タイトル:【虐】親を奴隷にする仔実装が公園に溢れる
ファイル:r007【虐】奴隷を飼うのはステータス.txt
作者:赤いサクブス 総投稿数:10 総ダウンロード数:2040 レス数:3
初投稿日時:2014/10/01-14:09:33修正日時:2014/10/01-14:09:33
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旧題:実装のステータス
title:奴隷を飼うのはステータス

お絵かき掲示板の旧作の続きです。
http://jissou.pgw.jp/bbs_pic/potiboard.php?res=5858

### 公園の親子 ###
「テチュゥン、マァマ……」
「レチュ……」
けばだったタオルに包まって眠る三匹。
座った親実装と寄り添う二匹の娘達だ。
「チュパチュパ」
幼い親指の次女はいつも、
ママの手をしゃぶりながら眠っている。
そんな妹が羨ましいので、
既に中実装に近づいた姉も独り立ちできていない。
「デスゥ……このまま朝が来なければいいのにデスン」
実はこの娘達は既に糞蟲になっていた。
それも、親実装を奴隷としてこき使う程の。
「デス……」
親実装は憎かった。
胸元にへばりついた二匹の熊のぬいぐるみ。
(こいつらさえいなければ……)
賢い親実装は確かに覚えていた。
実装燈のような仔実装がやって来て、
公園の仔供達にこのぬいぐるみを配った。
「チププププ、ルトトトトトト……」
(もしあの日の前に渡っていたら、
 私達は今どんな暮らしをしていたデス……?)
親実装はいつの間にか眠っていた。
そして翌早朝、目元で乾きかけた涙を拭って餌探しに向かうのだった


### 観察派の少年 ###
その日、小学生の敏男は友達を連れて公園に来ていた。
今この町で話題の『親を奴隷にする仔実装』を見るためだ。
「早く見ようぜ!」
自転車を漕いで公園の入り口に到着。
早く見たい一心で、背筋を伸ばして中を覗き見た。
そこでは虐待派の大学生達による一斉駆除が行われていた。
「え……」
珍しいもの見たさで集まった少年達は
呆気にとられて固まってしまった。


### 公園内 ###
有名になるとそれを狙うアンチがつくもので、
この公園の仔実装達もそうだった。
役所の駆除用実蒼がこの公園で殺されたのを機に、
虐待派サークルの大学生達、良明らがこの公園を調べ上げていた。
謎の熊のぬいぐるみが仔実装を護衛している。
それを知った虐待派はまず業務用実装ロボを投入。
しかし、ぬいぐるみに体当たりで撃退されてしまう。
ここから、ぬいぐるみの骨格が金属製であると推察。
今日、虐待派は強力電磁石を持参して駆除を決行した。
「ヒャッハーーーーー!
 生意気な仔実装共! 今日がお前らの命日だぜ!?」
護衛熊を奪われた仔実装達に手立ては無く、
あっという間に捕まって絞められていった。
禿裸にして達磨、生意気な生活ぶりを知っていただけに
虐待は熾烈に行われていた。



### *** ###
「やめろ!!」
「ぎゃぁ!!?」
突如響く銃声。
両手を挙げビクリとし、悲鳴を上げて倒れる虐待派。
突然の仲間の死に驚く良明達。
のっぺらぼうのようなグレーの怪人を数人連れ、
赤い髪の女が迫ってきていた。
「よくも我々の実験を邪魔してくれたな! やれ!」
女の合図で機関銃が放たれる。
「「「ああああああ!!!」」」
心臓を打ち抜かれ崩れ落ちる良明達。
先ほどまで公園にいた人間も実装も皆死に絶えてしまった。


「な、なんで……」
その時、公園の外で一部始終を見ていた敏男たちは震え上がっていた。
仔実装を見に来たはずがまさかこんなことになるとは。
本当に恐ろいものを見ると人間はすぐに逃げ出すことはできない。
「見たな」
「え!!?」
敏男の後ろには黒ずくめの男が立っていた。
顔の半分が機械になっている老人だった。
「あ! 申し訳ありません!
 直ちにそのガキ共も始末させます!」
老人に気づいた女が慌てて部下を向かわせた。
「いや、生け捕りにしろ」
女も老人もまばたきひとつせず敏男達を見下ろしている。
それは工場で食用実装を捌いている工員よりも冷めた目だった。


「スパイダーネット!」
公衆トイレの屋上から飛んできたネット。
それに絡まれた敏男達は引っ張り上げられ、
宙を飛んで屋上に乗せられた。
「!? おのれスパイダーマン!」
「親と仔の絆を壊す鉄十字団!
 その上青年達を殺し少年達をも消そうとは、許せん!」
敏男達の危機を救ったのは、あのスパイダーマンだった。
「公園の真実を視た男、スパイダーマン!!」
───デッテテーン デデデンッ デデッテデッーーーーーデケデンッ!!
突如巨大化する紫服の仔実装。
「お前は何者だ!」
「鉄十字団マシーンベム! 燈装石ルトテッチー!」


公園にあのぬいぐるみをばら撒いたのは鉄十字団だった。
それは親仔の絆を壊す実験。
もし親が仔供に逆らえない状況を作ったら、
その時親仔はどうなってしまうのか。
モンスター教授の悪魔の発想が悲劇の始まりだったのだ。
仔がわがままを言うと、それに従うまで熊が親を痛めつける。
すぐに仔実装達は傲慢な糞蟲に成り果てた。
そしてモンスター教授にも予想外だったのは、
親の中に進んで奴隷となる個体が出てきたこと。
糞蟲な仔でも寝ている時はかつての元気で可愛かった我が仔と同じ。
四六時中熊に監視され、仔実装を間引くことさえできない親実装にとって、
唯一無邪気な姿に戻る夜の仔実装の姿が
ストレスのはけ口になっていたのだ。
いつかは、もしかしたら明日になれば、
優しいあの仔に戻ってくれるかもしれない……
そんなやり切れない気持ちで泣きながら眠る親実装の姿を見て、
モンスター教授は偶然出会った敏男達にさえ、
同じ運命を辿らせようとしていた。
今度は人間の親子関係さえ奴隷服従の関係にしてみたくなっていたのだ。
だが、その計画は成らない。


「マーベラー!」
掛け声で戦艦を呼ぶスパイダーマン。
「マーベラー、チェンジ、レオパルドン。
 レオパルドン、ソードビッカー!」
変形した巨大ロボの一撃で燈装石は爆散。
スパイダーマンがレオパルドンから降りると
既に女幹部アマゾネスとモンスター教授は公園を後にしていた。


『その後、餌取りに行っていた親実装達が公園に戻ってきた。
 そして真相を教えられ、自由になったと喜ぶ親実装達を見て、
 改めてスパイダーマンは人間の親子の絆の強さを感じるのであった』

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by 赤いサクブス

実装世界の特撮番組だと「実装石を悪用する回」
っていうのが定番ネタとして一年に一回はありそう。
過去にエタった作品をどうにか完結させたかったのですが、
熊人形の原動力に悩んだ末、特撮に行き着きました。




東映版スパイダーマン
http://homepage3.nifty.com/spidey/toei%20spider-man-2.htm

赤髪の女:http://www5c.biglobe.ne.jp/~spa-girl/36735119/

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1 Re: Name:匿名石 2014/10/01-21:41:24 No:00001411[申告]
スパイディも含めて懐かしい…
2 Re: Name:匿名石 2014/10/01-22:43:50 No:00001412[申告]
恐怖の秒殺ロボ、レオパルドン
3 Re: Name:匿名石 2014/10/01-22:50:35 No:00001413[申告]
まさかスパイダーマンネタとは…
この作品の続き待ってたので完結して嬉しい(No.7733)
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