す事を考えて、計画を練り始めていた。 「犯るぞー!」 と、バカバカしくも、おぞましい笑い声が部屋に響いた。

| 1 Re: Name:匿名石 2015/06/15-15:15:16 No:00001776[申告] |
| 昭和30年代初頭にメス象をレイプしようとして踏み潰されて死んだ筋金入りの獣姦マニアが実在したんだが
この主人公もそれと同じようなタイプなんだろうか |