実装シリーズ。 その誕生には様々な説がある。 ここでは、ある一説を紹介しよう。 実装シリーズは、かの有名な『ローゼンメイデン』の人形に憧れたとある人形師と生物学者が、 その特徴を一部を簡略化し、実装させた人工生命である、と論じている。 実装石は、翠星石を基として、実装シリーズとしては最初に作られたモノ。外面の悪意(毒舌っぷり)と内面の優しさを兼ね備えたモノとして作られた。 ・・・しかし、現状ではほとんどの個体が翠星石の特徴を微塵も感じられない、外面の悪意=内面である欲望の権化、『糞蟲』と称されるようなモノに成り下がっている。 実験の失敗か、最初に作られたモノ故の予期せぬトラブルが生じたのだろうか。 実装紅は、真紅を基として作られた、気高さを実装されたモノである。 ・・・その気高さから、人間を見下し虐待を受けるなどのトラブルを起こすこともある。 実蒼石は、蒼星石を基として作られた。姉を慕い想うコトと、主人に忠実であることを実装したとされている。 ・・・故に、実装石を狩る。姉の名誉を傷つける糞蟲を。 実装燈は、水銀燈を基として作られたとされている。実装されたのは、サディスティックな部分と、彼女の内面の奥底にあるモノと云われている。 ・・・生殖行動では、実装石を心身共に最大限に苦しめる・・・。しかし基の戦闘能力からは考えられない、実装燈の儚さと、奏でる美しき歌声は一体何を示すのか・・・? 実装金は、金糸雀を基として作られたとされている。その策を好むところとドジっぷりを。 ・・・その特徴からか、実装金も『糞蟲』と称されることもある。 実装雛/雪華実装は、雛苺/雪華綺晶を基として作られたと考えられるが、個体数が少ないため今後のさらなる研究が必要である。 薔薇実装は、他の実装シリーズを殺害するため、薔薇水晶を基に別の学者が作り上げたモノであるとされている。 ・・・実装されたものは戦闘能力。故に、実装シリーズでは最強とされる実蒼石でも勝ち目は無いと考えられる。 と述べている。 「ま、どうでもいいや。」 「デギャアアアアアアア〜〜〜〜〜!!」
