タイトル:【実験】 託蛆をきっかけに、変わるとしあき、変わる実装石…
ファイル:1122-託蛆から始まる素敵な新生活.txt
作者:賞金首 総投稿数:41 総ダウンロード数:2703 レス数:2
初投稿日時:2013/11/22-22:21:54修正日時:2013/11/22-22:21:54
←戻る↓レスへ飛ぶ

「実装石の託児にご注意、ねえ」
「へえ、こんな張り紙で注意喚起するようになったんだなぁ
俺の知り合いで中実装を託児にやられたのがいてよ
家に帰ったら30センチくらいのでっけーのがゴロンってさ」

「マジかよ、そんなん気づかないとか超馬鹿じゃん」
「割と賢かったから庭で飼ってんだと、あんなキメェもんの何がいいんだか」

「うわっ、俺絶対無理だわ、あ、だけど、蛆くらいなら…」
「知り合いんとこの中実装は落ち葉拾ったりナメクジ取ったりするから置いてやってるってっけど
蛆なんかあんなもんクソしかできねえ、何の役にもたたねーじゃん、あんなモンの何がいいの?」

「いや、小さいし可愛いかなってさ。俺小さいモン好きなんだよ」
「はーっ、わっかんねーなー…いくら小さくても実装はねーわ、実装は」

「俺の勝手だろ、好きに言ってろよ」
「へいへい」

さて、道路の物陰にそんな二人の会話を聞く緑色の影があった
その影は、注意深く会話に耳を立てると、手に持った緑色の塊を下に下ろし
別の小ぶりな緑色の塊を手に持ち直したのであった

--------------------------------------------------

「………マジかよ」
俺は帰宅し、買い物袋を開けて愕然とした
中身が緑、緑、緑のしぶきまみれ、ものすごい異臭を放っている
そして、その真ん中には…

「プニフー プニフー♪」

糞まみれの緑色のおくるみに肌色の顔、紛れもなく蛆実装だ
そいつは俺の顔を見るや液便を撒き散らしながら尻尾を振り
こちらに何かをしきりに訴えかけてくる

俺は、携帯電話にリンガルをダウンロードすると
そいつが何を訴えかけてきているのか聞いて見ることにした

「プニプニー、オナカプニプニしてレフー♪ゴハン欲しいレフー♪」
やっぱり蛆実装、言っていることはかわいいはかわいいが…
「お前、なんで俺の買い物袋に入っているの?」
「レー?ママにこのニンゲンサンなら可愛がってくれるって言われたレフー♪」

なるほど、どうやら俺たちの会話を盗み聞きして
託児するターゲットに選んだみたいだ、なかなか賢い親じゃあないか

「なあお前、袋汚すなっていわれなかったか?」

賢い実装石の託児には2つのルールがある
自宅まで気付かれないこと、袋の中身に手をつけないことだ

特に後者は念を入れて徹底され、真面目な託児目的ならこれを守れないであろう
糞蟲はまず選外となるわけなのだが、なのだが…

「ウジちゃん難しいことわからないレフー♪プニプニしてレフー♪おフロ入りたいレフー♪
そうか、蛆実装が託児されないのはバカだからだ
いいも悪いもくそもない、ただただ、バカなんだ
言いつけを守るとか、それ以前の問題じゃないか
しないんじゃない、誰もやらないだけだ

「はっはっは、そーかそーか、じゃあまずが綺麗にしてあげようね」
「キレイキレイ♪ウジちゃんおフロ大好きレフー♪」

俺はトイレに行き、パイプ洗浄剤のボトルを手に取ると口を開けた
つうんと甘い匂いと目への刺激臭が立ち上る
俺はそれをつかんで部屋に戻ると
糞便まみれになったレジ袋に注ぎ込み、そのまま口を縛る

「アマアマのニオイレフ♪アマ…レヒャ!?ヒリヒリするレフ!イタイレフ!イタイレヒャ!ヒャビャピャピャバババ…」
レジ袋の中で蛆実装がビチビチ跳ねる
パイプ洗浄剤の酸は超強力
小虫くらいならあっという間に跡形もなく溶けちゃうんだよね
こいつが溺死するのが先か溶けて消えるのが先か…まぁ溺死が先か
ま、蛆実装くらいなら30分もすりゃ溶けて消えるだろう

”ドンドンドン”

ドアをノックする音が部屋に響く
うん、そろそろ頃合だと思っていた、託児した親実装が来る頃合

今日の夕飯をダメにされたやり場のない怒りは蛆実装くらいでは収まりそうもない
俺は溶けかけの蛆実装を排水溝に流すと、玄関へ向かった

ドアを開けると、そこには親実装と仔実装と親指実装の三匹がいた
俺はこんな時、何と言えばよかったかな、と適当な言葉を探し
この間テレビで見た実装特集番組の虐待派の言葉を引用した

「実装石ちゃんいらっしゃい、さあ、死のうねぇ」


-------------------------------------------------------

一ヵ月後

-------------------------------------------------------


ゴボッ…ゴボボッ

最近、水の流れが悪い
何かで詰まっているんだろうか?
水が張った表面にコポコポと気泡が立ってくる

排水溝の蓋を開けてみる、正直、あまり見たくは無いが…

薄暗い中に明かりを点けると排水溝いっぱいに赤緑の目とミツクチを持つ肌色の塊が詰まっていた
「テー」

俺は思わずぎょっとして飛びのいてしまった
なんだろう、なんだかわからんが見てはいけないものを見てしまった気がする
しかし、見ないふりをすればなくなるもんではない

俺は意を決してそれと対決することにした

排水溝いっぱいの赤緑の目とミツクチを持つ肌色の塊はじっとこちらを見ている
気持ち悪くて仕方ないが、それを割り箸でつついてみる
「テシャア!」「チププププ」「レププ」

ミツクチをかっと見開き、肌色の塊が威嚇してくる
もう一度、今度は強く割り箸を押し付ける
ぶにぶにした柔らかい皮膚の表面に赤い血がにじむ
たまらず塊が悲鳴を上げる

「テヂャアア!デギャアア!!」「チププ」「レプププ」

ん?悲鳴に混じって笑い声が聞こえる??
そういえば、さっきからかすかに笑い声が聞こえてくる

これはどういうことだろうか?
応えているのか、まったく応えていないのか?
悲鳴を上げているところを見ると、ダメージは入っているようだが

ちょっと切り口を変えて見ることにした
ためしに水を入れて見る
飲む、飲む、必死で飲んでいる
そりゃそうだ、溺死するだろうからな…

しかしまあ、息が長いな…
ためしにバケツを持ってきてシンク一杯になるまで水を貯めてみる
飲んでいる、飲んでいる

だが、気泡も止まらない
なるほど、どうやら見えない部分に空気を供給する器官があるらしい

しかも…
「テッチャー♪」「レフィー」「レプププ」
下水管の下のほうから別な実装石の声
間違いない、詰まっている実装石の下に小さな実装石が生活している
これはとんでもないことだ、はて、どうしたものか

そうだ、詰まった原因がパイプ洗浄剤なら、また溶かせばいいんじゃないか
俺はトイレから先日の残りのパイプ洗浄剤を持ってくると、一気に流し込んで見た

…が

パイプに詰まった実装石は大口を開けると
そのまま一気にパイプ洗浄剤は口から流れて行ってしまった
下水管からは洗浄剤が流れる音
つまりあっさり通過してしまっているというわけだ

これは困った…どうやら耐性がついてしまったらしい
俺は驚愕し、ボトルを持ったまま立ち尽くしてしまった
排水口から覗く実装石の目も俺を見てデププ、と嫌らしい声を上げる

そうか!

耐性がついた、ということは、耐性のついていないもので溶かせばいい!
俺は流し台を探すと…あった、アルカリ性の漂白剤だ!
息を切らして排水口に戻った俺を見て
再び排水口から覗く実装石はデププ、と高笑い

だが、そうはさせん!
俺は漂白剤を実装石の顔に垂らす…すると
「デププ…デピャ?」

実装石の顔に漂白剤がかかると、チリチリと音がして表皮が溶けはじめる
「ディェェェッ!?デシャシャッ!?」「テプ?」「チプププ」
表面の実装石の顔が焼けただれ、苦痛に歪む
パイプの奥からは相変わらず嘲笑うような不快な声

ほうほう、奥にはダメージが通っていないと見える
だが、笑っていられるのも今のうちだけだ

俺は漂白剤のビンを斜めから縦に持ち替えると
漂白剤はどぼどぼと音を立てて実装石の顔の上にたまる

矢も盾もたまらず、実装石は目を赤緑させながら
苦しそうに呻き、その間にも下水の奥からは嘲り笑う声が響いていたが…
気づくと下水管からもテェッホ、ケホケホと苦しげな声が聞こえ、かなり咳き込んでいる様子が伺える

しかし、なんだか違和感を感じる
表面に何をしてもダメージが通らなかったのに
ここへ来て咳き込むって、何かおかしいような…

…その時、シンクからもうもうと白煙が上がる
とても臭く、目に染みる
目を開けていられないほどだ

ここでようやく心当たりに気づく
しまった!先ほど実装石にかけた酸性のパイプ洗浄剤と
アルカリ性の漂白剤が化学反応を起こしたんだ!

そう考えると先ほどの違和感に納得がいく
溺れる声でなく、咳き込んでいた意味、つまりガスで窒息しているということ
俺もいつまでもここにいるとヤバイってわけだ

俺は換気扇を全開にし、窓を開けると部屋から逃げ出した

-----------------------------------------------------------

三時間後…

部屋に戻った俺は排水口に向かった
そこには先ほどまでのパンパンに詰まった顔はすでになく
焼け爛れてしぼんだ塊があった

俺はハンガーを曲げてフックを作ると
塊に先を引っ掛けて吊り上げた

排水口から取り出した残骸を見ると、親実装に複数の仔実装が溶けてつながっていた
どうやらこのお陰で生きながらえていたようだ
こいつは俺の流す排水や残飯で食いつないでいたらしい

そのおぞましい姿からは………
生命の神秘、実装の生命力のたくましさを思い知った!

面白いからもう一回やってみよう!!

そう思うと、俺はコンビニ袋に駄菓子を詰め、夜の闇へと歩き出した!!!

おわり!!!!


-----------------------------------------------------------

レフー
















========================================================
最初に溶かした蛆ちゃんはどこ行っちゃったんでしょうか?
溶けきっていてくれればよいのですが…?

週間投下、来週は都合によりお休みします、ハバナイスデイ!

■感想(またはスクの続き)を投稿する
名前:
コメント:
画像ファイル:
削除キー:スクの続きを追加
スパムチェック:スパム防止のため5634を入力してください
1 Re: Name:匿名石 2017/03/17-13:41:09 No:00004530[申告]
流石はデタラメナマモノだwww
グロくてキモくてそして面白いw
実装石が実際にいたら悪ガキが怪しい薬品で実験遊びするだろうな
2 Re: Name:匿名石 2023/07/21-06:55:53 No:00007593[申告]
蛆が生きてて排水溝内で成長したのか
恐るべし
戻る