タイトル:【馬】 ウジちゃんのテンゴク
ファイル:うじてんごく.txt
作者:レマン湖 総投稿数:17 総ダウンロード数:2505 レス数:5
初投稿日時:2015/02/27-13:16:17修正日時:2015/02/27-13:17:54
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「ここはどこレフ?ウジちゃん一人ぼっちはイヤレフ!」

 そこは冬だというのに暖かく、フワフワと柔らかだった。
だが蛆実装は心細くてたまらなかった。

「まっくらくらいくらいレフ。コワイレフ。ウジちゃん泣いちゃうレフ!」

 一般的に実装石は依頼心が強い。鋭い爪も牙もない。手足も著しく重鈍だ。
生存競争にはひどく不利な存在。存在自体が死にゲー、罰ゲームとも言われる。
頼らなければ生きていけないのだ。
 ましてや脆弱きわまりない蛆実装。
蛆実装がひとりぼっちになること、それはすなわち死を意味した。

 蛆実装はその小さな手、短い足、唯一大きな耳を駆使して、
必死に置かれた状況の把握に務めた。

「ママどこレフ?オネチャどこレフ?たすけてレフ
 かなちいレフ つらいレフ さみしいレフ ひもじいレフ」

 音が聞こえた。

「レッフ!オトモダチのこえレッフーン!」

 からみあう緑色のカタマリ。そこにはたくさんの蛆実装がいた。
しかもそこには黄色いアマアマの粒まであった。
 縁日のゴミにあるアマアマな棒。そこにたまについている、あの極上の黄色い宝石。

 輝くトウモコロシの粒!!

「アマアマレッフン!ウマウマッフン!」

 しかもそこには喉をうるおすものまであった。
 カップスープの底にたまった、溶けきれない顆粒のような、コクのあるペースト。

「トレビアンレフ!ウマウマレフ!ホシみっつレフ!
 ウマウマのあとは、当然プニプニレフ?」

 願いは叶えられた。
 
 そこの壁には、床にも、温かく柔らかい突起が無数にはえ、うごめいていた。
寝そべるだけで、まるでオネチャの手のように繊細に、だが力強くプニプニがはじまる。

「レヒャッ!レヒャッ!ここはテンゴク、テンゴクレッフーン!
 ウジちゃんえらばれたレフ!シアワセいっぱいでパキンしちゃうレフ!」

 そこで満足していればあるいはずっとシアワセだったのかもしれない。
 だがそこは蛆実装とはいえ欲深な実装石である。

「こんどはコンペイトウが欲しいレフ!」

 願いは叶えられた。

 暗闇の中に差し込む光。その光源にはオレンジ色のコンペイトウが
まるで新月の夜空にきらめく星のように、強く強く光り輝いていた。
 
「レフッ!コンペイトウがゴールレフ!ゴールに向かって競争レフ♪」






 女は診察台にいた。

「いやぁ本当に偶然なんですよ!公園でいっぱいウジちゃんを拾ったんです。
 で、さむいかなぁって、同じ布団に寝ていたんです。

 そうしたらその、たまたま下着をはいてなくて、
 あの、は、入り込んじゃったんです!
 本当なんです!偶然なんです!事故なんですよぉ!」


 それが病院に駆け込んだ女性(28歳 図書館勤務)がした言い訳であった。

 −肛門にいれたウジちゃんがキバッても出てこない。−

 それは病院では「まれによくある」と揶揄される直腸異物事故であった。
 その多くは、中の蛆実装が死んでいれば自然に排出され、生きていれば
「むかえコンペイトウ」を肛門周辺に挿入することで解決するのだった。

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1 Re: Name:匿名石 2015/02/28-02:57:02 No:00001663[申告]
え、え~っと・・・
えっちなの?はいけないと思います・・・
2 Re: Name:匿名石 2015/02/28-12:38:22 No:00001664[申告]
描写を見ると小腸にまで達したのか…? 駆け込んだと言うか緊急搬送ものだな
3 Re: Name:匿名石 2015/03/05-22:54:03 No:00001668[申告]
 最近、こじらせてしまった28歳独女が実装石相手に何かやらかしてしまう残念なスクが多いような気がする
4 Re: Name:匿名石 2015/03/06-23:43:02 No:00001669[申告]
なるほど事故ですね!
5 Re: Name:匿名石 2015/04/02-04:24:46 No:00001698[申告]
かんでぃる。
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